ついに「Wホテル大阪」に泊まった話【プラチナ特典もテスラストア心斎橋も】
こんばんは、@kojisaitojpです。昨日は「コートヤードバイマリオット名古屋」に初めて滞在した話をしましたが、今度は以前から泊まりたかったこのホテルに宿泊です。
まさかテスラストアの隣だとは思わなかったよ(笑)。 (@ W Osaka in Osaka, 大阪府) https://t.co/eOqpjViyPC pic.twitter.com/CNzLdLCRhw
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) April 11, 2022
2021年にオープンして泊まる機会がなかった「Wホテル大阪」についに来ました。
それだけの目的で意味もなく名古屋から大阪に移動してきたのですが、まさか「W大阪」の隣がテスラストアだとは思ってなく、二重の衝撃でした。
海外のWホテルはロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、香港、ソウル、北京などいくつも泊まっていますが、日本に初登場した「W大阪」はどんな感じだったのでしょうか?
今回は初めて宿泊した「W大阪」についての情報と、たまたまホテルの隣にあったテスラストア心斎橋についても紹介します。
目次
「Wホテル大阪」のフロントの様子とプラチナ特典は?
世界中にあるWホテルはどこもその外観から驚きますが、「W大阪」も黒の建物で周りとは違う存在感を放っています。
で、エントランスを一歩入るとこれです。まさかピンクの内装がお出迎えとは思いませんでしたが、後で調べてみると「桜」のイメージ、つまり春の内装のようです。
これが夏になると青(海のイメージ)になるというのはホテルのスタッフから聞きました。
ですが「Wホテル」のコンセプトを知らないで来ると「これはラブホか?」と思う人もいそうですよね(笑)。
そんなわけはなく「Wホテル」は「セントレジス」や「リッツ・カールトン」と肩を並べるマリオット系の最高級ブランドの一つで、以前「日本にもWホテルが大阪にオープン?」という記事でオープン前に書いたように、
ブランド名の由来は”Whatever / Whenever”(お望みの物を/お望みの時に)という経営理念から。また、当ホテルのコンセプトの産みの親は、スターウッドCEOのバリー・スターンリッヒ。ターゲットとする客層はウェスティンよりも若い層で、デザインにこだわりを持つビジネストラベラー(個人客)としている。
(Wikipedia「ダブリュー・ホテル」より引用)
「ヤングエグゼクティブ」という日本には少ない若年層の富裕層をターゲットとしたホテル(それゆえこれまで日本に上陸しなかったはず)で、同ブランドのセントレジスやマリオット、ウエスティンなどと比べるとスタイリッシュな雰囲気で、ホテルのバーなどは夜にクラブになるホテルもある、デザイン性の高いホテルです。
「若者はカネ持ってないから」と日本の場合高級ホテルはどうしても高齢者にシフトした雰囲気のホテルが多いですが、若年層の富裕層が数多く誕生するアメリカや中国、香港、シンガポールなど(要は日本以外というのが適切?)既に一定の地位を確立した高級ホテルです。
もしこのホテルがラブホのようにしか見えないのであれば、私がTwitterでよく呟く「脳みそ加齢臭」かもしれません(笑)。
さて話を戻すと先程のピンクのエントランスを通ってエレベーターホールから3階(Wフロアと言います)で降りるとこのようにDJブースのあるバーラウンジが目に入ります。
隅っこにまたしてもピンクのスペースがあり、これがフロントです。
スタッフの話によるとこのオブジェは「パチンコ玉」をモチーフにしているらしく、どうやら「パチンコ」はホテルをデザインした外国人デザイナーの目線では日本の象徴のように見えたようです。
これは一例ですが世界の「Wホテル」はこのようにその国、そのエリアをイメージしたデザイン性の高いスタイリッシュな空間を実現しています。
既に新型コロナウイルスによる時短営業は終わっているようで、このロビーラウンジも深夜まで営業しています。
そしてマリオット系のホテルを扱うブログの読者が最も気になるであろうエリート会員の特典ですが、今回はプラチナ会員以上の特典のみしか聞けず、
- 1000ポイント
- 無料の朝食(2名まで)
- ウェルカムギフト(W大阪のパスケース)
の中から選択です。朝食が1人4800円と割と高いので(後述)無料朝食を選ぶのがお得かもしれません。
他には部屋のアップグレード(基本的にはスイートの手前の「スペクタキュラー」まで)や16時のレイトチェックアウトなどは他のマリオット系のホテルと共通です。
また4階のプールの利用も無料で、水着などのレンタルも無料ですから試しに行ってみる価値があります。
夏場はプールサイドにバーカウンターが置かれてお酒も飲める、いわゆる「ナイトプール」のような演出もあるようです(ただし「W大阪」は宿泊客限定)。
世界各国のWホテルに慣れていると見慣れた光景なのですが、知らないと客室へ行く前に既に衝撃を受けるインパクトかもしれませんね。
「Wホテル大阪」の客室はどんな感じ?
次は客室ですが、今回はアップグレードされた面積42㎡の「スペクタキュラールーム」です。40㎡の「コージー」や「デラックス」と大差はありませんが角部屋で眺めが最高です。
またミニバーも充実しており、お酒が豊富に用意されています。
なお宿泊者は机の上にあるエスプレッソマシーンとミネラルウォーターは無料です。ミネラルウォーターは必要に応じて何本でも持ってきてくれます。
私が最も爆笑したのはこれですが(笑)。
海外のWホテルを知ってるとこのノリが理解できます。
ちなみに3階の売店でもこれが売られてました。「WOsaka」のロゴ入りなのである程度本気で商品にしたようです(笑)。
カウンターの仕事ができるスペース以外にソファもあり、のんびりくつろげるスペースが用意されています。
またバスルームもベッドルーム同様に外の景色がよく見えます。
なんていうと「外から見られるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、このホテルの場合外壁が黒で窓にもスモークがかけられていて外からは全く中が見えないと思います。
シャワールームもこのように大きめで、外国人観光客の喜ぶレインフォレストシャワーもあります。
なお環境に配慮したホテルが増えていてアメニティが備え付けのケースが増えてますが、「Wホテル大阪」では持ち帰りも可能なアメニティが置かれています。
「ダヴィネス」というW大阪のためにイタリアのメーカーが開発したバスアメニティのようです。
Wホテルのアメニティといえば通常は「BlissSpa」のレモン系の匂いが心地よいアメニティが使われますが、「W大阪」では独自のものを用意してきました。
部屋のUSB端子がTYPE-AでApple製品が多い私が希望する「TYPE-C」ではないのが若干不満ですが、他には全く不満のない室内です。
ちなみにクローゼットの中にもこのようなひと目で大阪とわかるピクセルアートが描かれており、部屋の隅々までデザイン性を追求した設計になっています。
「Wホテル大阪」のレストラン・バーはどんな感じ?
レストランは1階に鉄板焼きの「Mydo」とカフェの「MixUp」、3階フロント横にバーラウンジとレストランの「Oh,LaLa」があります。
今回は朝食でレストランの「Oh,LaLa」、喫茶店代わりにカフェの「MixUp」を使ったのでこの2箇所を紹介します。
朝食は6:30-10:30の時間帯に「Oh,LaLa」で提供されます。
先程消化したようにプラチナ会員以上のステータスがあるとウェルカムアメニティの中から無料の朝食を選べます。
「アメリカン」「コンチネンタル」「和食」「ヴィーガン」の中からセットメニューを選びます。
今回私は「アメリカン」を選びましたが、このようにサラダやフルーツの前菜と好きな卵料理(私はオムレツを選択)が提供されます。
また「ジュース」と「パン」はスタッフが提供のために歩いており、どのメニューを注文した場合でも(要は和食でもOK)自由に注文できます。
同じ3階のバーラウンジは使っていませんが、1階エントランス横にあるカフェの「MixUp」は使ってみました。
スイーツがメインのお店で、他にはサンドイッチなどの軽食もあります。
今回はケーキセットを試しました。
5種類のケーキとマカロン、フィナンシェが用意されており、店内での飲食でも部屋へ持ち帰るのでもOKです。
なおインテリアに「レコード」を用いており、この辺のデザイン性が「さすがはWホテル」と感じる部分です。
またフィットネスは先程紹介したプール同様に4階にあり、宿泊者は無料で使えます。
フィットネスは他のマリオット系同様の必要最低限のものがそろっています。
「Wホテル大阪」の場所とアクセス
地下鉄御堂筋線3番出口から徒歩8分くらいです。なんば駅や梅田駅からだとタクシーが無難です。
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-1-3
Wホテル大阪の隣にあるテスラストア心斎橋も行ってみました
冒頭でも言ったようにまさか隣がテスラストアだとは思っていなかったので驚きました。
おかげでこのようにテスラの「モデル3」とその背後にW大阪(写ってる部分はホテル内の鉄板焼き「Mydo」)が写るという私にとって「俺得」な写真が撮れました(笑)。
展示されてるテスラ車は先日の名古屋の「マルエイガレリア」同様に「モデル3」が2台展示してあるだけですが。
展示されてるのは名古屋同様に最新の「RYZEN」を搭載した2022年モデルですので、このようにブラインドビューをカメラで見ることができます。
実は私が過去に試乗やAnycaでのカーシェアで「モデル3」に乗った際には2021年までのモデルだったので、この「RYZEN」搭載の最新2022年モデルには興味があり、近いうちにAnycaなどで乗ってみようかと思います。
1月にオープンしたばかりの「テスラ板橋」に行った際にはなかった昔のモデルSのプラットフォームなども展示されており、EVファンとしては興味深いものでした。
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-2-4
「Wホテル大阪」のまとめ
私の場合は過去にニューヨーク・ロサンゼルス・ロンドン・香港・北京・ソウルなどでWホテルに泊まってきたのでホテル自体のインパクトよりは「世界中のWホテルと比較してどうなのか?」という目線でホテルを見ますが、「W大阪」も世界各国のWホテルと比較しても遜色のないハイクオリティなホテルになってると思います。
オープンからちょうど1年経ったのもありスタッフの接客も「Wホテル」のノリ(フォーマル過ぎず適度にノリが良い)を理解してきたる印象でした。
他のブログなどでは「スタッフの質が」とケチをつけている記事も見かけますが、普通の人より接客には厳しい私が「問題なし」と言えば結構説得力があるのでは?と思います。
宿泊代が通常だと1泊5万円以上と大阪でトップクラスに高い(マリオットのアプリで見るとほとんどの日で「セントレジス大阪」より高いです)ので特別な機会にしか泊まる気にならない人が多いでしょうが、泊まれば高級ホテルに相応しいクオリティを体感できます。
なおブログ記事と並行してYouTubeにも動画をアップしてますので、こちらも合わせてご覧いただければと思います。
動画の編集技術はまだまだ素人レベルなので色々調べながらやってますが、トークの方は徐々に私がTwitter上やあるいは予備校の講師として教壇に立った時のようなノリで自由に話せるようになってきたかなと思います。
今回の動画はたまたま隣にあるだけの「Wホテル」と「テスラ」を結びつけて、この両社に相通じるものを感じて色々語っています。
ホテル情報だけ欲しい人やテスラの情報だけ欲しい人には困った動画になってるかもしれませんが(笑)。
私の見解だと「ヤングエグゼクティブのニーズを集めるWホテルやテスラがもっともっと人気を集めるようにならないとまずい」「高齢者の意見ばかり尊重されるシルバー民主主義では日本が滅びる」と思ってますのでこういうホテルに若者が気軽に泊まれる所得になるために貢献できることを私も考えていきたいと思っています。
なお「Wホテル」に馴染みがない人向けに過去に私が以前ロンドン・香港・ロサンゼルス、そして現在はマリオットから脱退したソウルの「Wホテル」について書いた記事のリンクも貼っておきますので参考にしていただければと思います。
「Wホテル香港」宿泊記【Wホテル大阪の予習として】
来年日本にも「Wホテル」が大阪にオープンします。ヤングエグゼクティブを対象とした、アヴァンギャルドなデザインでクラブのようにオシャレな空間が特徴のホテルは、日本の高級ホテルのイメージを変える個性的なホテルとして期待されます。本日は「Wホテル香港」を紹介しながら大阪がどのような感じになるかも考えてみたいと思います。
Wロンドンーレスタースクエア宿泊記【Wホテル大阪の予習その2】
Wホテル大阪のオープン前に私が泊まったことのある世界のWホテル紹介していますが、本日のWロンドンーレスタースクエアはその中でもトップクラスにアヴァンギャルドでスタイリッシュなホテルかもしれません。狭くて高いのがロンドンのホテルの特徴でもありますが、歴史的な街並みに忽然と出現した全面ガラス張りのホテルは必見です。
「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」宿泊記【落ち着いたWホテルもあります】
昨年(2019年4月)に滞在した「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」宿泊記です。ロサンゼルスのダウンタウンからは少し離れた、UCLAの近くにあるホテルですが、郊外の広大な敷地を生かした、都会型のWホテルとはまた違ったテイストを体験できるホテルです。空港やサンタモニカ、ビバリーヒルズなどへのアクセスも便利です。
「ビスタソウルウオーカーヒルホテル(旧Wソウルウオーカーヒル)」宿泊記
「ビスタソウルウオーカーヒルホテル(旧Wソウルウオーカーヒル)」の紹介です。以前はWホテルで現在はマリオットから脱退していますが、アジアで最初にできたWホテルだったので私が過去に泊まったWホテルの中で最も宿泊回数の多いホテルでした。Wホテルらしいクラブのようにアヴァンギャルドな外観と内装は今も健在なので紹介します。
なお「Wソウル・ウォーカーヒル」については現在はマリオットから脱退しているので注意してください。
あくまで「Wホテル」だった当時の内容を再現し、「Wホテル」のブランドイメージを感じていただくために掲載してますが今もこのようなテイストで運営しているとは限りませんので。
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