マリオットボンヴォイからワールドオブハイアットに乗り換えるのもあり?【新しい生活様式?】
こんばんは、@kojisaitojpです。しばらく電気自動車の話題が続きましたが、たまにはホテルの話に戻します。
というのも「GoToトラベル」に乗っかるようなタイミングで国内旅行とホテル修行を再開していましたが、正直疲れたからです(笑)。
なるほど、だから俺のようなベテラン会員も一見さんの貧乏旅行者と間違えられて無礼な扱いされたのか(笑) https://t.co/z7EggkuF6i
— saito koji@次の海外旅行はいつ? (@kojisaitojp) December 7, 2020
こちらもプラチナ会員を10年以上やっていますので、中のシステムをある程度知っています。来た客が一見さんなのか長い間エリート会員を続けている常連の会員なのかはホテル側が判別できることも知っています。
にもかかわらず「お客様の個人情報は見れない(見れないんじゃなくて見なかっただけ?)ので知りませんでした」とか嘘言って逃げようとするスタッフがいたり。
上のグレードの部屋に空き部屋があるのをチェックイン前に確認してからチェックインしたのにアップグレードしないという屈辱も経験しました(フロントでごねた客だけアップグレードするという噂もあります)。
「清掃が終わってないので2時間待ち」と夜遅くチェックインしたのに言われる、更にひどいのは待たされることに怒ったらなぜか空き部屋が出てくるという意地悪のような体験もしました(要は空き部屋はあったけど私には提供したくなかったということ?)。
これらの話は全て実例です。明らかにホテル側が適切なサービスを提供したくないんだなというのが残念ながら伝わってきました。
今年はコロナという特殊事情なので、例年のように海外のホテルで宿泊数を増やすということがないので余計にそう感じるのかもしれませんが。海外では基本的にエリート会員はスイートルームにアップグレードするなどのしかるべき対応をするのですが、日本のホテルはやりたがらない傾向が強いです。
エリート会員へのリスペクトのないマリオットに嫌気がさすきっかけになったのが「GoToトラベル」かもしれません。宿泊客がいくらでも来てくれるからなのか、ホテル側の対応が雑すぎて「マリオットから移籍しようかな?」などと考えていた矢先に、「これだ!」というキャンペーンを発見しました。
グループは「ハイアット」です。ここは昔と違いステータスマッチを受け付けていないようですので、一旦エリート会員で入り込めればエリート会員にふさわしい扱いを受けられるかな?という期待もできます。
今日はそのハイアットが開催中のキャンペーンについて語ります。うまく使えばたったの15泊で最上級の「グローバリスト会員」に昇格できます。
目次
ワールドオブハイアットキャンペーンの詳細と使い方
まずはハイアットの衝撃のキャンペーンについて紹介します。
ハイアットのロイヤルティプログラム「ワールド オブ ハイアット」、ポイントが3倍になるプロモーション「ボーナスジャーニー」を開始
ハイアット ホテルズ アンド リゾーツのプレスリリース(2020年10月2日 11時50分)ハイアットのロイヤルティプログラム[ワールド オブ ハイアット]、ポイントが3倍になるプロモーション[ボーナスジャーニー]を開始
ハイアットの会員サービスは「ワールドオブハイアット」と言いますが、キャンペーンに登録して宿泊すると、
- 宿泊のポイントが3倍
- 上級会員資格取得およびマイルストーンリワード獲得に必要な宿泊数が2回カウントされます
エリート会員を狙う人間としては後者の「上級会員資格取得およびマイルストーンリワード獲得に必要な宿泊数が2回カウントされます」といういわゆる「ダブルカウント」に注目なのですが、これが今年(2020年)に宿泊した場合は2020年に1泊、2021年に1泊加算されるだけなので一見すると「グローバリスト(最上級)になるためには結局60泊必要なのか…」と思ってしまうところなのですが、裏技があります。
ワールドオブハイアットの注意書きをよく読むと、「2021年に宿泊したものについては、2021年の宿泊実績に2泊加算します」とあります。
となるとキャンペーンが2021年2月28日までですので、1月と2月の宿泊に関しては一つの年度に2泊加算されます。2020年に泊まるよりエリート会員への近道になります。
しかも大盤振る舞いはそれにとどまらず、「2021年は従来の半分の資格取得対象となるご宿泊数またはベースポイント数で上級会員資格を達成・維持できます」というアナウンスが出ていますので(マリオットは2020年のエリート達成基準を半分にしましたが、ハイアットは2021年で来ました)、半分の宿泊数でエリート会員の資格に到達します。
すると
- ディスカバリスト(本来10泊)→5泊
- エクスプローリスト(本来30泊)→15泊
- グローバリスト(本来60泊)→30泊
とハードルが下がった状態で1泊の宿泊が2泊加算されますので2/28までは、更に半分の宿泊数で到達できます。
つまり
2021年1月1日〜2021年2月28日までの間に15泊できれば平会員から最上級の「グローバリスト」に昇格
できるというわけです。
「2ヶ月で15泊」を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれの価値観にも関わりますが、マリオットのプラチナチャレンジもヒルトンのステータスチャレンジも大体同じくらいのノルマを要求してきますので、他のグループと比較して特別ハードルが高いものではありません。
現時点であれば札幌・大阪など一部のエリアを除けば「Go to トラベル」は続いていますので、実質半額で15泊に到達します(「Go to トラベル」の延長が前提)。
「Go to トラベル」については以前書いた記事で、その活用法について説明してますのでご参照ください。
具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。
【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?
10/1から東京発着も対象となる「Go to travelキャンペーン」について説明してみたいと思います。現在は35%割引になるだけですが、10/1以降は「地域共通クーポン」という行き先となった都道府県の隣の県まで使えるクーポンがもらえて実質半額で旅行ができるようになります。非常にお得なのでぜひ活用してみましょう。
またマリオットなどホテルの公式サイトで予約を入れた場合には、「STAYNAVI」で登録しないと「GO To トラベル」の適用を受けられませんので、登録の仕方を掲載した記事も参照してください。
【Go to トラベルを生かす】STAYNAVIの使い方
「Go to トラベル」を有効に生かすために「STAYNAVI」の使い方について紹介します。旅行代理店(オンライン含む)を通さずホテルの公式サイトから予約を入れた宿泊は「STAYNAVI」に登録しないとGoToの対象にならないので、手続きをする必要があります。スマホでもPCでも簡単にできますのでやり方を紹介します。
そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。
「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
10/1から東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になることで、活用方法が広がることになりますが、これと「リモートワーク」や「ワーケーション」を結びつけることで格安の料金でワーケーションを体験することができます。リゾート地へ行くのもいいですが都心のホテルから始めてみるという方法も紹介します。
ホテルのグレードやエリート会員への待遇でハイアットが上?
今更グループを映ることは、私のようにマリオットで10年以上プラチナ会員を続けてきて、あと2〜3年もあればライフタイムプラチナ会員になり修身会員が手に入る立場としては非常に悩ましいところです。
なので、今日の話も選択肢とは浮上していますが、実行するかは未定です。
ですがその昔ハイアットのダイヤモンド会員(最上級)だった私としては、一つ一つのホテルのレベルはハイアットの方が高いことを知っているので本当に悩ましいです。
以前紹介したホテルですと「パークハイアット東京」「パークハイアットドバイ」「グランドハイアット東京」がありますのでよろしければご参照ください。
「パークハイアットドバイ」宿泊記【一件だけ海外挟みます】
海外旅行をブログでお勧めする時期ではありませんが、マリオット系の紹介に少々飽きてしまったので、私が世界の高級ホテルを泊まり歩いた中で最高のホテルの一つであると認める「パークハイアットドバイ」を紹介します。ドバイなのに高層ビルと無縁のヨットハーバーに隣接したホテルで、ギリシャのリゾートに来た気分でのんびりくつろげます。
「パークハイアット東京」宿泊記【アフタヌーンティが絶品】
西新宿の高層ビル街、いや今でも都内で最高レベルの高級ホテル「パークハイアット東京」の紹介です。オープンから25年以上経過しても古さを感じさせない高級感のある内装、朝食のクオリティ、フィットネスクラブなど今も都内で最高水準のサービスを提供するホテルです。またアフタヌーンティが絶品でぜひ一度行ってみることをオススメします。
「グランドハイアット東京」宿泊記【スイートが極上】
「グランドハイアット東京」の紹介です。六本木ヒルズに隣接したホテルで、都市型のリゾートホテルと言っても良いくらいレストランやフィットネスなどが充実しています。客室やラウンジも2003年の建築とは思えない現代風の作りでスイート・一般の客室に関係なくバスルームが特に広く、居心地の良い空間に仕上がっている点が特徴です。
これ以外にも海外だと「パークハイアットソウル」「パークハイアットパリヴァンドーム」「アンダーズリバプールストリート(ロンドン)」「パークハイアット上海」など、国内だと「ハイアットリージェンシー東京」「ハイアット リージェンシー箱根」「ハイアットリージェンシー京都」「ハイアット リージェンシー大阪」「グランドハイアット福岡」などに泊まったことがありますが、一つ一つのホテルのクオリティはハイアットの方が明らかに上です。
ちなみに本日掲載している写真はパークハイアットパリヴァンドーム、パークハイアット上海、アンダーズリバプールストリートに泊まった際のものです。現在は新型コロナウイルスの影響でフランスがロックダウンしていることから閉館してます。世界でもトップレベルのホテルですので1日も早く営業を再開して欲しいところです。
また当時の話ですがスタッフのクオリティも高く、当時はサブプライムショックやリーマンショックなどで経済が混乱している時期でしたが「こんな時期に泊まっていただいてありがとうございます」的なホテル側の姿勢が伝わってきたことは今でもはっきり覚えています。
アップグレードも都内のマリオット系のホテルのように渋ることもなく、空室があれば基本的に上げるという方針だったかと思います。
10年以上プラチナ会員をやっている常連に向かって「どうせGoTOだから泊まりに来た貧乏客だろ?」的な扱いをしてきたいくつかのマリオット系のホテルとは違います。
「常連<一見さん<外国人観光客」のようなことをやってるマリオットはオワコン?
様々な旅行関係のブログなどを見ていると、一回も宿泊することなしにプラチナ会員になった人、「ステータスチャレンジ」という短期間に一定の回数宿泊したらプラチナ会員になれるなど、コロナ禍の世界でマリオットがエリート会員を大盤振る舞いしているようです。
エリート会員が増殖しすぎたことと「GoToトラベル」が重なって、更に宿泊客が増えたのがサービスが雑になった原因であることはわかりますが、だからといって屈辱的な扱いを受けたホテルに再度行こうとは思えません。
でもそんな「エリート会員にふさわしい待遇」なんて意識してもいない可能性もあります。
ホテルの嘆き…GoToキャンペーンで「日本人の醜い姿」が露わに
新型コロナウイルスの感染者数が再び全国的に増加し、「第3波」の見方が強まっている。しかし、GoToトラベルの見直しについて否定的な考えを示す菅首相。GoToトラベルが愚…
ホテル側もホテル側でおそらくインバウンドの外国人観光客のように言葉もロクに通じない(エリートは別ですが一般的な中国人観光客は英語できないです)宿泊客の相手をしている方が楽だったのかもしれません。
私の場合、この記事で指摘されているような朝食をたくさん持って行って残す(多分インスタ向けの撮影でしょうが)とか、備品を持ち帰る(これ犯罪です)ようなことは絶対にしないので、こういう宿泊客と一緒にはされたくないですが。
ですがここのところ宿泊したホテルのスタッフのクオリティだと、おかしい変だと思ったことは厳重に抗議する客も「面倒くさいウザい客」と同類に扱われているかもしれません。まぁ海外のマリオット系のホテルで受けているのと同等のサービスを提供しないから怒っているわけですが、それすら理解しているのか怪しいホテルがいくつもありました。
となると「ハイアット」に移籍して、10数年ぶりの最上級会員グローバリスト(当時はダイヤモンド会員)になってみて違いを見極めるのもありだなと思った次第です。
予定が組めるかも怪しいので本当に実行するかはわかりませんが、実行した場合はこのブログのホテル紹介がいきなりハイアットに変わるかもしれません(笑)。
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