私がワイモバイルを激推しする理由とは?【コスパ最強】

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こんばんは、@kojisaitojpです。普段から意識していることですが、以下のような例は非常に多いように思われます。

超有名人だからではなく、言ってることそのものが妥当です。

自分が何かをやろうとした時に「絶対失敗するよ」とか「それって絶対儲かるの?」的に揚げ足を取るかのようにネチネチ批判してくる人は実際多いです。

そういうタイプの人を「貧乏マインド」と批判した記事を以前に書いていますが、当然のことながら自分もそうならないように常に気を付ける必要があります。

私も前回の記事で楽天モバイルのことをボロクソに批判しましたが、確かに「代替案」をしっかり提示してなかったように思えます。ちょっと前の格安SIMを扱った記事では「ワイモバイル一択」とは言いましたが、具体的なメリットについて十分説明していなかったように思えます。

それもあって今回は私がワイモバイルを激推しする理由を説明し、その上でワイモバイルの泣き所もしっかり解説したいと思います。

ちなみに私は過去に携帯乞食をやっていたことがあるので、その時に契約した回線でワイモバイルの回線だけ残しています。解約に厳しいソフトバンクグループなのが理由ですが、案外使い勝手が良いので契約したままにしてます。

格安SIM(MVNO)ではなくキャリアの子会社(MNO)のワイモバイル

ワイモバイルのイメージ
従来からの大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)以外の会社をごちゃ混ぜにして「格安SIM」と言ってしまう人は多いですが、一般的には格安SIM(MVNO)というのは「自社で回線網を持たずに、MNOから回線網を借りて通信サービスを提供」するので、自社で回線を設置しなくても通信サービスを提供できるので、キャリアよりも割安の料金設定が可能であるのが安いと言われる理由です。

この「借り物の回線」である点が実は格安SIMのデメリットで、キャリアから貸してもらえる帯域が狭いので、同時に使いたい人が殺到しがちな昼休みの時間帯や夜ほどつながりにくくなり、速度は低下します。

格安SIMで昼休みにYouTubeを見ようとしたら全然つながらなかったというような「速度に対する不満」はよく聞く話です。

狭い帯域を間借りしている以上仕方ないのですが、反対に大手キャリアは広い帯域をフル活用できるから常に安定して速いです。

ここがワイモバイルの特徴で、ワイモバイルはソフトバンクの子会社(同じようなパターンとしてはauの子会社にUQモバイルがあります)なので、ソフトバンクと同じ帯域を使える、つまりソフトバンクと同じ速度で使えるということです。

格安SIMを使う際に必ず指摘されるデメリットの「速度」の部分を最初からクリアしていて、大手キャリアと同等の速度が保証されるというのが「回線を借りるMVNO」ではなく「キャリアの子会社でMNO」であるワイモバイルの最大の特徴であり、メリットです。

コスパ最強のワイモバイルのメリット

ワイモバイルのイメージ
まずワイモバイルのメリットの中で、多くの人に恩恵をもたらすものを挙げて、それぞれについて説明します。

  • 大手キャリアより安い(格安SIMとも大差ない)
  • 通信速度が安定(格安SIMとの最大の違い)
  • 実店舗が多い
  • ヤフープレミアムが無料
  • デザリング無料

他にもキャリアメールが使える(ymobile.ne.jp)とかLINEのID検索ができる、クレジットカードではなく口座振替での支払いも可能などのメリットもありますが、この辺りは必要な人と必要じゃない人に分かれるので省略します。

ワイモバイルのでメリットその1は何と言っても「料金」ですので、まずは料金プランを紹介して、他の格安SIMと比較します。

ワイモバイル

スマホベーシックプランS(4ギガ)2680円(10分かけ放題込み)
オプションかけ放題(時間・回数無制限) 1000円
スマホベーシックプランM(12ギガ)3680円(10分かけ放題込み)
オプションかけ放題(時間・回数無制限) 1000円
スマホベーシックプランL(17ギガ)4680円(10分かけ放題込み)
オプションかけ放題(時間・回数無制限) 1000円

パッと見の料金だと「他の格安SIMより高い」と叩いているブログを多く見かけますが、必ずしもそうとは言えません。

例えばLINEモバイルだと同じように通信量3ギガで音声通話10分無料だと「1480円+880円」で2360円、OCNモバイルoneだと通信量3ギガに音声通話10分無料のオプションをつけて「1480円+850円」で「2330円」です。

しかも先ほども言ったように「格安SIM(MVNO)は大手キャリアから回線の一部を間借りするシステムなので、大手キャリアよりも通信できる帯域は当然狭くなり、その狭い帯域に同時に使いたい人が多く殺到しがちな昼休みの時間帯や夜ほどつながりにくくなり、速度は低下します。格安SIMで昼休みにYouTubeを見ようとしたら全然つながらなかったというような不満はよくある話」です。

ワイモバイルの場合はMVNOではなくMNOでソフトバンクと同じ帯域の電波を使えるので速度が低下することはありません。

で、ワイモバイルのスマホベーシックプランSが「2680円」です。この300円位の違いで大手キャリアと同じ速度の通信ができるのであれば高くないと思います。

また「仕事で音声通話が多いからキャリアから乗り換えられない」ような人もプラス1000円で時間・回数無制限の通話し放題にできますので3680円、大手キャリアのかけ放題のプランよりかなり安く抑えることができます

しかも「家族割」か「おうち光セット(ソフトバンク光またはソフトバンクエアー)」を組み合わせられれば-500円で「2180円」です。格安SIMと同じくらいの通信量・通話オプションで見てもワイモバイルの方が安くなってしまいます。

一人でも格安SIMと比較して数百円、家族と一緒に加入できれば格安SIMより安いのが現実です。

「実店舗が多い」というのもスマホ初心者には大きなメリットです。ソフトバンクショップに併設で設けられているので他の格安SIMとは比べ物にならない店舗数ですし、ワイモバイル独自の店舗もあるので、店舗数では独走状態です。

au系列のUQモバイルの場合、auショップに併設ではなくUQモバイル独自の店舗のみなので案外少ないのが欠点です。

また「ヤフープレミアム」の使用料が無料となるので、ヤフーショッピングやヤフオクを使う人であればヤフープレミアムの会費分も得できます。ヤフーショッピングはpaypayで支払いをすると還元率も高いので、やり方次第ではAmazonや楽天などで買い物するよりお得です。

「デザリング」に関しては必要な人とそうじゃない人に分かれるでしょうが、自分のパソコンやタブレットをWiFiでつないで使う人は無料で使えます。これがソフトバンクで契約していると500円のオプション代を取られるので、この点でもお得です。

ただし端末はショボいです

新しいスマホのイメージ
メリットばかりを説明してきたワイモバイルですが、唯一の泣き所は「販売しているスマホがショボい」という点です。

具体的にはAppleなら「iPhone7」「iPhoneSE」、Androidならファーウェイの「P30Lite」辺りであれば問題なく使えますが、それ以外の機種は低スペック過ぎて使っていて支障が出てくる端末がほとんどです。

とはいえ「端末がショボい」ということは気にするような問題ではありません。

今やスマホは、

  • 自分でAppleStoreやAmazonなどで買う
  • 中古の端末を探す

Android・iPhoneを問わず今後は自力でスマホを調達することが求められるのは間違いないと思います。

キャリアでもワイモバイルやUQモバイルのようなサブブランドでも分割でスマホを買う行為自体が無駄ですし、情弱への第一歩かもしれません。

「スマホ=契約した会社で買うもの」的な思い込みが、実は自分のスマホ生活を貧しくしたり、低スペックの使えないスマホをつかまされる原因になります。

しかもつかまされたスマホが48回払いとかになっていて、MNPでキャリアを変更したりする時の障害になったり、そもそも毎月の通信料に端末代が上乗せされるので毎月の負担が大きく感じられるなど、自分のスマホ生活を貧しくする方向に進んでしまいます。

先日も説明したように、キャリアでスマホを契約すると高額に感じられるのは端末代が原因であって、通信料ではありませんので。通信料だけならキャリアで契約しても格安SIMと極端に大きな違いはありません。

とはいえiPhoneやGalaxyなどの上位機種を一括で買おうとすると10〜15万くらいはするので、なかなか簡単に買えないと思う人も多いかと思います。

ところが、スマホが高額になるにつれて、スマホの中古市場が成熟してきました。新品の最新スペックでなくても、1世代2世代くらい前の比較的新しいスマホが格安で買えるようになっており、いつの間にか中古車市場のようにスマホ業界もなってきています。

秋葉原などには中古スマホを扱うお店がたくさんあるので自分で実際に行って実機を触ってみるのがベストではありますが、現在であればネットで買うことも可能です。


なお買った中古スマホが不良品だったり「△マーク」で、前の所有者がローン支払い中に踏み倒すなどの理由で使用不能になった場合には全額返金補償もついてますので安心して購入できます。

用途に合わせて選ぶのがスマホのセオリーですが

スマホを使う女性
今日は他の格安SIMと料金を比較する際に3ギガのプランで比較してみましたが、もちろん更に少ない通信量で済む人、あるいはLINE通話などで十分で音声通話は不要の人には通信料を更に安くすることが可能です。

そのような限定した用途でしかスマホを使わない生活であれば、ワイモバイルよりもその他の格安SIMを契約した方が安く済ませることができます。

ですがiPhoneなどを使っていて3ギガより更に少ない通信量しか使わない(そういう人はWiFiで補うのでしょうが)のはせっかくスマホを持っているメリットをかなり小さくしてしまうことになります。

総務省からの「スマホ代を下げろ」という命令によりワイモバイルでは今後20ギガ以上の更に通信量の多いプランも提供される予定ですが、このくらいの大容量があればデザリングでパソコンやタブレットの通信にも使えるようになりますので、モバイルWiFiさえ不要になります。

モバイルWiFi不要論については、以前書いた記事を参照していただければと思います。

モバイルWiFi代を節約できるのであればわずか数百円の料金の違いを気にして格安SIMにするより、通信料を削減することがかんたんにできます。

そういう活用法も可能なのもワイモバイルの隠れたメリットなのではないでしょうか。

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