「ワーケーション」を用いてモチベーションを引き出すのもあり?【Go to Travel】

会社に縛られない人生 旅行 起業

こんばんは、@kojisaitojpです。私なんかが言うと「お前が言うな」と言われそうなところですが、この前共感したツイートがありました。

私自身が様々なところで「家でも旅行中でも仕事してる」ようなことを言っているので、常に努力をするのが当たり前、努力できない奴は逝ってよしのように思っている人間だと誤解されることが多いですが(予備校時代もそうでした)、実はそれだけで生きている人間でもありません。

もちろん万年モチベーションがわかない状態だとそれは困りますが、一時的にやる気が出ない、モチベーションがわかない状態というのは私も含めて誰でも遭遇するものです。

そんな時にどうやって自分を奮い立たせるのか、あるいはあえて奮い立たせないという方法もあるんだということについて今日は説明します。

「モチベーションの低下」=「努力不足」ではない?

インフルエンサーに説教される
私でもモチベーションが落ちてやる気にならないことは日常起きます。

例えばこのブログにしても、先日「60記事達成」という記事を書きましたが、このたったの60日の間にも「今日は書きたくないな」「書くことは思いつくけど文字にするのダルい」という日は何回もあります。

やったことのある人ならお分かりでしょうが、「ブログの毎日更新」は思っている以上に大変です。私のように自分の書きたいことを好き勝手に書くようなブログでも「今日は書きたくない」と思うことがありますので、アフィリエイトなどが中心のブログであれば更に大変かと思います。

常に100%仕事に集中できる人間はいません。

騙された人のイメージ

一人で会社を立ち上げて成功したような人ほど「やる気が出ないのはお前の気持ちがたるんでるからだ」的な冷たいことを言う傾向があります。

自分が若い頃やった超人的な努力は普通の人間にはできないことがわからないというのは社会で成功した方によくあるパターンです。受験勉強にたとえると勉強ができる人間はできない人間の頭の中や気持ちがわからないとでも言えばいいでしょうか。

でも実際はやりたい気持ちがあっても体がついていかない、体は健康でも何となく働く気力がないということは生きていれば普通にあります。

モチベーションが上がらないなら「休む」のも立派な対策ですし、環境を変えてみるという対策もあります。

それが新型コロナウイルスの感染拡大に伴って出てきた「リモートワーク」や「ワーケーション」という言葉です。

「ワーケーション」でモチベーションを取り戻す

バンドンのカフェ「Bluedoors」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って「リモートワーク」や「ワーケーション」という言葉が急に出てきたような印象があるかもしれませんが、実はかなり前からこの単語はありました。

ワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語(かばん語)で、観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方。在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられる。

ノートパソコンやインターネットとモバイルブロードバンドが急速に普及した2000年代にワーク・エンゲージメントが高いアメリカで始まったとされ、日本でもリゾート地に置かれていた研修・保養施設を情報通信技術の発展に伴いIT産業のような出社勤務が必ずしも必要でない業態がサテライト・オフィスとして利用するようになったことで広まった。
(Wikipedia「ワーケーション」より)

実は2000年ごろ、つまり世の中にインターネットが広まる頃からこの働き方はアメリカで始まっていました。それまでは仕事といえば「オフィスに出勤するのが当たり前」だった(会社に出勤しないと書類もなければ資料もない)のがインターネットの普及により会社に出勤しなくても仕事ができるようになったということです。

わざわざ出勤しなくても自宅やホテル、リゾート地で仕事がこなせるのであれば会社に出勤する必要がないという、言われてみれば当たり前のことに気づくきっかけがたまたまコロナだったというだけの話です。

出勤しない方がストレスもたまらない、仕事に集中できるというのであればわざわざ会社に行く理由はありません。

ちなみに自分でいうのも恥ずかしいですが、私は日本人の中でトップクラスに早くワーケーションをやっていました。

ブルジュ・ハリファ

完成したばかりの頃のブルジェ・ハリファですが、当時のiPhone3GSだと画質が悪いですね。。。スマホのカメラも当時と比べて格段に進化しているのがわかります。

当時であればテキストを作成したり、教材研究をするくらいが精一杯でしたが、私も「俺がドバイのリゾートからスカイプ使って遠隔で授業やってみようか?」と当時は半分悪ふざけで言ってました。
(当時だとLINEすらないので、インターネットを通して通信するのはスカイプくらいでした)

当時はただの笑いのネタだったのですが、今なら実現可能な話です。

iPhone持ってる私が珍しい人、生徒の大半はガラケーの時代ですから冗談で終わってしまうのですが、現代であればZOOMなどを使って私がドバイから授業をやることも可能になっています。

当時は3G回線だったので不可能(やったとしても音声・動画が途切れ途切れ)でしょうが、4Gの現在や5Gが普及する数年後なら何の問題もなくできてしまう位この10年ほどでテクノロジーが進化しているということです。

当然のことながら「わざわざ出勤する意味あるの?」という疑問が出てくる環境においてコロナです。

働く人が自ら進んで「リモートワーク」だ「ワーケーションだ」となったわけではなく、コロナウイルスにより自宅で仕事せざるを得ないという強制的なきっかけですが、実際にリモートで仕事をしてみても何の問題もなくできるということがわかれば「出勤する」という無意味な行動が減ってくるのは必然です。

(本日のテーマではないので「ハンコがぁ〜」の類の話はしません)

となればその延長線上で「別に自宅じゃなくてもリゾート地のホテルで仕事してもいいんじゃないの?」という方向に進む、それが「ワーケーション」です。

コロナウイルスはあくまでも転換の「きっかけ」に過ぎず、元々リモートワークやワーケーションが可能な環境になっていたということです。

このように普段と違う環境、自分が滞在していて「楽しい」と思える環境に身を置くことで、仕事に対するモチベーションがわいてくるのであれば、「ワーケーション」を有効活用してみるのも一つの手段です。

仕事はしていても会社からは離れるだけでストレスから解放され、メンタルを消耗しなくて済むのであればマイナスの部分が全くありません。

去年の夏休みはバンドンで「ワーケーション」

モクシーバンドン
10年ほど前のドバイの話は冗談のようなものですが、例えば去年の夏も私はインドネシアのバンドンという街で1週間弱ですが「ワーケーション」をやっていました。

「モクシーバンドン」というマリオット系列では一番リーズナブルでカジュアルなブランドです。日本でも東京は錦糸町、大阪は梅田と本町にオープンしていますが、実はインドネシアのバンドンがアジアでは一号店でした。

モクシーバンドン

バンドンはインドネシアでは高地(日本の軽井沢のような立地)にあるのでジャカルタよりも涼しく、当然猛暑の東京よりも涼しい環境ですので、ホテルのテラスなどでコーヒー片手にリモートワークをやるには最適の環境でした。

実際に去年も以前からやっているネットビジネスのサイト更新や模試の採点(答案が紙だったので荷物になりましたが…)を完成させてから帰国しています。

モクシーバンドン

電話連絡もLINE通話で何とかなりますし、特に問題になることは何もなかったと思います。LINE通話でかけたら怒った年寄りがいましたがそういうのは放置で良いかと

去年の時点では「ワーケーション」という単語は頭の中にありませんでしたが、私がやったことは「ワーケーション」そのものです。

1泊3000〜4000円だったので、仮に1ヶ月滞在しても9〜10万、東京都心のワンルームマンションと大差がない値段です。

モクシーバンドン

食事も贅沢しなければナシゴレンが200〜300円、趣味のシーシャカフェも1000円あれば行けますので生活費も東京より安いです。

シーシャのイメージ画像

もしリモートで全て完結できるような仕事であれば観光ビザが有効な3ヶ月滞在してから帰ってもいいなと思いました。

そんな体験をしたので、今年もバンドンに行きたいと思っていたのですが、日本を超えるコロナウイルスの感染拡大を見せているインドネシアに次に行けるのはいつなのかは正直わかりません…。

モチベーションを引き出せる働き方を

モルディブのイメージ
モチベーションが上がらない時の対策として「休む」こと以外に「ワーケーション」という方法もあるよということを説明してきました。

もし個人事業主やフリーランスでリモートワークが可能な仕事だったら、会社がリモートワークでOKという会社だったら「ワーケーション」によって環境を変えて自分をリフレッシュさせるという解決策もあるということです。

現在ですと先ほどの私の例のように海外でワーケーションは不可能ですが、国内であれば可能です。しかも「Go to Travelキャンペーン」を上手く活用すれば費用も格安に抑えることができます。

感染が収まってないのに旅行かよ、と叩かれることも多い「Go to」ですが、ワーケーションという新しい働き方を定着させるきっかけとして貢献する可能性はあるかもしれません。

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