「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
こんばんは、@kojisaitojpです。昨日は仕事のモチベーションが上がらない時の対策としてワーケーションを提案してみましたが、今日はこれを「Go to Travelキャンペーン」と合わせて有効活用する方法を考えてみます。
日本で「ワーケーション」を実施するのであれば、「work:vacation」の黄金比が必要な気がしている。
言葉の定義やある程度のルールが設定されてないと、企業や役職によってworkの部分がコントロールできる人とそうでない人が出てきて、ワーケーション体験にバラツキが出そう…— とくあや(Aya Tokura)????VSCodeConferenceJapan11/21???? (@ayatokura) July 27, 2020
ワーケーションがそもそも可能かどうか、可能だとしたらどの程度まで可能なのかは職種や働き方(フリーランスなのか個人事業主なのか、社員なのか)によっても変化しますが、「リモートワーク」が可能な業務内容であればワーケーションを認めない会社からはブラック企業臭がします。
そういう意味でも自分の働き方について考える機会を与えてくれたのがコロナウイルスだと言えるかもしれません。
今日も引き続き「ワーケーション」について「リモートワーク」と同時に考察してみます。
同時にわざわざ旅行に行かなくても都心でワーケーションをするのに適したオススメのホテルについても紹介します。
目次
コロナ対策だけではない「ワーケーション」
コロナウイルスの感染拡大がきっかけとなって定着しつつある新しい行動様式が在宅勤務(リモートワーク)です。リモートワーク自体は元からあったものですが、今回初めて在宅勤務を経験し、そのメリットを実感した方も多いかと思います。
そして自宅でのリモートワークの次に試したい働き方が昨日も紹介した「ワーケーション」です。昨日も説明したので簡潔にしますが、ワーケーションとは「働く(Work)」と「休暇(Vacation)」を組み合わせた造語です。
わざわざリゾート地までいって働くというと変な感じがする人もいるかもしれませんが、滞在先で働くだけでなく、リゾートならではの観光や食事も楽しむことにより、自宅でのリモートワークの一歩先にある働く場所や時間にとらわれない働き方の一つとしてアフターコロナの日本でも注目されています。
ワーケーションという働き方自体も目新しいものではないのですが、在宅でのリモートワークと同様にそのメリットは理解されながらも、社会全体に普及するには至っていなかったものが、コロナウイルスの感染拡大という誰も予想してなかった出来事によって広まるきっかけになったと言えます。
毎日朝から満員電車に乗って会社に出勤して、夕方まで拘束(残業があれば夜まで)されて、終わった後は会社の同僚などと居酒屋で飲んで帰宅という感じのライフスタイルを「当たり前」だと思ってやっていたのが、実は全然当たり前ではなかったことを明らかにしてくれたのが皮肉にもコロナウイルスだったということです。
ワーケーションは仕事を休まずとも、家族や友人と旅行する時間を確保できるというメリットがありますし、開放的な雰囲気で仕事をすることでクリエイティブな発想が生まれるかもしれない側面があります。
例えば小説家などが作品を執筆するために温泉旅館に籠っていたなどのエピソードがありますが、ホテルや旅館に缶詰めになって仕事をするにも悪くない場所です。
予備校講師をやっていた時の私の生活も、家やカフェなどで教材作成や問題研究などの仕事をすることもあれば、都内のホテルやちょっと足を伸ばして箱根や軽井沢辺りのホテルでただくつろぐのではなく仕事もした上で授業がある時だけ学校に行くというのが普通でしたが当時は変な目で見られたりもしました。
でも今だとそういうライフスタイルを送っていると言うと「リモートワーク」「ワーケーション」という言葉が広まったおかげで理解されるかもしれません。
また反対側の視点で観光・宿泊業から見れば、ワーケーションには観光・宿泊需要を休日と平日、ピークとオフピークで均等化するというメリットが期待されるので経済的なメリットもあります。
本日強調したいのはこの「経済的側面」で、10/1から東京発着も対象になる「GO to Travelキャンペーン」を活用すれば、止まる側の出費も軽減される上に、ホテルの側も経済的に潤うという「Win-Win」の関係になるということです。
東京都内のホテルでも「Go to」を使って「ワーケーション」できます
10/1からは東京発着の旅行にも「Go to Travelキャンペーン」が適用になりますので、都心のホテルでワーケーションも可能になってきます。
案外盲点になっていますが、東京や千葉・埼玉・神奈川などの周辺に住んでいても東京のホテルを使うことで「Go to Travel」の対象になります。
実質半額で泊まれるとなればリフレッシュを兼ねて都心のホテルでワーケーションという選択肢もありかもしれません。自宅でリモートワークが続いていて何となくやる気が出ない、モチベーションが上がらないなど自宅でのリモートワークがマンネリ化してきた人にはオススメです。
不思議なものでちょっと働く環境を変えるだけで急に仕事に対する意欲がわいてくるということはよくあることです。
そこで本日は、都心のホテルでワーケーションにも使えそうな比較的リーズナブルなホテルを2つ紹介します。どちらも私が以前宿泊して、実際にホテルで仕事をした経験もありますので、自信を持ってオススメできます。
自分が泊まったホテルじゃないと責任を持って紹介できないというポリシーがあるゆえ、取り上げるホテルはマリオット系列ばかりになりますが、そこは勘弁してください。
モクシー錦糸町
2017年に錦糸町にオープンしたマリオット系列の中では最もリーズナブルでカジュアルなブランドが「Moxy(モクシー)」です。
昨日紹介した「モクシーバンドン」がアジア1号店なら、日本1号店としてオープンしたのがモクシー錦糸町です。
部屋は必要十分な広さで、椅子や机は壁に掛けておけば部屋を広く使えます。
随所に遊び心を感じるホテルで、夜にはDJブースの音楽を聴きながらソファでくつろぐもよし、コワーキングスペースのようなエリアもあるのでリモートワークをするもよし、バーカウンターにある元祖ファミコンで遊んでリラックスするもよしと多様な楽しみ方が可能です。
エントランスもこのように「笑い」の要素があり、スタッフもスーツなどではなくTシャツやパーカーでカジュアルに接客してくれる居心地の良いホテルです。
昨年までであれば外国人観光客で混雑していましたが、コロナウイルスの影響により外国人観光客が来ない現在だと落ち着いて過ごせるのも「ワーケーション」と考えればプラスです。
住所:東京都墨田区江東橋3-4-2
コートヤードバイマリオット東京ステーション
東京駅からも徒歩圏内、銀座線京橋駅からだと目の前とアクセスが抜群に良いコートヤードバイマリオット東京ステーションです。
こちらもマリオット系列の中ではリーズナブルなビジネスホテルに分類されるホテルですので、ワーケーションにも使いやすいです。
部屋はシンプルですが必要十分な広さで、フロントには「ライブラリーバー」と名付けられた、「アパルトマンへのゲストを招きいれる共用ラウンジ」をイメージしてつくられ、海外から取り寄せたアートワークやビジュアルブックが並ぶ空間はレジデシャルな感覚でくつろげるスペースがあります。
宿泊客はコーヒーが無料でサービスされますし、コンセントなども完備しているのでコワーキングスペースとして活用することもできます。
こちらのホテルも以前であれば外国人観光客で混雑していましたが、今の時期であれば比較的空いていてのんびりくつろげますし、ライブラリーバーでリモートワークも可能です。
住所:東京都中央区京橋2-1-3
気分良く働くためのワーケーション
よく「環境が変わると仕事に集中できない」的に働かない理由にしてしまう人もいますが、結局はリモートワークの初期と同様で慣れてしまえばリゾート地やホテルで仕事することも全く抵抗なくできるようになります。
「朝満員電車に乗ってくたくたになりながらオフィスに出勤して、夜まで残業して、やっと終わったと思ったら会社の人間と居酒屋で会社の悪口」のようなライフスタイルが実は非効率なものだったということを明らかにしてくれたのは、コロナウイルスの功罪と言えるかもしれません。
従来何となく当たり前だと根拠なく思っていた「出勤」という行動も、リモートワークやワーケーションで十分というのは私のように世間から見れば特殊な生活をしていた人間には当たり前のことですが、コロナウイルスの感染拡大によって新しく気づいた方も多いかと思います。
「リゾート地で仕事」というのは「遊びに行ってまで仕事かよ」というネガティブな意味ではなく、「煩わしい会社の人間関係に縛られず、家族や友人との時間を大事にしながら仕事ができる」というポジティブな意味に捉えると、仕事に対する意識も変わるきっかけになるのではないでしょうか?
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