「意識低い系=悪」で「意識高い系=善」って誰が決めた?【自然体でいい】
こんばんは、@kojisaitojpです。しばらく「Go to トラベル」を意識してホテルの紹介を中心とした旅行の記事を量産しましたが、国内に関しては徐々にネタも尽きて来ているので、当初のビジネス系・自己啓発系の話に戻していきます。
海外まで含めるとまだまだ無限に書くことはありますが、そういうタイミングでもないですし。
ビジネス系・自己啓発系は基本的にアクセス数が取れないので、せっかく軌道に乗ってきたブログがまた沈むかもしれませんが。。。
Twitterは意識が高いので、定期的に「ミュート」も大切です????
意識の高い言葉を見ると、やる気が出ますよね。でも、体力がないのに「やる気の出る言葉」だけを見たら、動けない自分に絶望するだけ。そういったときは、意識高い人をミュートして、自分を守ることも大切です— マナブ@バンコク (@manabubannai) October 23, 2020
疲れている時、物事が上手くいかない時に意識高い系の人々のツイートやブログなどを見ると余計に疲れることがあります。
少々メンタルが弱い人なら「この人みたいに行動できない俺はダメなんだ」とふさぎ込んで鬱の原因にすらなるのでは?と思います。
一年が終わりに近づいているのもありYouTubeなどを見ていると、「今年どの位進歩したの?」「どの位新しいことやっての?」的な「新しい行動を起こしてない人間=クズ」のように「頑張ってる人間=善」「何もしない人間=悪」のように罵る動画をよく見かけます。
しかし人間は常にそのように全力で走り続けなければならないのでしょうか? 自分の気分がアクティブな時にこういう動画を見ると「頑張らなきゃ」とモチベーションがアップしますが、何となく気分がすぐれない時、やる気がない時にこういう動画を見ると余計に疲れてしまいます。
そこで今日は「意識高い系=善」とは限らないことについて語ってみようと思います。
目次
「意識高い系」=実は暇人?
「意識高い系」ではなく「意識低い系」になる5つのススメ????
①別に世の中がどう変わろうと関係なくなる。
②無理して煽られて誰かを目指さなくて済む。
③変なものを買う必要がなくなる。
④他人事に時間を使うことがなくなる。
⑤自分のやりたいことを淡々とできる。この生き方が自然ですね。
— そもんず (@somonsism) September 4, 2018
まず忘れてはいけないことは「意識高い系の煽り」をするYouTuberのほとんどが「経営者」である点です。
秋葉原などで平日にやっている地下アイドルのイベントなどに来ている人を見ても大半が「自営業・経営者」で、後は暇な大学生というパターンは多いですし、私がPerfumeで日本全国・アメリカ・ヨーロッパに遠征した時も現地で知り合う遠征組のほとんどが自営業や経営者、フリーランスなどでした。サラリーマンはゼロとは言いませんが、非常に少ないです。
自分でビジネスをやっているとわかることですが、会社のトップというのは案外暇があります。従業員を雇っていたりするとなおさらです。
個人事業主だと全部自分でやらなければならないのでそれなりにやることはありますが、別に朝早く起きる必要もないですし、案外時間に余裕があります。少なくとも会社のように他人に煽られて急いで何かをさせられるということはありません。自分のペースで仕事をすればいい状態ですと、案外ストレスはたまりません。
反対に仕事をしていて、ダブルワークで副業としてバイトやブログ、YouTubeなどをやっている人は「昼も仕事・夜も仕事」状態になります。しかも他人に使われる仕事をしていると自分のペースで動けないので、行動すること自体がストレスになります。
間違いなく経営者などと比較すると忙しい生活を送っています。
「進歩しない奴はクズ」「行動しない奴はクズ」的に行動しない人間をボロクソに煽るYouTuberが「暇人」の視点で語っていることを忘れない方がいいです。
暇人視点で煽られて「何も行動してない自分はダメな人間だ」的に思い込む必要はありません。自分のペースでできる範囲で行動すれば良いのです。
他人のペースで行動すると疲弊します
今「他人に使われる仕事をしていると自分のペースで動けないので、行動すること自体がストレスになります」と言いましたが、基本的に他人に煽られて行動するときというのはロクな結果が生まれません。
あるいは煽ることで社員を無理矢理行動させる会社(私は以前そういう会社を「昭和マインド」と批判したことがあります)。
自分の趣味・嗜好が入る例になりますが、最近の若い経営者の企業で多いのは「喫煙所=無駄」と考えるような会社だと私は非常に相性が悪いです。
まぁ仕事をしている時の数時間タバコを吸わないことくらいは正直ど〜でもいいのですが、この「無駄を省く=絶対的に正しい」というマインドにはついていけません。最近の意識高い系YouTuberなどを見ていると、彼らの会社もそういう感じだろうなと想像できてしまいます。
私も若い頃は「タバコ吸う時間に給料払ってるんじゃねぇんだよ!」とか怒られた経験はありますが、タバコを吸うほんの数分にケチをつけるような会社の生産性が良いとは全く思いません。
反対に喫煙所で一緒になった人とちょっとおしゃべりをしていたら仕事のアイディアが浮かんだとか、話が進むきっかけになったということは何度もあります。
「無駄なように見えて案外無駄じゃない」「無駄な行動がひらめきのきっかけになる」ようなことは日常生活でも普通にあることですので、こういう時間をケチる人物や会社はその程度の器なんだろうなと思ってしまいます。
などというと最近はタバコ嫌いの人が多いので、読んでいてイライラしたかもしれませんが、別にこれはコーヒー休憩でも何でも同じことです。今まで生きてきた経験則で「一服するゆとりすら与えない会社」「一服する時間にケチをつける会社」は大抵がブラック企業臭がします。
仕事のアイディアが詰まってしまった時には、極端に言えば外の空気を吸いに外出するだけでもアイディアがひらめくきっかけになったりしますので一概に「時間の無駄」呼ばわりはできません。
「休む一年だった」でも問題なし
実は最近ホテルの記事を大量に書いたのは「Go to トラベル」で流行っているからというのはもちろんありますが、それだけではありません。
旅行するホテルに泊まるということを通して「休むことの重要性」を言いたかったというのもあります。
「環境を変える」というのが実は思って以上にメンタルに好影響をもたらします。
私の場合だとホテルにこもって仕事をするということ、最近だとブログを書くということもありますが、自分のペースである程度自由に、しかもホテルというリラックスできる環境でやっているので案外ストレスはたまりません。
気が進まないのに他人に煽られて動くというのが実は最もストレスになります。
それにそもそも毎年毎年右肩上がりに成長し続けなければならない理由なんかありません。80年近く生きるのが普通の人生で、1年や2年休養に充てる年があっても大した影響はありません。
「毎日365日死ぬ気で働け」「休んでる暇があったら行動」的な昭和マインド丸出しの会社は今や「ブラック企業」として糾弾される対象なので安心しましょう。
それよりもむしろ意欲がわかないのに無理矢理行動して失敗する、やる気のない自分をダメな人間だと思い込んでふさぎ込むことの方が有害です。
以前「ワーケーション」について書いた記事がありますが、気分がすぐれない、何となくやる気になれない時に活用するのは一つの手段かもしれません。
「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
10/1から東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になることで、活用方法が広がることになりますが、これと「リモートワーク」や「ワーケーション」を結びつけることで格安の料金でワーケーションを体験することができます。リゾート地へ行くのもいいですが都心のホテルから始めてみるという方法も紹介します。
リモートでOKの仕事であればこれで何とかなりますし、リモートで働けない会社・仕事であれば思い切って「休養」してしまうのも全然ありだと思います。
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