「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」宿泊記【落ち着いたWホテルもあります】
こんにちは、@kojisaitojpです。昨日は「アロフト銀座」を取り上げましたが、再び世界の「Wホテル」を紹介します。
本日取り上げるホテルは「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」です。
日本でも感染者が増えているところですが、アメリカでは日本とはスケールが違うくらい悲惨なようです。
米カリフォルニア州、新型コロナ感染拡大で11郡で経済活動再開が後退(米国) | ビジネス短信
日本の面積とほぼ同等のサイズであるカリフォルニア州だけで100万人以上の感染者が発生しているわけで、感染者数では日本とスケールが違います。
昨年はPerfumeのライブとメジャーリーグ(エンゼルス)を観戦したことで疲れてしまい、3泊4日の3日目は「ロサンゼルスならまたいつでも来れるからホテルで休もう」とホテルでのんびりし、UCLA周辺のカフェでちょっと仕事したり、たまたま見つけた和食店でうどんとカリフォルニアロールを食べておしまいという1日を過ごしたことが悔やまれます。
(Perfumeが日本の女性アーチストとして初めて参加した世界最大のロックフェス「コーチェラ」はあまりにもコーチェラ周辺のホテル代が高かったのと、ロサンゼルスを観光したいという自分の欲望が勝ってしまったので行ってません)
次にロサンゼルスへ行けるのは一体何年後なのでしょうか?
2021年オープン予定の「Wホテル大阪」についての記事を書いたついでに、海外で私が実際に泊まったWホテルを紹介することで、大阪はどのような感じのホテルになるのかというイメージをする予習になればというコンセプトで書いています。
「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」は、先に結論を言っておくと、Wホテルの中では比較的落ち着いたホテルになります。
ビバリーヒルズの閑静な住宅街の中にあり、UCLAもすぐ近くで学生も多く住むエリアに合わせた、派手さを抑えたWホテルです。
マリオットの本国アメリカでは、他の国と違い、他のブランドからのリブランドのような雰囲気を感じるWホテルも多く、アジアのWホテルのようにアヴァンギャルドとは限らないです。
ダウンタウンまでは少し距離がありますが、空港からも比較的アクセスしやすく、サンタモニカなどが近いのも「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」のメリットです。
目次
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)から徒歩圏内の「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」
ビバリーヒルズから少し離れたウエストウッドにあるホテルで、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)までも徒歩圏内の閑静な住宅街・学生街にあるホテルです。
ロサンゼルスのダウンタウンからは少し遠いですが、ロサンゼルス国際空港からタクシーで20分くらいとアクセスがよく、サンタモニカからも近い落ち着いたエリアにあるホテルです。
アジア圏などで一般的に抱きがちは「都市型のおしゃれホテル」のWホテルとは少し違う、エントランスが緑に囲まれた個性的なホテルです。
とはいえ中に一歩入るとWホテルらしいアヴァンギャルドな内装と、バーエリアから音楽も聞こえるWホテルらしい雰囲気が伝わってきます。(実際にフロント横にはWOOBARというカジュアルなバーがあり、夜はDJが入ってクラブのような空間になります)。
ちなみに夜はライトアップされて、誰もが納得するWホテルのエントランスに変身します。
なおフロントは1階ですので、エントランスを入ってそのままチェックインできます。
プラチナ会員以上のエリート特典は、
- 16:00までのレイトチェックアウト
- ウェルカムアメニティ(1000ポイント)か朝食無料
マリオット系の上位グレードのホテルの中でWホテルはプラチナ会員以上への朝食無料のサービスがありません。プラチナ特典として選ぶことができますが、日本のマリオット系のホテルで無料なのが当たり前になっているプラチナ会員には違和感があるかもしれません。
アップグレードについてもWホテルは渋くて私が宿泊した時は部屋に空きがなくワンダフルルームのままでした。「ファビュラス」や「クールコーナー」へは空室さえあればアップグレードしてくれることはあるようです。
今思えば「スイートナイトアワード」を行使してスイートにアップグレードさせておけばと多少の後悔はあります。
とはいえ一番小さい部屋でも30㎡〜40㎡あり、ソファと仕事もできるデスクが分かれているのは私のような人間には助かります。
ダウンタウンやビバリーヒルズ、ハリウッド方面よりもホテル代が安いのもメリットを感じるところです。
街中への移動は基本的に車になりますが、UberやLyftなどのシェアライドが発達していますので、案外安く移動できます。
またこういう移動手段も気軽に使えるのがアメリカに来たんだなという雰囲気を感じます。
「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」の客室の様子は?
この時泊まった部屋は「ワンダフルルーム」というカテゴリーですが、面積は40㎡近くあり、ゆとりのある部屋です。
アジア圏などに最近できたWホテルに比べるとシンプルな内装になっていますので、派手すぎる内装は落ち着かないという人も抵抗なく泊まれるかもしれません。
むしろ昨日の記事に掲載した「アロフト銀座」のように、最近オープンするWホテルやアロフトの方が明らかに派手な作りになっています。
仕事用のデスクとソファが分かれており、トイレとシャワールーム(アメリカではバスタブ付きは高級ホテルでも少ないです)は別になっており、ウエットエリアも充実しています。
もちろんWiFiも高速で快適に使えたので、室内で仕事をするのにも適しています。日本から行った場合は、ソフトバンク契約者であれば「アメリカ放題」が使い放題ですので、日本から持って行ったスマホも自由に使えます。
ちなみにガジェオタ向けの小話になりますが、ソフトバンクのアメリカ放題を使っていると回線は「Sprint」と表示されますがIPアドレスは日本のままのようで、Daznなど日本エリア扱いで観ることができました。
通常であれば海外でローミングすると、ローミングした現地の業者のIPアドレスになるはずなのに謎でしたが。
2019年のこの時はPerfumeの北米ツアーに行くための滞在でしたが、アクセス制限を受けることなく夜はネットに繋いで仕事ができたので助かりました。
宿泊した当時は自分がブログをやることになるとは想定していなかったのでホテルの写真が少ないのが残念ですが、次回行った際にはもっと詳細に取材(?)します。
「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」のレストランは?
レストランはステーキハウスの「STK Los Angeles」、オールデイダイニングの屋外レストラン「The Hideout」、バーの「Living Room Bar」があります。
この時はステーキハウスは利用していませんが、朝食は7:00〜10:00の時間帯に「The Hideout」で提供されます。
屋外と言われると日本人には違和感があるかもしれませんが、暖かいカリフォルニアの気候ですので、少し肌寒い感じがする4月の気候でも問題なく食べられました。
さすがにプールサイドで食事をしている人はいませんでしたが。
アラカルトメニューで、アメリカンサイズのパンケーキなど、朝から食べるには少し重いボリュームで出てきました。
なお昼以降もハンバーガーやステーキなどアメリカンなメニューをいつでも楽しめます。
バーの「Living Room Bar」はWホテルにふさわしい、アヴァンギャルドな空間で深夜までお酒が楽しめます。
ライブの後で、ちょうど日本時間の昼間だったのもあり、ここでお酒を片手にDaznで日本のJリーグを観ていた記憶があります。
ライブの翌日はエンゼルスタジアムへ
ライブの翌日は「コーチェラ」へ行くという選択肢もあったのですが、世界最大のロックフェスの時期のホテルがあまりにも高かったので断念し、メジャーリーグを観にアナハイムまで行ってきました。
アナハイムへはダウンタウンのユニオン駅から電車で行きましたが、帰りのUberの価格と比較すると10ドルくらいの違いしかなかったので、ホテルからUberかLyftで行った方が楽だったかもしれません。
とはいえ鉄道はエンゼルスタジアムの前に停まりますので、駅からのアクセスは便利です。
「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」へのアクセス
住所:930 Hilgard Ave, Los Angeles, CA , U.S.A
ロサンゼルス国際空港からタクシーで20分くらいです。
ダウンタウンまでは多少距離がありますが、Uberのシェアライドなどを利用すると20ドル前後もあればアクセスできます。
ヒースロー空港からですと、ピカデリーラインで40分〜50分で一本で来れます。
「Wロサンゼルス-ウェストビバリーヒルズ」の総合評価
世界の高級ホテルが集結している大都市ロサンゼルスには、同じマリオット系のホテルも何十とあり選びたい放題なのですが、デザイン性をを求める人にはおすすめのホテルです。
ダウンタウンからは少々離れていますが、その分閑静なエリアで、治安も良くオススメしやすいエリアにあります。
ロサンゼルスのWホテルは他にも「Wハリウッド」もありますが、ハリウッドの中にあるゆえウエストビバリーヒルズより少し高いです。
アヴァンギャルドなデザインのホテルなので好き嫌いが分かれるのがWホテルの特徴ですが、Wロサンゼルス・ウエストビバリーヒルズはWホテルの中でも落ち着いた雰囲気なので、Wホテルに泊まった経験のない人もなじみやすいと思います。
過去の滞在を振り返っていると、再びロサンゼルスに行ってこのホテルに泊まりたくなってきました。2週間の自主隔離を覚悟で行ってみようかと思うくらいです。
新型コロナウイルスの感染について、北半球が第三波と呼ばれる感染者が急増するターンに入っているため、先が見えなくて不安になることも多いかと思います。
国内旅行も悩んでしまうところのようで、実際先日宿泊した「アロフト銀座」も少し前にSNS上で祭りになっていた割には空いていて、拍子抜けしましたが。
とはいえまだ「Go to トラベル」は続きます。具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。
【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?
10/1から東京発着も対象となる「Go to travelキャンペーン」について説明してみたいと思います。現在は35%割引になるだけですが、10/1以降は「地域共通クーポン」という行き先となった都道府県の隣の県まで使えるクーポンがもらえて実質半額で旅行ができるようになります。非常にお得なのでぜひ活用してみましょう。
またマリオットなどホテルの公式サイトで予約を入れた場合には、「STAYNAVI」で登録しないと「GO To トラベル」の適用を受けられませんので、登録の仕方を掲載した記事も参照してください。
【Go to トラベルを生かす】STAYNAVIの使い方
「Go to トラベル」を有効に生かすために「STAYNAVI」の使い方について紹介します。旅行代理店(オンライン含む)を通さずホテルの公式サイトから予約を入れた宿泊は「STAYNAVI」に登録しないとGoToの対象にならないので、手続きをする必要があります。スマホでもPCでも簡単にできますのでやり方を紹介します。
そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。
「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
10/1から東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になることで、活用方法が広がることになりますが、これと「リモートワーク」や「ワーケーション」を結びつけることで格安の料金でワーケーションを体験することができます。リゾート地へ行くのもいいですが都心のホテルから始めてみるという方法も紹介します。
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