「モクシー東京錦糸町」宿泊記2【コロナ後の変化は?】
こんにちは、@kojisaitojpです。マリオットのホテル修行をしている人であれば誰もが注目しているモクシー東京錦糸町の「もっと東京」プランがようやく出ました。
モクシー錦糸町 もっと東京プラン
Motto Tokyo パッケージ
ウェルカムドリンク
朝食
レイトチェックアウト14時
2021/1/3から1/17までの期間2020/11/5 12時から予約開始
チャレンジに使えないよー
— ジャスミン茶 (@JasmineTea_Cafe) October 28, 2020
適用が年明けであることを嘆いているプラチナチャレンジ組のツイートも見かけますが、ロクに投資もしないでプラチナ会員になれるというのは、エリート会員の趣旨から外れてしまうので正直好ましくないと思います。
というかこちらが10数年宿泊を重ねて守っている特権を一見さんに取られてしまうというのは面白くないという個人的な気分の問題ですが(笑)。
なので私はステータスマッチやプラチナチャレンジについては否定派です。
ですので私の場合は、本日紹介する「モクシー東京錦糸町」で年明けに来年度の宿泊回数加算に「もっと東京プラン」を使ってみてもいいかなと思っていたりします。もちろん金額次第ですが。
滞在について先に結論を言うと、コロナ禍以来の宿泊でしたが、外国人観光客が少ないこと以外は通常のモクシーに戻っている印象を受けました。
スタッフも活気がありますし、マリオットの廉価ブランドでラウンジこそありませんが、フリースペースが豊富で24時間コーヒー・紅茶の無料サービスもあり、ラウンジがなくても快適に過ごせる珍しいホテルかと思います。
「Go to トラベル」が終わった後でも正規料金で(と言っても安いですが)泊まる価値のあるホテルかと思います。
目次
ちょっと怪しげなエリアにある「モクシー東京錦糸町」
「モクシー東京錦糸町」は、2017年にオープンした新しいホテルで、「モクシー」ブランドとしてはアジアではバンドン(インドネシア)に次ぐ2番目のお店です。
現在は日本国内にも「モクシー大阪本町」「モクシー新梅田」と複数のホテルがオープンしています。
立地がちょっと変わっていて、キャバクラなどのある繁華街とラブホテル街の間にあります。
と言われると嫌がる人もいるかもしれませんが、反対に考えると夜中でも結構人がいますので、治安という面では安全かもしれません。
国内にあるブランドでいうと「フェアフィールドバイマリオット」「モクシー」が最もリーズナブルなブランド、その少し上が「コートヤードバイマリオット」という位置付けです。
イメージとしては日本にはないタイプのポップな内装のホテルで、スタッフもかしこまったスーツなどは着ずにTシャツかパーカーで接客するという、カジュアルさを売りにしたブランドです。
おかげで毛嫌いする人もいるようですが、私の好みだと昨日の「コートヤードバイマリオット東京ステーション」のようにフォーマルな格好で接客していても居心地の良くないホテルもあります。
その辺と比べると快適に過ごせて、価格もリーズナブルなのが魅力です。
「モクシー東京錦糸町」エントランス〜フロントの様子
エントランスは1階で、チェックインも1階のフロントで行います。
なおコロナ対策の一環からか自動チェックイン機でチェックイン・チェックアウトも可能ですがが、「Go to トラベル」を使用する場合は、本人確認が必要になるので、有人のカウンターで行います。
価格帯的には日本のビジネスホテルと同じくらいですが、雰囲気は海外のホテルです。
プラチナ会員以上のエリート特典は、
- 16:00までのレイトチェックアウト
- ウェルカムアメニティ(ポイントか10ドルの飲食クレジット
- 500ポイント
となります。先日の「フェアフィールドバイマリオット栃木宇都宮」同様に、特典は少ないですが、個人的にはレイトチェックアウトが使えれば十分かなとも思います。
朝食はつきませんが、10ドルの飲食クレジットを使えば1300円の朝食がほぼ無料になります。
なおアップグレードについては、部屋のパターンが一つでキングベッドとツインベッドの区別があるだけですので、アップグレードは存在しません。
フロント横のエレベーターに乗って客室階へと行きますが、外国人観光客向けの観光案内の端末や両替機があり、インバウンドの需要が以前はかなりあったことがうかがえます。
エレベーターにはロックがかかっていて、ルームキーをかざさないと動きません。
今回はお試しに「モバイルキー」を使ってみましたが、欠点はエレベーターも客室もロックを解除する際には常にマリオットボンヴォイのアプリを起動させてないといけない点が欠点です。
「モクシー東京錦糸町」の客室の様子は?
客室は1パターンしかないので、常に同じタイプの部屋になります。
ニューヨークのアパルトマンを意識した内装で、入り口はこのような感じです。
面白いのは、部屋の様子が全く見えない点で、この画像の時も部屋の電気は付けっぱなしにしてますが、電気がついているのかさえわかりません。
そういう意味ではプライバシーも万全です。
さて部屋は世界中のモクシーで共通のテーブルや椅子が壁にかけてある方式です。
おかげで、テーブルを出す必要がない場合には、部屋を広く使うことができます。
インテリアにも随所に遊び心があります。
「黒電話」という単語を使うと歳がバレてしまいますが、このように部屋の電話もわざとクラシックな仕様になっており、遊び心を感じる部分が多いホテルです。
バスルームはシャワーのみになりますが、ハンドシャワーと天井からのシャワーの2種類あります。
なお部屋に冷蔵庫がないのが欠点だとよく指摘されますが、1階のバーカウンターでコーヒー・紅茶は24時間無料でもらえますし(部屋へのテイクアウトもOK)、コロナ以降は食べ物は置いてませんが、酒やソフトドリンクも豊富にあります。
密を避けるためなのか、以前バーカウンターに置いてあった元祖ファミコンがなくなっていたのは個人的には残念です…。
またホテルの向かいがミニストップですので、必要に応じて調達すればそれほど不便さは感じません。
ラウンジの代わりになるサービスがあります
マリオットの格安ブランドなのでラウンジはありませんが、フロント横のスペースやコワーキングスペースのように自由に使えるスペースが豊富です。
フロント兼バーカウンターは24時間やってますので、いつでも無料のコーヒー・紅茶がもらえますし、アルコールなどのドリンクも豊富です。
以前はアルコール類のみならず、カップラーメンなどのフードも充実していたのでこれが休止なのは残念です。
フリースペースではビリヤード台やゲームなども置いてあり、遊ぶのもよし、奥のコワーキングスペースのようなところで仕事をするもよしの居心地の良い空間です。
24時間使えるスペースなのもあり、コロナ前は外国人観光客が遅くまでくつろいでいて混雑してましたが、今は特に夜中は空いています。
「モクシー東京錦糸町」でも愛用した「KF94マスク」も紹介
ホテルに滞在してる時というのは私が珍しく「マスクをしている時間が長い時」でもあります。
記事書くとアフィカス呼ばわりされそうだから書いてないけどこのマスク最強すぎ。一回買ったら普通のマスク使えなくなる。 pic.twitter.com/6raAN9ZyEF
— saito koji@次の海外旅行の前にEV購入? (@kojisaitojp) May 25, 2021
以前は良い意味でいい加減なゆるさが「モクシー東京錦糸町」の売りでしたが、新型コロナウイルスに対して去年以上に神経質になっているのか、マスクを外してパソコンなどをいじっているとすぐにスタッフが飛んできて「マスクしてください」と注意されるようになっています。
日常家で作業することが多い私の場合マスクをするのは外出時のみですので(しかも車に乗ってる時は外してます)、ホテルに滞在してラウンジやコワーキングスペースで作業するというのは数少ない人前に出る場面です。
そんな時にこの「KF94マスク」は非常にありがたいです。
どのくらい違うかというと一回これに慣れてからコンビニなどで売っている普通の不織布のマスクをすると「外の空気がスースー入ってきて通気性がいいな」と思ってしまうほどです(笑)。
それでもウレタンマスクなどよりは全然マシではあるのですが、「通気性の良いマスク」という時点でマスクの意味ないですよね。
最新の「インド株」のような変異株は同じ空間にいるだけでも空気感染するリスクがあると言われていますので、防御する装備は必須だと思いますが、そんな時にこのマスクは非常に役に立ちます。
ちなみに私が定期購入しているのはこのマスクです。
他にはどうしても白いマスクが嫌だというのであればカラーが豊富なのもあります。
こちらの場合だと若者に人気のウレタンマスクのように黒とかグレーもあります。
コンビニなどで売っているマスクより若干高いのは事実ですが、自分の身を守れるのは自分だけですので検討してみてはいかがでしょうか?
「モクシー 東京錦糸町」のレストランはどんな感じ?
朝食も同じ1階のバーカウンターの奥のスペースにて7:00〜10:30の時間帯に洋定食か和定食が提供されます。
「マスクと手袋着用が必須」という窮屈な思いをしてブッフェにする必要はないと私は思いますので、セットメニューにして気楽に朝食が取れるのはプラス材料です。
無理矢理ブッフェにしたホテルで、うっかりマスクや手袋を忘れて席を立っただけでスタッフが飛んでくるような常に監視状態に置かれた食事は落ち着きません。
気分の問題もあるかもしれませんが、以前のブッフェ形式の朝食よりクオリティが向上していて美味しかったです。
またこのスペースではランチも提供されており、カレーセット600円、パスタセット800円(ドリンク込み)と格安でランチも楽しめます。
錦糸町のオススメ鉄板焼「東京粉者」
モクシー錦糸町はレストランがないのが欠点ではありますが、錦糸町は23区東部では最も栄えている街の一つですので飲食店に困ることはありません。
私のオススメはホテルから徒歩1分のところにある鉄板焼「東京粉者」です。思いっきりラブホ街になるので一瞬ためらうかもしれませんが、希少部位のシャトーブリアンなど上質な和牛を用いた鉄板焼が提供されており、オススメです。
日本一軽いお好み焼きと言われる名物「ふわ焼き」も絶品で、このレベルの鉄板焼がホテルなどの半額程度で提供されるコスパの良いお店です。
営業時間 | 【月~土】17:00 ~ 24:00(23:00) 【日祝】 17:00 ~ 23:00(22:00) |
料金 | 飛切コース 5478円 必殺コース 6578円 至高コース 8778円 |
住所:東京都墨田区江東橋3-1-10
現在なら「Go to eat」で格安で利用するチャンスです。
錦糸町のオススメシーシャカフェ 「シーシャ屋デグー」
私がモクシーに宿泊すると必ず通うシーシャカフェが「シーシャ屋デグー」です。
錦糸町では数少ないシーシャ屋で、珍しいだけではなくシーシャの味も抜群に良質です。具体的なフレーバーの種類がわからない初心者でも「〜な感じのシーシャを作って欲しい」位の漠然としたオーダーで自分に合うシーシャを提案してくれます。
モクシー錦糸町のフリースペースでくつろいだり仕事するのも好きですが、ふらっと抜け出してデグーでシーシャを吸いながら仕事というのも私の楽しみの一つです。
なお、エジプトの国民食「コシャリ」専門店の姉妹店で、同じ建物の3階にあります。2階のコシャリを利用すると100円引きになります。
営業時間 | 月曜〜日曜 14時〜23時 |
料金 | シーシャ 1700円〜 チャージ 800円(フリードリンク込み) |
住所:東京都墨田区江東橋4-20-13 山田ビル3階
「モクシー東京錦糸町」のフィットネスやその他の設備は?
外資系のホテルらしく、フィットネスは充実しています。
24時間使用できますが、予約制になります。鍵が閉まっているので使いたい時はフロントに言う必要があります。
またコインランドリーも完備されており、撮影を忘れてしまいましたがアイロンルームもあるので、長期滞在にも使えるホテルです。
「モクシー東京錦糸町」へのアクセス
住所:東京都墨田区江東橋3-4-2
JR錦糸町駅南口から徒歩5分くらいです。
車の場合ですと首都高の「錦糸町」の出入口からすぐです。
駐車場はありませんが、近隣のコインパーキングで24時間1500円前後で停められます。
「モクシー東京錦糸町」の総合評価
ここのホテルはスタッフに顔と名前覚えられるくらい過去に泊まっていますが、コロナ前の外国人観光客が多い時よりも今の方が気楽に泊まれます。
マリオット系の格安ブランドなのもあり、コロナ前までは中国人観光客などでごった返していて、コワーキングスペースなども使いにくかったので、今の方が滞在という面でも「コワーキングスペース」として活用しようとする際にも快適です。
ラウンジもないブランドが「モクシー」ですが、フロント階に自由にくつろげるスペースもコワーキングスペースになりそうな空間もあり、部屋は狭くても「寝る場所」と割り切れば、ホテルの視閲をフル活用して楽しめます。
また良い意味でスタッフがいい加減でゆるめな雰囲気があり、マスクの着用についてもうるさくはなく、スタッフと宿泊客が一緒に過ごす空間を演出してくれるのも居心地が良いです。
元々リーズナブルですが、今であれば「Go to トラベル」を生かして更にお得な価格で泊まれますので、日本にはないタイプのホテルを試してみてはいかがでしょうか?
具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。
【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?
10/1から東京発着も対象となる「Go to travelキャンペーン」について説明してみたいと思います。現在は35%割引になるだけですが、10/1以降は「地域共通クーポン」という行き先となった都道府県の隣の県まで使えるクーポンがもらえて実質半額で旅行ができるようになります。非常にお得なのでぜひ活用してみましょう。
またマリオットなどホテルの公式サイトで予約を入れた場合には、「STAYNAVI」で登録しないと「GO To トラベル」の適用を受けられませんので、登録の仕方を掲載した記事も参照してください。
【Go to トラベルを生かす】STAYNAVIの使い方
「Go to トラベル」を有効に生かすために「STAYNAVI」の使い方について紹介します。旅行代理店(オンライン含む)を通さずホテルの公式サイトから予約を入れた宿泊は「STAYNAVI」に登録しないとGoToの対象にならないので、手続きをする必要があります。スマホでもPCでも簡単にできますのでやり方を紹介します。
そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。
「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
10/1から東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になることで、活用方法が広がることになりますが、これと「リモートワーク」や「ワーケーション」を結びつけることで格安の料金でワーケーションを体験することができます。リゾート地へ行くのもいいですが都心のホテルから始めてみるという方法も紹介します。
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