「コートヤードバイマリオット東京ステーション」宿泊記【サービス悪化?】

旅行

こんにちは、@kojisaitojpです。栃木・仙台から戻った後は都内でホテル修行です。相変わらず「もっと楽しもう東京」がマリオット系のホテルでは始まりませんが。

マリオットに加盟しているにもかかわらずマリオットの会員にサービスをしないようなホテルははっきり言って論外ですが、(「シェラトン都ホテル東京」については以前の記事でもそれを指摘してます)コロナ前とコロナ中、コロナ後に同じホテルを訪れると、そのホテルのクオリティがある程度わかります。

「Go to トラベル」で来た宿泊客を雑に扱うホテル、こちらがヘビーユーザーで常連であることを認識してないホテル、「Go to トラベル」や「もっと楽しもう東京」などのキャンペーンで安くなることを見越して値上げに走るセコいホテルなど、ホテル側の宿泊客に対する姿勢もわかるようになります。

先に結論を言うと、本日取り上げる「コートヤードバイマリオット東京ステーション」は、値上げこそしてませんが「エリート会員に対するサービスを可能な限りケチりたい」というセコい意図を感じるホテルでした。

常連客を雑に扱うサービスをしていると、「Go to トラベル」が終わった後は閑古鳥の可能性もあるということを忘れているホテルには厳しい評価をします。

ちなみにコロナで緊急事態宣言中に宿泊した宿泊記はこちらをご参照ください。
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」宿泊記【東京都も独自の還元】

「京橋トラストタワー」にある「コートヤードバイマリオット東京ステーション」

コートヤードバイマリオット東京ステーション
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」は、2014年にオープンした「京橋トラストタワー」の1階から4階がホテルになっています。

低層階がホテルになる珍しいパターンですが、東京駅をからも5分程度、最寄りの京橋駅はホテルの目の前に入り口があるアクセス抜群の好立地です。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

マリオットにおいて「コートヤードバイマリオット」というブランドは、中規模のホテルを中心とした中価格のビジネス旅行者向けに設計されたホテルになり、同名のホテルが国内ですと新大阪・銀座・大阪本町にあります。

国内にあるブランドでいうと何度か紹介した「フェアフィールドバイマリオット」「モクシー」よりは上、「シェラトン」や「ウエスティン」よりは下という位置づけです。

イメージとしては「高級ビジネスホテル」とでも言えば良いでしょうか、ビジネスホテルという概念が日本独自のもので、海外にはないですが。

「コートヤードバイマリオット東京ステーション」エントランス〜フロントの様子

コートヤードバイマリオット東京ステーション
エントランスは1階ですが、チェックインは4階のフロントで行います。エレベーターで4階に出ると目の前がフロントです。

日本のビジネスホテルとは違う高級感が漂っています。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

プラチナ会員以上のエリート特典は、

  • 朝食無料(レストラン「Lavarock」にて7:00〜10:30)
  • 17:30〜19:30のカクテルサービス(「at Cafe & Bakery GGCo.」にて)
  • 16:00までのレイトチェックアウト
  • 部屋のアップグレード
  • ウェルカムアメニティ(お菓子とビールまたはジュース)
  • 500ポイント

となります。前回滞在した際はコロナウイルスによる緊急事態宣言中だったので、レストランは休業、朝食は弁当を部屋でという形式でしたが、今回はレストランが復活しています。

とはいえコロナ前にあった「at Cafe & Bakery GGCo.」でのカクテルとおつまみのサービスが休止しています。ホテル側からの説明すらないので、休止なのか終了なのかもわかりませんが。

チェックイン時にこの辺りの説明もない辺りからホテルに対する不信感が出てきます。

10年プラチナをキープしている会員だとも気づかず、ステータスマッチで手にした宿泊経験もない「なんちゃってプラチナ会員」が「Go to トラベル」を利用してセコく泊まりに来たとでも思われたのでしょうか。

さて、フロント横のエレベーターに乗って客室階へと行きます。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

エレベーターにはロックがかかっていませんが、客室階を降りたところの扉がルームキーがないと入れませんので、セキュリティ面は安心です。

「コートヤードバイマリオット東京ステーション」の客室の様子は?

コートヤードバイマリオット東京ステーション
今回の「コージールーム」は最低ランクの部屋です。

混んでいるからアップグレードがないというのであれば納得できますが、マリオットボンヴォイのアプリで見ると更に広い部屋があるのにアップグレードをしないというたまにあるパターンです。

「もっといい部屋空室ありますよ」と指摘すると「あいにく本日満室で」とネットで調べると一瞬でバレる嘘をつくケースですが、これをやられると次回以降来る気を無くしてしまいます。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

それでも部屋自体は日本のビジネスホテルよりは広いですし、今回はホテルにこもって仕事をする必要があったので大きなデスクは物を広げて仕事するにはちょうど良いスペースでした。

ただプラチナ会員は基本的に「エディターズルーム」か最上位の「フォトグラファーズルーム」にアップグレードされるはずなのですが。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

このホテル全般に当てはまることですが、面積がないからか、バスルームがユニットなのは価格を考えると不満です。2014年と比較的新しいホテルなのに残念です。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

目覚まし時計にわざとクラシックなものを用いていたり、遊び心を感じる部分もあるのですが。

コートヤードバイマリオット東京ステーション
コートヤードバイマリオット東京ステーション

プラチナ会員へのサービスとしては、チェックイン時にお菓子とドリンク(アルコールまたはソフトドリンク)のサービスがあります。今回は仕事が残っていたのでソフトドリンクにしておきました。

ラウンジに代わるサービスは?

コートヤードバイマリオット東京ステーション
先ほど述べた「17:30〜19:30のカクテルサービス」というラウンジの代替サービスが一階の「at Cafe & Bakery GGCo.」で提供されていました。コロナ前の話ですが。

アルコール類のみならず、フードも充実していたのでこれが休止(廃止?)なのは残念です。

「新型コロナウイルス感染拡大防止対策」ではなく「コロナを口実としたサービスカット」でなければ良いのですが。似たようなことを東日本大震災の後にやってきたホテルもあったので気がかりなところです。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

またこのホテルの特徴として、フロント横のロビースペースが「ライブラリーバー」としてコワーキングスペースのようになっており、宿泊客には無料でコーヒー・紅茶、上級会員にはアルコールの提供もありましたが、現在はコーヒー・紅茶のみの提供となっています。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

24時間使えるスペースですので、これはありがたいサービスです。

「コートヤードバイマリオット東京ステーション」のレストランはどんな感じ?

コートヤードバイマリオット東京ステーション
朝食も同じ1階にある「Lavarock」にて7:00〜10:30の時間帯にアメリカンブレックファストが提供されます。

過去のいくつかの記事でも指摘しているように、「マスクと手袋着用が必須」という窮屈な思いをしてブッフェにする必要はないと思いますので、セットメニューにして気楽に朝食が取れるのはプラス材料です。

無理矢理ブッフェにしたホテルで、うっかりマスクや手袋を忘れて席を立っただけでスタッフが飛んでくるような常に監視状態に置かれた食事は落ち着きません。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

以前であればプラチナ会員以上に隣のカフェ&レストラン「at Cafe & Bakery GGCo.」でのフードサービスが重視しており、17:30〜19:30の時間帯に、

    枝豆
    ピクルス盛り合わせ
    オリーブマリネ
    チーズ盛り合わせ
    ミックスナッツ
    スモークサーモン
    フレンチフライ
    ガーリックトースト
    グリルソーセージ
    チキンウィング&オニオンリング
    シーザーサラダ(プレーン・シュリンプ・チキン)
    コールドミート盛り合わせ(ペパロニ・カモパストラミ・ペッパーポーク等)

とラウンジがあるホテルと同等以上のサービスが受けられ、アルコールを含むドリンクも無料でした。

軽食を通り越してディナーにも使えるくらいの充実度だったので休止は残念なことです。

「コートヤードバイマリオット東京ステーション」のフィットネスやその他の設備は?

コートヤードバイマリオット東京ステーション
外資系のホテルらしく、フィットネスは充実しています。

24時間使用できますが、予約制になります。カギが空いているので、予約しなくても人がいなければ使えそうでしたが。

コートヤードバイマリオット東京ステーション

他には客室自体は全室禁煙ですが、フロント階に喫煙ブースも設けられているので、喫煙者でも問題なく泊まれます。

「コートヤードバイマリオット東京ステーション」へのアクセス

住所:東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワー
JR東京駅 八重洲南口より徒歩4分
東京メトロ銀座線 京橋駅 7番出口より徒歩1分
東京メトロ銀座線・東西線/都営浅草線 日本橋駅 B3出口より徒歩5分
都営浅草線 宝町駅 A5出口より徒歩4分
東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅 7番出口より徒歩5分

銀座線の京橋駅であれば7番出口の目の前です。東京駅からも八重洲南口から5分前後で着きます。

車の場合は、首都高の宝町出口からが最も近いです(駐車料金は1泊2000円)。

「コートヤードバイマリオット東京ステーション」の総合評価

コートヤードバイマリオット東京ステーション
ここのホテルは過去に数回泊まっていますが、コロナ前はコロナ前で外国人観光客が多いのもあってスタッフの対応が雑、コロナ後はコロナ後で「Go to トラベル」で宿泊客がいくらでも来るから雑という感じがします。

東京駅から歩いていけるという絶好のロケーションにあぐらをかいているような印象があり、サービス面で私は好きではありません。 

場所は絶好ですが、部屋自体は狭く、正直1ランク下のはずの「モクシー錦糸町」以下のクオリティです。

ラウンジ代わりのサービスをカットしているのに、レストランの営業は再開するなど「コロナを口実にエリート会員のサービスをカットしようとしてないか?」と思わせるところも疑問です。

今であれば「Go to トラベル」を生かしてリーズナブルな価格で泊まれるのもあり、それなりに宿泊客がいますが、「Go to トラベル」が終わった途端閑古鳥とならないことを祈ります。

具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。

またマリオットなどホテルの公式サイトで予約を入れた場合には、「STAYNAVI」で登録しないと「GO To トラベル」の適用を受けられませんので、登録の仕方を掲載した記事も参照してください。

そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。

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