【予備校でも学べた】「マインドセット」のために起業塾などに通うのはアホ?

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こんばんは、@kojisaitojpです。今日はTwitterではなく、面白いYoutubeを発見したので引用してみます。

起業したいと思う人が高額の起業塾などに通うのはアホだということを熱く語っていますが、このような指摘をしてくれる人は非常に少ないので貴重です。

反対に自分のブログやTwitterに「起業」とか「副業」をやっていることを匂わせるような書き込みをすると、「オススメの副業ありますよ」的な勧誘のダイレクトメッセージなどがウヨウヨ来るので驚きますが。

今日はその「起業・副業界隈」でよく出てくる「マインドセット」という言葉について考えてみます。

予備校講師も「ビジネスのマインドセット」を作れる人材

起業したいと思う人が「起業セミナー」や「起業塾」のようなところに通って「マインドセット」を学ぶという例はよくあることです。具体的なビジネスの手法ではなく、「マインドセット」を売るような起業塾は詐欺も多いですが、それは今日のテーマではないので、後日改めて述べることにして省略します。

まず「マインドセット」とは何なのかについて定義を確認しておきます。

マインドセットとは、経験、教育、先入観などから形成される思考様式です。この中には、暗黙の了解、その人の思い込み、価値観、そして個人としての信念も含まれます。

これだけを取り上げると、個人の特性の様にも思われがちですが、組織のマインドセットというのもあります。組織のマインドセットはその組織の構成や歴史を背景に、企業戦略であったり、経営理念や経営ビジョンのことであったりします。

組織のマインドセットは企業文化と同様、組織内のコミュニケーションによって徐々に培われていくものです。そのため、組織のマインドセットによっては組織内部の個人に求めるスキルも変わってきます。
BizHint「マインドセット」より)

「マインドセット」などというカタカナをわざわざ使わなくても、要は人や組織に内在している「無意識の思考パターンの束」のこと、具体的には「先入観や思い込み」「物事を捉える上での思考クセ」「価値観や信念」などの総称をマインドセットと言います。

マインドセットのイメージ

でもこれって実は社会人になってから慌てて学ぶものでもなく、子供の頃からの「教育」の中で身につくものです。

「現代文」を学ぶことでも実は身につく「思考パターン」

予備校の授業のイメージ
当たり前のことなのですが皆さんが忘れているのが、

日本語で出来ないことが英語で出来ることは絶対にあり得ないということです。

言われてみると「そんなの当たり前でしょ」と言われることですが、実際受験生を見ていると「まず英語英語英語」という感じでやたらと英語ばかり勉強したがります(特に文系の場合)。これが理系なら数学や理科に行く感じでしょうか。

ところが本人の日本語力が低い場合、暗記で誤魔化せる文法問題は解けても長文は解けないということがよくあります。

理系でも同様で、数学や理科の問題文を読んで「今自分が何を聞かれているのか?」を理解できない受験生は絶対に問題は解けません。

「日本語できちんと理解できない文章が英語で理解できるわけがない」という話なのですが、目先の試験のことにばかり頭が行くとそれを忘れて「今日勉強して明日試験に出れば点になるもの」ばかり勉強したがるというのはよくいる失敗する受験生です。

ちなみに、

    この「目先の利益」しか見えなくて長期的な視野を忘れるというのもビジネスで失敗する人の典型的な行動パターンです。

そして肝心の「文章の読み方」という部分でも

  • 自分で好きなように読んで自分が感じたことを解答にする=論外
  • 文章の中を貫く「筋」をつかむことで客観的にみて「筆者が主張したいこと」を読み取る=正解

このプロセスを授業の中で、実際に文章を使って見せていくこと、私がやったように文章を辿ることを「習慣」にしてもらうことで、試験の時にも初見の文章でできるようになることが目的です。もちろんそのためには半年・一年と毎週繰り返し繰り返しやってみせることが必要なので、このブログだけでエッセンスを伝えることはできませんが。

勉強のイメージ

「自分が読んで感じたこと」がたまたま「文章の筋」に命中している場合は、私がやるように解かなくても勝手に設問には正解できるということもありますが、これだとある文章の時はできるけど別な文章だとダメのように「得点にムラのある受験生」になってしまいます。

初期の頃はこの「たまたま運良く当たったは実力ではない」ということを納得させることに一苦労しますが、ここを越えられない受験生はいつまで経っても「客観的に文章を読む」ことはできませんし、「論理的思考」とは縁のない世界を生きることになります。

身につけないで社会人になった時の悪影響

騙されるイメージ
こういう部分が欠けたまま社会人になってしまうと、相手の話をきちんと理解しないまま自分勝手に解釈してトラブルになったり、文書として渡さられた時もその文章の趣旨(相手が最も言いたいこと)が理解できずに細部にばかりケチをつけてしまって話が進まないというトラブルにも巻き込まれやすいです。

よく私が電話でオペレーターなどでこっちの言い分もロクに聞かないでペラペラ喋ってくるような人に当たることがありますが、「こっちの話聞いてから反応しろ。こっちの話もきちんと理解しないまま勝手に話を進めるんじゃねぇよ」と怒ることがあります。

こういう時にも怒る一方で、「受験生の時にきちんと文章を読んで趣旨を理解する訓練してねぇんだろうな」と同情したくなることもあります。

もちろん「仕事」ですから、同情で終わることはなく、日本語通じなさそうなら上席を呼び出してクレームを入れたりと徹底的に攻撃しますが。

受験生なら失敗・ミスは許されても、社会人でビジネスする場合には許されるものではありませんので。

このように受験生の時から教育を通して、ビジネスに失敗しやすいマインドや行動パターンを自然と身につけてしまう残念な人が多いのが、日本の教育の問題点です。

私は現役でやっていた時から「これ(現代文・小論文)を真面目に勉強することでどういう効果が生まれるのか?」の部分を教えることを特に意識してやっていました。

英語や数学などのように「何となく勉強するのが当たり前」という科目と違って「現代文」のような科目は「何のために勉強するの?」「勉強しても変わらないでしょ」的な先入観を持って授業に来る生徒が多いので、ただ授業をやっても(それがどんなに分かりやすい授業であっても)生徒の心には響きにくいのが現実です。

それもあって私の場合は常に「なぜ現代文を勉強する必要があるのか?」「現代文を学ぶことにどんなメリット(大学に合格する以上のメリット)」があるのかなどの「動機付け」を重視してやっていました。

何となく勉強するのが当たり前の科目ではないという不利なポジションを返上するために求められることでした。

ただこれをやりまくると英語や数学の講師から「現代文のくせに」のように陰口を叩かれたり、「そんな科目勉強してもどうせ伸びないから英語やれ」的な営業妨害を食らうことも結構ありましたが。

普通の講師と違うことをすると嫌われるというお寒い業界であることがわかるエピソードですが。

リソースがあるのに活かせない「教育業界」

ライスワークのイメージ
教師をやっている人間、特に学校の先生などに多いですが、「学校で勉強したことが将来社会人になった時にどう生きるのか?」「学校で身につけたものが自分の人生にどういう影響を及ぼすのか?」についてきちんと説明できる人が非常に少ないのが、この業界の残念なところです。

まぁ学校の先生をやっている人なんて基本的に、「学校以外の社会を知らない」ので、自分が今教えているものが生徒の人生にどのような影響を及ぼすのかについて考えることができないという事情もあります。

この点は他の社会も見ているはずの予備校講師に強みがある部分のはずなのですが、不思議なことに予備校の講師をやっている人間でも「今教えているものが将来どんな効果をもたらすのか?」について生徒に適切に教えられる講師は少数派です。

サッカーの監督にたとえてみます

サッカーのイメージ
今日の話をわかりやすいようにサッカーに例えると「理論家型の監督」と「モチベーター型の監督」に分けるのと同じです。

サッカーの監督で理論家型の監督は、チーム戦術やシステムを組み立てて、それを選手に当てはめるやり方に長けた監督を指します。

モチベーター型の監督は、選手のやる気を上手く引き出し、選手のコントロールに長けた監督を指します。

理論型とモチベーター型は相反するものではなく、両立します。サッカー監督はそれぞれにサッカー理論があり、いかに自分が持っている理論をチームに落とし込むかが監督の技量です。

世界的に名将と呼ばれている監督は独自のサッカー戦術を用いて、チームが変わっても結果を残しています。例えばモウリーニョ・グアルディオラ・クロップなどの世界的な名将と呼ばれている監督は、理論型とモチベーター型の両方を兼ね備えています。

サッカーが好きな人であればこれらの監督の「戦術的に素晴らしい部分」と「選手やサポーターを惹きつける人間的な魅力の部分」を挙げることができるかと思います。

もっと身近なJリーグの監督を例に出すと皆さんがサポーターをやっているチームの好き嫌いも反映されてしまい、炎上の原因にもなってしまうので控えますが、「唱えている戦術は素晴らしいけど、なぜか選手が付いて来なくて成功しない監督」や「選手やサポーターに信奉者がたくさん生まれるカリスマ的な監督ではあるけれど戦術はパッとしない監督」がいますよね。

具体的な名前は挙げませんが、サッカーが好きな方であれば具体例に当たる監督を想像できるかと思います。

そして言うまでもありませんが、この「モチベーター」の部分がビジネスでいうところの「マインドセット」です。

まとめ

ネット社会のイメージ
実はビジネスに必要なマインドセットなるものは受験生の段階で、学校教育や予備校などで教えられるものなのです。

そう考えると「起業セミナー」「起業塾」のようなところで何十万、何百万という高額な学費を払って学ぶというのはコストパフォーマンスが非常に悪いと言えます。

とはいえ受験生の時に適切なマインドセットを作る機会に恵まれなかったのであれば、ビジネス書などを読むところから始めて、本では足りない部分を起業セミナーや起業塾、コンサルタントなどを利用して自分を変えていく必要はあるでしょう。

特に「いつまでも人に使われる立場」、いわゆる「社畜」から自分を解放したいのであれば多少の投資は必要になります。

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