JAL国内線クラスJ「B777-200(羽田⇄新千歳)」搭乗記【国際線機材?】

旅行

あけましておめでとうございます、@kojisaitojpです。本年もEVと再エネ、旅行(ホテル・飛行機)などを中心にライフスタイルを問い直す記事を書き続けていこうと思います。本年もよろしくお願いいたします。

とりあえず本年最初の記事はこれです。

決してJALのビジネスクラスに乗ってまたまた海外へ行ったわけではありません。

地元に帰省するのに使った機材がたまたま「国際線仕様」だったというだけの話です。

11月のヨーロッパ旅行で「BAゴールド(ワンワールド・エメラルド)」のステータスを取った関係で12月の大阪や広島への遠征でもステータスを獲得した際の特権には触れましたが、国際線の機材が来たのは初です。

そこで今日は新型コロナウイルスの感染拡大により国際線の減便・運休により時々国内線にも投入されるようになったJALのビジネスクラスについて触れたいと思います。

国内線で国際線機材がプラス1000円(クラスJ)でお得に味わえる

JAL「SkySuite」のシート

いきなりこういう画像をあげると「あれ? また海外行くの?」と思われそうですが、このシートに座ったのが「羽田→新千歳」の国内線だというと驚く方も多いかと思います。

JAL「SkySuite」のシート

もちろんシートがJALの国際線ビジネスクラス「SkySuite」になっただけで、提供されるサービスは国内線クラスJのもの(ドリンクのサービスのみ)です。

JAL「SkySuite」のシート

JALのビジネスクラスには複数の種類のシートがあり、今回のシートは「SkySuiteⅢ」と呼ばれるシートです。

「1-2-1」の配列で真ん中のシートはカップルなどが向かい合って使用することも可能(もちろんシェードをあげれば個別に使うことも可能)です。

最近流行の「ビジネスクラスでも個室感覚を」というトレンドに乗ったシートです。

私の記憶だとこのシートは過去(2019年以前)に「羽田⇄金浦」と「成田⇄デリー」で乗ったことがあります。

「ドーハ→パリ」のQsuite
「ドーハ→パリ」のQsuite

とはいえ先日カタール航空の「QSuite」に乗った記事を書いた後だと「JALもドアつけてよ」と変な要望をしたくなりますが(笑)。

とはいえJALの「SkySuite」もそれなりのクオリティで、シートはもちろんフルフラットになります

JAL「SkySuite」のシート

電源もユニバーサル仕様とUSBもあるのでどんな国籍の乗客でも困ることなく使えます。

JAL「SkySuite」の電源 

今回は何で国内線ファーストじゃないの?と言われるところですが、理由は簡単です。

    「羽田⇄新千歳」のフライトは75分〜80分です。この時間のフライトでもファーストは機内食が出ますが、これを短時間に食べるのは結構大変です。

    ですのでちょっと揺れる便でサービス提供時間が短くなったりすると「ファーストに乗った方が忙しくてくつろげない」ということが多いです(笑)。

    フライト中のサービスより重要な「ダイヤモンドプレミアラウンジ」に入る資格(ワンワールドエメラルド=BAゴールド)が手に入った今度は大半の国内線がクラスJになると思います。

ですので今後はJALの国内線に乗る際にはクラスJの利用が中心になると思います。

フライト情報

航空会社日本航空
フライトJL528
機材B777-200ER
クラスクラスJ
出発空港羽田空港(HND)
到着空港新千歳空港(CTS)
出発時刻14:55(HND)
到着時刻16:24(CTS)
フライト時間1:29

お得な国際線機材が「修行僧」には不評?

ドアのないJAL「SkySuite」
ところが今回私が乗ったような国際線機材が国内線に紛れ込んでくることは一部の飛行機マニアには不評のようです。

ここで言われている主な不満点としては、

  • 機材変更が多いのでどのシートが来るのか読めない
  • クラスJのシート数が国際線ビジネスクラス仕様だと減る

があります。

確かに国際線機材が紛れ込んでくることによって、狙っていた機材が来るか読めなくなるというのは気持ちがわかります。

国際線機材の便を予約してたのに国内線機材が来たとかその逆になるパターンがよくあります。

元々新型コロナウイルスの影響と世界各国の入国状況で国際線の運休が毎月のように変化し、それによって国内線に回ってくる機材も変化するので仕方ないことではありますが。

問題は2つ目の「クラスJのシート数が減る問題」が話を厄介にします。

今回私が乗った「SkySuite」だと席数が26席、これに対し国内線機材のクラスJだとB787の時は58席、A350の場合は96席ありますので、国際線ビジネスクラス仕様が来るとクラスJの席数がガクッと減ってしまいます。

実はこの影響でクラスJの予約が以前より取りにくくなってるという問題は去年くらいから頻繁に発生しています。

特にいわゆる「修行僧」の方々が愛用する格安運賃の「ウルトラ先得、スーパー先得、先得割引」の場合は普通席の設定しかないためクラスJへのアップグレードは「当日空席がある場合のみ」で、国際線仕様の機材はほぼ空席が出ないというのが悩みの種になっているようです。

まぁ私の場合はそもそもJALでマイルを貯めていない(BAエグゼクティブクラブ)ので計算方法が違うのもあり、最初からクラスJで取ってしまいますが。

BAの計算方法だとエコノミー(JAL国内線の普通席)だとガクッと可算率が落ちてしまう、反対にビジネスクラス扱いのクラスJは非常に加算率が良いので最初からクラスJで予約を入れる方が無難です。

大事な飛行機修行(?)をアップグレードできるかわからないギャンブルにはしたくないですから。

運賃も比較的変更キャンセルが自由な株主優待割引か特便割引を使ってます。

羽田空港専用チェックインカウンター→JALダイヤモンドプレミアラウンジも紹介

JALダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田)のエントランス
久々の国際線ビジネスクラス機材を味わえたわけですが、先日の記事でも書いたように別に国内線仕様のクラスJでも特に不満はありません。

それよりも「BAゴールド=ワンワールドエメラルド」を取得した今となってはこの方が重要です。

年末年始のような繁忙期の場合JALグローバルクラブ(JGC)会員も利用できる「さくらラウンジ」は激混みになることが多いです。

混んでる待合室が嫌だからラウンジに行ったら更に混んでいたという笑えない光景も国内線ラウンジでは時折見られる光景です。

ところがJAL会員であればJMBダイヤモンド、JGCプレミア以外は入れない「ダイヤモンドプレミアラウンジ」は基本的に混んでることがありません。

JALファーストクラス専用チェックイン

そもそも手荷物検査から「ダイヤモンド・プレミア(ワンワールド・エメラルド)用」「JGC(ワンワールド・サファイア)」「一般客」と分かれていますので繁忙期に並ばないで手荷物検査→ラウンジへ行けることから貴重です。

空港でのサービスはVIP会員ほど「余計なストレスなく移動させること」が目的ですので、並ぶこともなく専用のエリアでて荷物検査を受けて、そのままラウンジに直通のゲートを使える「JMBダイヤモンド・JGCプレミア・他社のワンワールド・エメラルド」の特権が生かされます。

JALダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田)と松
JALダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田)の内装

年末年始もゆとりのある空間です。

また「さくらラウンジ」では飲み物だけの提供になりますが、「ダイヤモンドプレミアラウンジ」では軽食も提供されます。

JALダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田)の飲食コーナー
JALダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田)の食事
JALダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田)の味噌汁

国内線ファーストクラスの場合は機内で食事が提供されますが、クラスJでは提供されません。

だから飛行機に乗る前に軽く食べておくことで実は機内で食事が出ないことをカバーできます。

私の場合は落ち着いて食べられる環境、時間に追われない環境を好むのでこの方が楽です。

特に羽田の場合は「メゾンカイザー」のパンが常に提供されますので、軽食の質も高いです。

JALダイヤモンドプレミアラウンジ(羽田)の食事

今回はおにぎりと味噌汁の和風で行きましたが、ラウンジで軽食を済ませて機内ではパソコンを開いて何かやってる方が私には合っているようです。

国内線クラスJで国際線ビジネスクラスのシートを味わうコスパの良さ

JAL「SkySuite」のシート
実は「クラスJ」の存在が理由で日本在住の方でブリティッシュ・エアウェイズで貯めている方が案外多いです。

とはいえコロナの影響により問題が生じており、「ブリティッシュエアウェイズまたはイベリア航空(運営会社が一緒)に年に4回乗ること」がステータスの維持条件として定められています。

私の場合は昨年11月に達成したので2022年のどこかで達成してくるつもりですが、この「ブリティッシュエアウェイズまたはイベリア航空(運営会社が一緒)に年に4回乗ること」がクリアできなくてBAのエリート会員から転落する人も今年辺りから出てきそうです。

今年の私の計画では6月にPerfumeが参加する音楽フェスでバルセロナに行った際にまた今回のようにカタール航空でヨーロッパまで行って、そこからブリティッシュエアウェイズかイベリア航空で移動してノルマ達成という計画でいます。

オミクロン株の影響がどの程度で止まるかにもよりますが(さすがに帰国後のホテル監禁は勘弁)、可能であれば6月のスペイン以外にも海外に行きたいと考えていますが、現時点では未定です。

とはいえ国内もライブやサッカーなどの遠征で行くことは頻繁にあるでしょうから、今年も長距離移動する度に旅行の記事もアップしていきます。

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