ついに納車されたヒョンデ「IONIQ5(ノーマル)」を紹介!【紹介コードや90kW充電器もテスト】
こんばんは、@kojisaitojpです。ブログは久々の更新になりますが、TwitterやYouTubeで発表してるように既にヒョンデ「IONIQ5」が納車されています。
IONIQ5納車しました(笑)。 pic.twitter.com/XfPOp6jqZP
— saito koji@IONIQ5納車 (@kojisaitojp) June 28, 2022
あえて「納車しました」にしたのはもちろんおかしな日本語を使う人々への皮肉です。なかなかツッコミを入れてくれるフォロワーがいなくて焦りましたけど(笑)。
納車された直後から「長篠設楽原PAの90kW充電器(ダイナミックコントロール)への対応」をチェックしたり、「ポルシェのディスティネーションチャージャーをテスト(ウエスティン都ホテル京都)、「テスラのウォールコネクターをテスト(ウエスティンホテル仙台)」と日本中を飛び回っていたのでブログの方が放置になってしまいましたが。。。
この辺りは既にYouTubeにアップしてますのでよろしければご覧ください。
というわけで今日は紹介が遅れましたが私が購入して6月末に納車されたヒョンデ「IONIQ5」についての紹介と今後の私のブログやyoutubeにおける展開について解説していきたいと思います。
目次
納車された「IONIQ5(ノーマル)」のスペックとあえてこのグレードを購入した理由とは?
まずは私が購入した「IONIQ5(ノーマル)」について多くの人が購入すると思われる「Lounge」との違いについて説明しておきます。
- 搭載バッテリー容量は58kWh(他のグレードは72.6kWh)
- シートはフェイクレザー(Loungeは本革)
- 運転席以外は手動(Loungeは後部座席まで電動)
- ヘッドアップディスプレイは搭載なし
- ブラインド付きのグラスルーフもなし(Loungeのみ)
- 運転支援機能は大半は使えるが一部搭載なし
このスペックの差と販売価格(ノーマルが約478万円、Loungeが約549万円、LoungeAWDは589万円)を見て「どっちのコスパが高いか?」を考えると正直どっちが良いのかは私もわかりません(笑)。Loungeグレードも豪華装備の割にお得とも言えますし。
私が選んだ理由は単純で、
- 多分一番買うユーザーが少ない(目立てる)
- 58kWhでもEPA航続距離が約352キロの必要十分なスペック
- グラスルーフやヘッドアップディスプレイがなくても困らない
走りに関わる装備を省かれると悩むところですが一部の運転支援機能(例えば車線の自動変更など)を除けばEVとしての走行性能の部分は一緒です。
しかも「多分一番買うユーザーが少ない=目立つチャンス」というのがこれから事業を始めようとしていてYouTubeのチャンネル登録者も増やそうとしてる私には非常に重要です。
いずれ「IONIQ5の後部座席にテーブルとコーヒーマシン、PCを置いてYouTube動画をアップする」予定ですのでお楽しみに(笑)。
まぁせっかくヒョンデという韓国メーカーを関わるきっかけができたので「韓国のEV(まぁヒョンデと起亜くらいですが)ニュース」を配信する動画もたまにアップしようかなと考えてます。
奴らは安っぽいと発狂しそうだけどフェイクレザーで何も不満ないんだけど。 pic.twitter.com/2D1Roy9kah
— saito koji@IONIQ5納車 (@kojisaitojp) July 3, 2022
納車から2週間弱が経ち、既に関西方面と仙台にIONIQ5で長距離ドライブを試してますが、現時点では特に不満はありません。
色々言われているフェイクレザーのシートも暑い中でも蒸れないので(シートクーラーもありますが)満足しています。
それどころか高速道路上では大半の区間で運転支援機能に任せることができるので長い時間運転しても疲れないなという印象です。
個人的には「478万という価格(国の補助金と東京都の補助金で最終的には350万以下になります)でこのクオリティのEVが手に入る」というのは最強のコスパだと思っています。
テスラが相次ぐ値上げでモデル3のスタンダードレンジが約596万円、ロングレンジに至っては約709万円まで上がってしまった今となってはIONIQ5の価格は破格です。
昨年の今頃はモデル3のスタンダードレンジとノーマルIONIQ5がほぼ同等、ロングレンジとIONIQ5のLoungeがほぼ同等だったのとはたった一年で別世界になっています。
おそらくいずれIONIQ5も値上げされるとは思いますが。
ヒョンデ「IONIQ5」納車後すぐ試したのが90kW急速充電器(2本出し)の結果は?
まずは納車翌日に「90kWの2本出し充電器にIONIQ5が対応したのか?」について早速試しに行きました。場所は新東名の長篠設楽原PAです。
出たぞ、81kW。ダイナミックコントロールに対応したというヒョンデジャパンのスタッフは嘘つきではなかったようだ(笑)。 pic.twitter.com/EHqhUbKk7r
— saito koji@IONIQ5納車 (@kojisaitojp) June 29, 2022
これについては注目している方も多かったようで様々な方面で私の実験に気づいていただけて嬉しかったです。
まぁ「誰よりも先に行かないと情報としての価値がなくなる」「それじゃ俺が目立てなくなる」という個人的なエゴで行動しただけですけど(笑)。
ですが6月上旬に納車されたヒョンデ「IONIQ5」はまだダイナミックコントロール(要は一部の90kW級充電器)に対応してなかったので私の車両が対応したのかは非常に気になるところでした。
私の計算では「高速道路上で90kWで充電できるならノーマルのIONIQ5の移動には何の支障もない」という見解でしたが、同時に「でも90kWだと他のEVには不十分だよな」と思ってもいました。
この「90kW出れば十分」というのは私のIONIQ5が58kWhというバッテリー容量だからというのもあります。
58kWhのバッテリーであれば30分の充電時間で約40kWh充電できます。
「40/58=0.68→68%」ですから残り10%で高速道路のPASAにたどり着けば80%まで回復します。
ですがこれが72.6kWhのバッテリーだと「40/72.6=0.55→55%」と半分ちょっとしか補充されません。
もし充電器の速度が150kWであれば上手くいけば70kWh位充電できますのでLoungeやVoyageのバッテリー容量でも満足のいく充電量になります。
私自身は「急速充電は高速道路での長距離移動などの例外的な場面で使うもの」という立場で「基本は自宅やホテルなどにある普通充電器で充電するもの」という立場ですので急速充電器の話はあまりしたくないのですが、最低でも150kWは欲しいというのが現時点での見解です。
とはいえ「ダイナミックコントロールに対応してもIONIQ5はまだ150kW充電器には対応してない」ことが明らかになってますが。。。
ただこれは「ヒョンデジャパンが現時点では90kWまでの対応に出力を絞っている」というのが実際のところのようです。
まぁ現時点で日本国内に150kWのCHAdeMO充電器が2基(動画の長野BMWと他に佐賀県の日産ディーラー)のみしかないので対応させる必要がなかったというべきでしょうか。
ヒョンデジャパン側は「いつでもアップデートで対応できる」とコメントを出してますので日本国内に150kW級の急速充電器が増えれば状況は変わることでしょう。
ちなみに個人的には「90kWのテストに急いで行って一番乗りだったので良かった」が本音です(笑)。
「EVsmartなんて競う相手じゃないよ。お前とは格が違う」とやじられそうですが。
ですが私自身はノーマルのIONIQ5を保有するオーナーとしてIONIQ5に関する新情報はどんな相手に対しても怯むことなく対抗しますので(笑)。
ヒョンデ「IONIQ5」が90kWに対応しても充電インフラ問題は山積みも
「東京→名古屋→大阪→京都」と納車翌日から約1200キロの移動をして「90kWの充電器で充電できれば長距離移動も問題がない」ことには気づきましたが、同時に日本のCHAdeMO充電器の痛い問題にも気づきました。
次の草津PAへ行った際の出来事です。
しかし狭いな。リーフしか考えてなかった設計。 pic.twitter.com/evrL3yxdPj
— saito koji@IONIQ5で日本全国移動中 (@kojisaitojp) June 30, 2022
これわかります?
「IONIQ5の車両のサイズと充電スペースが合ってない、だからこのようにギリギリの間隔で充電になる、出る時はそのまま出ると擦ってしまうので一回バックで下がって充電器の右側から出る必要がある」ということです。
IONIQ5で厳しいのですから最近発売された他のEV(例えば日産「アリア」やボルボ「C40」など)でも同様に厳しいことになるようです。
実際にこのツイートへのリプライでも指摘がありましたが「アリアは左前に充電口があるから右後のIONIQ5より更に充電しにくい」など充電スペースの狭さの問題にはEVを購入した直後の私でも感じました。
要は「充電用のスペースが日産「リーフ」のサイズしか考えてないから非常に狭い」ということです。
まぁこの問題はおそらくテスラでも(モデル3、モデルX、モデルS)起きてたでしょうが、テスラユーザーには「CHAdeMOなんか使わないでスーパーチャージャーを使う」という他の手段があります。
ですがIONIQ5にしろC40にしろ、他にもメルセデス「EQA」「EQC」、アウディ「e-tron」などテスラ以外の海外メーカーはCHAdeMO規格を採用してる以上この「リーフのことしか考えてない使いにくい充電インフラ」に頼らざるを得ないのが現実です。
急速充電器の話をするとすぐ「速度」の問題ばかりが話題になり「世界標準は350kWだ」「CHAdeMOなんか使えないから今すぐヨーロッパのCCS2を持ってこい」のような議論になりますが、それ以前に「リーフが前提で設計された充電スペース」の時点から日本の急速充電インフラが終わってることを忘れてはいけないなと思いました。
毎日毎日IONIQ5の悪口言うために必死にブログや動画探してる奴らに言いたいこと👍 pic.twitter.com/wbSylVKHYi
— saito koji@IONIQ5納車 (@kojisaitojp) July 2, 2022
まぁヒョンデというメーカーが韓国メーカーなのもあって私のYouTubeアカウントにも誹謗中傷が大量に来てます。
おそらく今の「充電スペース」についての話も「韓国メーカーなんかに配慮してられねぇんだよ!」などと悪口を言ってくる輩は現れることでしょう。
でも私の中では引用したツイートにあるイチローのコメントと同じことを感じています。よく考えたら(考えなくてもですが)イチローはオリックスOBですし。
「そっかこれだけ猛烈に攻撃してくるってことはそんなにIONIQ5に関心があるんだな」とむしろポジティブに捉えています(笑)。
まぁ今後私が実際にIONIQ5を運用して得た情報はブログとYouTubeにどんどんアップしていきますが、今の時点でも「正直日本メーカーのEVだと日産のアリアくらいしかIONIQ5に対抗できるEVないぞ」という感想です。
そんなヒョンデ「IONIQ5」の情報を発信していくことを通じて「EVを使うことで変わる我々のライフスタイル」について今後も積極的に語っていきたいと思います。
ヒョンデの紹介コードあります
なおヒョンデのオーナーには紹介コードがあります。
下記のスクショの紹介コードを入力していただければ「IONIQ5」「NEXO」のどちらを購入しても3万円分のクーポン(ヒョンデで利用可能)又はPayPayがもらえます。
既にご紹介させたいただいた方がいますが、お互いの個人情報は一切バレないので安心してご利用いただければと思います。
反対にDM等で個人情報(お名前だけでも大丈夫です)教えていただければ「納車がいつになるんだ?」「手続きが進まない」などお悩みの際は私の個人的な人脈(?)でヒョンデジャパンに働きかけることも可能です(笑)。
ご自身が使いたいようにお使いいただければと思います。
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