「アロフト大阪堂島」宿泊記【2021年オープン・プラチナ特典も紹介】
こんばんは、@kojisaitojpです。ここのところPerfumeのライブで大阪・神戸・広島へ行った際に宿泊したホテルを紹介していますが、本日紹介する「アロフト大阪堂島」ではこんなハプニングもありました。
現場がホテルから2〜3分の近所だった💦 pic.twitter.com/BI4anftO9e
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) December 17, 2021
まぁ道路の反対側ですし、2〜3分は歩いたところだったので何の心配もありませんでしたが、朝から今まで聞いたことがないくらいの大音量のサイレンが鳴り響いていました。
全くの偶然ですがあの心療内科での放火事件の日に近くのホテルに宿泊してたことになります。
この数年で大阪には多くのマリオット系ホテルがオープンしており、まだ宿泊したことのないホテルがいくつも残っているので一つ一つ潰しているところです。
東京オリンピックや大阪万博を見越してインバウンド狙いなのでしょうが、増えすぎて「大阪のホテルが余っている」と言われるようになってますので、大阪万博まで生き残れるのかさえ不安になりますが。
本日取り上げる「アロフト大阪堂島」は2021年にオープンしたばかりの新しいホテルで、2020年オープンの「アロフト東京銀座」に続いてオープンしたマリオット系ブランド「アロフト」の日本2号店になります。
目次
「アロフト大阪堂島」フロント〜エレベーター
まずマリオット系のブランド「アロフト」は2021年に「アロフト東京銀座」がオープンしたのが最初ですのでまだ馴染みがないので簡単に解説すると、
「アロフト・ホテル」は、マリオット・インターナショナルが20の国と地域に150軒以上展開をしているホテルブランド。従来のホテルブランドとは一線を画すアプローチをテーマに、デザインでの差別化を図り、常時ネット接続を”ON”にしている次世代に向けた、テクノロジー志向で活気ある現代的なホテルライフを提供している。このたび誕生する「アロフト東京銀座」は、日本では初進出となる。
(「ホテリエ」より引用)
高級ブランドとしては「Wホテル」というスタイリッシュなホテルが大阪にオープン(私はまだ宿泊してませんけど)していますが、本日紹介する「アロフト大阪堂島」は「Wホテル」のカジュアルなブランドとしてSPG(現在はマリオットと合併)の一ブランドとして世界中に展開しています。
私のブログで何度も紹介している「モクシー」同様に若者層、特にミレニアル世代〜Z世代にターゲットを絞ったおしゃれなホテルです。
マリオット系の「アロフト」ブランドである「アロフト東京銀座」については以前紹介してますのでこちらもご参照いただければと思います。
「アロフト東京銀座」宿泊記【オシャレだけどコスパは微妙?】
2020年に日本初上陸のマリオット系の新ブランド「アロフト銀座」の宿泊記になります。「Wホテル」の姉妹ブランドで、デザイン性重視のスタイリッシュな内装は銀座においても健在で、内装を見にくるだけでも価値のあるホテルです。銀座という場所柄、コスパ的には微妙ですが、従来のホテルとは違った近未来のホテルを体験できます。
また「アロフト東京銀座」は2度目の宿泊の際に「アロフトスイート」へのアップグレードにも成功しており、その時の記事がこちらになります。
アロフト東京銀座「アロフトスイート」宿泊記【プラチナ特典も紹介】
「アロフト東京銀座」というミレニアル世代〜Z世代向けにマリオットが展開してるホテルへの宿泊記です。スタイリッシュでファッション性を重視したホテルは日本では珍しいですが、海外では既に若者世代向けのホテルが展開されていることは見逃せません。今回はスイートルームへのアップグレードもあったので部屋についても詳細に紹介します。
アクセスについては後で紹介しますが、梅田・北新地など多くの駅からアクセスが容易なエリアにあります。
エントランスからこのようにスタイリッシュなアロフトらしい個性が出ています。
エントランスを入って目の前にフロントがあり、チェックインを行います。
エレベーターホームもこのようにスタイリッシュで、日本のビジネスホテルなどに慣れていると違和感があるかもしれませんが、ミレニアル世代以下のユーザーを想定している世界と高齢者しか見ていない日本の差かもしれません。
モクシー同様に「おじさんが無理に泊まらなくていいよ」と言われそうですが、アロフトも過去にソウル、北京、ジャカルタ、ミュンヘン、東京銀座など世界各地で泊まっているようにお気に入りのホテルブランドの一つです。
「アロフト大阪堂島」の客室は?
さて客室ですが、今回はアップグレードがありませんが、フロントスタッフの言い方だとプラチナ会員以上にアップグレードのあるホテルのようです。
「ロフトキング」という面積は22m2の部屋はグレードが一番下になりますが、日本のビジネスホテルと比較するとソファもあり十分ゆとりがあります。
「外国人対応」という意味でいつも取り上げていますが、コンセントにもUSB端子がついており合格です。
またモクシーブランドよりはランクが上なので冷蔵庫もきちんとあります。
ここのところ恒例となりつつありますが、部屋の様子は動画に撮ってますので合わせてご参照いただければと思います。
この面積の部屋が大阪の中心部で10000円〜15000円位で泊まれるというのはコスパが良いと感じます。
ただし外資系のホテルにありがちなパターンでバスルームはシャワーのみです。
環境問題への関心の高まりからボディーソープやシャンプーなどのアメニティは備え付けのボトルのところが外資系のホテルでは増えていますが、「アロフト大阪堂島」では「PHARMACOPIA」というマレーシア産のアメニティがありました。
日本未発売のブランドですが、「アロフト東京銀座」にも置かれていましたし、他にもハイアット系のホテルにも置かれているというブログも見たことがあるので外資系ホテルでそれなりに採用されているようです。
「アロフト大阪堂島」のレストランは?
朝食は7:00-10:00の時間帯で、フロント横の「WAREHOUSE」で提供されますが、私は寝坊したのでランチタイムに利用しました(笑)。
ランチタイムはサラダのみブッフェ形式で、ハンバーガーなどのメニューが中心になります。
ハンバーガーはもちろんホテルサイズですので、口でほおばるのが難しいくらいのボリュームがあるものになります。
ランチタイムは11:00-14:00になりますが、それ以外の時間帯はレストラン横のカウンターでコーヒーなどのドリンクが提供され、部屋に持ち帰ってもフロント横のバースペースで飲むのもOKです。
私の今回の宿泊プランは「2000円分の飲食クレジット付き」だったので、ランチとこちらでコーヒーを頼んで消化しました。
他には17:00-24:00の時間帯にはバーラウンジもオープンしています。
ブッフェ形式で、ブッフェ台に行く時はマスク・手袋の着用が必須になります。
新型コロナウイルスの感染状況によって営業時間は流動的なので行かれる際は確認した方が良いかと思います。
「アロフト大阪堂島」のプラチナ特典は?
そしてエリート会員特典ですが、プラチナ会員以上には以下のような特典があります。
- 16:00までのレイトチェックアウト
- 500ポイントのボーナスポイントか朝食
- 部屋のアップグレード
16:00までのレイトチェックアウトはマリオット系のエリート会員では珍しくもないことですが、「アロフト東京銀座」では部屋のアップグレードはないときっぱり言われたのに対し「アロフト大阪堂島」ではアップグレードがあるようです。
またアロフトブランドはプラチナ会員以上でも朝食無料の特典はありませんが、ウェルカムアメニティで朝食を選ぶことはできます。
私個人の見解では「500ポイントより朝食か飲食クレジットの方がお得」です。
他には外資系のホテルらしくフィットネスも完備されており、宿泊者は24時間無料で使えます。
「アロフト大阪堂島」へのアクセス
住所:大阪府大阪市北区堂島浜2-1-31
最寄り駅は大阪地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」からも「西梅田駅」からも徒歩5分くらいです。京阪電車「渡辺橋駅」からだと3分くらい、JR「北新地駅」からも5分位なので多様なアクセス手段があります。
「西梅田駅」利用の際は地下通路を通ってホテルのすぐ近くまで来ることができますので、10-15分歩く覚悟があれば梅田から地下を通ってたどり着くことも可能です。
ヒルトン系になるので私が泊まる機会はありませんが、コンラッド大阪もすぐ近くにあります。
2018年にPerfumeのライブできた「フェスティバルホール」も目の前にあり、「当時オープンしてたら目の前のホテルに泊まれたんだな」と思いましたが。
「アロフト大阪堂島」のまとめ
「アロフト大阪堂島」は大阪の中心部にあるホテルで、梅田や北新地が目の前の非常にアクセスが便利な立地です。
この好立地で宿泊代が1泊10000-15000円の日が大半で、宿泊プランによっては朝食込みだったり今回私が利用したように「2000円の飲食クレジット」付きのもあるのでコスパという面でもかなりお得感があります。
デザイン的にこういうテイストのホテルを好むかどうかは個人差がありますが、ポップなデザインが気に入ればお気に入りのホテルになります。
日本だとこのようなデザイン性重視のホテル、ミレニアル世代〜Z世代をターゲットにしたホテルは珍しい存在になるでしょうが、世界では既に普通になってきています。
「日本は高齢者が多いから鎖国」なんて叫ぶのは経済的に自殺行為なんだがわかってない奴だらけ。 https://t.co/DNzCjatq5f
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) December 23, 2021
私のブログではEVや再生可能エネルギー、飛行機やホテルなどの旅行ネタなどを中心に扱っていますが、どのネタを取り上げても「日本では高齢者が主役になるようなシステム設計がされている」と感じることが多いです。
引用したツイートは新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」についてのものですが、まだはっきりとは解明されていませんが「感染力は強いけど、重症化はしにく位」という説が有力になってきています。
それもあってかイギリスやアメリカなど既にオミクロン株の感染が広まった国では鎖国よりもむしろ外国人の入国をオープンにする方向に進んでいます。
それが日本だと「日本では高齢者が多いから鎖国すべきだ」のような意見を唱える人が多く、実際に日本政府もなるべく外国人を日本に入れない方向にシフトしています。
これによってインバウンドの観光客をターゲットに2019-2021年にかけてオープンした多くのホテル(今回のアロフト大阪堂島もその一つでしょう)が大きな打撃を受けてしまい、もちろんホテル業界のみならず経済的に大きな損失を被ることになります。
個人的には「高齢者が主役のシステムでいいの?」という疑問をあらゆる分野で感じるところです。
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