JAL国内線A350-900「新千歳→羽田」クラスJ搭乗記【新千歳空港ダイヤモンドプレミアラウンジも紹介】
こんばんは、@kojisaitojpです。今年は二年ぶりに地元に帰省して正月を過ごしましたが、当然年明けには東京に戻ることになります。
最近はJGCの連中がウザいから奴らより格上のワンワールドエメラルドの特権で最初に搭乗することにした(笑) pic.twitter.com/ma8fgneVbU
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) January 5, 2022
冒頭から挑戦的なツイートを引用するとお怒りになる方もいるかもしれませんが(笑)。
11月のヨーロッパ旅行で「BAゴールド(ワンワールド・エメラルド)」のステータスを取った関係で12月の大阪や広島への遠征でもステータスを獲得した際の特権には触れましたが、実はJGC(JALグローバルクラブ)会員より格上の資格になることは案外知られていません。
先日の「羽田→新千歳」の記事では「国際線ビジネスクラスのシートを使えた」ことに触れましたが、今回は通常のクラスJシートの紹介と新千歳空港のダイヤモンドプレミアラウンジについて紹介します。
JAL国内線クラスJ「B777-200(羽田⇄新千歳)」搭乗記【国際線機材?】
新型コロナウイルスの感染拡大以降、国際線が減便・運休となっている影響からJALが国際線の機材を国内線に投入することが増えており、今回は国際線ビジネスクラス「SkySuiteⅢ」の機材で「羽田→新千歳」を移動したので記事にします。他には「BAゴールド会員」の特典でJALのダイヤモンドプレミアラウンジに入った話もします。
目次
1-2時間の国内線移動なら必要十分のJALの「クラスJ」シート
先日はJALB777-200ERの国際線ビジネスクラスを国内線で乗れることがメインテーマでしたが、今回は普通のA350-900のクラスJです。
とはいえこのシートは現行のJALの機材では最新のもので、普通席と比べると若干余裕のあるシートです。
普通席よりも若干シートピッチが長く、レッグレストとリーディングライトがある点が特徴です。
提供されるサービスは国内線ですのでドリンクのサービスのみです。ですがこの席で食事が提供されるとヨーロッパ内のビジネスクラスとほぼ同等のシート&サービスになります。
昨年ヨーロッパで乗ったBAの「クラブヨーロッパ(ビジネスクラス)」については書いた記事がありますのでこちらをご参照ください。
ロンドンシティ空港を使ってフランクフルトまで移動した話【空港へのアクセスはEVで】
ロンドンシティ空港というマイナー空港を使ったという記事です。滑走路1500メートルでヨーロッパ内の移動専用の空港で、市街地からのアクセスの良さと、コンパクトな空港ゆえの乗りやすさが魅力です。侵入角度が5.5度で羽田空港もびっくりの急降下が見られるのも特徴です。配車アプリできた起亜NiroEVの紹介と合わせて解説します。
JALのビジネスクラスには複数の種類のシートがあり、今回のシートは「SkySuiteⅢ」と呼ばれるシートです。
スマホが当たり前になった時代には必須のUSBもディスプレイの下にありますので機内で充電できるのは非常にありがたいです。
もちろん無料の機内WiFiサービスも提供されています。
今回は雪で欠航になった影響で満席のため少し窮屈でしたが、席に余裕がある日であれば国内線のフライトは「クラスJ」で全く問題がないと思います。
今年も飛行機修行・サッカーでの遠征・ライブでの遠征でフル活用することになりそうです。
フライト情報
航空会社 | 日本航空 |
フライト | JL526 |
機材 | A350-900 |
クラス | クラスJ |
出発空港 | 新千歳空港(CTS) |
到着空港 | 羽田空港(HND) |
出発時刻 | 20:34(CTS) |
到着時刻 | 22:16(HND) |
フライト時間 | 1:42 |
新千歳空港の専用チェックインカウンター→JALダイヤモンドプレミアラウンジも紹介
先日の「羽田→新千歳」の記事でも書いたように別に国内線仕様のクラスJでも特に不満はありません。
冷静に考えればヨーロッパの航空会社もヨーロッパ内を移動するビジネスクラスでは昨年私が乗ったBAもそうですが基本的に「エコノミーと同じ座席で隣席ブロック」をビジネスクラスにします。
実際に日本国内のフライトでもフライト時間はせいぜい1〜2時間です。以前の私であればJALのダイヤモンドプレミアラウンジを使いたいから国内線ファーストを利用することもありましたが、BAゴールド会員を取得して自由に出入りができるようになった今となっては国内線ファーストの過剰なサービスは不要かな?と思うようになりました。
それよりも「BAゴールド=ワンワールドエメラルド」を取得した今となっては「専用のチェックインカウンター」と「ダイヤモンドプレミアラウンジ」の方が重要です。
JAL会員であればJMBダイヤモンド、JGCプレミア以外は入れない「ダイヤモンドプレミアラウンジ」は基本的に混んでることがありません。
そもそも手荷物検査から「ダイヤモンド・プレミア(ワンワールド・エメラルド)」「JGC(ワンワールド・サファイア)」「一般客」と分かれていますので繁忙期に並ばないで手荷物検査→ラウンジへ行けることから貴重です。
BAゴールド の方がJGCより格上だからな。こういうところはマウント取るよ(笑) pic.twitter.com/EDTG36k9TH
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) January 5, 2022
ここのところメインで論じてるEVの方で「俺は私立文系文学部卒だけど何か文句ある?」とやってるのと並行して「BAゴールド会員はJGC(JALグローバルクラブ)より格上である」というマウント取りを「わざと」やってます。
下手をすると空港の係員でも「BAゴールド会員」についてくる「ワンワールド・エメラルド」はJGC会員に付与される「ワンワールド・サファイア」より格上(ワンワールドは「エメラルド>サファイア>ルビー」の序列です)であることを認識してないので(実際にカウンターなどで「マイレージがBAになってますがお間違い無いですか?」という失礼な言い方をされたことは何度もあります)、試しに主張してみるかというノリです。
まぁ私の基本ポリシーは「学歴もステータスも持ってるだけでは価値がない。それを使って何ができるかが重要」という考えなので学歴やステータスでマウントを取るような輩は大嫌いなのですが(特に文系と理系という区分でマウント取るのは我慢がならないというのは以前の記事でも書いたことがあります)。
狙いは「私立文系文学部とかBAゴールドという普通はマウントを取らない(これやるのは大抵「理系」と「JGC」です)立場でマウント取ってみることで学歴やステータスをひけらかすことがいかにお寒い行為であるかを身をもって示す」ことです。
脱線しました。新千歳空港のJALダイヤモンドプレミアラウンジに戻りましょう。
今回はラウンジの様子を動画にも撮ってますのでこちらもご参照いただければと思います。
私が搭乗する前日と前々日に北海道でかなりの雪が降り欠航が相次いだことでこの日の便に振り替える人が多かったようで案外混んでますが(通常新千歳のダイヤモンドプレミアラウンジはガラガラ)、それでも席にはまだ余裕があります。
それでも国内線ファーストクラス搭乗者とワンワールド・エメラルド会員専用の手荷物検査場はガラガラで一瞬で検査を終えてラウンジに入れますので「BAゴールド(ワンワールド・エメラルド)」の効果は絶大です。
このラウンジでこの状態ならおそらくJGC会員や他社のワンワールド・サファイア会員が利用する「さくらラウンジ」は座る席もないくらい混んでいた可能性が高いです。
羽田のダイヤモンドプレミアラウンジ同様に軽食の提供があります。羽田ではパンが「メゾンカイザー」の提供でしたが、新千歳では地元メーカーの「もりもと」の提供でした。
また年始なのもありおにぎりは赤飯になっていました。
動画の撮影にしろ写真の撮影にしろほとんど他の利用客に妨害されないという時点で、エリート会員用のゆとりのある空間であることもご納得いただけると思います。
「国内線クラスJ=ヨーロッパ内のビジネスクラス」と考えた際のコスパの良さは魅力
私の場合BAゴールドを取得する以前はギリシャのエーゲ航空というマイナーな航空会社(マニアには有名です…笑)の会員として「スターアライアンスゴールド」を取得して国内線はANA(とコードシェアをするスターフライヤー・エアドゥ)を使っていましたが、ANAの場合「普通席」と「プレミアムクラス」しかないのが不満でした。
JALでいうと「普通席」と「ファーストクラス」しかない状態ですので。
実は「クラスJ」の存在が理由で日本在住の方でもJALではなくブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の会員を選ぶ人は私も含めて時々います。
上級会員の維持に必要なフライト数がJALの上級会員よりかなり少なく済みますのでコスパは良いです。
しかしそこにコロナの影響により問題が生じており、「ブリティッシュエアウェイズまたはイベリア航空(運営会社が一緒)に年に4回乗ること」がステータスの維持条件として定められており、2019年以前(コロナ前)であれば「年に1回ヨーロッパ行けばいいんでしょ?」と簡単に達成できたものが現在だと高いハードルになっているかもしれません。
「ブリティッシュエアウェイズまたはイベリア航空(運営会社が一緒)に年に4回乗ること」がクリアできなくてBAのエリート会員から転落する人が今年辺りから出てきそうです。
今年の私の計画では6月にPerfumeが参加する音楽フェス「Primavera Sound 2022」でバルセロナに行く際にまた今回のようにカタール航空でヨーロッパ(多分パリ)まで行って、そこからブリティッシュエアウェイズかイベリア航空で移動してノルマ達成という計画でいます。
もちろんオミクロン株の影響がどの程度で止まるかにもよりますが(さすがに帰国後のホテル監禁は勘弁)。
とはいえ国内もライブやサッカーなどの遠征で行くことは頻繁にあるでしょうから、今年もEVの記事同様に旅行の記事もどんどんアップしていきます。
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