今更「AirPodsPro」を買ったら衝撃を受けた話【QOL(生活の質)の向上】
こんばんは、@kojisaitojpです。久々にガジェットを買ったのでたまには記事にしてみます。
昔はApple買う度に情弱呼ばわりされたんだが、これ結構すごいかも。 pic.twitter.com/jpdtAKHaHO
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) January 6, 2022
「え?今更」と思われそうですが、今更です(笑)。
というのも私の場合イヤホンはずっとバングアンドオルフセンをガラケーの時代から愛用していて、あえて他のメーカーのものには手を出したことがありませんでした。
ですが今回たまたまAppleの「新春セール」でAppleでは珍しく割引価格でAirPodsProが販売されていたのでお試しでポチってみました。
先に結論を言うと「現時点で最強のイヤホンかも」という見解です。
あ、先に一言言っておくと「ガジェオタでもない素人の感想」です。あくまで「特にマニアでもない普通の人間がAirPodsProを使うと何を感じるのか?」について書いた記事ですので、専門家・プロのような解説を求めるのであれば読んでいだたく必要はないと思います。
目次
「QOL(クオリティオブライフ)」を向上させる「AirPodsPro」の驚異の性能
2019年から発売されたいたAirPodsProを今更買ったわけですが、
細かい技術的な話は、Wikipediaのものをそのまま引用しますが、
AirPodsのようなオープン型ではなく、カナル型(厳密には異なり、AirPods Proの公式な説明には一切ない[17])に変更されている。ノイズキャンセリングモードでは外向きと内向きの2つのマイクロフォンで音を毎秒200回分析しノイズを除去する。また、外部音取り込みモードでは、適度にノイズキャンセルをしつつマイクロフォンで拾った周囲の音を自然に聞き取れるようになっている。これらのモードはAirPods Pro本体の軸部分にある感圧センサーで切り替えることができ、感圧センサーでは曲の再生、一時停止、スキップなどもできる。
イヤーチップはシリコン製で、3種類(S・M・L)が同梱されている。独特の構造をしており、一般的なカナル型イヤホンに使われるものとは互換性がない。2020年4月からApple Store (オンライン)での単品販売が開始された。
ノイズキャンセリングモードをオンにすると4時間半の音楽の再生ができ、ケースを使用すると24時間以上の再生が可能である。
(Wikipedia「Airpods」より引用)
私は音質がどーのこーのとマニアックに論じるほど音をわかっている人間ではないのでこの辺りの解説は省略しますが、音楽を再生しててもバングアンドオルフセン「E8Motion」と同等以上のクオリティだと思います。
主観レベルですが、Perfumeのアマゾンプライムでリリースされているライブ映像を観ている時に「この音イヤホンから出てるのか今いる喫茶店全体に響いているのか?」がわからなくなって、「まさか音漏れてないよな?」と思ったイヤホンを外して確かめたりしました(笑)。
要はそのくらい臨場感のある音が出てるということです。
専門家ではないので音の話はその程度にして、それ以外の私が感じたメリットをまとめると、
- 耳にぴったりフィットして落ちない
- 最強レベルのノイズキャンセリングと外部音取り込み機能
- iPhone・iPadなどApple製品とのストレスなしの連携
それまでどんなイヤホンを使用した経験があるのかで反応は分かれるかと思いますが、私が使ったイヤホンでは最強レベルでした。
「耳にぴったりフィットして落ちない」というのが最初に感じた驚異で、バングアンドオルフセン「E8Motion」はよく落としてました。一度ゴミ袋の中に飛び込んでゴミをひっくり返して捜索するはめに陥ったことがあります(笑)。
そして「ノイズキャンセリング」のレベルがこれまた驚異で、柄の部分を長押ししてやると周りの音がほぼ完全に消えます。
「自分が受験生なら勉強する時の耳栓として使ってもいいな」と思うくらい音が消えます。
「外部音の取り込み」も素晴らしいレベルです。音楽を聴いていても柄の部分を長押ししてやると瞬時にノイズキャンセリング状態から外部音取り込みに変化しますが、ほとんどイヤホンをしてない状態と同じ感覚で周りと会話も可能です。
「人と話すときはイヤホンくらい外すのが礼儀だろ!」と怒り出す、私の用語で言うと「技術の進化を理解しようともしない脳みそが加齢臭な方々」が何と言うかは知りませんが(笑)。
これまで使っていたバングアンドオルフセン「E8Motion」では例えばコンビニのレジなどでいちいちイヤホンを外さないと店員と会話できないレベルの外部音取り込みだったのでこの点でも驚異です。
「Apple製品とのストレスなしの連携」というのも実はかなりポイントが高いです。「QOL(クオリティオブライブ=生活の質)」の向上を実感できる瞬間です。
ケースの蓋を開けた瞬間に私の周りにあるApple製品が即座に反応しペアリングできました。
AppleIDで連携してるのか、一旦iPhoneと接続すると他のApple製品(私の場合はiPad mini、MacBook、iMac)の方も即座にスタンバイ状態に入り、他の機器で音を出すと即座にその機器に接続されるというシームレスな連携は「さすがはApple」と思わせるクオリティです。
私がこれまで使っていたバングアンドオルフセン「E8Motion」だとこの連携に難があり、例えば電話がかかってきた時に応答しようとするとその時はiPadに接続されていて電話に出れないなんてことが普通にありました。
だから使ってない時にはBluetoothをオフにしておかなければならない面倒さがありました。
AirPodsProの場合は例えばiPhoneに接続してる状態で車のエンジンをかけて車内のBluetoothを起動させると、勝手にiPhoneがAirPodsProから車内のBluetooth(もちろんApple製品ではありません)に切り替わってくれたりと非常に使いやすくなりました。
接続で変なストレスを抱えないというだけでも「QOL(クオリティオブライブ=生活の質)」の向上を実感できます。
もちろんAirPodsProにも欠点はあります
もちろんいくつかのデメリットもあります。
- 充電がLightning端子(無線充電も可能)
- 価格が高い(30580円)
デメリットを挙げるとせいぜいこの位でしょうか。
まぁ誰も期待してない「呪われたLightning端子」に関してはもう笑うしかないですよね(笑)。
私の場合は基本がワイヤレス充電なので、毎日充電するiPhoneとは違って時々気がついた時に充電パッドの上に載せるだけです。
「価格が高い」というのは文句言う人が多いポイントかと思います。私がこれまで使っていたバングアンドオルフセンも30000円前後でしたので特に違和感はありませんでしたが、格安のイヤホンしか使ったことのない方が「高い」と怒るのはもっともな話です。
ですが「価格=価値」だよと言われるとどう感じるでしょうか?
私が「QOL(クオリティオブライフ=生活の質)の向上と再三言ってる部分です。
安いイヤホンでストレスを抱えるのと「価格=価値」のイヤホンで余計なストレスを抱えない生活のどっちが良いのか?という話になります。
「手軽に使える」Appleの魅力はEVでも生かされる?
最後はAirPodsPro以外のApple製品にも話を広げておきましょう。と言ってもスマホやPCではなくEVですが。
そもそもの私のAppleに対するイメージは、
- そこそこの高性能で普通の人は満足するもの(ガジェオタは対象外)
- 説明書も不要の手軽な操作
- 所有することで得られる優越感
ですので現在Appleが開発中と噂され、製造を担当するファブレスメーカーの名前が出ては消えての「AppleCar」も同じように「スペック厨やメカオタクは不満を言うけど、普通の人が日常使う分には全く問題なく快適に使える」ような仕様で出てくるのでは?と予想してます。
元BMWの幹部を引き抜いた「AppleCar」への本気度とは?【バッテリーも自社生産】
ヒュンダイとの提携話が破談に終わって以来音沙汰がなかった「AppleCar」ですが、元BMWで「Canoo」の前CEOを引き抜いたというニュースが伝わってきてAppleが本気でEVを開発しようという意欲が伝わってきました。同時にBYDやCATLとのバッテリー工場の噂も出てきて、ある意味日本の自動車メーカーより本気です。
Appleでも電気自動車(EV)が作れる?【iCarなのか?AppleCarなのか?】
Appleが電気自動車の開発・販売に向けて動いているというニュースが飛び込んできました。実はAppleのみならずソニーも電気自動車のプロトタイプを公開してますし、ホンハイ(Foxconn)も電気自動車に参入する意向を表明しています。ハイテク機器メーカーの参入が可能な点がこれまでのエンジンのある車との大きな違いです。
Appleだけではなくソニーも私が先日取り上げたように「EVの製造販売をする子会社を設立」を表明しており、徐々に旧来の自動車メーカー以外がEV事業に参入する動きは出ています。
ソニーが市販化を発表したEV「Vision-S」から感じるライフスタイルの変化とは?【マグナにファブレス?】
以前からコンセプトカー「Vision-S」を発表していたソニーがEV専門子会社を設立して本格的にEVの商品化に乗り出すことが明らかになりました。マグナに生産を委託するファブレス方式で、ソニー得意のオーディオやエンタメを生かしたEVは将来の完全自動運転を視野に入れた我々のライフスタイルを変えるものになる可能性があります。
まぁ旧来の自動車メーカー以外がEVと言い出すと必ず「販売網はどうするんだ?」「アフターサービスはどうするんだ?」と言い出す輩が現れますが、これについては既にテスラが「ディーラーなし・ネット販売のみ」の販売スタイルを世界中で確立し、先日の記事でも書いたように「テスラが整備をオートバックスと業務提携」と新しいスタイルを提案してます。
「ディーラー網・販売網が充実してるからEV化しても無敵」ではなく実はオワコン?
先日ソニーがEV事業への本格参入を表明したことを取り上げましたが、「販売網・ディーラー網もないくせに」と批判が出ています。しかしディーラー網なしでEVを販売するのを既にテスラが確立し、ソニーもこれに続く可能性があります。昔「ナショナルのお店」と言われた近所の電気屋が消滅したことが自動車業界でも起きる可能性が高いです。
ですのでAppleやソニーがEVをやっても同じようにやっていけるのでは?と思うところです。
個人的には「スペック厨・メカオタク(悪い意味で言ってません)」を中心にファンを増やすテスラとは違う方向、「素人が気軽に使えて、所有欲を満たすEV」を作れるのはAppleなのでは?と予想してます。
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