iPadを買うならどのモデルが良いのか?【ライフスタイル別に分類】
こんばんは、@kojisaitojpです。私はiPad miniを愛用する人間ですが、その他のiPadも以前より格段に進歩していることは理解しています。
最近は(クリエイティブな仕事以外は)殆どタブレット(iPad)で事足りちゃうんだよね〜。iPadPro2台を縦と横で使うの図。縦画面で使うの大前提のiPadPro用キーボード付きケースが欲しい。 pic.twitter.com/pdp0QINrfS
— アムステルダムの大佐さん🇳🇱 (@dice_k_enomoto) November 11, 2020
2018年のiPadProシリーズからはMacBookに近いタイプのスマート・キーボードが使われていましたが、今年のiPadProの発売と同時にトラックパッド付きのマジック・キーボードが発売され、パッと見はほとんどMacBookと変わらないような感じで使えます。最近発売されたiPad AirもPro同様にマジック・キーボードを装着させればほぼiPadProと同じようにパソコンに近い感じで使用できるようになりました。
反対に私が所有するiPad miniの場合は、小型で小さなカバンにも入る持ち運びのしやすさが大きなメリットで、昨日の記事にも書きましたが、ハイスペックで高価、しかも重いスマホを持ち運ぶよりもコストも安く済むのも大きなメリットです。
今日は昨日の記事に続く内容で、ライフスタイル別にどのiPadが向いているのかについて考えてみます。
目次
ライフスタイルに応じてオススメが変わるiPad
ハイスペックなスマホを愛好するいわゆる「スペック厨」の方々の悪い癖として、とにかくハイスペックのスマホやタブレットを推奨して「これ以外にあり得ないんだ!」的に力説する方を時々見かけますが、このような言い方は個々人のライフスタイルに合致しない可能性が高いので無視した方が良いです。
例えば私の場合ですと、既にiPhone11Proを持っていて仕事用のMacBookもあります。この場合だと「スマホじゃ画面が小さいからネットで調べ物をする用のタブレット」「休みの日などでMacBookを持ち歩く気になれない時にパソコンの代わりになるもの」というニーズを埋める存在としてiPad miniが最適でした。
以前も取り上げたことがありますが、Appleの純正品にはなくても、汎用品でiPad miniを装着できるキーボード付きのケース(しかもApple Pencilも収納可能)があります。
すると仕事でMacBookを持って外出する時ならiPad miniは裸でOK(パソコンを開くまでもない用事の時やApple Pencilを使ってメモを取る時用)、休みの日などMacBookを持ち歩かない日はキーボード付きのケースに入れればパソコンの代わりにもなってOKと状況に応じて使い分けられます。
iPad miniは約300グラムと非常に軽いので、どんな場面にも気軽に持って行けるのがメリットです。
ですがこれがパソコンを持って歩かないライフスタイルを送る人の場合だと、iPad miniではちょっと役不足になります。
この場合だとiPad Proや最新のiPad Airにマジックキーボードをつけてパソコンに近い機能を担わせた方が良いのでは?という選択肢も浮上します。
他にも仕事関係でパソコンがほぼ不要な人で、主な用途がネットサーフィンとYouTubeの閲覧だけというパターンだと、高価なiPad ProやiPad Airはオーバースペックになるので、ノーマルのiPad2020で十分では?という選択肢も浮上します。
実際にiPad ProやiPad Airはキーボードまで買うと10万前後と高価ですが、ノーマルのiPadだと32ギガのものだと34800円、128ギガのものでも44800円(miniより安いのが驚異です)と半額以下の予算で済みます。ライトユーザーであればこれでも十分とも言えます。
このようにライフスタイルに応じて適したiPadは変わるので、一概に「これがベスト」とは言い切れない側面があります。
以下でもう少し具体的にどのiPadがどういうライフスタイルの人に適しているのか解説します。
パソコンに近いものを求めるならiPadProか新型iPad Air
先に一言で結論を言ってしまうと、Microsoftの「surface」に近いくらいの用途にも耐えられるスペックなのがiPad Proと最新のiPad Airということになります。
仕事である程度ハードに使うことが前提であれば、この選択肢がベストになります。
選ぶとすれば11インチのiPad Proか新型のiPad Airになります。
スペック面では、iPad ProとiPad Airの間に違いは少なく、例えばリフレッシュレートやRidarスキャナ、FaceIDか新型の電源ボタンに組み込まれたTouchIDかなどの細部以外は大差がありません。
もちろんその人の用途(例えば高性能なカメラが必要など)に応じてどちらが良いのかは変わりますが、通常はiPad Airで十分という人が一般的かと思います。
私がお店で実機に触った印象ですと、iPad Pro12.9インチは大きすぎです。このサイズのiPad Proにマジックキーボードを付けると私が長年愛用している12インチMacBookとサイズも重量もほとんど変わらない感じになってしまいます。
「軽量」「起動が早い」「直感的に操作可能」なのがiPadの大きなメリットなのですから、パソコンと変わらないサイズ・重量になれば、機能に制限がつくiPadよりも素直にMacBook Airなどを購入した方が賢いです。
しかも以前の記事で書いたように「機能に制約がある」のがiPadの欠点ですので。
【これも情弱?】iPadをpc代わりに使うべきではない理由とは?
先日のスマホに続いて「タブレット(特にiPad)をPC代わりに使うことは可能か?」を考えてみます。近年発売されたiPad Proなどはキーボードもトラックパッドもあるのでパッと見はPCと変わらないようにも見えますが、結局のところできる作業に限界があります。この限界を知った上で使うのなら情弱にならないで済むのですが。
ちなみにいつも思うことですが、わざわざMacBookを用意しなくても、このケースに入れてスタバなどで作業しているといかにもな感じのイキったノマドワーカーになれますが(笑)。
でもそれが「(笑)」で済まないのがAppleのすごいところで、そういうライフスタイルに憧れを抱かせるというイメージ戦略までしっかりしてるなと感じます。
ベーシックなiPad2020も優秀
無印iPadとかiPad(第8世代)と呼ばれることもあるノーマルのiPadですが、最新のiPad2020で見た場合はこれでもかなりのハイスペックです。
初代のiPadからほとんど変わらないデザインのiPadですが、2020年発売の新しいiPad(第8世代)は10.2インチのディスプレイを備えており、タッチIDあり、Bluetoothに接続する必要なくキーボードが使えるSmart Connectorあり、そしてiPadOS 13装備でトラックパッドやマウスとの互換性あり。
先ほどのiPad Airのところでも言いましたが、このiPadOSがiPadの機能をパソコンにかなり近づけることに成功したとも言えます。
ですので、ノーマルのiPadにキーボード(Appleからの純正品はトラックパッドなしなので、トラックパッドも欲しい場合は社外品になりますが)とApple Pencilを足せばiPad Air同様にパソコンに近い使い方も可能です。
ただし日常はパソコンをあまり使わないライフスタイルの人がこれをやってしまうと重量だけが重くなってしまい、あまりメリットがありませんので(元々のスペック的にもノーマルのiPadは仕事では使わないライトユーザー向け)、持ち運びしやすいような軽量のケースで十分でしょう。
以前も紹介したことがありますが、「ヌードプロテクト」という特殊な加工をすると裸のまま持ち歩けるので非常に便利です。私もiPhone11ProとiPad miniはこの加工をして裸で持ち歩いています。
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私の愛用するiPad miniもこの加工だけで持ち歩くと、とりあえずカバンに突っ込んでおいてもほとんど負担を感じませんが、キーボード付きのケースに入れて持ち歩くと結構重くなった感じがしますので「重さ」という意味ではかなり違います。
耐久性もうっかり落としたくらいでは壊れませんし、傷もつかないのでオススメです。
荷物減らしたいならiPad mini
私がiPad miniを愛用する理由の最も大きなものは「持ち歩く際の荷物が減る」「カバンが小さくて済む」というものです。
しかしながらA12チップ搭載のモデルですので、iPhoneでいうiPhoneXS辺りと同程度の性能を誇るので、小さいからといって性能もショボいというわけではありません。
後は以前の記事でも書きましたが「Apple Pencil対応」というのがiPad mini4から5への最大の変化です。
これにより筆記用具やメモ・ノートの類を持ち歩く必要がなくなったのは、休日などに外出する際には私にはとても大きなアドバンテージです。
iPad miniさえ持ち歩けば今までなら急に出先でパソコンを開く必要が発生した場合にも最低限の対応は可能、しかもパソコンが入らないような小型・軽量のカバンで外出しても何の問題もないというのは、急に対応を迫られることも時々ある私のような個人事業主には大きなメリットです。
お試しで「中古」もあり?
スマホやタブレットが高額になる、という悩みに対しても、現在では中古市場が成熟してきました。新品の最新スペックでなくても、1世代2世代くらい前の比較的新しいスマホやタブレットが格安で買えるようになっており、いつの間にか中古車市場のようにスマホ業界もなってきています。
秋葉原などには中古スマホを扱うお店がたくさんあるので自分で実際に行って実機を触ってみるのがベストではありますが、現在であればネットで買うことも可能です。
なお買った中古スマホが不良品だったり「△マーク」で、前の所有者がローン支払い中に踏み倒すなどの理由で使用不能になった場合には全額返金補償もついてますので安心して購入できます。
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