ヒョンデハウス原宿のトークショーに再び当選して行った話【再びIONIQ5の試乗レポも】
こんばんは、@kojisaitojpです。ヒョンデ・ジャパンからすると「またお前か」と思われそうですが、懲りずに行ってきました(笑)。
今日も来てるぞ(笑)。 (@ ヒョンデハウス 原宿 – @hyundai_japan in 渋谷区, 東京都) https://t.co/xj3rbapKqb pic.twitter.com/MsjXZdj7hp
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) April 13, 2022
先月に「Coffee & Car #1」という名前のトークイベントが原宿の「ヒョンデハウス」で開催され、私も当選したので行ってきてブログでも記事にしてますが、それに続く「Coffee & Car #2」もなぜか当選したので大阪に遊びに行ってましたが予定を急遽変更して戻ってきました。
https://www.hyundai.com/jp/brand/events-JP1PEM00000000000463
実は「前回当たったので今回は当たらないだろ」と思って大阪でマリオット系のホテル修行をしてたんですよね(笑)。現在マリオット系では宿泊数が2倍にカウントされるキャンペーン中ですので。
というわけで今日は「まだ大阪のホテルの記事とか残ってるのに」と思いつつも、「IONIQ5の情報は誰よりも早く公開しないと」と思うので昨日「ヒョンデハウス原宿」で開催されたトークイベントの様子と、いつもとは違う目線で再度「IONIQ5」に試乗してみて感じたことを書いてみます。
目次
EV界隈の大物が集結? ヒョンデハウス原宿のトークイベント「Coffee & Car #2」
前回のトークショーはヒョンデジャパンのシニアプロダクトスペシャリストの方だけだったのですが、今回は「EV界隈の大物」とでも言えば良いでしょうか、EVの情報を追いかけている人間であれば誰でも知ってる方々がコメンテーターとして参加していました。
EVファンなら誰もが見たことがある「EVsmart」の編集長、テスラの有名情報サイト『テスカス』の主催者、「Japan EV Meetup」の主宰者とヒョンデ以外の視点(主にテスラですが)からも「IONIQ5」についてのトークが聞けたのが今回は新鮮でした。
まぁ向こうからすればまだEVにも乗ってない私なんぞ「あんた誰?」という状態でしょうけど(笑)。Twitterでフォローしてますよ、なんてのがわかるわけもないでしょうし。
私のブログの月間のPV数はせいぜい5万PV程度ですが、「EVsmart」や「テスカス」はゼロが1桁も2桁も違うわけですし。
まず今回ヒョンデジャパンのシニアプロダクトスペシャリストから出てきた新情報を先にまとめますが、こんな感じでした。
- 200Vのケーブルは開発中で7月の納車には間に合わせる
- 新横浜のサービスセンターにはヒョンデが急速充電器を設置。速度はCHAdeMO最速レベル?
- 「IONIQ5」の予約開始日は「トヨタさんより早く」なので5/12より前?
他には前回のトークショーの時と同様に「大黒PAの充電器への対応はテスト中」と言ってましたので、CHAdeMOのダイナミックコントロールへの対応は進んでいるようです。
また前回のトークショーでは「充電器設置の予定なし」でしたが、新横浜のサービスセンターにはヒョンデ自らが急速充電器を設置する予定、しかも台数複数台は確定、速度は未定だが「BMW」という単語も出てきたので現在日本のCHAdeMOで最速と言われる「長野BMWの150kW充電器」を意識していることは間違いありません。
どのようなルールで運用されるのかはわかりませんが、CHAdeMOなので他社のEVオーナーにも恩恵がある充電器になる可能性が高いです。
個人的には韓国・ソウルでヒョンデが運用してる「E-Pit」と呼ばれるデザイン面でも機能面でも最強レベルの充電器が来たらなぁ…というのは以前からTwitterなどでつぶやいていますが、そこまでの大きな期待はしないでおきます(笑)。
まぁ200Vケーブルについては自宅に普通充電器などを設置する人であれば「あってもなくても」という感じですが、旅行先のホテルの駐車場には「コンセントのみ提供(ケーブルなし)」という場合もありますので役に立つ場面は結構あると思います。
個人的にはテスラのウォールコネクターを設置してこのアダプターで普通充電するのが最も効率が良いのでは?と思うところですが。
「テスラ→J1772」の変換がこのアダプターで可能なことはあまり知られていませんが、実は日産「リーフ」や「アリア」、「ホンダe」やマツダ「MX-30」などの日本メーカーのEVも充電できます。
なんて言うとスーパーチャージャーでやろうとする人が現れそうなので警告しておきますが、あくまでテスラの「ウォールコネクター(普通充電器)」の話です。注意してください。
懲りずに再度「IONIQ5」に試乗した感想は?
私が「IONIQ5」に乗った感想については過去に何度も記事にしてますが、今回は今までとは違った視点で試乗してみました。
こういうのはYouTuberもモータージャーナリストも絶対にやらない部分でしょ。だからやってみた。
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) April 13, 2022
「試乗」と言いながら私はほとんどの時間後部座席に座ってました(笑)。ヒョンデジャパンのスタッフに運転してもらって後部座席での快適性を試すという「試乗」をやってみました。
なんて言うと「こんなのは試乗じゃない」「運転した印象を語れ」と怒る人がいそうですが、実際に運転した話は過去に複数の記事で散々書いてますのでこちらをご参照くださいとしか言うことがありません。
ヒョンデ「IONIQ5」はどんな人に向くか運転しながら考えてみた話?【2022年おすすめEV上位】
2回目になりますがヒョンデ(ヒュンダイ)「IONIQ5」をAnycaで借りてテストしてきました。快適装備や運転支援機能が全部載せの「Lounge」グレードはヘッドアップディスプレイやブラインド付きのグラスルーフなど運転する人間、同乗する人間が安全かつ快適に車内で過ごせる工夫を感じ、韓国メーカーの進化を感じます。
ヒョンデ(ヒュンダイ)「IONIQ5」をカーシェアして横浜まで行った話【最強の充電性能?】
ヒョンデ(ヒュンダイ)「IONIQ5」のAnycaでのカーシェアが始まったので早速借りて走ってきました。ある程度の時間走ると「IONIQ5」の持つ充電性能の高さや基本的な運転技術、オートパイロットの際の頭の良さなど日本メーカーのEVよりも優れている点をいくつも見つけることができます。一度試しに乗ることをおすすめします。
ヒョンデ(ヒュンダイ)「IONIQ5」に初日に試乗してきた話【テスラに対抗できる唯一のEV?】
ヒョンデ(ヒュンダイ)が原宿で開催するEVの「IONIQ5」とFCVの「NEXO」の試乗イベントに行ってきました。会員登録をすれば自由に使用できるラウンジがあり、車両を自由に触れるスペースなのでEVに興味があればぜひ行ってみることをおすすめします。テスラに対抗できる本格的なEVが日本メーカーより先に韓国から来ました。
以前から思うのですが「ドライバーの目線だけで試乗を語っていいの?」という疑問があります。
モータージャーナリストなどが発信する車のレビューはその99.999999%が「運転するドライバー目線」です。
ですが忘れてはいけないのは「車って同乗する家族や友人、恋人がいて初めて成立するものでは?」という点です。
運転してるドライバー自身は気持ち良くても同乗してる家族、特に子供などが嫌がるとその車の購入にストップがかかるというのは様々な家庭で日常起きてることではないでしょうか?
最近は「嫁ブロック」なる言葉がTwitter上などでは見られますが、「嫁がテスラに反対してる」「嫁がIONIQ5に反対してる」と購入を諦める例は結構あるようです。
まぁ「韓国」という単語に偏見があるのであればどうにもならないかもしれませんが、「IONIQ5」の場合実際に乗せてみれば「嫁ブロックが解除されるのでは?」と思ったりもします。
しかしこの広さ(笑)。 pic.twitter.com/7tmz6f9Iqc
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) April 13, 2022
動画にもアップしましたが「IONIQ5」の後部座席の広さ、居住空間としての快適性はこのセグメントの車の中ではガソリン車を含めても最強レベルです。
以前の記事でも絶賛しましたが、ワンペダルで運転した際の(「IONIQ5」ではi-pedal)回生ブレーキの揺れのなさ、特に停止する際に「カクッとこない制御技術」は現在発売されているEVの中でトップです。
実際に広告では後部座席に机を置いて、コンセントから電源を取ってテレワークをしてる様子なども出ていますが、これがヒョンデが強調する「リビング」という車内空間です。
車内にも車外にもコンセントがあるのでアウトドアが好きな家庭であればキャンプなどの際に家電製品が使えるというのもこれまでのガソリン車では不可能だったライフスタイルです。
他にも半分ネタでやってるような動画ですが「屋外でライブをやる」というのはヒョンデジャパンの公式の動画で出ています。
従来の車ではできなかったこと、EVでしか実現できない新しいライフスタイルを提案してきているところが斬新です。
他にも一軒家の家庭であれば「V2H」で災害対策にもなるという長所もあります。「韓国」という単語に拒絶反応があるのであればどうにもならないでしょうが、利便性・快適性を武器に「嫁ブロック」を突破できるのでは?と思ったりもします。
「IONIQ5」「NEXO」の試乗はこちらで
とにかくヒョンデ(ヒュンダイ)「IONIQ5」に関しては、一番わかりやすいのは試しに試乗してみることです。
特に今お話ししたように「嫁ブロック」「子供ブロック」が気になるのであれば家族全員で試乗に行ってみるのが手っ取り早いです。
繰り返しになりますが5/29までの期間限定でオープンしている「ヒョンデハウス原宿」の紹介はしておきます。
Hyundai 公式ホームページです。
ヒョンデ(Hyundai)のブランド、サービス等々を紹介し、NEXO、IONIQ 5 などのクルマやアクセサリも購入できます。ヒョンデ
公式ホームページの「試乗」から入って申し込みができます。
なお中は1階が車両の展示スペース、2階がラウンジになっており、試乗の際に会員登録をすればいつでもラウンジが使用できます。今回のトークショーをやった場所です。
原宿駅前から徒歩1-2分の距離で無料でコーヒーなどが飲めますので、ちょっと立ち寄ってテレワークや休憩にも使えるスペースが5月末までの期間限定でオープンしています。
Hyundai House Harajuku
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
JR原宿駅の明治神宮方面の出口を出て目の前の信号を渡ったところです。イベントスペースになっていて過去にルイヴィトンやポルシェ「タイカン」のイベントなども開催されていた場所です。
テスラ「モデル3」とヒョンデ「IONIQ5」の二強体制は変わらず?
今回のトークショーの内容についての解説と「IONIQ5」の後部座席の快適性などについての解説はYouTubeにもアップしておきましたのであわせてご覧になっていただければと思います。
今回試乗で同乗したヒョンデジャパンのスタッフの方はヨーロッパのEV化状況も理解されている方で、「去年ロンドンに行ったらEVはテスラか起亜でしたよ」のような私のマニアなトークにもついてきてくれる方で非常に快適に試乗が出来ました。
ちなみにイギリスの新車販売で韓国・起亜が首位に立った話は先日の記事でしています。
2022年1月ヨーロッパのEV化状況からわかることとは?【ヒョンデ・起亜・中国勢の脅威】
毎月恒例のヨーロッパのEV化状況に関する2022年1月統計が出てきたので取り上げます。1月はテスラが全く納車しない月なので全体の売上台数やEV化率は下がってるように見えますが、前年同月比では大幅にプラスです。しかもどこの国でもヒョンデ(ヒュンダイ)や起亜が上位に入っており、着実にシェアを伸ばしていることがわかります。
また同様にロンドンに滞在した際に起亜「NiroEV」がやたらと多くて、私もライドシェアで乗った話からこちらの記事で解説しています。
ロンドンシティ空港を使ってフランクフルトまで移動した話【空港へのアクセスはEVで】
ロンドンシティ空港というマイナー空港を使ったという記事です。滑走路1500メートルでヨーロッパ内の移動専用の空港で、市街地からのアクセスの良さと、コンパクトな空港ゆえの乗りやすさが魅力です。侵入角度が5.5度で羽田空港もびっくりの急降下が見られるのも特徴です。配車アプリできた起亜NiroEVの紹介と合わせて解説します。
何度か指摘してるように実は日本以外の国で「ヒョンデ」「起亜」は普通に販売ランキングで上位に顔を出しており、特にEVになると「テスラかヒョンデ・起亜か?」という位見かけるのはヨーロッパではもはや普通の光景です。
「充電時間やバッテリーの経年劣化問題が全く解消されていない」と今も初代初期型リーフの世界を生きるのがヤフコメ(笑)。
ヒョンデ『アイオニック5』、2022ワールドカーオブザイヤー受賞(レスポンス)#Yahooニュースhttps://t.co/UOTc5F47VG— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) April 14, 2022
ここのところヨーロッパのみならずアメリカでも賞を取っているのが今の「IONIQ5」なのですが、こういうのが出るたびにヤフコメが「発狂」してくれるのが笑えます(笑)。
最終選考に残ったのが「IONIQ5」以外には起亜「EV6」とフォード「マスタングMach-E」ですから全てEVです。もはやアメリカでもEVが存在感を放つようになっているということです。
というかむしろ「ここまでEVの悪口言いまくる輩が多いのは日本だけでは?」と思うところです。
私も以前絡まれたことがありますが「EVなんて100キロくらいしか走れないのに」などと「それは2011年頃のリーフか?」というレベルの知識で攻撃してきたりするので呆れてしまいます。
ちなみに2012年頃の初期型のテスラ「モデルS」でも300キロ以上は走れてたと思いますけど。
テスラ「モデル3」で400-500キロ、ヒョンデ「IONIQ5」で350-400キロは走れるのが2022年現在のありのままの現実なんですがねぇ…と思ってしまいます。
「ヒョンデハウス原宿」へ行く前には名古屋「マルエイガレリア」のポップアップストアへ行ってみたり、本当にただの偶然でしたがその後宿泊した「Wホテル大阪」の隣が「テスラストア心斎橋」だったので連日テスラに触れていました。
私の主観だと「ドライバー目線ならモデル3」「同乗者目線だとIONIQ5」という結論なのですがいかがでしょうか?
残念ながらこの二強に割り込んでくる日本勢のEVはまだ存在しないようです。日産「アリア」には期待してましたが、納車が開始されるとユーザーから様々な不満が出ているようで(後日取り上げます)「テスラとヒョンデには程遠いな」という印象です。
人気記事電気自動車専門のカーシェア・サブスク・EV販売店立ち上げのためのクラウドファンディングを始めます!