「ウエスティンホテル東京」宿泊記【意外にコスパが良い?】
こんばんは、@kojisaitojpです。東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になったのもあってか、10月になってからは都心でも出歩く人の数が増えてきたように感じます。
高級ホテルの方が「Go to キャンペーンにより当初の想定と違う”低い層”の方がみえてまして」と言われてました。
普段、正規の値段ではいけないとこに行っても、結局陰でそんな風に見られてるのかと思うと。
— 麦 (@jskknkk) October 3, 2020
こういう言われ方をされてしまうのは泊まる側のモラルの問題でしょうか。
個人的にはそのホテルにふさわしい振る舞い方があると思っているので、例えばラウンジで食べ物をズラっとテーブルに並べて写真に撮るような振る舞いなどは下品だと思うのでやらないことにしています。
実際に「Go to」以前でもマリオット系列では上級会員であることをひけらかすような残念な宿泊客を見かけることは時々あります。
記事も同様で「プラチナ会員になったからいくら得した」とか書いてあるブログを見るとうんざりしてしまうので、私は金額についても触れないことにしています。
まぁ金額でこのくらい得した的な宿泊記は、大抵SPGアメックスのアフィリエイトが貼ってる醜悪な記事が多いですが、私はそういう下品なブログにはしたくないです。
しかもSPGアメックスで得られる資格はゴールド会員ですので、ラウンジへのアクセスとか16時までのレイトチェックアウトが可能になるプラチナ会員ではありませんので嘘になります。
去年までであれば「プラチナチャレンジ」という「なんちゃってプラチナ」になることも可能でしたが、今年はコロナの影響によりプラチナチャレンジはストップしています。
さて本日取り上げるホテルは「ウエスティンホテル東京」です。恵比寿ガーデンプレイスと同時にオープンした、まだ辛うじてバブル経済の匂いが残っているホテルです。
国内で同じ「ウエスティン」ブランドのホテルは先日取り上げたウエスティン仙台、ウエスティン都ホテル京都、ウエスティン大阪とあります。先月まではウエスティン淡路もあったのですが、マリオットから脱退してしまいました。
「ウエスティン淡路」はコスパの良いホテルで、関西方面に行く時には大抵1泊するホテルだったので非常に残念です。
まだバブル期の香りが残っているような、ヨーロッパ調の重厚感のある内装が特徴のウエスティン東京について今日は紹介します。
目次
恵比寿ガーデンプレイスにある「ウエスティンホテル東京」
「ウエスティンホテル東京」は1994年に恵比寿ガーデンプレイスと同時にオープンしたホテルで、当時の運営はサッポロビールでした(現在は運営が外国資本)。
バブルの時期に計画された建物らしく、ヨーロッパクラシック調の重厚感のある内装は、ガーデンプレイスと共通です。
「ウエスティン」ブランドも、私の場合SPG時代からの付き合いですので、かれこれ10年以上の利用歴があります。
17階クラブラウンジだけではなく、ホテル内のバーでプラチナ会員のサービスが受けられたりと、エリート会員に対するサービスも充実しています。
ここも例外ではありませんが、コロナ前であれば多くの外国人観光客でにぎわっていました。
しかし外国人観光客のいない今の時期なら「Go to Travelキャンペーン」などを活用し、リゾート気分を味わうもよし、優雅な環境で「ワーケーション」をするもよしの充実の環境です。
価格はマリオット系列の中で以前は高い方に入るホテルでしたが、近年は比較的リーズナブルになってますので、プラチナ会員資格を維持するための宿泊数の加算、いわゆる「ホテル修行」にも使える水準かと思います。
「ウエスティンホテル東京」フロント〜エグゼクティブラウンジの様子
ウエスティンホテル東京も1階にフロントがありますが、マリオットボンヴォイのプラチナ会員以上であれば17階のエグゼクティブラウンジでのチェックインを勧められます。
エレベーターにルームキーかざさないと自分が行きたいフロアに行けない形式のホテルだと「一度フロントに行ってからラウンジへ」という、これまで私が何回か言ってきた余計な手間がかかりますが、ウエスティンホテル東京の場合は、エレベーターで直接17階に行ってラウンジでチェックイン可能です。
以前書いたシェラトン都ホテル東京のように、あからさまにマリオットのエリート会員を冷遇するようなことはここでは体験したことがありません。
というか本来あってはならないものだと思うので、あそこが異常と言うべきでしょう。
マリオットボンヴォイプラチナ会員以上に与えられる特典としては、
- 部屋のアップグレード(クラブルーム以上)
- 1000ポイントのボーナス
- エグゼクティブラウンジの利用
がついています。
そしてエグゼクティブラウンジについては、
- 朝食サービス:6時半~11時
- ティータイム(非公式):13時~16時頃はスイーツ・パンが充実
- イブニングカクテル:17時半~19時半
- ラウンジ自体は6時~22時の営業
イブニングカクテルはラウンジ以外でもOKで、1階の「ザ・バー」や22階の「コンパスラウンジ」でサービスを受けることもできます(ただしドリンクのみ無料で、フードは有料)。
朝食もラウンジだけではなく、
- フレンチレストラン ビクターズ:7:30~10:00
- インターナショナル ブッフェ レストラン ザ・テラス:6:30~10:30
- 日本料理レストラン舞:日・祝 7:00~10:00
と他のレストランでも可能です。
「朝食はハシゴもOK」などと書かれているブログもありますが、乞食根性を発揮する場所ではないと思います。
このようにフードのサービスが充実しているのがウエスティンホテル東京のエリート会員への特典です。
現在はエグゼクティブラウンジもほぼ通常営業です。
アップグレードについては、基本的に「エグゼクティブルーム」以上にアップグレードされますが、タイミングが良いと「ジュニアスイート」という通常のエグゼクティブルームより若干広い部屋までアップグレードがあるようです。
1階のフロント、17階のラウンジ共に良く鍛えられたスタッフが多く、チェックインから部屋に到着するまで、ストレスを感じることなく移動できます。
高いホテルでは当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前にできることが重要です。
後からオープンしたウエスティン仙台のスタッフもここで研修を受けて仙台に行ったスタッフも多いようです。
「ウエスティンホテル東京」の客室の様子は?
プラチナ会員以上が一般的にアップグレードされる「エグゼクティブルーム」は、最低でも40㎡以上で、他の部屋と違いリビングスペースとワークスペースが別々になっていたり、バスルームもシャワーブースとバスタブが別になっています。
オープンが1994年ということを考えてると、当時の水準では最高レベルで作られたことがわかります。
ヨーロッパのクラシック調のフロントやロビー同様に、落ち着いてくつろげる上質な空間が実現しています。
私の定義でいう悪い意味の「昭和臭さ」はなく、パリやロンドンにあるホテルと同じような歴史的な風格を感じる内装です。
「ウエスティンホテル東京」のレストランは?
レストランはフランス料理「ビクターズ」、鉄板焼「恵比寿」、オールデイブッフェ「ザ・テラス」、日本料理「舞」、中国料理「龍天門」、バーラウンジ「コンパスローズ」「ザ・バー」と豊富にそろっています。
私の場合は朝食以外では、中華料理の「龍天門」と鉄板焼の「恵比寿」は利用したことがあります。
「龍天門」は隠れメニューの坦々麺が絶品です。メニューにはありませんが、オーダーすれば出してくれるオススメの料理です。
鉄板焼「恵比寿」では、最高級黒毛和牛「恵比寿牛」をはじめとした厳選食材を、熟練のシェフがゲストの目の前で焼き上げてくれる上に、昼間は富士山、夜は東京の見事な夜景が見れる抜群の環境です。
特別な記念日などに彩りを与えてくれるお店です。
「ウエスティンホテル東京」へのアクセス
住所:東京都目黒区三田1-4-1
最寄駅はJR恵比寿駅で、歩く歩道と恵比寿ガーデンプレイス内の地下通路を使って徒歩10分前後、雨でも濡れずにホテルまで着ける立地です。
車の場合ですと首都高の「天現寺」か「目黒」の出入口が最寄りになります。
「ウエスティンホテル東京」の総合評価
ホテル自体は少し古くなっているものの、元々ヨーロッパクラシック調なのもあり古さを感じない内装です。
エグゼクティブラウンジも充実しており、ラウンジ以外での朝食やドリンクのサービスもあるなど、エリート会員へのサービスも充実しています。
以前であれば「サービスは良いけど高い」と言われていましたが、ウエスティン東京以降にオープンした高級ホテルと比較すると、今やリーズナブルな価格と言っても良いかもしれません。
海外のホテルでアロフトやACホテルに泊まったことがあればわかるかと思いますが、世界の常識的にはウエスティンとこれらのホテルが同価格帯ということはあり得ないです。
まぁ銀座にオープンしたホテルが高すぎるという面がありますが、反対にウエスティン東京がコスト面で考えても決して高いとは言えない水準になっています。
またスタッフの質が高く、これまでいくつか私が例に挙げた「施設一流、スタッフ三流」のようなホテルとは別世界です。
「Go toトラベルキャンペーン」を活用すればかなり割安で泊まれますので、旅行代わりに週末に滞在するのもありのホテルです。
ちなみに具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。
【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?
10/1から東京発着も対象となる「Go to travelキャンペーン」について説明してみたいと思います。現在は35%割引になるだけですが、10/1以降は「地域共通クーポン」という行き先となった都道府県の隣の県まで使えるクーポンがもらえて実質半額で旅行ができるようになります。非常にお得なのでぜひ活用してみましょう。
そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。
「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
10/1から東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になることで、活用方法が広がることになりますが、これと「リモートワーク」や「ワーケーション」を結びつけることで格安の料金でワーケーションを体験することができます。リゾート地へ行くのもいいですが都心のホテルから始めてみるという方法も紹介します。
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