「グランドニッコー淡路」宿泊記【元ウエスティン淡路】
こんばんは、@kojisaitojpです。「Go to Travelキャンペーン」自体が混乱しているようで、やる気をなくしている人もいるかもしれません。
じゃらん、GoToトラベル利用制限を解除 1人1泊最大14,000円割引が再開 – LCCjp https://t.co/ANlCFI4cAq #じゃらん #GoToTravel #GoToトラベル #GoToキャンペーン #GoToトラベルキャンペーン #国内旅行 #国内ツアー pic.twitter.com/A9eOczvbdM
— LCCjp (@flylcc) October 13, 2020
とはいえ国からの予算が付いたようですので、再度割引が復活しています。予算の都合に振り回されているようですが、コロナ関連の話は誰もが経験したことがないものですので仕方のない側面はあるかもしれません。
私も「個人事業主」に該当するので持続化補助金とか家賃支援給付金とかで色々振り回されてましたから…。
とはいえとりあえず予算をつけたということは、「Go to トラベル」については国としても機能させないとマズいと認識していることは分かったのでまだしばらくは続行できそうです。自分が予約を入れるサイトに変化があるかどうかをチェックすれば問題ありません。
さて本日取り上げるホテルは「グランドニッコー淡路」です。
マリオット以外を紹介するの?とこれまでの展開から思うかもしれませんが、このホテル先月までは「ウエスティン淡路」という名前で営業していました。
案外三宮から遠くない(アクセスについては後述)上に、三宮周辺のホテルと比べてコスパが良いのもあって、これまでの10数年のプラチナ会員の資格維持のための宿泊にかなり貢献してくれたホテルです。
辺りを自然に囲まれたリゾートのようなホテルでコロナ禍の現在であれば「ワーケーション」としても活用できるかもしれません。私も9月までに行っておけばと少し後悔しています。
ニッコーホテルズにリブランドしてしまったのでプラチナ特典など紹介しても意味のない部分は省きますが、ホテル自体は自信を持ってオススメできるホテルです。
目次
「淡路夢舞台」にある「グランドニッコー淡路」
「グランドニッコー淡路」は「ウエスティン淡路」の名前で、2000年3月に淡路花博の開催に伴い開業しました。安藤忠雄が全体設計した淡路夢舞台の施設の一つであり、淡路夢舞台国際会議場と直結してリゾート&コンファレンスセンターを構成しています。
2002年、サッカーワールドカップの際にイングランド代表の宿舎になったことでも有名です。
ウエスティン淡路の時にはこのようにユニフォームが掲示していましたが、記念のものなので今も掲示されているのではないかと思います。
「淡路島」という立地から何となく「遠い」というイメージを持ってしまいがちですが、淡路島と言っても明石海峡大橋を渡ってすぐのところにあるので、高速バスで行くと案外時間がかかりません(三宮から40分くらい)。
以前「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」について紹介した際にも言いましたが、三宮からのアクセス時間だと六甲アイランドという中心から少し離れた「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」と移動時間があまり変わらないくらいです。
三宮など神戸の中心地から少し離れた、落ち着いて過ごせる場所にグランドニッコー淡路(旧ウエスティン淡路)があります。
ホテルの敷地である「淡路夢舞台」には、国際会議場や野外劇場、植物園等の施設が点在しており、百段苑をはじめ複数の個性的な庭園が存在します。遊歩道やデッキなどで結ばれた、全体が回遊式庭園の構造となっている建築家・安藤忠雄の代表作ですので、散歩するだけでもアートを感じられる空間です。
東京に住んでいる自分としては、高速バスで40分の距離にこのような自然があるのが羨ましいです。
「グランドニッコー淡路」フロントの様子
グランドニッコー淡路(旧ウエスティン淡路)では2階にフロントがあります。バスは1階に到着しますので、エスカレーターを上がって2階でチェックインします。
以前であればフロント横の「ロビーラウンジ ルッチョラ」でケーキセットやドリンクのサービスを受けられるのがプラチナ会員の特典(ラウンジのないホテルなので)でしたが、この喫茶店は落ち着くので私も好きな空間でした。
リブランドした現在でも同じ「ルッチョラ」の名前でサービスを提供しています。
とここで通常なら「プラチナ会員」以上のエリート特典について説明するのですが、リブランドしてしまったので省略です。
代わりに施設を紹介すると公園の中という広大な敷地内のホテルですので、屋外プールやテニスコート、宴会場も充実しており、「兵庫県立淡路夢舞台国際会議場」とは回廊で結ばれています。
広大な施設を生かした「ミーティングパッケージ」や淡路市内の病院と提携した「人間ドック」付きの宿泊プラン、ゴルフ場と提携した宿泊プランなど、多様な用途に活用できる環境です。
「グランドニッコー淡路(旧ウエスティン淡路)」の客室の様子は?
客室自体もリブランドで大きく変化しているわけではないので紹介します。
2017年に8~10階の高層階フロアをシンプル&ラグジュアリーをコンセプトにリニューアルし「プレシャスフロア」(全室オーシャンビュー)となってからは私は行ってないのですが、私が宿泊時ていた当時と比べても基本的な部屋の構造は同じで、「オーシャン」をイメージした青いカーペットに変化しているだけです。
客室数が少ないので当たるかは運次第でしたが、プラチナ会員のアップグレードとして「ビューバス」構造になった「ジュニアスイート」や「ラグジュアリールーム」に泊まることが多かったです。
普通の客室でもシャワーブースとバスタブが別々になっており、ゆとりのあるバスルームになります。
またアメニティはロクシタンが当時は提供されていました。
リゾートホテルをイメージしているからか、バルコニーも各部屋にあり、くつろげる環境です。
2000年建築の比較的古い建物ではありますが、部屋の面積という意味でも、ホテル全体の構造を見ても落ち着けるリゾートのような空間です。
グランドニッコー淡路(旧ウエスティン淡路)のレストランは?
周辺に飲食店などがない環境(高速バスでホテル前に泊まらないバスで来ると、夜は真っ暗過ぎて驚きます)なのもあり、ホテル内のレストランが充実しています。
ブッフェ・フレンチ・鉄板焼の三つの顔を持つファンダイニング「コッコラーレ」、日本料理「あわみ」、先ほども紹介したロビーラウンジ「ルッチェラ」とあり、「コッコラーレ」が三つに分かれているのもあり、多様な料理が提供されます。
淡路島は古来より朝廷に食材を献上する「御食国(みけつくに)」として知られるほど新鮮な食材に恵まれているのもあり、料理の質も高いです。
私のオススメは「コッコラーレ」での鉄板焼です。淡路牛、新鮮な魚介類や野菜をシェフが目の前で焼き上げる、高級ホテルにふさわしい演出で、上質な淡路牛のステーキやハンバーグ、淡路島の特産物でもある玉ねぎを使ったスープなど絶品です。
これらのレストランは「グランドニッコー淡路」にリブランドした今も健在です。
なおコロナ禍の現在も朝食は「コッコラーレ」でブッフェで提供されています。
これまで紹介した「ウエスティンホテル仙台」や「神戸ベイシェラトン&タワーズ」「東京マリオットホテル」と同様にブッフェ台に行く際にはマスクと手袋を着用するという形式です。
個人的にはそこまで神経使ってブッフェにするのであれば、テーブルでオーダーする形式やセットメニューにした方が宿泊客もスタッフも余計な神経使わなくて済むのでストレスがたまらないと思いますが、ブッフェにこだわるホテルは多いようです。
「グランドニッコー淡路(旧ウエスティン淡路)」へのアクセス
住所:兵庫県淡路市夢舞台2番地
バスまたは車でのアクセスになります。
最寄駅はJR「三宮駅」から高速バスで40分、「JR舞子駅」からだと高速バスで15分です。
車の場合ですと神戸淡路鳴門自動車道「淡路IC」より約5分です。
なお関西空港からは「淡路IC」までのリムジンバスがあり、ここからタクシーになります。伊丹空港や神戸空港からですと一旦三宮に出てから高速バスになります。
「グランドニッコー淡路(旧ウエスティン淡路)」の総合評価
ホテル自体はウエスティン時代から広大な敷地を生かした広々とくつろげるホテルで、周りを自然に囲まれているのもありリゾート感覚で滞在できるホテルでした。
レストランも質が高く、古来より朝廷に食材を献上する「御食国(みけつくに)」にふさわしいホテルです。
明石海峡大橋のおかげで三宮からのアクセスも簡単で、神戸に宿泊する代わりに淡路島に宿泊ということも可能な距離でした。
私としてはリブランドしてマリオットから脱退してしまったのが非常に残念です。
それもあってマリオットから外れたホテルではありますが、取り上げてみました。
コスパ面で考えても三宮周辺や大阪のホテルと比較すると安いですから、お得感のあるホテルです。「Go toトラベルキャンペーン」を活用すればかなり割安で泊まれますので、オススメできます。
人気記事電気自動車専門のカーシェア・サブスク・EV販売店立ち上げのためのクラウドファンディングを始めます!