「コートヤードバイマリオット東京ステーション」宿泊記
こんばんは、@kojisaitojpです。昨日は「Go to トラベルキャンペーン」以外に自治体独自の還元策を取り入れている広島県を例にシェラトングランドホテル広島について紹介しましたが、東京都も少額ではありますが、還元策を検討しているようです。
東京都、1泊5000円上乗せ補助 都民の都内旅行に
東京都は24日、都民が島しょ部を含む都内を泊まりがけで観光する場合、1泊あたり5千円を補助する事業を始めると発表した。日帰り旅行も1回あたり2500円を補助する。政府の観光支援事業「Go To トラ
1泊5000円と最大15000円還元の広島県にはかないませんが、「Go to トラベルキャンペーン」の還元額に5000円プラスすることが可能になります。
詳細は決まっていないようですが、「Go to トラベルキャンペーン」自体が来年までまだまだ続きますので、どこかのタイミングで泊まりで旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
さて今日はそんな東京都のホテル「コートヤードバイマリオット東京ステーション」を取り上げてみます。以前の記事でも東京都心のお得なホテルとして紹介しましたが、宿泊記にはしてなかったので記事にしてみます。
私が宿泊したのが今年のゴールデンウイークというコロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の最中でしたので、朝食やラウンジの利用ができない時期でしたが、今はほぼ復旧しています。
ちなみにコロナ後に宿泊した記事についてはこちらになります。こちらの記事ですと、コロナ後にホテルの機能がどのくらい復活しているのかにも触れていますので、ぜひご参照ください。
→「コートヤードバイマリオット東京ステーション」宿泊記【サービス悪化?】
目次
東京駅から徒歩圏内にある「コートヤードバイマリオット東京ステーション」
「コートヤードバイマリオット」というブランドは、マリオットのホテルブランドのひとつで、中規模のホテルを中心とした中価格のビジネス旅行者向けに設計されたホテルになります。
同名のホテルが国内ですと新大阪・銀座・大阪本町にあります。
外国人の感覚で表現された「ビジネスホテル」とでもいえばいいでしょうか。日本の東横インやアパホテルなどとはコンセプトは似ていても、雰囲気は違います。
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」は、2014年に入居する「京橋トラストタワー」のオープンと同時にオープンした比較的新しいホテルになります。
高層階ではなく「京橋トラストタワー」の2階〜4階を使用したホテルになります。
最初からSPGではなくマリオットブランドですので、私が関わりを持つようになったのはこの数年です。
ここも例外ではありませんが、コロナ前であれば多くの外国人観光客でにぎわっていました。
価格はマリオット系列の中で以前はそこそこ高い方に入るホテルでしたが、近年は比較的リーズナブルになってますので、プラチナ会員資格を維持するための宿泊数の加算、いわゆる「ホテル修行」にも使える水準かと思います。
都内での「ホテル修行」で考えるとここと「モクシー東京錦糸町」のどっちが良いか迷うところです。
「モクシー東京錦糸町」宿泊記【Go toを使ってワーケーション?】
マリオットの新ブランドとして2017年にオープンした「モクシー東京錦糸町」の紹介です。必要最低限の設備ではありますが、決して安っぽさを感じない、ニューヨークのアパートをイメージして作られた内装はオシャレで必見です。「go to」を活用して「ワーケーション」や「リモートワーク」の拠点として利用するにも適した空間です。
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」フロント〜ラウンジの様子
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」は4階にフロントがあります。まずエレベーターでフロント階に移動する必要があります。
なお夜間はセキュリティがかかって宿泊客以外は入れない構造になっています。
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」最大の特徴がフロント前にある「ライブラリーバーです。
「ライブラリーバー」は従来のホテルロビーの概念を変える新しいパブリックスペースで、インテリアのコンセプトはアパルトマンへのゲストを招きいれる共用ラウンジをイメージしてつくられ、アートワークやビジュアルブックが並ぶ独特の空間です。
宿泊者はこのスペースでコーヒー・紅茶の無料サービスがあります。もちろんWiFiも完備されていますので、このスペースをコワーキングスペースのように使うことも可能です。
マリオットボンヴォイプラチナ会員以上に与えられる特典としては、
- 部屋のアップグレード(「エディターズルーム」以上)
- 500ポイントのボーナス
- ラウンジ代わりに「at Cafe & Bakery GGCo.」でのカクテルサービスと「Lavarock」での朝食
がついています。
ラウンジがないホテルですが、カフェ&レストラン「at Cafe & Bakery GGCo.」でのフードサービスが重視しており、17:30〜19:30の時間帯に、
枝豆
ピクルス盛り合わせ
オリーブマリネ
チーズ盛り合わせ
ミックスナッツ
スモークサーモン
フレンチフライ
ガーリックトースト
グリルソーセージ
チキンウィング&オニオンリング
シーザーサラダ(プレーン・シュリンプ・チキン)
コールドミート盛り合わせ(ペパロニ・カモパストラミ・ペッパーポーク等)
とラウンジがあるホテルと同等以上のサービスが受けられます。もちろんアルコールを含むドリンクも無料です。
軽食を通り越してディナーにも使えるくらいの充実度です。
朝食も同じ1階にある「Lavarock」にて7:00〜10:30の時間帯にアメリカンブレックファストが提供されます。
ゴールデンウイークに私が宿泊した際には「Lavarock」も「at Cafe & Bakery GGCo.」も営業自粛中で、カクテルタイムのサービスはなし、朝食は朝食ボックスを部屋に持っていくだけでしたので、再開後にまた訪れてみたいです。
現在はほぼ通常営業です。
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」の客室の様子は?
プラチナ会員以上であれば、一番リーズナブルな「クリエーターズルーム」を予約しても、1ランク上の「エディターズルーム」か最上位の「フォトグラファーズルーム」にアップグレードされます。
私が宿泊した際には「エディターズルーム」にアップグレードされました。
「クリエーター」「フォトグラファー」「エディター」「キュレーター」と部屋の名前がクリエーター系の名前で統一されているのが特徴です。
「都心のアパルトマンでのライフスタイルを再現」というホテルのコンセプトから、普通のビジネスホテルとは一味違うデザイン性の高い客室です。
とはいえ客室の面積は全体的に狭めです。上のような「フォトグラファー」にアップグレードされればかなり余裕のある部屋になりますが、それ以外は普通のビジネスホテルに近いくらいの面積です。
オープンが2014年ということを考えると、ユニットバスなのは少々残念なところですが、部屋自体はおしゃれで機能的ですので、普通のビジネスホテルより居心地が良いです。
部屋にこもって仕事をするにも使えますし、気分転換に「ライブラリーバー」へ移動してコーヒー片手に仕事をするのもありです。
ビジネスホテルとはいえ私の定義でいう悪い意味の「昭和臭さ」はなく、ニューヨークの「アパルトマン」というコンセプトに合った雰囲気が再現されています。
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」へのアクセス
住所:東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワー
JR東京駅 八重洲南口より徒歩4分
東京メトロ銀座線 京橋駅 7番出口より徒歩1分
東京メトロ銀座線・東西線/都営浅草線 日本橋駅 B3出口より徒歩5分
都営浅草線 宝町駅 A5出口より徒歩4分
東京メトロ 有楽町線 銀座一丁目駅 7番出口より徒歩5分
銀座線の京橋駅であれば7番出口の目の前です。東京駅からも八重洲南口から5分前後で着きます。
車の場合は、首都高の宝町出口からが最も近いです(駐車料金は1泊2000円)
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」の総合評価
私が宿泊したのがコロナで自粛している真っ最中だったのもあり、レストランについては何も体験できなかったのが残念です。現在であればお得感のあるカクテルタイムや朝食が復活していますのでコスパの良いホテルに感じられるかと思います。
一昨日の記事でも言いましたが、近隣エリア、特に銀座に今年オープンしたホテルが高すぎるので、依然としてコートヤードバイマリオット東京ステーションの方がコスパの良い状況です。
海外でアロフトやACホテルに泊まったことがあれば感じることですが、この水準のホテルが30000円くらいの宿泊費を取るのは正直高いです。
もし「GO toで半額だから高めに設定しても」とホテル側がたくらんでいるようであれば(そういう可能性もあります)、ホテル側の姿勢を疑うことになります。
参考までに言っておくと、以前泊まった「アロフトソウル江南」は、宿泊代が10000円を切るくらいでした。
「コートヤードバイマリオット東京ステーション」も決してお得と言える水準ではありませんが、東京駅から至近という立地を考えると妥当な金額かもしれません。
近隣のホテルで比較するなら、以前取り上げた「モクシー東京錦糸町」とどっちがいいかと迷うところです。モクシーのカジュアルな雰囲気とコートヤードマリオットのフォーマルな雰囲気がいいか好みによって分かれるところかと思います。
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