【規制・対策は不要?】全てのビジネスの基本は転売ヤー?

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こんばんは、@kojisaitojpです。ネット上で吹き上がっているネタがあったので、早速引用してみます。

別にこのツイートに限らず「転売して儲けるのは悪」のように怒り狂っているツイートを数え切れないほど見かけますが、そもそも「利益をあげること=悪」なのでしょうか?

「高値でも買いたいという需要がある」からこそ、転売ヤー(供給側)は高値で売却価格を設定するわけで、もし法外な価格を設定して誰も買ってくれなければ「転売ヤー」は在庫をさばききれずに大損してしまいます。

買ってくれる需要がある値段で売却している以上「ぼったくり」とも言えないのではないでしょうか?

市場原理というものを理解していないツイートだらけで少々呆れてしまったので考えてみます。

需要があるから高値で売るのが「転売ヤー」

市場経済のイメージ
価格というものは「需要と供給が釣り合う水準」で決まるものです。

つまり買う人が現れる値段に設定しないと供給する側が売ることはできません。「あり得ない法外な値段に設定した転売ヤー」は「在庫が売れなくて大損する」ことになるので、買う人が現れる水準に価格設定をする必要があります。

「定価より高い」といきり立つ人は定価は所詮メーカーが「希望小売価格」という「このくらいの価格で売ってね」と設定したものに過ぎません。何が何でも決められた価格でモノを売らなければならないというのは資本主義ではなく、社会主義の発想です。

社会主義のイメージ

国がモノの価格を決めると社会主義経済ですし、メーカーが談合して価格を決めると「カルテル」と叩かれます。

ちなみに「転売ヤー」について調べてみると、予想通りでしたがホリエモンは転売自体を否定してません。

それどころか「転売をOKにした方が経済が活性化する」とむしろ奨励してます。

結局需要があるところに利益を乗せて転売するビジネスというのは市場原理にのっとった正当なビジネスであるということもできます。

大損した転売ヤー
「転売ヤー」も「法外な価格で売ると誰も買わない=在庫を抱えて大損する」ので、ある程度常識的な「相場」で価格は落ち着くというホリエモンの指摘は全くその通りです。

買いたいという需要が供給を上回れば価格が上がるというのは当たり前の市場原理です。

違法なモノ以外の転売は合法です

違法のイメージ
ちなみに法律で転売が規制されているものは違法です。

  • チケット
  • 偽物のブランド品
  • デジタルコンテンツのコピー
  • お酒
  • 違法なもの(薬物や銃など)

これらのものの転売は法律で規制されているので違法です。

一度消費者の手に渡ったモノを販売する場合には、「古物営業法」によって「古物商許可証」が必要とされています。

新品であっても、一度、消費者に購入された時点で古物扱いとなるため、古物商許可証が必要になります。

しかし自分が使っていて不要になったものや知人から譲り受けたものを販売する場合は、古物商許可証は必要ありません。

つまり「最初は自分用に購入したんだけど要らなくなったので売る」と主張すれば、家電量販店などで大量にSwitchを調達している転売ヤーも違法とは言い切れなくなります。

ここがグレーな部分で、どの程度から古物商許可証が必要になるかについてはっきりしていないので、どの程度の転売であれば警察が違法とみなすのかはケースバイケースです。

私も「転売ヤー」でしたよ

儲かった転売ヤー
私も以前はSwitchの転売はやってました。

Yahooショッピングなどで消費税が10%になってから今年の6月までは消費税分の還元、ソフトバンクユーザーやワイモバイルユーザーへのポイント還元などがあり、Switchを定価付近の金額で中国人に売却するとポイント還元分だけプラスになるという意味不明の事態が続いていましたので。

大体1台で4000円〜5000円の利益が毎月paypayの口座に入ってきました。

まぁコロナ以降はそのYahooショッピングでもSwitchの価格が高騰したので私の小遣い稼ぎは2月くらいで終わりましたが、それでも毎月5万円以上の利益は出ていました(毎月何台売ったんだという話ですが…)。

Yahooショッピングの場合はそれがpaypayで入金されますので、翌月は還元で返ってきた分を足して更に1〜2台余計に買い増しするという「濡れ手に粟」のような不思議な時期がコロナまで続きました。

買い取ってくれる中国人のバイヤーなどに話を聞いても、この時期はYahooショッピングでSwitchを調達して売りに来る人は多かったようです。

「消費税を還元する」という国の政策を上手に活用して儲けにつなげた例と言えます。

simフリーで販売しているiPhoneなども行けるかなとは思いましたが、Apple製品の場合はもしアクティベートされていて保証が開始してたりすると新品でもガクッと値段が下がるので私はやりませんでした。

その昔「携帯乞食」をやっていた時はドコモやauから直接端末を仕入れていたので売れましたが、それ以外のところから調達するのはリスクがあります。

もし私は1月2月などにすぐSwitchを売却せず4月くらいまで保管していれば1台5〜6万で売却できてボロ儲けだったのですが、さすがに私には「コロナでSwitchが不足する」などという予想を立てる能力はありませんでしたが。。。

世の中ではこれを「転売ヤー」「せどらー」と呼んで叩くわけですが、「これから売れるものを予想して安く仕入れる→利益を乗せて売却する」というのはビジネスの基本です。

車のディーラーも立派な「転売ヤー」?

ぼったくり車屋のイメージ
switchやプレイステーションの転売となると怒り狂う人は多いですが、実は世の中にはこの種の「転売ヤー」の例はいくらでも挙げることができます。

以前私がテスラをきっかけに日本の車業界について語った時も、「ネットで部品を調達したら半額以下になる」ということについて述べました。

「製造元」→「輸入元」→「卸業者」→「仲卸業者」→「店舗」と動く度に中間マージンが発生します。

アマゾンから引用しましたが、私も昨年フォルクスワーゲンのバッテリーを交換した際にはネットで20000円弱で購入して、自分で交換しました。

これがオートバックスなどの量販店やフォルクスワーゲンのディーラーだとバッテリー代だけで40000円以上、交換工賃まで入れると50000円位取られます。

ドイツのボッシュというメーカーからいくつかの業者を通すことでコストがこのくらい上がるわけです。

    これもある意味立派な「転売ヤー」ですよね? 

    フォルクスワーゲンの正規ディーラーなどと言われると何となく受け入れてしまう人が多いですが、やってることは家電量販店でSwitchを大量購入してヤフオクやメルカリなどで高値で転売している「転売ヤー」と変わりません。

    「転売ヤーを規制しろ、撲滅しろ」といきり立つのであれば自動車メーカーのディーラーや量販店も撲滅する必要があります。

「ネット販売のバッテリーはいつのものか分からなくて安全性がぁ〜」とわけのわからない言い訳をしたディーラーが昔いましたが、品質云々とぼったくり価格なことは無関係です。

まぁ話をそらすというのは、人間都合の悪い時にやることですから、痛いところ突かれて困ったというのは感じましたが。

様々な業界にある「中間マージン」という存在を否定することもなく、ネットでSwitchなどを転売するいわゆる「転売ヤー」だけを叩くのはアンフェアです。

日本が島国なのもあり、「輸入」となると何となく「高くて当然」と納得してしまう人は多いですが、現実は車業界に限らずあらゆる業界でこのようなぼったくりの構造があります。

資本主義の原理に沿った存在が「転売ヤー」

資本主義のイメージ
今年の春先であればマスクや消毒液、最近だとSwitchやプレイステーション5などでいわゆる「転売ヤー」が叩かれていますが、転売ヤーを叩くのであれば、先ほどの車業界なども「転売ヤー」として糾弾しないとアンフェアです。

「転売ヤーを規制しろ、撲滅させろ」と怒る気持ちがわからないこともないですが、もし本気で規制をするとなると「転売ヤーの定義はどうする?」という難問が浮上し、下手をするとあらゆる業界のあらゆるお店を規制する必要が出てきます。

このような構造に目を向けずSwitchやプレステ5が買えないからと怒り狂うのでは視野が狭すぎると言わざるを得ません。

もしかしたら自分が働いている会社も「転売ヤー」の一種かもしれませんよ。「輸入代理店」などであれば「転売ヤー」の可能性が高いことを頭に入れて発言すべきでしょう。

「会社はいいけど個人はダメだ」と線引きしようとしても、その転売ヤーに「古物商の免許を持っていて、確定申告もしている個人事業主ですけど」と言い返されたらそれ以上反論できなくなります。

「転売ヤー」「せどり」を取締るということは不可能に近いのが現実です。できるとすればせいぜい春先のような緊急事態に「マスクや消毒液はダメ」という位の規制が精一杯です。

まぁそれもオークションだけなので、店舗で30枚入りのマスク1箱を10000円とかで売ってるところは4月頃であれば普通にありましたが…。今だと1箱1000円くらいで買えますよね。

最初にも言いましたが「情報強者が情報弱者から儲ける」というのが資本主義の基本ですから、「Switchが品薄になる」などと素早く気づいた人はビジネスの手腕が優れていると認めざるを得ないのが現実です。

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