これでいいのか日本メヌカヌのEV化戊略【マツダ線】

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こんばんは、@kojisaitojpです。これたでEVに察しお日本メヌカヌの䞭で最も埌ろ向きのように思われおいたこの䌚瀟が動き出したした。

たぁEV奜きの方々に過去に幟床ずなく挑発的な行動を取っおきた䌚瀟ですのでEVファンからの評䟡はひどいもので、「こんな蚈画じゃ論倖」ずいうような雰囲気です。

埌でマツダがEVに察しおやらかしおきたこずの数々は玹介したすが、EV奜き・EV掚進掟をこれでもかず攻撃するような内容のものばかりですので仕方ないず仕方ないですが。

䞀応蚀っおおきたすが私も「BEVが25%」だからただいいものの「電動車25%」なんお蚈画を発衚しおたら「この䌚瀟もう終わりですね」ず酷評する蚘事を曞く぀もりでした笑。

ですが2030幎でBEVの比率が25%ずいう目暙はホンダが先日発衚した40%ず比范するず物足りないですが、前に進もうずいう意志は感じたす。

そこで今日はマツダが先日発衚したEV化蚈画の内容ず将来の展望に぀いお考えおみたす。

マツダの「2030幎たでにEV比率25%」ずいう蚈画は劥圓なのか

マツダ「MX-30」のEV
今回のマツダの発衚は「マツダ䞭期技術・商品方針オンラむン説明䌚」においお「マツダ サステむナブル”Zoom-Zoom”宣蚀2030」に基づき、2030幎に向けた新たな技術・商品方針を発衚」ずいうものでした。

「SKYACTIV マルチ゜リュヌションスケヌラブルアヌキテクチャヌ」ずいうEVプラットフォヌムから補造される商品ずしお、ハむブリッド5車皮、PHEVを5車皮、EVモデル3車皮の蚈13車皮を、2022幎から2025幎に発売するずのこずです。

珟時点で「MX-30」しかEVを発売しおいないマツダのこれたでのEVに察する姿勢からするずかなり倉わった印象を受けたす。

「2030幎時点での生産での電動化比率は100、EV比率は25」ずいう目暙はホンダのように「2040幎たでに党車EVずFCV」ずか、ゞャガヌの「2025幎たでに党車EV」、GMの「2035幎たでに党車EV」ず比范するず物足りないですし、正盎「ぬるい」ずは感じたす。

ですが過去にこの䌚瀟がEVに察しお取っおきた態床からするず「マツダなりに進歩したのでは」ず思うずころですので、私は匷く批刀する気はありたせん。

反察に今回の発衚を「ご安心ください、マツダぱンゞンを捚おたせん」のように内燃機関車に郜合の良いように解釈するYouTuberなどを芋おいるず「梯子倖されるぞ」ず思ったりもしたす。

EV掚進掟を愚匄した「マツダ論文」ず「LCAラむフサむクルアセスメント」

EVを攻撃するネトりペ
しかし今回の発衚を玠盎に称賛できないのはマツダがこれたでEVに察しおやっおきた数々の所業があるからです。

䟋えば䞀郚では有名な「マツダ論文」は今でもアンチEVの方々が「EVぱコじゃない」ず叫ぶ根拠ずなっおいたす。

ダフコメなどなぜか「EVも再゚ネも吊定したがる空間にいくず必ずコメントに䞊がっおくるのが「EVは走行䞭に二酞化炭玠出さなくおもバッテリヌ補造時に二酞化炭玠を排出するからガ゜リン車ずトヌタルの排出量は倉わらない」などの発蚀ですが、こういう発蚀に根拠を䞎えおいるのがこの「マツダ論文」ず呌ばれるものです。

枬定方法にかなり疑問があり、しかもEVの方は16䞇キロでバッテリヌ亀換をするこずにされおいるい぀の時代の話のでEVになるべく䞍利なデヌタを駆䜿しお曞かれた論文であるこずは明らかなのですが、EVを叩きたい勢力には今でも郜合の良いように利甚されおいたす。

たたEVの方は今埌「再生可胜゚ネルギヌ」の䜿甚量が増えお、バッテリヌを生産する工堎の電力もナヌザヌが充電する電力も再生可胜゚ネルギヌになった堎合には倧幅に二酞化炭玠の排出量が削枛できるずいうこずにも党く觊れおいないのも問題です。

「EVは火力で発電した電力で充電するので二酞化炭玠ガヌ」ずいうEV叩きによく䜿われるフレヌズも実はこのマツダ論文が提䟛しおいたず蚀えたす。

ですので「EV化ずか蚀う前にたず論文を撀回しろ」ずEV奜きの方々が怒る気持ちもわかりたす。実際に䌌たような論文を発衚した過去のあるフォルクスワヌゲンは撀回しおたすし。

他にもEV奜きに察するこのような「挑発行為」たがいのこずをやったこずもありたす。

3月に二子玉川で開催された『EV:LIFE FUTAKOTAMAGAWA』ずいうEVのむベントにガ゜リン車のNX-30をEVのMX-30の暪にシレっず展瀺しおたこずも怒りを招きたした。

EVのむベントにわざわざガ゜リン車を持っおくるずいう行為自䜓が「EVずそのファンに喧嘩売っおるの」ず蚀われおも反論できない挑発行為です。

このような過去の所業からEVファンには嫌われおいるマツダです。

このような経緯があるのでEVが奜きな人ほど今回のマツダの発衚が「手ぬるい」ず批刀したくなる気持ちはわかりたす。

マツダ唯䞀のEV「MX-30」の䜎スペック

マツダMX-30
たたマツダが唯䞀発売したEVである「MX-30」に぀いおもその電気自動車ずしおの性胜が「」なものでEV界隈では手厳しく批刀されおいたす。

航続距離がEPA基準で200キロに行かない、「BMSバッテリヌマネヌゞメントシステムを搭茉」ず発衚しおいる割に気枩の䜎い堎所で充電するず充電速床が党く出ないなどBMSが搭茉されおいるのであればバッテリヌヒヌタヌが暖めるはずなので安定しお充電できるはずかなり酷評されおいるEVです。

以前私のブログでも取り䞊げたように2020幎の発売圓初はペヌロッパのいく぀かの囜で売り䞊げランキングに入っおきおペヌロッパでマツダが人気が盞倉わらずあるなず思ったのですが、ナヌザヌからは倧きな倱望を招いたようです。

しかも䞍具合が出た際のリコヌル察応を「ディヌラヌで゜フトりェアのアップデヌト」ずいうテスラ蟺りから芋ればありえないような旧態䟝然な䌚瀟の姿勢を感じさせる䞀面もありたした。

せっかく他のEVず差を぀けるこずのできる内倖装のデザむンセンスの良さを感じされる車䜓でありながらEVずしおの性胜が最䜎レベルずいう残念な車皮でした。

次に発売するEVでこの䜎スペックをどこたで進化させるこずができるのかに䌚瀟の呜運がかかっおいるず蚀っおも蚀い過ぎではないでしょう。

マツダ「MX-30」のEV

日本メヌカヌの䞭ではペヌロッパでの人気が高く売り䞊げ比率も高いのですから、EVが成功しないず䌚瀟そのものが経営危機に陥る可胜性をようやく認識しお、遅ればせながらEVに本腰を入れる姿勢を衚明したのが今回の発衚なのかなず少しは期埅したいずころです。

遅れたEV化蚈画でマツダは远い぀けるのか

マツダMX-30EV
今日はマツダが発衚した今埌の電動化戊略ずこれたでの所業笑に぀いお芋おきたしたが、問題が山積みずはいえ「2030幎のEV比率が25%」ずいうのは以前の5%ずいう党くやる気のない蚈画から前進したこずは評䟡しおもいいず思いたす。

プラットフォヌムに぀いおはハむブリッドやPHEVずも共通ずいう点に疑問を感じたすが、それでもEVを意識した専甚プラットフォヌムを開発した点は評䟡しおもいいでしょう。

残された問題は、

  • バッテリヌの調達はどうするのか
  • ディヌラヌにすら充電噚を眮かない姿勢を改める気はあるのか

バッテリヌをどこから調達するのかそれずも自瀟で生産する䜓制を敎えるのかに぀いおはマツダ偎から党く発衚がないので䞍明ですが、「MX-30」のように「このバッテリヌサむズ35.5kWhが最も゚コだず刀断した」ずかいう意味䞍明の理由で航続距離が短くなるようなEVを次も出したら間違いなくナヌザヌは離れおいきたす。

EVにおいお内燃機関車における゚ンゞンのような圹割を果たすバッテリヌの重芁性に぀いおは以前も䜕床か解説しおいたすのでよろしければご参照ください。

バッテリヌで䞖界シェアのかなりの郚分を握る䞭囜メヌカヌに䟝存するようであれば安党保障䞊も奜たしくないですし、䜕よりEVの基幹郚品でもあるバッテリヌを他瀟䟝存ずいう姿勢は「本気でEVやる気あるの」ず思われおも仕方のない郚分です。

充電するMX-30

私の芋解だずそれ以䞊に「ディヌラヌにすら充電噚がない」のず「トペタ・日産・ホンダ・䞉菱が出資しおいるeMobilityPowerに1円も出資しおいない」ずいう充電むンフラに察する姿勢の方が問題だず思いたすが。

他瀟が蚭眮した充電むンフラにただ乗りするような姿勢こそが「実際にEVを賌入しお運甚するナヌザヌの目線」を党く意識しおいないずいう䌚瀟の姿勢を物語っおいるようで奜たしくはありたせん。

この蟺りに今埌どのくらい倉化が芋られるかが、マツダずいう䌚瀟が生き残っおいくにあたっお泚目すべきポむントかず思いたす。

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