「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」宿泊記【EV充電器や温泉あり・プラチナ特典も】
こんばんは、@kojisaitojpです。順番は前後してますがPerfumeのライブが行われた12月上旬、ヨーロッパからの自主隔離が明けてすぐに私は神戸に駆けつけています。
正確には「帰国→自主隔離→コートヤードバイマリオット大阪本町」を経てなのですが。
確かタワーマンションのどれかがイニエスタの家だったはず😅 pic.twitter.com/GBBcotTapP
— saito koji@2022はぴあアリーナ→バルセロナへ (@kojisaitojp) December 9, 2021
これでどこのホテルかわかるのは相当なサッカーマニアですよね(笑)。
以前イニエスタ選手の奥様のインスタから特定されたようで、イニエスタ選手本人も「六甲アイランドに住んでいる」とインタビューで発言したこともありました。
ただし現在は三宮方面に移住したとの噂もあるので今も住んでるのかはわかりません。
これだけでもマリオット系で修行している方ならお分かりでしょうが、今日はそんな六甲アイランドにある「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」です。
先日も紹介したようにマリオット・チタンエリートに昇格してから2つ目に泊まった「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」について紹介します。
目次
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」フロント〜エレベーター
「マリオット」というよりは「SPG」と言った方がわかりやすいかもしれませんが、「シェラトン」ブランドは既に日本国内に複数展開しています。
いくつかの運営元やホテル名の変遷を経て「シェラトン」を名乗るようになるホテルは多いのですが、「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」は1992年から一貫して「シェラトン」を名乗っている日本のシェラトンブランドの中では老舗に入るホテルです。
数年前に滞在した際の記事もありますので、こちらも合わせてご覧いただければと思います。
「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」宿泊記【温泉付きの外資系ホテル】
「神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ」の紹介です。六甲アイランドという三宮から離れた立地にあるホテルですが、その分宿泊価格がリーズナブルで、外資系ホテルで珍しい温泉があったり、数年前に改装されてグレードアップしたクラブラウンジもあり、落ち着いて滞在できる環境が整っています。今ならGotoを活用して更にお得に泊まれます。
以前は比較的近いところに「ウエスティンホテル淡路(現・グランドニッコー淡路)」があり、個人的にはこちらの方が好きだったので以前はあまり積極的に利用するホテルではなかったのですが、後述するクラブラウンジの改装と温泉の新設後は積極的に利用するようになりました。
高速バスか路線バスかの違いはありましたが三宮までの所要時間も20-30分の違いでしたので。
さて六甲ライナーの「アイランドセンター駅」を降りて改札を左に進むと直結でホテルの入口があります。
駅からそのままフロント階の2階に入りチェックインします。以前はラウンジでチェックインできた時期もありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大以降はラウンジでのサービスを縮小するホテルが多いです。
古いホテルなのでエレベーターは誰でも乗れますが、クラブフロアに入る場合には自分のルームキーでロックを解除しないと客室部分には入れない構造になっています。
そしてロックを解除して客室に入ります。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」の客室は?
さて客室ですが、「クラブデラックスルーム」にアップグレードされています。
部屋自体は若干古さを感じる内装ですが、36m2とゆとりがあり、ソファがソファベッドにもなりますので最大3人まで宿泊可能です。
スイートルームは部屋数が非常に少ない(のと日本のマリオット系の場合空室があってもエリート会員に提供しないホテルも多い)のでアップグレードされることはまれですが、最低でもクラブフロアにはアップグレードされますので今回くらいの部屋にはなります。
ヨーロッパ旅行以降はホテルの客室を動画撮影してアップするのを恒例にしていますが、この時は写真は撮ったものの動画撮影を忘れていました。
これには理由があり、フロントが「マリオット・チタンエリート」に対してあるまじき振る舞いをした(しかも私は過去に5-10回泊まっているある意味「常連」なのにもかかわらず)ことでちょっと怒って我を忘れていたかもしれません。
Twitterを見ていればお分かりでしょうけど、私は基本的に社会不適合者なので、おかしいと思ったことは必ずその場で主張します。例えばエリート会員として当然受けられるサービスが受けられなければ遠慮なく怒ります。
「このホテル、エリート会員をしかも何度も泊まった常連を大事にしないな」と思うようなことがあったことは書いておきます。
もちろんホテル側に悪意はなくたまたまかもしれませんが。
と脱線しましたが部屋の紹介に戻りましょう。
バスルームはシャワーブースと浴槽が分離されたタイプで(マリオット系の中では「横浜ベイシェラトン」と同じ構造)、バスルームを使ってものんびりできますが、温泉が24:00まで開いているので現在だとこっちを使う宿泊客の方が多いと思われます。
また最近のホテルだと必須になりつつあるエスプレッソマシンもあります。
他にはこれも撮影を忘れてましたが壁際のコンセントにはUSBの差し込み口もあり、古いホテルでもスマホの充電などが必須になった状況、コロナ前まではインバウンドの外国人観光客が増えていたことへの対応はできていると思います。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」の朝食は?
プラチナ会員以上は朝食が無料になります。現在はラウンジでの朝食は中止で、1階の「Garden Cafe」になります。
時間は6:30-10:30と他のホテルより長めで、大規模なホテルゆえの混雑に遭遇しても何とかなります。
朝食はブッフェ形式でホテルの標準的なメニューと地元兵庫県の食材コーナーなどもあります。
ブッフェ台に行く時はマスク・手袋の着用が必須になります。
大規模なホテルですのでその他の飲食施設も豊富で、「Kobe Grill(グリル料理&鉄板焼き)」「翠亨園(中国料理)」「アリーナ パブ」「テラ」とたくさんあります。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」のエリート(プラチナ以上)特典は?
そしてお待ちかね(?)のエリート会員特典ですが、プラチナ会員以上には以下のような特典があります。
- 16:00までのレイトチェックアウトと1000ポイントのボーナス
- 朝食無料
- クラブラウンジの使用
- 部屋のアップグレード(クラブフロア以上に)
この中でレイトチェックアウトはエリート会員には当たり前ですし、朝食は先ほど説明した通りです。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」の場合は「クラブラウンジ」がありますので、プラチナ会員以上(とクラブフロア宿泊者)は利用できます。
クラブラウンジは19階にあり7:00-21:00の時間帯でオープンしており、17:00-19:00の時間帯はカクテルタイムでアルコールとオードブルが出ます。
ラウンジでは珍しくテラス席もあり、これからの時期は寒いかもしれませんが、私が滞在した際には外の空気が気持ちが良かったです。
もちろん六甲アイランドの夜景も見えます。
改装前のラウンジを知っている自分としては「変わったなぁ」と来る度に感じます。
カクテルタイム以外の時間帯はコーヒー・紅茶・ソフトドリンクとお菓子などがあり、自由にいただけます。
他のマリオット系のホテルのクラブラウンジと比較しても遜色のない落ち着いた空間です。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」は天然自家温泉が特徴
そして「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」最大の特徴は「温泉」がある点です。
天然自家温泉100%の「神戸六甲温泉・濱泉」が3階にあり、クラブフロア宿泊者(マリオット・ボンヴォイのプラチナ以上も含む)とスパフロア宿泊者は無料で利用できます(それ以外の宿泊客は2800円)。
クラブフロアからは温泉専用のエレベーターがあり、温泉との行き来は部屋にある浴衣とサンダルで移動するのもOKと、外資系のホテルでは珍しいルールです。
もちろん温泉内は撮影禁止なので撮れてませんが、大浴場もかなり広く、落ち着いてくつろげる空間です。
男女共用の「湯上がりラウンジ」やマッサージなどもあり、都会のシティホテルで温泉旅館にでも来たような気分が味わえるのは貴重です。
なお利用時間は6:00-24:00(10:00-12:30のみ清掃でクローズ)の時間帯になります。
EVの普通充電器も完備の「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」
ちなみにEVに関連づけた話をすると「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」にはEVの充電器が設置されています。
私はPerfumeのライブに行ったりして忙しかったのもあり実際に見に行けてませんが、EVSmartのアプリに普通充電器の存在が示されています。
「六甲アイランド」という離れ小島の中には「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」に普通充電器、「ポルシェセンター」に急速充電器があるようです。
しかし先ほどイニエスタ選手が住んでいると言われるタワーマンションを始めとする多くのマンションにはEV充電器が設置されていないというのは困った問題です。
私のような観光客以外は基本的に車で行き来するであろう六甲アイランドにもう少し充電器を設置して欲しいと思うところです。
とはいえ私も以前「ウエスティンホテル仙台」で目的地充電を経験しましたが、ホテルで充電して翌日100%の状態で出発できるというのは非常に楽です。
その時の記事はこちらになりますので、よろしければ同時にご参照いただければと思います。
テスラ「モデル3」をカーシェアして仙台まで行った話【途中充電不要】
先週テスラ「モデル3」をカーシェアで借りて仙台まで行ってきましたので記事にします。航続距離が500キロ以上のロングレンジなのもあり、特に電費を意識しなくても片道400キロ位問題なく走れてEVの進化を時間できます。同時にウエスティンホテル仙台のデスティネーションチャージや宇都宮で体験したトンデモ充電器も紹介します。
先日の記事では大黒PAに設置された「e-MoblityPowerの残念な充電器」を辛辣に批判しましたが、目的地でしっかり充電できるのであれば経路充電に依存することもなくなります。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」の場合も200Vが2箇所、100Vが2箇所ありますので、他にEVの利用客がいても充電可能です。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」へのアクセス
住所:神戸市東灘区向洋町中2-13(六甲アイランド)
最寄り駅は六甲ライナー「アイランドセンター駅」で駅からは直結です。
六甲ライナーにはJRなら「住吉駅」、阪神電車なら「魚崎駅」で乗り換えです。
他には三宮・新神戸までは直通のバスが1時間に2-3本走っており、20分前後で行ってくれるので電車を乗り継いで三宮に行くより楽です。
またホテルから関西空港までは直通のリムジンバスがあります。
「神戸ベイシェラトンホテルアンドタワーズ」のまとめ
神戸の中心部からは若干遠いですが、その分宿泊代はリーズナブルでコスパの良いホテルです。
都市部のホテル、しかも外資系のホテルチェーンなのに温泉があるというのは非常に珍しく、プラチナ会員以上はクラブラウンジも使用できますのでお得感のあるホテルです。
オープンが1992年で来年で30周年を迎えるホテルであることからくる古さを感じる部分もありますが、近年ラウンジを改装したり温泉を新設したりと宿泊客を呼ぼうという意欲は感じられます。
あえて言えばマリオットボンヴォイのエリート会員の扱いが雑だなと感じる部分もありますが、「ウエスティンホテル淡路」がマリオットから脱退した今となっては神戸市とその周辺の唯一のマリオット系ホテルなので頑張って欲しいところです。
場所的に三宮周辺のホテルより不利なのもあり、宿泊代はリーズナブルで移動さえ苦にならなければコスパの良いホテルとして評価できます。
また私は関西方面まで車で行くことはありませんが、先ほども紹介したようにEVの充電器も完備されており、「翌日に充電100%で出発できる」EVユーザーにとって快適なホテルでもあります。
多くのマリオット系のホテルの紹介ブログでは最後に「SPGアメックスを紹介しますよ!」というアフィリエイトを貼り付けて終わるのですが、私は自分のポリシーからやらないことにしてますのでご安心ください。
これをやってしまうと必要以上にマリオットに肩入れしてしまい、ホテルがおかしな対応をした際に批判しにくくなるというのがあるので私のブログでは紹介はしません。
これで今月(2021年12月)に泊まった大阪・神戸・広島のマリオット系のホテルを全て紹介したことになりますが、年内あと1泊する予定がありますので、年の最後にもう一回ホテル記事をアップする予定です。
というわけで今後もいいホテルは称賛し、良くなかったホテルは厳しく批判するという姿勢で世界中のマリオット系ホテルを中心に紹介していきます。
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