「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」宿泊記
こんばんは、@kojisaitojpです。別に札幌で怪しい情報商材を売るセミナーをやるわけでもないのですが、新千歳空港からホテルに到着です。
私の場合マリオットのプラチナ会員を続けており(SPGアメックスやプラチナチャレンジなどのインチキはしてません)数年前にシェラトン札幌がグループから離脱して以来、札幌市内で泊まるホテルがありませんでした。2018年のPerfumeのFuturePopTourでは、レンタカーを用意してウエスティンルスツに泊まるという暴挙(?)を決行しました。
地元なんだから何で実家に戻らないの?と必ず言われるのですが、札幌にしろルスツにしろ北海道のホテルは割安です。年間50泊というプラチナ会員を維持するためには宿泊費の安い北海道で消化するのは貴重な一泊です。
マリオットの宿泊加算のために旅行をしている方であれば知っているでしょうが、日本で一番コスパの良いホテルは「フォーポインツバイシェラトン函館」です。その次が今日取り上げる「フェアフィールドバイマリオット札幌」でしょう。
同じように足りない宿泊数の消化を東京でやると間違いなくコスパが悪いです。
これはマイルでもホテルでも毎年上級会員を維持するのに苦労されている方なら理解できることかと思います。
目次
2020年オープンの「フェアフィールドバイマリオット札幌」
さてこの「フェアフィールドバイマリオット札幌」ですが、当初は今年の4月〜5月にオープン予定でした。インバウンドで人気の札幌、オリンピックも開催されると意気込んでいたのでしょうが、ご存知の通りコロナです…。
どうやらゴールデンウイークに一旦オープンさせてから、7月まで休業だったようですが、現在は普通に営業しています。
日本国内に数多く存在するマリオットの中で「フェアフィールドバイマリオット」というブランドは札幌が初(現在は大阪の難波にもオープン)となります。
まだ国内は2ヶ所ですが、2020年秋以降に「道の駅プロジェクト」よって日本各地にフェアフィールドバイマリオットという名のホテルが誕生する予定となっています。
昨年ソウルのフェアフィールドバイマリオットには宿泊しましたが、こんな感じでした。
昨年5月のものですが、この時は韓国も観光客らしき中国人が日本並に泊まっていました。
マリオットグループの中では「高級ビジネスホテル」位の感覚のリーズナブルなホテルですから、アジア圏を中心としたインバウンド需要で本来ならにぎわっていたことでしょうが、あいにく宿泊客は少なかったです。
ですが先に結論を出してしまうと、マリオットにふさわしい高級感と、比較的リーズナブルな宿泊価格が両立しているオススメのホテルです。
フロント〜部屋の様子
ホテル自体は1994年に「札幌東武ホテル」としてオープンした箱で、2019年に東武鉄道とマリオットが提携し全面リニューアルし、2020年に再オープンしました。
古いホテルを可能な限りリニューアルしたからか、フロントは2階まで吹き抜けの開放感のある構造で、世界中のフェアフィールドバイマリオットと共通のデザインに一新されています。
部屋の方は、
木のぬくもりを感じさせる、落ち着いた空間です。シンプルにゆったりとくつろぐことのできる宿泊特化型のホテルなのがフェアフィールドブランドの特徴なので、居心地重視です。
バスルームは唯一の欠点ですので撮影してません。おそらく旧札幌東武ホテルのままの構造で、平成初期くらいまでのホテルによく見られたユニットバスです。
こちらが後日宿泊した「フェアフィールドバイマリオット栃木宇都宮」ですが、こちらの方が海外のフェアフィールドに近いです。
また写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ミニバーにはネスプレッソの機械があり、無料で使えます。
なお、マリオットボンヴォイプラチナ会員としては、
- 部屋のアップグレード(今回はシングル→ソファ付きのツインへ)
- きのとやのサブレー
- 500ポイントか飲食アメニティの選択
がついています。ラウンジは設けないブランドですのでありません。
レストランやフィットネスは?
今回レストランは利用していませんが、「LUONTO」と「FIKA CAFÉ Lagom」の二つが、朝食用レストランとカフェに分けて営業しています。
また外資系ホテルらしく、フィットネスは24時間使用可能です。
ルームキーをかざせば宿泊客はいつでも利用できます。
朝食の代わりにスープカレー
レストランを利用しなかったのは、ホテルのすぐ近くに有名なスープカレー「Yellow」があるからでした。
実はここPerfumeファンにとっての聖地で、メンバーも複数回訪れたことがある上に、今でもPerfumeのレコードが展示したあったり、昨年ベストアルバム「P-cubed」の発売イベントとして世界中のPerfumeゆかりの場所にポスターが貼られることがあり、「Yellow」もその一つとして選ばれています。
「Yellow」にはまだ展示されていました。既に撤去されている場所が多く、同じ札幌でも真駒内セキスイハイムアイスアリーナは既にないそうです。
さて肝心のスープカレーですが、
辛さが0〜20まで選べて、注文時に「○番の辛さで」と注文するシステムです。私は3番にしましたが、これでもそれなりに辛いです。辛いのが苦手な人は1番か2番にするといいと思います。
味はスープカレーの王道を行く感じで、野菜がゴロゴロと入っており、今回は「チキンカリー」を注文したので骨付きのチキンが入っています。後は私の好みでカマンベールフライを注文しましたが、辛さが中和されるようでちょうどよかったです。
すすきの周辺でスープカレーを食べる時には第一候補に入るのではないでしょうか。
「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」へのアクセス
住所:北海道札幌市中央区南4条東1丁目
地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅からだと徒歩3分くらい、地下鉄南北線「すすきの」駅からだと徒歩8分くらいです。
札幌駅や地下鉄東西線バスセンター前駅からもアクセス可能ですが15分〜20分歩くので荷物を持っている際はオススメしません。
また徒歩数分のところに「二条市場」もあるので、観光客にはオススメの場所です。
「フェアフィールドバイマリオット札幌」の総合評価
私の場合は地元が札幌という特殊事情もありますが、1泊の宿泊日数を稼ぐためにキロロやルスツまで行こうという気になれませんが、ここであれば積極的に利用しようと思います。
2022年以降の予定ですが、「道の駅プロジェクト」として都道府県各地に「フェアフィールドバイマリオット」ブランドのホテルを建てる計画があり、北海道も「恵庭」「長沼」「南富良野」に建設予定になっています。
これらがオープンすると車さえあれば(レンタカーでも)札幌近郊で「札幌→恵庭→長沼」とコスパの良いホテル修行ができるようになる可能性が高いです。
今後コロナウイルスの感染拡大が収まって、インバウンドの外国人観光客が戻ってくると価格がどうなるのかは気になりますが、現在の価格帯であれば「そこそこの高級感のあるコスパの良いホテル」と位置付けることができます。
コロナウイルスの感染拡大が収まって、日本中・世界中の観光客が自由に移動できるようになれば、外資系ブランドの強みを生かしてにぎわってくれるのではと思います。
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