「ACホテル・バイマリオット・東京銀座」宿泊記【プラチナ特典や朝食も紹介】

旅行

こんばんは、@kojisaitojpです。この週末はギリギリ「GoTo」が適用されるのもあり、キャンセルせずにこのホテルに宿泊してきました。

新型コロナウイルスの感染者増加により「Go to トラベル」が中断してしまうのは残念ですが、今週末までは東京都も対象となっています。

先日「アロフト東京銀座」に宿泊した際には、古参のプラチナ会員に対して気分を害するような対応をされ、二度と行くものかと思いましたが(「GoTo」でいくらでも宿泊客が来る時期だったのもあり、やたらと上から目線の接客が目立ちました)、ほぼ同時期に隣にオープンしたACホテル銀座はどうなのかというのが気になったので行ってきました。

先に感想を言ってしまうと、世界各地のACホテルと比べると高級感のあるホテルで、接客も全く問題のないレベルで満足の行く滞在でした。

銀座シックスのすぐ近くという立地も最高、施設も思った以上に充実しており、ここなら今後常連となってもいいかなと思う位のクオリティでした。

屋上のルーフテラスや1階のフリースペースがあることから、ラウンジの有り無しについては気にしなくてもいいかなと思います。

銀座シックスからも徒歩圏内の「ACホテル東京銀座」

ACホテル東京銀座のフロント
一番の最寄駅である東銀座駅からなら徒歩2〜3分、銀座駅からも5分くらいの絶好の立地にACホテル東京銀座はオープンしました。

有名スポットの銀座シックスからも徒歩3分くらいです。

元々この界隈には同じマリオット系列の「コートヤードバイマリオット銀座」がありますが、2020年にその隣に「AÇホテル銀座」、そして更にその隣に「アロフト銀座」が続けてオープンしています。

ACホテル東京銀座の外観

3つのホテルの真ん中が「ACホテル東京銀座」になります。

マリオット系のホテルが3つ並んで大丈夫かという気もしますが、おそらく東京オリンピックなどのインバウンド需要を当て込んで建てられたものと思われます。

「ACホテル」「アロフト」共に日本には初上陸のマリオット系のブランドですが、本日は「ACホテル」について説明すると、

ACホテル・バイ・マリオット東京銀座は、情熱の国スペインにルーツを持ち、モダンクラシックで洗練されたデザインを特徴とし、物事の価値の本質を見極めそれぞれの価値観に拘りを持つエッセンシャリスト向けのライフスタイル型ホテル。
(「KANSAI MAGAZINE」より引用)

「ACホテル」はマリオット系の中では比較的カジュアルなブランドとして主にヨーロッパ・アメリカで展開しています。

2020年7月にオープンした「ACホテル東京銀座」はアジア圏で初のACホテルになります。

銀座の街並みに突如出現したスタイリッシュな建物はなかなかインパクトがあります。

ACホテル東京銀座

エントランスはアロフトのようなスタイリッシュなタイプではありませんが、天井が高く、開放感のある入口です。

フロントは1階で、そのままチェックインできます。

ACホテル東京銀座

本来であれば、『パート・ド・フリュイ』というフルーツのピューレを固めたお菓子に、好みのリキュールを振りかけて食べるものがウェルカムアメニティとして用意されているようですが、今回は深夜の到着だったのでありませんでした。

プラチナ会員以上のエリート特典は、

  • 16:00までのレイトチェックアウト
  • ウェルカムアメニティ(500ポイント)、フードとドリンク
  • 部屋のアップグレード
  • 朝食無料

「アロフト東京銀座」は朝食が有料で、アップグレードも渋いホテルでしたが、同じリーズナブルなブランドでもACホテルはプラチナ会員以上へのサービスが充実しています。

今回もスタンダードの部屋から「プライムフロア」のバスタブつきの部屋にアップグレードされました。

ホテル代が高い銀座エリアに誕生したのもあり、世界のACホテルと比較すると若干高いですが、建物もしっかり作られており、高級ホテルと言っても良い水準です。

エレベーターや客室に通じる通路もこのようにスタイリッシュです。 

客室階・上層階のレストランへの入口となるエレベーターホールには、動線・空間の機能性をそのままアートとして活かすようになっています。

ACホテル東京銀座のアート

実はホテル内の随所に「アート」がさりげなく用意されているのもACホテル東京銀座の特徴です。

エレベーターホールは「An Access Hub. A Focal Point. A Heart.:アクセスハブ・焦点・中心(曼荼羅から多くのインスピレーションを受ける。) 」というコンセプトで、コイル状に重なるブロンズは、求心性を空間にもたらし、アクセスハブとしての中心性を描いています。

「ACホテル東京銀座」の客室の様子は?

ACホテル東京銀座
次は部屋の内部を紹介します。 

今回の客室は「プライムツイン」というグレードは面積が30㎡と世界のACホテルと比較してゆとりがあります。

ACホテル東京銀座

個人的にはソファがあってくつろげる部屋の構成は好きです。

水回りは、部屋と一体型の洗面所(仕切り扉はあり)とバスタブ付きのバスルームの構成です。

ACホテル東京銀座

スタンダードの部屋だとバスタブなしのシャワーブースになりますが、それ以外の構成はほぼ同じです。

WiFiも高速で快適に使えたので、室内で仕事をするのにも適しています。

デザイン性重視のアロフトと比較すると「ライフスタイルホテル」を自称するだけあり、「テレワーク」や「ワーケーション」にも適した環境です。

ACホテル東京銀座

ところどころに「和」のテイストがさりげなく表現されているのもおしゃれで、上質な雰囲気を演出します。

ACホテル東京銀座

近年のホテルでは標準的なネスプレッソも用意されており、ラウンジがないホテルですが、部屋で問題なくくつろげます。

ACホテル東京銀座
ACホテル東京銀座

アメニティが充実しているのも特徴で、黒のお洒落なバスローブ、ホテルでは珍しい上下に分かれたパジャマ(これらは一階で購入可能)、更には靴磨きのセットが用意されているのは非常に珍しいです。

ACホテル東京銀座

バスアメニティはギリシャの「KORRES(コレス)」というブランドのものを使用しています。

ギリシャならではの植物の天然由来成分を使用しており、薬局で生まれた女性のためのアメニティブランドです。

匂いは好き嫌いが分かれそうですが、私の好きな香りだったので余ったものは持ち帰りました。

「ACホテル東京銀座」のレストランは?

ACホテル東京銀座
レストランやバーは以下のバリエーションがあります。

  • AC Kitchen
  • AC Bar
  • AC Lounge

朝食が7:00〜10:30の時間帯に「AC Kitchen」で提供されます。

ACホテル東京銀座

自宅でくつろいでいるかのような感覚をもたらす空間に、家のキッチンのようにデザインされた空間がAC Kitchenで。朝食以外にもランチやディナー、またカフェでの利用も可能です。

混んでいる時間帯は隣のAC Loungeも使用するようです。

ACホテル東京銀座

以前は和食がセットメニュー、洋食はブッフェだったようですが、現在は和食・洋食共にブッフェ形式でメイン料理(卵料理、ラーメン・フォー)がキッチンから提供され、それ以外のものをブッフェ台から取ってくる形式です。

ACホテル東京銀座

オススメはホテルの朝食では珍しい「メロンジュース」やスペインの卵料理である「カズエラ料理フラメンカエッグ(ラタトゥイユの上に半熟卵が乗った料理)」がオススメです。

ACホテル東京銀座

他には銀座で採れたハチミツなど面白い食材もあります。

私は和食にしたのですが、和食膳の蓋を閉めたまま写真を撮ってしまったのが心残りです。

ブッフェ台に行く際にはマスク着用・手袋を着用するように言われますが(これは当然)、利用客を監視しているようなピリピリした雰囲気がないのは好印象でした。

個人的にはスタッフに監視されているようなピリピリ感を感じると食欲がなくなるので、カジュアルな雰囲気の朝食は過ごしやすい雰囲気でした。

新型コロナウイルスに気をつかうことは当然なのですが、度を過ぎて利用客を監視するような雰囲気になるのであれば、セットメニューで提供した方が良くないか?というのは以前「ウエスティンホテル仙台」や「東京マリオットホテル」について書いた際にも言いました。

利用客が余計なプレッシャーを感じない雰囲気を作ってくれたスタッフには感謝です。

ACホテル東京銀座

これ以外には1階「AC Bar」があり、現在はコロナの影響により時短営業ですが、通常であればのんびりカクテルなどを楽しめる空間です。

フィットネスや「ルーフトップ」

ACホテル東京銀座のフィットネス
外資系のホテルに相応しく、フィットネスエリアも充実しています。

ACホテル東京銀座

マリオット系に共通の作りで、以前宿泊した「フェアフィールドバイマリオット札幌」などと同じような設備がそろっています。

ACホテル東京銀座

またこの時期は寒いですが、屋上がフリースペースのようになっており、宿泊客は自由に利用できます。

仕事などをするのであれば、今の時期は1階の「ACラウンジ」を使用した方が快適ですが、暖かい時期になると屋上も快適に使えると思います。

「ACホテル銀座」へのアクセス

住所:東京都中央区銀座6-14-7

東京メトロ・都営地下鉄の東銀座駅からだと徒歩3分くらいです。
銀座駅からですとなるべく銀座シックスに近い出口から出て(銀座駅がとても大きいので出口を間違えると遠くなります)、徒歩5分かからないくらいの距離です。

繰り返しになりますが、「アロフト東京銀座」と「コートヤードバイマリオット銀座」の間にあります。

「ACホテル東京銀座」の総合評価

ACホテル東京銀座
この前宿泊した「アロフト東京銀座」が、建物や部屋などのハード面が充実しているものの、スタッフなどのソフト面がまだまだの印象でした。

しかし「ACホテル東京銀座」はスタッフの質も高く、ソフト面でも質が高いです。

質が高いと言っても「プラチナ会員」以上のエリート会員に規約で定められたしかるべきサービスをきちんと提供するだけではありますが、「Go to トラベル」開始以降はそのような最低限のことすらできないホテルが増えていますので、優秀な部類に入るかと思います。

銀座という場所を考慮しても少し高いかなという印象ですが、宿泊費も隣のアロフト銀座より若干安く、コスパ面でもまぁまぁです。

「Go to トラベル」終了後も今の価格帯でサービスの水準を維持できるなら、東京都内でオススメできるホテルの一つになります。

ホテル自体もまだ新しくて綺麗な上に、スタイリッシュで居心地が良い ので、現在のように格安で泊まれる間に日本では珍しいホテルを体験しておくのは悪くないです。

年末年始は中断中の「Go to トラベル」がですが、年明け再開後はまたリーズナブルな価格で楽しめる期間がしばらく続きます。

具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。

またマリオットなどホテルの公式サイトで予約を入れた場合には、「STAYNAVI」で登録しないと「GO To トラベル」の適用を受けられませんので、登録の仕方を掲載した記事も参照してください。

そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。

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