「経験なし」だと起業・副業を始めてはいけないのか?
おはようございます。@kojisaitojpです。チャンピオンズリーグ決勝があったので今日は早起きです。結果は…ノーコメントでお願いします。
さて起業したい、副業を始めたいなどと周りに相談すると以下のようになることが多いです。
他人に否定される事は人生を変えるチャンス。学生起業したら「社会人経験無いからすぐ倒産する」と言われ、29歳で海外留学したら「行くの遅すぎ」とバカにされ、M&Aに事業拡大したら「素人には絶対無理」と一蹴された。無責任な意見を聞いてたら今の自分は無かった。信じて動けば道は切り開けるよ!
— 浅井さん@4社の社長 (@asaitomohide) August 20, 2020
これが友達とかなら私も以前言及したような「所詮貧乏マインドか」、つまり「何でもネガティブな材料を挙げて前に進もうとしない連中だ」とスルーしやすいのですが、エンジェル投資家や社会で成功している人に言われるとダメージになります。
「経験なし」「実績なし」で新しいことを始めるのは無謀なのでしょうか。
目次
「経験なし」は不可だと永久に起業・副業できない?
素朴な疑問なのですが、
「経験・実績がないから失敗する」と言ってチャレンジしないのであれば、一生経験を積むことはできませんよね。
じゃあ成功している人はいつ経験したのか? いつ実績を挙げたのか?
とりあえずトライしないと「経験」も「実績」もあげることはできません。なのに「お前は経験がないから」と言ってトライするのを阻止しているとその人は永久に経験が積めません。
他人のアドバイスなんて所詮はこの程度のものです。私もベンチャー投資家とかいう方々に会った時に言われたことがあります。
「経験もないビジネスやろうとしてるの?」
「今まで正社員で働いたことないの?」
「大学も早稲田しか出てないんだ」
とりあえず来た人間のネガティブ材料を探して、そこから話を始めるというのは話に協力する気がない人がとる姿勢なのは私も複数の予備校を渡り歩いた経験があるのですぐにピンと来ましたが。
講師の採用枠が既に埋まってるような予備校でこういう対応から面接が始まったことは何度もあります。これが反対に講師を欲しいと思っている予備校だと来た人間のポジティブな材料から話が始まります。
ちなみに予備校講師って職業は基本的に「業務委託契約」なので、社員ではなくフリーランスのような勤務形態が一般的であることを知らない、「早稲田大学卒」というのにわざわざ「昨日来た人は東大出てニューヨークに留学してた」とかこっちが反論しにくい材料をぶつけて諦めさせる戦術かなと思いました。
でもこれって以前述べた「昭和マインド」の加齢臭ジジイのような物言いだなと思いました。自分も人に使われる世界に入りたくないから起業して成功しているのに、相談に来た人間にはその辺のおっさんのような言い方をしてくる。
他人のアドバイスなんてこの程度のものです。「起業するのに学歴は関係ない」とYoutubeで言ってるような人がこんな感じですから呆れてものも言えません。
まぁ、こういう攻撃に耐えてそれでも起業したいという人間だけが見込みがある、だからそれを試している的に言い訳されるかもしれませんが、大半の人はベンチャー投資家のような社会的に成功した人間にボロクソに言われたらやる気をなくすことでしょうね。
自分の場合は過去の体験があるのでスルーできますが、大学を出たばかりの若者だったりすると「自分のアイディアが有名投資家に否定された」とやる気を失うきっかけになるかもしれません。
自分としてはこの体験で「起業するのに人脈なんて要らないな」と思いましたが。
他人に頼るよりまずは自分で行動すること。それが「経験」になって積み上がっていけばいいなと。
起業なら今までやってたものを捨ててゼロからの勝負になりますが、「副業」であればそこまでのリスクもないわけですし。
(私の中では「起業」も「副業」も基本的にやることは同じと位置付けています。本業がある状態でやるかだけの違いと認識しています)
自分でやれば「経験」になる
とりあえず行動してみるという例として自分の例を挙げてみます。今計画している中古品売買のビジネスについて少し話してみます。
中古品の売買をやるには「古物商」という許可を警察から取得しなければなりません。これなしで売買自体は違法でないのですが(個人的趣味の範囲なら)、「業」としてつまりビジネスとして売買すると違法になりますし、そもそも仕入れのための業者オークションに入れません。
今私も申請中なのですが、「古物商 許可」なんて単語でググると行政書士のホームページがうじゃうじゃ出て来ます。
どこもワンパターンの記事で「申請は難しいから行政書士を使おう」的な記事ばかり。
このくらい自力でできない人が起業も副業もできないと思うのですが…。
「古物商」の申請をするのには色々な書類が必要なので煩雑ではありますが、自分でできないこともないです。本籍地からも書類を取り寄せる必要があるのは意外でしたが。
行政書士のホームページを見ると古物商取得を頼むと大体5万円前後が相場のようです。
「ぼったくりだな」というのが私の印象です。
ちなみに起業しようと法人設立をしようとするとゼロが一個違う金額が行政書士のホームページには書かれていますが、こういう作業こそ他人に任せるのではなく、自力でやることで強くなるのではと思います。
まぁ私の場合は、自分の車を買った時も車庫証明や名義変更を全部自分でやる、車検も整備だけやってもらってから自分で車検場に行って通してくる人間だからかもしれませんが、車の名義変更も行政書士に頼めば3〜5万円かかります。
ネットで調べれば役所に払う費用以外は0円なのですから、誰でもできるような手続きを「自分でやったらなかなか通らないよ」と煽って手数料を取る「情弱ビジネス」の典型例です。
一回自分でやってみればノウハウが分かるので、後から始めようとする人にアドバイスすることもできます。行政書士ではないので他人の書類作成を代行したら違法ですが。
許可・認可の取得から他人任せのマインドは、FacebookやInstagram辺りによく出てくる「1日15分の作業で月収100万円」「1クリックするだけで月収30万円」みたいな「楽して稼げる」的な広告をクリックするのと同じマインドかもしれません。
「起業・副業」しようとする人間から搾り取ろうとする人間や業者はたくさんあるので、最初はこのトラップを交わしていくところから「経験」する必要があります。
個人的にはこの段階で起業・副業が成功する人がふるいにかけられて絞り込まれていくのかなと思います。
「経験なし」から「試行錯誤」へ
ちなみにこのブログも開設からもうすぐ1ヶ月経過しますが、グーグルアドセンスの収益は200円くらいです。30記事書いたらここまでの実績をアップする記事を作ろうと思いますが、最初はこんなものです。
「1ヶ月やって月収200円じゃやる意味ねぇなぁ」と思う人もかなりの数いるでしょうが、「ブログ 30記事」とかでググってみるとお分かりですが、この段階でアドセンスで万単位の収益出ているブロガーは見たことありません(アフィリエイトは除く)。
月に100万PVとか集めている有名ブロガーでも初月からそんなに稼いでいる人はいません。
とりあえずはバカ正直に「毎日更新」を続けて100記事200記事に到達してから、このブログのどこに問題があるのか分析するべきかと思っています。
「アクセス数集まるブログの書き方」「SEOに強いライティングのやり方」的なマニュアルを読みあさるばかりでいつまで経っても記事を書かない人よりは「経験」を積めるのではないかと思っています。
この部分に関してググると「ブログで稼ぎたいなら毎日更新」と「毎日更新は必要ない」的な逆さまの記事が検索結果として出て来ます。ますます初心者は混乱しますが、「キーワード設定」の効果です。いずれブログ記事の作成の仕方について記事を書く際にまた説明します。
トライアンドエラー、実際にやってみて試行錯誤する以外に成功への道はないというのが信念ですから続けるだけです。
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