ゲッコーハウス・フランクフルト宿泊記と電動キックボードを借りた話【「トリビュート・ポートフォリオ」もマリオット系】

旅行

こんにちは、@kojisaitojpです。昨日の「モクシーフランクフルト空港」の記事で順番としてはドイツに上陸したところですが、2日目はフランクフルト市街地のホテルに移動です。

後で紹介しますが、ここフランクフルトと次に移動するパリではこの電動キックボードのシェアが非常に使い勝手がよく重宝しました。

タクシーに乗るまでもない、短距離過ぎて乗車拒否されるかも、でも歩くと案外遠いという距離の移動にはこの電動キックボードが最適でした。

本日取り上げる「The Gekko House Frankfurt」と「フランクフルト中央駅」の間の移動がまさにこれでした。何度かUberでリクエストをかけても乗車拒否にあう、でも歩くと15-20分くらいでちょっと面倒という距離です。

旅行の順序としては「このホテルにチェックイン→電動キックボードでフランクフルト中央駅へ→ICEに乗ってヴォルフスブルクへ→アウトシュタットでID.3とご対面」になります。

ですので本日はフランクフルトのちょっと変わったホテル「The Gekko House Frankfurt」とドイツやフランスの街中で観光客も気軽に借りれる電動キックボードについて取り上げます。

GekkoHouse(フランクフルト)の月光仮面

ちなみに「ドイツなのにGekko(月光)なの?」と思いますよね? 実際フロントに仮面が展示されてましたのでそれを意識して作ったっぽいです(笑)。

マリオット系ブランド「Tribute Portfolio Hotel」の一員の「The GekkoHotels(フランクフルト)」

GekkoHouse(フランクフルト)の外観
「Tribute Portfolio Hote;」というブランドは聞きなれないでしょうが、日本にも京都と北海道の2箇所にホテルがあるマリオット系のブランドです。

先日取り上げた「Townhall Hotels&Apartments(ロンドン)」は「DesignHotels」という日本には展開してないブランドだったのですが、似たような個性的なテイストでも「Tribute Portfolio」の方は既に日本にも上陸しています。

ですが京都と北海道(キロロ)のホテルに私はまだ宿泊したことがないです。。。

「Tribute Portfolio」ブランドで私が最も気に入っているのはジャカルタ(インドネシア)にある「The Hermitage(エルミタージュ)」で、ここは2016年から2019年まで毎年宿泊してました。

Hermitage(ジャカルタ)の外観

私の中では全てのマリオット系ホテルの中でもトップクラスにお気に入りのホテルなのですが、次にインドネシアに行けるのはいつの話?という状況ですよね。。。

Hermitage(ジャカルタ)のリビング
Hermitage(ジャカルタ)のベッドルーム
Hermitage(ジャカルタ)のバスルーム

コロナさえなければ私のブログもEVの話と海外旅行の話が半々の構成だったのかなと思うところですが。

さて「Tribute Portfolio」も、この前の「DesignHotels」と同様にその地域の個性やデザイナーの個性を生かしたホテルが基本コンセプトであり、ジャカルタの場合はオランダ植民地時代の建物を使ったコロニアル風の演出が個性でした。

GekkoHouse(フランクフルト)のレセプション

じゃあ「GekkoHouseなんだから月光仮面?」と思うところですよね。

試しにフロントのスタッフに聞いてみましたがよくわからないようです。

GekkoHouse(フランクフルト)のエントランス

ですが「私の親戚が日本人なので日本語勉強してるのよ」と言って簡単な日本語も披露してくれたりしたので真偽はよくわかりません(笑)。

GekkoHouse(フランクフルト)のフロント

チェックインはエントランス入ってすぐのバーを営業してる時間帯は奥のエレベーターホール前、昼間の人が少ない時はバーカウンターと併用のようです。

GekkoHouse(フランクフルト)のビール

ウェルカムドリンクはドイツらしくビールが提供されました。

「ゲッコーハウス・フランクフルト」の客室は?

GekkoHouse(フランクフルト)の客室
さて客室ですが、スイートルーム以外は25㎡前後の部屋がほとんどで広くはありません。基本的にヨーロッパの都市部のホテルで広い部屋を期待してはいけないところです。

私が宿泊した部屋は「プレミアムコンフォート」というグレードで、「スーペリア」「プレミアム」「プレミアムコンフォート」「ジュニアスイート」「スイート」とある中で「スーペリア」で予約を入れているので2ランクアップグレードされています。

GekkoHouse(フランクフルト)のベッド

決して広くはありませんが、よく見ると調度品にもこだわりがあり、意外と味のある客室です。

GekkoHouse(フランクフルト)のデスク周り

これは古いスピーカーに見えますが、BluetoothでiPhoneと接続できます。

GekkoHouse(フランクフルト)のスピーカー

バスルームはやはりヨーロッパのホテルなのでシャワーブースのみです。

GekkoHouse(フランクフルト)のバスルーム

日本だとなぜか「ケチってる」と怒る人が多いですが、ヨーロッパでは高級ホテルでもボディーソープやシャンプーなどのアメニティは備え付けのボトルになっているところから環境問題への意識の高さがうかがえます。

GekkoHouse(フランクフルト)のシャワー

半分冗談で言ってますが「フランクフルト市内もパリ市内もEVで移動」してます(笑)。

「The Gekko House(フランクフルト)」の朝食は?

GekkoHouse(フランクフルト)の朝食
朝食は一階のレストラン兼バーの「Chicago Williams」で6:30-10:00(週末は12:00まで)の時間帯です。

ブッフェ形式ですが、前日の「モクシーフランクフルトエアポート」とは違い、マスク・手袋の着用を言われることはありませんでした。

GekkoHouse(フランクフルト)のブッフェ台

私が帰国してから変異株「オミクロン」が発生したり感染者が急増しているドイツですので、今はルールが変わっている可能性もありますが。

GekkoHouse(フランクフルト)のブッフェ

奥のキッチンにお願いすれば卵料理は自分の好きなものを作ってもらえます。

GekkoHouse(フランクフルト)のブッフェ台jpg

夕方からはここが「バーベキューレストラン」となります。

GekkoHouse(フランクフルト)のバーカウンター

私がヴォルフスブルクの「アウトシュタット」から戻ってきたのは深夜12時近くでしたが、この時間帯でもバーカウンターや奥のレストランはにぎわっていました。

電動キックボード「Lime」を使ってフランクフルト市内を移動

電動キックボードLime
そしてEVがきっかけで私のブログを見るようになった方々なら「早く出せ」と思っていたであろう電動キックボードの登場です。

ドイツでもフランスでも路上にはたくさんの電動キックボードと電動自転車が置いてあるのですが、これが誰でも簡単にシェアできるという話です。

フランクフルト市内の電動キックボード

私が使ったのは「Lime」という会社のもので、iPhoneでもAndroidでも検索すればアプリがすぐ見つかります。

クレジットカードかPaypalでの支払いを登録すれば誰でもすぐに使えます。

電動キックボードのバーコード

「Scan to ride」とあるようにアプリを開いてキックボードにあるQRコードを読み込ませればロックが解除されてすぐに使えます。

Limeの電動キックボード

ちなみにハンドルの右側のレバーがアクセルで、ブレーキは右側と左側の両方(前輪用と後輪用)についています。

自分が行きたいところまで移動したらアプリを開いて「End」をタップすると返却も完了です。

フランクフルト中央駅からホテル

返却のルールはドイツとフランスで若干違っており、フランクフルト市内ならどこに置いても返却できましたが、パリ市内では「ここは駐車禁止」のような表示が出て返却可能場所まで移動するように言われます。

テスラストアからホテル

私の場合はホテルとフランクフルト中央駅の往復、ホテルとテスラストアの往復に電動キックボードを使いましたが料金はこの程度です。タクシーより安いです。

ドイツの自転車専用道路

日本では電動キックボードは原付扱いでヘルメットの着用が必須ですが、ヨーロッパでは任意です。「危なくないの?」と思うかもしれませんが、このようにドイツやフランスでは自動車専用道路がしっかり用意されていますのでこの中を走る限りは危ないと思ったことはありませんでした。

日本だと大半を車で移動する私からすると傍若無人な自転車がブチ切れそうになることは日常茶飯事ですが、このように自動車専用道路がしっかり整備されれば自転車も車もルールを守って共存できるのに…というのが本音です。

「ゲッコーハウス(フランクフルト)」へのアクセス

GekkoHouse(フランクフルト)のエントランス

住所:Mainzer Landstraße 167, 60327 Frankfurt am Main, Germany

最寄り駅は先ほども述べたようにフランクフルト中央駅です。とはいえ徒歩15分位歩くので私は電動キックボードで移動してましたが。

この前日に宿泊したのが「モクシーフランクフルト空港」ですが、そこからUberで25ユーロくらいだったのでフランクフルト空港からだと30ユーロくらい(20分前後)です。

ロンドンのヒースロー空港と違いフランクフルト空港は市街地へのアクセスも便利です。

「ゲッコーハウス(フランクフルト)」のまとめ

GekkoHouse(フランクフルト)のソファ
「GekkoHouse」はフランクフルト中央駅からもフランクフルト空港からもアクセスが容易な割に宿泊代が100-150ユーロくらいと比較的お得な感じがするので泊まってみましたが、価格相応の価値はあると思います。

円安が進んでいて日本人が貧乏になっていると言われるようになってますが、実際ヨーロッパの都市部で100ユーロ前後で宿泊できるコスパの良いホテルは貴重です。

フランクフルト中央駅から若干離れている(徒歩15分くらい)のが難点にも思えますが、先ほど例に出した電動キックボードを借りてヨーロッパの街並みを眺めながら移動するのは案外快適です。

GekkoHouse(フランクフルト)のエントランス

昼間ヴォルフスブルクのアウトシュタットまで行った都合で(フランクフルトからだと片道3時間)、ホテルに戻ってきたのが夜遅くでバーラウンジをやっている時間帯のホテルのレストランなどは体験できませんでしたが、また宿泊する機会があれば使ってみたいなと思う雰囲気でしたし。

GekkoHouse(フランクフルト)の通路

マリオット会員向けに言っておくと「Tribute Portfolio Hotel」の場合は通常のマリオットエリート会員の特典(部屋のアップグレードや朝食無料、16時までのレイトチェックアウト)がつきますのでコスパの良い滞在ができるかと思います。

人気記事電気自動車専門のカーシェア・サブスク・EV販売店立ち上げのためのクラウドファンディングを始めます!

人気記事電気自動車(EV)を日本で普及させるために誤解を解消する【過去記事総まとめ】