【ブラックバイト】オススメできない副業3選!
こんばんは、@kojisaitojpです。
今日は近年話題の「副業」について扱ってみます。私のような個人事業主からすれば「副業するくらいなら会社辞めちゃえよ」と思わなくもないのですが、いきなり本業を辞めるのは怖いという気持ちもわかります。
ですので「副業」から始めて、慣れたら独立とか起業というやり方もありだとは思っています。
ただし選ぶ副業を間違えると、自分の将来に何のプラスにもならないというのが本日のテーマです。
目次
オススメできない副業・バイトは避けましょう
近年政府の「働き方改革」により、副業を解禁する企業も増えています。日本型の雇用システムだと若いうちは全然稼げない(これがいずれジョブ型雇用システムで変わるという話は前にしました)ので副業をやってみようという方は多いかと思います。
しかし問題は「何を副業としてやるか?」という話です。自分の将来にとってプラスになるものを副業としてやるというのがスキルアップという意味でも間違いなくプラスなのですが、やるべきではない副業も結構あります。
今日はそんな「オススメできない副業」を3つピックアップして紹介します。
時給労働のバイト
夕方まで会社員をやっている人が、夜はコンビニでアルバイトとかバーでアルバイト。
誰もが簡単に思いつく副業ですが、これは正直オススメできません。
結局「時間を切り売りしているだけの単純労働」だからです。
確かに単純労働でも昼も夜も働けば、昼間の仕事だけの時よりは稼げます。ですが、何も資産として残るものはなく、バイトを辞めた瞬間に元の低収入に戻ってしまいます。
副業を頑張ってもお金以外に何も残らないような単純労働、時給労働はオススメしません。
大きな声で言いにくいことですが、女性の場合だとキャバクラや風俗でアルバイトすることは一つの手だと思います。
まず普通の副業より時給が高いという点でメリットがあります。
そして女性にとってはお金持ちの男性の接客をして、年上の男性との接し方を覚えると、後々の人脈になることも多いですし、仮に縁がなかったとしても年上の男性、会社で権力を持っているような男性の扱い方を覚えると間違いなく有利です。
同年代の男性としか関わりがない女性は案外損している可能性もあります。
ちなみに私は女性がナイトワークをやることを全く否定しません。
この方の意見にほぼ全面同意です。
#私たちの社会に風俗産業は要らない というとんでもないハッシュタグを見た。誰かにとって要らなくても他の誰かが必要としている。それが仕事ってもんだ。自分の正義感だけで特定の産業をぶっ壊してよいという感覚を持ってるなら、そんな感覚こそ私たちの社会に要らないよ。
— かんねこ@あなたの顧問弁護士(弁護士・社会福祉士 石橋靖己) (@kannekolaw) August 6, 2020
男女平等、ジェンダーフリーという観点からは「女性の性的搾取」と叩かれるところですが、現状男性と女性に会社での出世などに格差がある以上、女性が女性であることを利用するのは戦略の一つとして肯定します。
話はそれましたが、このような一部の例外以外の副業で時給労働を選ぶことはオススメしません。
そろそろ搾取される労働に自分の収入を依存させるのは止めましょう。
クラウドソーシング
自分で趣味ブログを書いたり、プログラミングやWeb制作の知識などがある人でしたら、クラウドソーシングでお仕事を受注して夜に家で仕事をするという副業のやり方も思いつきます。
実際に誰でも簡単に書けるようなブログの記事作成のアルバイトであれば、クラウドワークスやランサーズなどを調べるとほぼ無限に出てくるので仕事の受注は簡単にできます。
しかしこれは「罠」です。基本的に特定のスキルのない人にとってクラウドソーシングは「搾取」される労働です。
例えば1文字0.2円の記事作成の仕事を請け負っても2000文字書いてたったの400円です。私のように文章を書くことに慣れている人間なら大した時間もかかりませんが、初心者がやると莫大な時間を消費します。
時給に直したらコンビニバイト以下ということは普通に起きます。
ただしコピーライティングやセールスライティング、SEOの知識がある方でしたら、1文字5円とかの高額案件を受注できますので、例えば2000文字の記事だと10000円です。これなら副業としては価値があります。
他にもプログラミングやWeb制作の知識がある人でしたら、高額案件を受注するのは案外簡単ですので、稼げます。
ですが、特にスキルもなく、ライティングの技術もない人がクラウドソーシングを請け負っても、コンビニバイト以下の安い給料でこき使われる世界(受注者によっては激安案件でもあ〜だこ〜だうるさい人もいてストレスです)ですので、副業としてオススメできるものではありません。
ネットに出てくる「副業の広告(情報商材)」
「毎日スマホで5分作業するだけで月収100万円」
「誰でもできるカンタン副業で月収100万円」
「主婦でも空いた時間にできるワンクリック副業」
このような広告がTwitterやInstagram、LINEなどによく出てくるのを見たことがある人は多いでしょうが、このような広告はほぼ全てが「詐欺」か「副業を始めるために高額な情報商材を買わせる」ものです。
冷静に考えれば誰もが5分で月収100万を稼げる副業なんてものがあったら、全員今の仕事を辞めてチャレンジしているはずです。
一応このような情報商材屋の肩を多少は持ってあげると、確かに高額な情報商材を購入したことがきっかけで月収100万を達成した人がいることはいるようです。
ですが先ほどの「5分で100万」のような神業ができるようになるまでには血の滲むような努力をしてやっとたどり着いたというケースがほとんどです。
私の予備校時代に感じたことを具体例としてお見せしましょう。
6割の人間は何もしない、1割の人間は勝手に育つ
私も予備校講師という、ある種「山師」のような仕事をしていたので実感がありますが、たとえ私が受験生にとって最高の授業を提供しても、実際には6割くらいの生徒は結局何も努力しないまま終わります。
予備校講師はエンターテイナーの側面もありますので、生徒を飽きさせないために私も色々なくだらない余談、それもなるべくインパクトのある話をします。6割くらいの生徒はこういう私のバカ話を聞いて「今日も面白かった」と思って終わりです。
結局授業を聞くだけで何も自分で努力をしないから進歩しない。「私の授業=お笑い芸人のライブ」感覚で聞いて終わりです。
そして優等生タイプの1割くらいの生徒は、たとえ私の授業を受けて伸びたとしても、勝手に自分で努力をして伸びたタイプ。
ぶっちゃけて言えば指導者が私じゃなくても同じように結果を出したタイプです。私はこのタイプの生徒を「勝手に育ったタイプ」とカテゴリー化してました。
個人的には残りの3割くらいが「きっかけさえ掴めば伸びるタイプ」で、この生徒たちが私の授業がきっかけで正しい勉強の仕方を習得して伸びてくれれば、「俺も頑張った甲斐があった」と思うようにしてました。
実際講師が与えられる影響力なんてその程度です。これは最近テレビなどに出ているカリスマ予備校講師でも一緒です。
情報商材で稼げるようになる人というのも実際そのくらいの比率だと思っています。ただしこの3割を育てられないような情報商材やセミナーであれば「詐欺」だと私は思っています。
自分の将来につながる「副業」を探してみよう
今日は「やってはいけない副業」について解説してみました。副業をやって昼も夜も働くのであれば、どんな形でもいいから自分のスキルアップとかキャバクラの例であげた人脈のように「自分の資産」となるものをやるべきだと思います。
じゃあどんな副業なら良いのか?
それについては字数も多くなったのでまたの機会に「可能性のある副業」について語ります。
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