「シェラトングランデ東京ベイホテル」宿泊記【ワーケーションにも使える?】
こんにちは、@kojisaitojpです。10/1になりいよいよ東京発着の旅行も「Go to Travelキャンペーン」の対象になります。またこれまでの宿泊代の割引の他にも「地域共通クーポン」の支給も始まるので、実質半額でホテルに泊まることができるタイミングになりました。
それもあって過去に宿泊したホテルの紹介を続けています。何だかんだ言っても「SPG→マリオットボンヴォイ」で10年以上プラチナ会員ですので、国内外のたくさんのホテルに泊まった経験がありますので。
具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。
【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?
10/1から東京発着も対象となる「Go to travelキャンペーン」について説明してみたいと思います。現在は35%割引になるだけですが、10/1以降は「地域共通クーポン」という行き先となった都道府県の隣の県まで使えるクーポンがもらえて実質半額で旅行ができるようになります。非常にお得なのでぜひ活用してみましょう。
そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。
「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
10/1から東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になることで、活用方法が広がることになりますが、これと「リモートワーク」や「ワーケーション」を結びつけることで格安の料金でワーケーションを体験することができます。リゾート地へ行くのもいいですが都心のホテルから始めてみるという方法も紹介します。
本日取り上げるホテルは「シェラトングランデ東京ベイホテル」です。ディズニーのオフィシャルホテルとして有名ですが、実はディズニーに行く以外の目的でも案外使い勝手がよく、「ワーケーション」にも使えるホテルとしてオススメです。
家族連れで子供たちをディズニーで遊ばせるかたわらで、ホテルでお仕事という使い方もありです。
ただし残念なことにスタッフの質は低いので、忘れられていることや主張すべきことはきちんと主張するべきホテルなので気を付けましょう。
目次
東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテル「シェラトングランデ東京ベイ」
冒頭から「スタッフの質が低い」などと言ってしまうと宿泊する気がなくなるかもしれませんが、ホテルの設備面(ハード面)はとても充実しています。
「シェラトングランデ東京ベイホテル」は、1988年開業の老舗で、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルの一つです。
通常であれば「日本人泊まってるの?」と思うくらい外国人が多く、ディズニーへ行く日本人以外は日本人の少ないホテルだったのですが、最後に宿泊した3月の時点で既に中国人を中心とした外国人はほぼいなくなっており、閑散としていたのを思い出します。
マリオットグループの中では「カテゴリー7」で「リッツカールトン大阪」や「セントレジスホテル大阪」「ウエスティン東京」などと同等の「ラグジュアリーホテル」の位置づけのホテルですが、先に結論を出してしまうと、マリオットにふさわしい高級感に満ちあふれたオススメのホテルです。
ただ繰り返し主張することになりますが、スタッフの質はお世辞にも高いとは言えないので注意が必要です。
フロント〜クラブラウンジの様子
フロントはホテルの入口にあたる1階ではなく、2階になります。
クラブフロアやスイートルームを予約した宿泊客とマリオットボンヴォイプラチナ会員以上はクラブラウンジでのチェックインも可能です。
可能ですというよりは直接クラブラウンジでチェックインしないと一般の列に並ばされて、週末などはかなり待たされるので、12階まで直接行くことをオススメします。
フロント階の2階にもマリオットボンヴォイのエリート会員用のデスクがありますが、基本的にスタッフがいません。「エリートデスクが無人で、一般の列に並ばせるってどういうこと?」と何回も抗議したことがありますが、なかなか改善されません。
この辺りからホテルスタッフのクオリティというソフト面に疑問符がつきます。
さて12階のクラブラウンジ自体は、数年前に改装して立派なラウンジに生まれ変わっており、落ち着いてくつろげるラウンジです。
ラウンジの利用については、
- 6:00~23:00 ドリンクサービス
- 7:00~10:00 朝食ブッフェ
- 10:00~23:00 オールデイスナック
- 17:00~19:00 イブニングカクテル(ブッフェも)
と幅広い時間帯にサービスしているのが特徴なのですが(6:00〜23:00)、現在はコロナの営業により「12:00〜20:00(朝食はラウンジで提供)」と短縮営業になっている点が残念ではあります。
ただし朝食の時間帯はこれからディズニーへ行く宿泊客でかなり混雑(コロナ前の話です)しているので、有料でも1階のレストランで朝食をとるべきか悩むところです。
以前「朝食の列に並んでいる時間がないので、席が空いたら電話で呼んで欲しい」とお願いしたら「皆さん並んでもらってますので特別扱いできません」と冷たく言い放たれたことがあります。
宿泊客に言うべきことではないので、責任者を呼びましたが、基本的にディズニーの宿泊客でにぎわっている頃はスタッフの対応も高飛車なのが目につきました。
「ハード面は一流、ソフト面は三流」であることが随所に感じられます。
マリオットボンヴォイのエリート特典は?
なお、マリオットボンヴォイプラチナ会員としては、
- 部屋のアップグレード(原則はクラブルームへ)
- クラブラウンジの利用
- 1000ポイントのボーナス
- 駐車場無料(1泊3000円相当)
がついています。東京ディズニーリゾートと駐車料金を合わせている(安いと宿泊者以外で埋まってしまうので)ゆえに、場所の割に駐車場代が高いですが、プラチナ会員以上のエリート会員であれば無料になります。
またクラブラウンジも他のマリオット系列のホテルより開いている時間帯が長いですし、朝食にしろ夕方のオードブルにしろフードが充実していますので宿泊の際はぜひ利用してみることをオススメします。
部屋のアップグレードも「本日満室ですので」とクラブルームを渋られることが多い(コロナ前の話)ですが、そういう時でもネットで検索してクラブルームに空きがあるのを見せてやった方が、ラウンジから遠いパークウイングへ飛ばされるリスクがなくなります。
「施設は一流、スタッフは三流」ですので、物わかりが良い風を装うと平気で嘘をつくスタッフも多いです。
「シェラトングランデ東京ベイ」の客室の様子は?
マリオットボンヴォイのプラチナ会員以上は基本的には本館の「クラブルーム」または別館のパークウイングにアップグレードされるようです。パークウイングの部屋は全て洗い場つきのバスルームになりますが、本館のクラブルームは、建物が古いのもあって基本的にはユニットバス(ごく一部洗い場付きのバスルーム)になってしまいます。
どっちが良いのかは悩ましいところで、パークウイングは別館とは言え必ず本館を通らないとアクセスできないので、館内をかなり歩く点がデメリットです。
またクラブラウンジも本館の12階にあるので、パークウイングからだと移動時間がかなりかかります。
超大規模ホテルで端から端まで歩くとかなりの距離があります。
ユニットバスであることを除けば本館の部屋にしてもらうことをオススメします。
さて部屋ですが、狭い部屋でも40㎡位はあるので1人〜2人で利用するには十分の広さです。家族連れを意識しているからか、ベッドが3台4台〜6台用意している部屋まであります。
ですので家族連れなど大人数の時はベッド数の多い部屋をオススメします。
仕事用のデスクとくつろぐ用のソファが完備されている部屋はオンとオフの切り替えもしやすいので、「ワーケーション」にも使えます。
バスルームは、本館の大半の部屋はユニットバスですが、一部のクラブルームと新館のパークウイングに関しては洗い場つきのバスルームに進化しています。
ですが洗い場つきのクラブルームは、部屋数が非常に少ないようで、過去に何十回宿泊した私でも2回しか当たった記憶がありません。
とはいえホテル内には「オアシススパ」という施設があり、クラブルームやスイートルームに宿泊の宿泊客やマリオットボンヴォイプラチナ会員以上のステータスがあれば、大浴場(温泉)が無料で利用できます。
部屋がユニットバスなのには目をつぶって、お風呂は大浴場で済ませるという手もあります。
「施設は一流、接客は三流」です
自分で言うのも変かもしれませんが、私はおそらくこのホテルでは要注意人物としてマークされているかもしれません(笑)。
といっても別に悪いことをしたわけではなく、宿泊する度にスタッフのミスや物忘れが多く、注意することが多いからです。
一度「ベッドの多い部屋(確か6つだった)は落ち着かないので、クラブルームが良い」と希望を言ったところ、その次に宿泊した時も同じベッドが6つある部屋を当てられたことがありました。
このホテルのスタッフのクオリティだと顧客情報すら見ていない可能性もあります。
おかしいと思ったことは主張しないと「ディズニーに来た一見さん」のように思われてスルーされるので、主張すべきことはきちんと主張しましょう。
「シェラトングランデ東京ベイ」のレストランは?
レストランについてはフロント階の2階に喫茶店の「トスカーナカフェ」、1階にブッフェレストランの「グランカフェ」や鉄板焼の「舞浜」、カジュアルなスタイルのレストラン「ガレリアカフェ」などがあります。
(「ガレリアカフェ」はコロナウイルスの影響により休業中)
ディズニーの閉園時間を意識しているからか、通常の時期であれば24:00近くまでレストランが空いているので遅い時間の夕食にも使えます(現在はコロナの影響により短縮営業)。
クラブルームに宿泊かマリオットボンヴォイのプラチナ会員以上はクラブラウンジで朝食、それ以外はブッフェレストランの「グランカフェ」で朝食になります。
以前のディズニーへ行く観光客や外国人観光客でごった返していた時であればクラブラウンジでの朝食は待たされること、部屋で待つか1階のグランカフェを利用できないか?と聞くと「ダメ」と冷たくあしらわれて列に並ばされる接客のクオリティですが、朝食自体のクオリティは高いです。
現在はディズニーリゾートへ行く宿泊者も外国人観光客も大幅に減っているでしょうから、少しはしっかりした対応ができるようになっていることを期待したいですが。
繰り返しになりますが「ハードは一流、ソフト面は三流」のホテルです。「変だ」「おかしい」と思ったことは積極的に主張しないとスルーされてしまうので気を付けましょう。
「シェラトングランデ東京ベイホテル」へのアクセス
住所:千葉県浦安市舞浜1-9
JR舞浜駅からディズニーリゾートラインに乗り「ベイサイド・ステーション」で降りるとホテルが目の前です。
羽田空港・成田空港からリムジンバスで来た場合には、シェラトングランデ東京ベイホテルに止まってくれます。
車の場合ですと首都高の「舞浜」と「葛西」の出入口からすぐですので、都心方面へのアクセスも案外簡単です。
マリオットボンヴォイプラチナ会員以上ですと駐車場も無料になりますので(通常は1泊3000円)車でのアクセスがオススメです。
「シェラトングランデ東京ベイ」の総合評価
ホテル自体は若干古くなってきていますが、ユニットバスの部屋が多いことを除けばリニューアルもされていますし、新館のパークウイングも若干歩くのは欠点ですが部屋自体の完成度は高いのでハード面は国内のホテルでも上位、マリオットボンヴォイの「カテゴリー7」にふさわしいホテルです。
またレストランも充実しており、最もカジュアルに食事ができるガレリアカフェはまだ休業中ですが「カフェトスカーナ」は営業していますし、ブッフェスタイルの「グランカフェ」や鉄板焼の「舞浜」など用途に応じてレストランも充実しています。
ハード面ではマリオットボンヴォイの「カテゴリー7(ウエスティン東京やリッツカールトン大阪、セントレジス大阪と同等)」にふさわしい水準です。
しかしスタッフの対応を含めたソフト面のサービスは「カテゴリー7」にふさわしいレベルでは全くなく、結局のところ「ディズニーに来た一見さん」相手だと宿泊客をナメているように感じることが多いので、腹の立つことも多いです。ウエスティン東京やセントレジス大阪と雲泥の差があります。
新型コロナウイルスの感染拡大によるディズニーリゾートやホテル自体の休業、インバウンドの外国人観光客の消滅などの逆風の時こそ、それ以外の目的で宿泊してくれる宿泊客を大事にすべきなのでは?と泊まる度に思ってしまいます。
私のように口うるさい客は無視すればいいと思うのであればその程度のホテルだということかもしれませんが、車でアクセスすれば案外近くて都心へのアクセスも楽なホテルですので、今後も観察(?)を続けます。
現在の「Go to travelキャンペーン」を活用すれば案外リーズナブルに一流ホテルを楽しめますので、このキャンペーンの間に行ってみることをオススメします。
人気記事電気自動車専門のカーシェア・サブスク・EV販売店立ち上げのためのクラウドファンディングを始めます!