【2021年3月オープン予定?】Wホテル大阪ってどんなホテル?
こんにちは、@kojisaitojpです。アメリカ大統領選挙のニュースなどを見ていると以前泊まったことのあるホテルが映ったりしたので、ふと記事を書いてみたくなりました。
タイムズスクエアの目の前にある「Wホテルニューヨーク・タイムズスクエア」です。2016年にPerfumeのライブで行った際に泊まったホテルです。当時は「トランプvsヒラリークリントン」と言われていた時期ですから、もう一周回ってしまったんだなと思いますが。
今まで日本にはなかったブランドなのですが、いつの間にか日本でもオープンの予定が決まってきたようです。
W OSAKA(W大阪)マリオットと積水ハウスが御堂筋沿いに建設中のWホテルの状況 20.10【2020年10月竣工】
マリオット・インターナショナルと積水ハウスは2018年1月10日付のプレスリリースで、大阪・御堂筋沿いに最高級ホテル「W OSAKA(ダブリュー オオサカ)」を2021年2月に開業すると発表しました。W OSAKAは地上 …
いま予定を変更して大阪にいるのですが、Wホテル大阪がすでに出来上がっている….!2021年2月開業予定だからもうすぐ!!???? pic.twitter.com/blaxncFtHm
— 1000g (@1000g1000g) November 6, 2020
Wホテルについては、以前「Wホテル横浜」という構想があったものの、運営元がリーマンショックで倒産したとか何だとかの事情で中止になったので、「W大阪も本当にオープンするの?」と言おうかと思ったのですが、ここまで建物が完成していればさすがにオープンしないということはないでしょう。
インバウンド需要が回復しないのでオープン延期という可能性はありますが…。
このホテルが本当に2021年3月にオープンすれば、これまで大阪で泊まっていた「大阪マリオット都ホテル」、「リッツカールトン大阪」「セントレジスホテル大阪」よりも更に私の中で優先順位の高いホテルがオープンすることになるので、来年以降大阪へ行った際に泊まるホテルに悩むことになりそうです。
ここのところは「モクシー」や「フェアフィールドバイマリオット」などマリオット系でもランクが下のブランドのホテルを紹介することが多かったですが、本日はマリオット系の中でも上位のブランドである「Wホテル」について解説します。
とこの記事を書いた2020年現在では言ってましたが、結局「Wホテル大阪」は2021年にオープンしオープンから約1年が経過した2022年に私も宿泊したのでこちらの記事もご参照ください。
ついに「Wホテル大阪」に泊まった話【プラチナ特典もテスラストア心斎橋も】
2021年に日本初の「Wホテル」としてオープンした「Wホテル大阪」の宿泊記です。日本では見慣れないブランドですが、マリオット系の最高級ブランドの一つで、クラブのようなスタイリッシュでデザイン性の高い内装が特徴です。マリオットボンヴォイ会員注目のプラチナ特典やホテルの隣にあるテスラストア心斎橋の紹介もします。
目次
「ヤングエグゼクティブ」がターゲットの「Wホテル」
これまで日本に存在しなかったホテルですので、まず「Wホテル」の定義を引用します。
ブランド名の由来は”Whatever / Whenever”(お望みの物を/お望みの時に)という経営理念から。また、当ホテルのコンセプトの産みの親は、スターウッドCEOのバリー・スターンリッヒ。ターゲットとする客層はウェスティンよりも若い層で、デザインにこだわりを持つビジネストラベラー(個人客)としている。
(Wikipedia「ダブリュー・ホテル」より引用)
「ヤングエグゼクティブ」という日本には少ない若年層の富裕層をターゲットとしたホテル(それゆえこれまで日本に上陸しなかったのではと思います)で、同ブランドのセントレジスやマリオット、ウエスティンなどと比べるとスタイリッシュな雰囲気で、ホテルのバーなどは夜にクラブになるホテルもある、デザイン性の高いホテルです。
上記の画像は「Wホテルロンドン」です。
このような内装だと(これは今は脱退したWソウルウォーカーヒル)、日本人の感覚だとラブホテルと勘違いされそうな気もします。
ポップな内装で、カジュアルな雰囲気のホテルとして、「モクシー東京錦糸町」は何度か紹介しましたが、ホテルのレビューを見ていても「こんな雰囲気嫌だ」と言っている人も多く、好き嫌いが分かれるホテルであることは間違い無いです。
実は私はマリオット系のホテルの中で最も好きなブランドなのですが。
私が過去に泊まったことのあるWホテルを挙げても、
- Wニューヨーク・タイムズスクエア
- Wニューヨーク・ホーボーケン
- Wロサンゼルス・ウエストビバリーヒルズ
- Wロンドン
- W香港
- Wソウル(現在はマリオットから脱退)
と世界各地に旅行に行った際にそのエリアにWホテルがあれば優先的に泊まるというのが基本方針でした。何度も行った街でまだ泊まってないのはパリとドバイくらいでしょうか。
なので大阪に「Wホテル大阪」がオープンすれば同じように最優先になる可能性が高いです。
ちなみに2020年東京銀座にオープンした「Aloft銀座」は「Wホテル」の格安ブランドになります。銀座という場所柄からかとても格安ブランドとは思えない宿泊価格で出ていますが。。。
(「モクシー」も似たような雰囲気ですが、こちらは元からマリオット系、WホテルとアロフトはSPG系と別会社でした)
1泊3万超えの宿泊代だと香港、ソウル、ロサンゼルスのWホテルに普通に泊まれる価格ですし、曜日などタイミングが合えばニューヨーク・タイムズスクエアにも泊まれる水準の価格です。
私も「Wホテル銀座」であればとっくに泊まりに行ってますが、アロフトだからなぁ…と二の足を踏んでしまい、まだ行ってません。
むしろ価格を考えると「Go To トラベル」で安くなる間にしか行くべきではないという見方もできるので、近いうちに一回泊まってきますが。「Go to トラベル」で安くなった価格が世界標準でいう「アロフト」ブランドの適正価格だと思いますが。。。
世界各地のWホテルの客室から「W大阪」を予想する
過去に泊まった世界のWホテルの客室から「Wホテル大阪」がどんな感じになるか予想してみたいと思います。ちなみに上記の画像はWホテル・ロサンゼルス・ウエストビバリーヒルズです。
こちらはWホテル香港のエレベーターですが、基本的にエレベーターに乗った時点から世界が違います。
基本的に高層ビル(ニューヨークで宿泊したのが45階、香港では屋上の72階にプールがあったり)で、外観のスタイリッシュさを売りにするので、大阪でも27階建てで、御堂筋沿いにビルが建てられています。
最寄駅は心斎橋駅で、近隣にルイヴィトンなどのブランドショップもある、高級感のあるエリアです。
おそらくリッツカールトンやコンラッドなどがあり、フォーマルなビジネス街のイメージがある梅田方面から少し離れた、ミナミに近い立地というのが「ターゲットは若年層」というWホテルのコンセプトに合った立地かと思います。
住所:大阪府大阪市中央区南船場4-1
デザイナーズホテルですので、オシャレさを売りにしつつ、わずかにその国の特色を感じるような内装になることが多いです。
例えばWソウルウォーカーヒルの場合ですと、韓国のナショナルカラーである「赤」を生かした内装になっていますし、私は泊まったことがありませんが、「W バンコク」には巨大で派手なムエタイのグローブ(着用可)が置いてあるし、「W 上海」のクッションは小籠包と箸型だったりします。
ですので「和」のテイストや「大阪」というテイストを感じさせるインテリアが配置される可能性が高いです。
一番簡単に表現すると例えばバスルームとの仕切りが障子のような作りになっていたりとかですが、世界的に有名なデザイナー・安藤忠雄氏の手によってどのようなテイストになるのか注目です。
オールデイ・ダイニングレストランを含むレストランやバー「WOO Bar」などの飲食施設の他、プール「WET Deck」、最先端のフィットネスセンター「FIT」、スパ施設「AWAY SPA」など世界のWホテルと同じ名前が付けられていることから、世界標準の「Wホテル」になることが予想されます。
レストランも(これはWホテル香港)このようにスタイリッシュで見せることに重点を置いています。
この雰囲気だと「とても仕事では泊まれない」と思われるかもしれませんが、それも日本人の古い価値観です。
実は仕事用のデスクも他のマリオット系のホテルより広いですし、上位ブランドなのでWiFiの速度も快適、人をナメたようなデザインでありながらビジネスセンターも完備されていますので、ホテル内で仕事をするという需要にも立派に応えられるホテルです。
部屋で仕事をしたら、オシャレなバーで一休みのようにオンとオフを切り替えやすいホテルです。
「Wホテル大阪」の場合も世界のWホテルと同じように高層ビルで、スタイリッシュなバーや屋上にプール(これはW香港だけですが)があるような、これまでの日本のホテルとは違う度肝を抜く構成になるかもしれません。
また客室などの予想図が公式にもアップされていないので想像の領域を出ませんが、世界のWホテルに泊まってきた人間としては楽しみです。
開業日が決まったら、なるべくすぐに大阪へ行ってくる予定でいます。
Wホテルも含めてホテルの選択肢が増えることは大歓迎
若い層をターゲットにした高級ホテルというコンセプト自体が、日本のように高齢者に富が集中している国では受け入れられにくいホテルかもしれません。
ですが、いつまでも年寄りに富が集中していて若者は貧乏という国は滅びるだけです。
若い経営者などがこういう空間に集まるようになると、ようやく日本でも「世代交代」が進み、新しい時代に向かっていけるのではないかと思います。
日本の従来の「高級ホテル」「一流ホテル」という枠組みを超えた、新しいホテルとして私も大いに期待しています。
「Wホテル大阪」がオープンする頃には「Go to トラベル」も終わっているはずですので、チェックインに長い列ができる・プラチナ会員なのにアップグレードもなしのような状況からは脱して、ホテル滞在をエンジョイできることを期待しています。
現在封印中の海外のホテルネタですが、これまで泊まったことのあるWホテルについては、「Wホテル大阪」の開業までに順次宿泊記をアップしていこうと思います。
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