ウエスティン都ホテル京都宿泊記【リニューアル後のスイートやラウンジ、プラチナ特典も】
こんばんは、@kojisaitojpです。ここのところYouTubeと並行してアップしているのでブログの方が遅れがちになりますが、今日はこのホテルを取り上げます。
今回から目次をつけたりと一部改良。過去のEVの動画も修正していきます。
ウエスティン都ホテル京都宿泊記【ジュニアスイート・ラウンジなどもレビュー】 https://t.co/X3U1O8a0zI @YouTubeより— saito koji@IONIQ5で日本全国移動中 (@kojisaitojp) July 13, 2022
以前もウエスティン都ホテル京都についての記事を書いていますが、前回行った2019年時点ではまだリニューアルが途中でした。
全面的なリニューアルが2021年に終わり、実質再オープンであるかのようにホテルが変わってからは初めての宿泊になります。
大きな変化としてリニューアルによってホテルが高級化したことで宿泊代が大幅に上がったことがあります。
以前の価格であれば「コスパ良し」と言えたのですが、1泊5〜6万以上取るようになったホテルがコスパ的にどうなのか?についても考えながら解説してみたいと思います。
目次
2020年に開業130周年の老舗ホテル「ウエスティン都ホテル京都」
ウエスティン都ホテル京都の歴史は長く、開業は何と1890年4月。保養遊園地「吉水園」としてオープンし、1900年に園内にて「都ホテル」を創業。
1960年には村野藤吾の設計による現在の本館が完成し、1966年にウェスティンホテルズと業務提携開始、2002年4月に、都ホテルがウェスティンを買収したスターウッド・ホテル&リゾート(SPG)と提携し、ウェスティンブランドに仲間入りし、現在の名称に変更したという歴史があります。
その老舗ホテルが大規模リニューアルを行い生まれ変わりました。
外観は以前と変わってませんが、フロント階から全く別世界です。
なお私のようなマリオット・ボンヴォイチタン会員だと新設されたラウンジでのチェックインが可能です。
マリオットボンヴォイ・プラチナ会員以上に与えられる特典としては、
- 部屋のアップグレード(ジュニアスイートまで)
- 1000ポイントのボーナス又はウェルカムギフト(京都の地酒)
- クラブラウンジの利用
がついています。
クラブラウンジは以前は10階と11階と2フロアにまたがった構造でしたが今は3階に移転し、以前よりサービスが充実しています。
- 朝食サービス:7:00〜11:00(平日はレストラン「洛空」で)
- ティータイム:11:00〜17:00
- イブニングカクテル:17:00〜19:00(オードブルも提供)
- バータイム:19:00〜21:00
- ナイトティータイム:21:00〜22:00
現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策に伴う規制も無くなっており、本来の営業時間に戻っています。
アップグレードについては、以前から「ジュニアスイート」を上限としてその日の空き具合に応じてアップグレードされます。
今回はリニューアルされたジュニアスイートにアップグレードされたので次の項目で紹介します。
「ウエスティン都ホテル京都」の客室(ジュニアスイート)の様子は?
私の過去の宿泊ですと空きがある日は「ジュニアスイート」、空きがない日は「デラックス」になることが大半だったと記憶しています。
2019年3月に宿泊した際は「デラックスキング」で、この時も現在の内装にリニューアルされた部屋でした。
今回のジュニアスイートも同じテイストで、面積は約60平方メートルの広い部屋にパワーアップしています。
「高級化」というリニューアルにより私が泊まったサイズ(35㎡)の部屋は大幅に減らされ、客室の平均面積が50㎡(ジュニアスイートくらいです)になったとのことです。
ホテルのスタッフの話では「2部屋を1部屋にするようなリニューアルが中心」だったそうで、客室数を半分にして宿泊代を上げる方向のリニューアルだったようです。
以前の面積の客室でも、部屋自体は何の不満もなく滞在できるホテルでしたが、何となく目立っていた古さが解消されました。
なお立派なバスルームがありますが、ホテルの6階にスパ(温泉)がオープンし宿泊客は無料で使えます。
部屋の様子は動画の方がわかりやすいと思いますので、冒頭で紹介したYouTubeを見ていただければイメージがわきやすいかと思います。
またスイートルーム専用のアメニティに「SOTHYS」のものが従来のウエスティン専用のアメニティと並んでおかれていました。
このアメニティは以前「セントレジスホテル大阪」でも置かれていましたが、セントレジス大阪同様に「SOTHYS」のエステも新設されていました。
「ウエスティン都ホテル京都」へのアクセス
住所:京都市東山区粟田口華頂町1
最寄駅は地下鉄東西線「蹴上駅」下車徒歩約2分です。
四条河原町まではタクシーでもリーズナブルな価格で行ける距離です。
また京都駅から無料送迎バス(8:00-21:00)も出ています。
ポルシェの「ディスティネーションチャージャー(普通充電器)」もあります
今回の旅行は「納車されたばかりのヒョンデIONIQ5での長距離ドライブ」が目的だったのでYouTubeでは「IONIQ5」の充電性能などを中心にアップしていますが、今回「ウエスティン都ホテル京都」を選んだのはホテルに充電器が設置されているからでした。
テスラと比較すると数ではまだ敵いませんが、ポルシェもホテルやゴルフ場などの長時間滞在することが前提の場所に充電器を設置しています。
速度も日本の普通充電器のスタンダードである3kWではなく7kW以上出ており、この速度が出れば翌日には満充電(IONIQ5の搭載バッテリー容量は58kWhと72.6kWhなので余裕で可能)になります。
EVに関するブログ記事や動画では「ホテルに充電器がある=翌日満充電で出発できる」というガソリン車にはないEVの最大のメリット(ホテルに駐車してる間にガソリンが満タンになることはありませんよね)なので今後も必要性をどんどんアピールしていきたいと思います。
なおポルシェの充電器をポルシェ以外のEVにも使わせてくれるのかは充電器を設置している施設によりますので確認が必要になります。
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ちなみに関西地区では「ウエスティン都ホテル京都」はポルシェ以外もOKでしたが「大阪マリオット都ホテル」は不可でした。
なお充電の様子は動画にもまとめてますのであわせてご覧いただければと思います。
京都で必ず行く蕎麦屋「じん六」もご紹介
今回はホテルのレストランは利用しなかったので、代わりに私が京都へ行った際に必ず寄る「蕎麦屋」を紹介します。
京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」から数分のところにある「じん六」というお店なのですが、産地の違う蕎麦を3種類用意して、「利き蕎麦」のようなことができるのが特徴です。
提供される蕎麦は手打ちであることを感じさせる不揃い、蕎麦の強い香りを生かすためかわざとぬるい温度で提供される風味あふれる蕎麦を関西風の薄味のつゆで味わう本格派の蕎麦屋です。
この日は「茨城県産」「音威子府産」「新得産」の三種類でした。
また風味の強い蕎麦の実を生かした「そばがき」も絶品でオススメです。
住所:京都府京都市北区上賀茂桜井町67
営業時間:11:45~17:00(売切れ次第終了)
定休日:月曜日、第4火曜日
京都には他にもイタリアンの美味しいお店があったりと、意外と多種多様な文化のものが共存しているのが私は京都の隠れた魅力だと思っていますが、それについてはまたの機会にお話ししようかと思います。
「ウエスティン都ホテル京都」の総合評価
全面リニューアルしてから初めて宿泊しましたが、「ウエスティン都ホテル京都」は京都にふさわしい歴史を感じるホテルで、以前よりも風格のあるホテルに生まれ変わっています。
その分宿泊費も上がったのが問題ですが(笑)。
とはいえ京都にはリッツカールトン京都やパークハイアット京都、アマン京都、フォーシーズンズ京都など世界を代表する高級ブランドが次々と上陸してますので、この中で老舗ホテルが競争するには妥当な判断だったかもしれません。
「高級化路線」ということで部屋を広くする代わりに宿泊代の水準を大幅に上げてきたことはおそらく「外国人観光客の富裕層」をターゲットにしてるでしょうから今後はインバウンドが戻ってくるか次第かと思います。
ようやく新型コロナウイルス関連の規制もなくなりつつあり、外国人観光客の入国も容易になってきていますので京都の老舗ホテルとして外資系ホテルに対抗できる施設として頑張って欲しいと思います。
私個人の都合を言えばポルシェの充電器が設置されているのは大きな加点ポイントになるので今後も利用することがあると思います。
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