「ウエスティンホテル仙台」宿泊記【今回はプレミアルーム】
こんにちは、@kojisaitojpです。先月に続きウエスティン仙台に滞在してみましたが、東京エリアのように悲惨なことにはなっていなかったようです。
まぁ、チェックイン時間が夜だったのもあるでしょうが、少なくとも部屋が空くまで待たされるということもなく、スムーズにチェックインできたのはプラス材料です。
ただこのホテル、相変わらずエグゼクティブラウンジが閉鎖されていて、部屋以外にくつろぐスペースがないのが残念なところではありますが(ロビーラウンジの「ホライゾン」も閉鎖中)。
以前であれば「ラウンジが密になるとマズいので」という言い訳は「なるわけねーだろ」と言いたくなるところでしたが、先日の東京マリオットなどを見ていると「確かにプラチナ会員が増殖した今ならあり得るかも」と思ってしまうところです。
ホテル側がどの程度認識しているかはわかりませんので何とも言えないですが。
9月にも宿泊したので一度紹介していますが、今回は別な部屋へのアップグレードがあったのと、前回は到着が深夜で受けられなかったラウンジに代わるサービスも付け加えて紹介します。
目次
「仙台トラストタワー」にある「ウエスティン仙台」
「ウエスティン仙台」は、2010年に完成した「仙台トラストタワー」の25階から37階がホテルになっています。
ホテルのあるトラストタワーの1階に、私が都内でも常連の喫茶店「セガフレードザネッティ」があったりもするので、実はラウンジがなくてもそれほど困らないというのはここだけの話ですが。
昨日宿泊した「フェアフィールドバイマリオット栃木宇都宮」とは違い、「ウエスティン」のブランドはマリオット全体の中でも上位に入るブランドなので、当然のように一定のクオリティは保たれています。
「ウエスティンホテル仙台」エントランス〜フロントの様子
エントランスは1階ですが、チェックインは26階のフロントで行います。以前であればエグゼクティブラウンジでのチェックインでしたが、何度も言っているように閉鎖中です。
エントランスを入った時点からこのエリアの他のホテルとは違う高級感が漂っています。
プラチナ会員以上のエリート特典は、現在ラウンジが閉鎖していますので、
- 朝食無料(レストラン「シンフォニー」で)
- 15:00〜17:00のドリンクサービスと17:30〜19:30のカクテルサービス
- 16:00までのレイトチェックアウト
- 部屋のアップグレード(プレミア(ビューバス)まで)
- 冷蔵庫無料
となります。今回はスイートナイトアワード(プラチナエリートの達成時に得られる特典)を申請してみましたが、スイートにはならず「プレミア(ビューバス付きの角部屋)」止まりでした。
日本のホテルはスイートナイトアワードを申請しても通る確率が低いので、基本は海外で申請するようにしていましたが、今年は消化のしようがないので試しに使ってみましたが、失敗です。
さて、フロントを抜けると客室専用のエレベーター(ルームキーでのロック付き)に乗って客室階へと行きます。
「ウエスティンホテル仙台」の客室の様子は?
今回の「クラブプレミア(ビューバス)」はスイートルーム以外ではトップランクの部屋です。
ベッドルームの感じは先日のデラックスと変わりませんが、角部屋を生かした広いバスルームが特徴です。
このように仙台の夜景を一望できるバスルームとシャワーブースが独立した構造が特徴です。
念のために言っておくと、バスルームの窓は下半分が曇りガラスになっているのでプライバシーも万全です。そもそも東北エリアで最も高いビルなので見られる心配もありませんが。
以前も言ったように、ヨーロッパ調のクラシックな雰囲気を重視したウエスティン東京とは違い、現代風のモダンな内装が特徴の客室です。
結果的にスイートナイトアワードを浪費してしまいましたが、スイートに泊まらなくても十分な面積の部屋が確保されています。
ただ唯一残念だったのは、アメニティがウエスティンオリジナルの「ヘブンリー」ではなく、汎用品に変わっていたところです。先月来た際にはヘブンリーだったのですが急な変更でしょうか。
他のホテルより天井が高いのも特徴で、客室自体はどのグレードの部屋が当たっても全く不満のない水準です。
ラウンジに代わるサービスは?
先ほど述べた「15:00〜17:00のドリンクサービスと17:30〜19:30のカクテルサービス」というラウンジサービスについて説明します。
平日であればドリンクサービスはレストラン「シンフォニー」で、カクテルサービスはルームサービスになります。
カクテルサービスはスパークリングがボトルで出ますし、おつまみのオードブルもローストビーフや生ハムなど上質です。
「シンフォニー」での朝食はどんな感じ?
朝食のレストランは相変わらずマスクと手袋必須のブッフェという謎運用でした。
前回の記事や他のホテルの記事でも言ったように、そこまで窮屈な思いをしてブッフェにする理由があるのかよくわかりません。うっかりマスクや手袋を忘れて席を立っただけでスタッフが飛んでくるような常に監視状態に置かれた食事は落ち着きません。
であればセットメニューにして、最初から客が動かなくて済むようにした方が安全な上に、客もスタッフもストレスなく朝食を楽しめると思うのですが。
ちなみにどこかの記事で見たのですがこのホテルの朝食は3000円のようです。オープンした頃からプラチナ会員なので今まで知りませんでした。
よくあるアフィリエイトの勧誘目的の記事で「朝食がタダになって3000円浮いた」だからお得です、私の紹介でSPGアメックスに加入しましょう的な無理矢理な記事を見ますが、果たしてタダにならない場合に3000円払って朝食を頼むでしょうか?
懐具合は人それぞれなのでイエスの人とノーの人に分かれるかと思いますが、ノーの人(「そんな高いなら近くの喫茶店で済ませよう」とか)にはカード作るメリットないですよね?
私がアフィリエイト目当ての露骨な「これだけお得です」的に誇張している記事を見たときに違和感を感じるのはこの辺です。
正直無理矢理なSPGアメックスへの勧誘をやるくらいなら他のアフィリエイト記事でも書いた方がよほどクリックしてもらえると思うのは気のせいでしょうか。
最近妙に増えている露骨なSPGアメックスへの紹介記事を見るといつも疑問に感じることです。
プラチナチャレンジやステータスマッチの副作用で、なんちゃってプラチナ会員が急増しているのもあり、ついついプラチナ特典をやたらと誇張するような記事を見かけると愚痴りたくなってしまいます。
「ウエスティンホテル仙台」へのアクセス
住所:宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1
仙台駅西口より徒歩9分
仙石線 あおば通駅 2番出口より徒歩8分
仙台市地下鉄南北線 仙台駅 南2番出口より徒歩6分
仙台市地下鉄東西線 青葉通一番町駅 南1番出口より徒歩5分
となりますが、仙台駅からだと歩くのは結構遠いです。タクシーをオススメします。
また車で来た際には東北道仙台宮城インターから10分くらいで来れます。
「ウエスティンホテル仙台」の総合評価
ここのホテルは過去に十数回泊まっていますが基本的なサービス自体に不満を持つことはありません。「ウエスティン」というブランドを名乗っている最低限のクオリティは確保していると思います。
オープンから10年目の記念の年にコロナというタイミングの悪さですが、今後も今のクオリティを保てれば東北エリアでトップクラスのホテルの地位を保っていけると思います。
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