「ウエスティンホテル仙台」宿泊記
こんばんは、@kojisaitojpです。所用で札幌の次は仙台に来ています。テレビなどを見ないので後から気づきましたが、世の中は4連休なのですね。私にはほとんど関係ありませんが。
マリオットのプラチナ会員にとっては仙台、というか東北エリアでチョイスできるホテルは本日の「ウエスティンホテル仙台」が唯一です。
先日2020年秋以降に「道の駅プロジェクト」よって日本各地にフェアフィールドバイマリオットという名のホテルが誕生する予定となっていると触れましたが、各都道府県にできるようですので将来的には東北各県に誕生する可能性があります。
※東日本でも10月には「フェアフィールドバイマリオット栃木宇都宮」がオープンしました。
目次
2010年オープンから10年の「ウエスティンホテル仙台」
さて本日の「ウエスティンホテル仙台」ですが、2010年にオープンし、今年で10周年です。仙台トラストタワー(名前から森ビル系なのはすぐわかりますが)の25階から37階と地上1〜3階がホテルになります。
国内にもウエスティンブランドは多く存在し、ウエスティン東京、ウエスティン大阪、ウエスティン都ホテル京都、ウエスティン淡路とあります。ウエスティン淡路は今月いっぱいでマリオットから脱退しますが。
マリオットグループの中では「高級ホテル」の位置づけのホテルですから、昨年までであればアジア圏を中心としたインバウンド需要でにぎわっていましたが、あいにく今回は宿泊客が少なかったです。
ですが先に結論を出してしまうと、マリオットにふさわしい高級感のある東北エリアではベストのホテルと私は位置付けています。
宿泊代は決して安くはありませんが「Go to」などを活用するとこれからの時期はリーズナブルに泊まるチャンスかもしれません。
「ウエスティンホテル仙台」の部屋の様子
フロントが26階で、エレベーターを乗り継がないと客室にたどり着けないのは欠点(地下駐車場からだと更にもう一回乗り換え)ですが、部屋の方は、
新しいホテルの特徴でもありますが、天井が高く開放感のある部屋(フロント階も同様)は落ち着いて過ごすことができるので、快適です。
また部屋が36階と高層階なので、眺望は絶景です。
今回は「クラブデラックスルーム」にアップグレードされていますが(プラチナ会員はクラブデラックスかビューバスのクラブプレミアにアップグレード)、あいにくコロナの影響によりエグゼクティブラウンジは閉鎖されています。
ラウンジに代わるサービスが、
- 部屋のミニバーが無料
- アフタヌーンティとカクテルタイムはルームサービスで提供
- 朝食は7:00〜10:00にレストラン「シンフォニー」で提供(後述)
アフタヌーンティは15:00〜17:00、カクテルタイムは17:30〜19:30と時間が限定されていますので、この時間にホテルにいないとサービスが提供されないようです。
昨日深夜にチェックインしたので「代わりのサービスはないの?」と聞いてみると「ない」とあっさり却下。なかなか強気の運営です。
さてバスルームの方は、
バスルームも近年のラグジュアリーなホテルでは常識のバスとシャワールームが分離したタイプです。バスルームのブラインドは上げ下ろしできますので、一人の時も二人以上の時も問題なく利用できます。
アメニティもウエスティンオリジナルのヘブンリーで、気持ち良い香りが漂います。
ミニバーにはネスプレッソの機械があり、冷蔵庫のドリンクも含めて(ビールとウイスキーはあります)ラウンジを使う権利のある宿泊客(クラブフロア宿泊かプラチナ会員以上)無料、お代わりも頼めば無制限のようです。
なお、マリオットボンヴォイプラチナ会員としては、
- 部屋のアップグレード(今回はシングル→ソファ付きのツインへ)
- 朝食無料
- 1000ポイントかフルーツ盛り合わせの選択
がついています。以前はこのような立派なラウンジが一日中開いていましたので、快適に過ごすことができました。
閉鎖することが「コロナウイルス」を口実にしたコストカットではないことを祈りたいですが。東日本大震災の時もサービスの縮小をしなかったホテルですので(仙台ではなく東京で「震災の影響により」と理由つけてサービスをカットするホテルがいくつかあったのは呆れましたが)。
とはいえ客足が悪くなってくると何だかんだ理由をつけてサービスをカットしてくる傾向がありますので、「Go to」でも何でも活用してホテルを稼働させてあげるに越したことはないです。
レストランは「シンフォニー」のみ営業
26階のフロント階に「シンフォニー」というレストランと「ホライズン」というバーラウンジがありますが、「ホライズン」は休業中です。以前であればスイーツブッフェやアフタヌーンティをやっていたのですが。
朝食は「ハーフブッフェ」というスタイルで、コーヒーやメインの卵料理(オムレツ・目玉焼き・スクランブルエッグから選択)はオーダーで提供、それ以外のパンやライス、オードブルなどはブッフェになります。
ところがこの「ハーフブッフェ(土日祝のみ)」が何とも言えないルールで、まず入り口で手袋とマスクを渡されます。ブッフェを取り分ける時に手袋とマスクをするようにとのことです。
マスクを席に忘れてブッフェ台に行くとスタッフがすっ飛んで来ましたが、中途半端なブッフェにするくらいならオーダー制で提供した方が手間暇を考えても合理的かと思います。
いちいち客の行動を監視するのこそ無駄だということには気付いていないようです。
また外資系ホテルにふさわしく、フィットネスは24時間稼働(予約制で一回1時間)しています。
「ウエスティンホテル仙台」へのアクセス
住所:宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1
仙台駅西口より徒歩9分
仙石線 あおば通駅 2番出口より徒歩8分
仙台市地下鉄南北線 仙台駅 南2番出口より徒歩6分
仙台市地下鉄東西線 青葉通一番町駅 南1番出口より徒歩5分
となりますが、仙台駅からだと歩くのは結構遠いです。タクシーをオススメします。
また車で来た際には東北道仙台宮城インターから10分くらいで来れます。
「ウエスティンホテル仙台」の総合評価
東北エリアでは間違いなくトップクラスのホテルですから、部屋などのハード面の設備は申し分ないです。
現在はエグゼクティブラウンジが閉鎖されているのは残念ですが、代わりのサービスを提供しようという意欲もあり、姿勢は評価できます。
今後コロナウイルスの感染拡大が収まって、インバウンドの外国人観光客が戻ってくると、昨年までのようなにぎわいを取り戻せるでしょうが、今年は厳しいでしょう。
とはいえ「Go to」などを活用すれば半額くらいで泊まれるわけですので、日本人が積極的に利用するチャンスかもしれません。
ラグジュアリーな空間をリーズナブルに味わうチャンスではあります。
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