「ウエスティンルスツリゾート」宿泊記【全室メゾネット】
こんばんは、@kojisaitojpです。今年からプラチナチャレンジやステータスマッチでマリオットの会員になった方が多いようなので、従来からの会員には当たり前のことを知らなかったりするようです。
マリオットのエリート特典(ステイカウント/特典)。ホテルHP直接予約だとルール上対象外になるんですね????
いままでボンヴォイ予約と同じ扱いをしてくれるホテルしか宿泊した事がなかったので、しらなかった….— やすお@ほてるらばー (@hotellovero) September 13, 2020
「Go to トラベル」の最中は旅行代理店のパックツアーを利用した方が飛行機代も割引になるので申し込みたくなるところですが、マリオットのルールで公式サイトからの宿泊以外は滞在数の加算やポイントの加算はありません。
意外に知られていないようで驚きましたが。
ただしホテル側の好意でエリート会員の特典を適用させてくれる(特典だけで宿泊数・ポイントの加算はなし)こともありますので、一言聞いてみるといいかと思います。
さて、本日紹介するホテルは「ウエスティンリゾートルスツ」です。国内で泊まったことのあるマリオット系のホテルは出し尽くしたと思っていたのですが、一箇所だけ抜けてました。
新千歳空港からも札幌からも遠く離れたリゾートにあるホテルですが、夏はゴルフやアウトドア、冬はスキー場が敷地内にある総合リゾートで、ホテル内で全てが完結するホテルです。
今年のサマーシーズンの営業は11/3までで、ウインターシーズンが開幕する12/3から再オープンしますが、「Go to トラベル」が終わった後でも正規料金で泊まる価値のあるホテルかと思います。
目次
総合リゾート施設内にある「ウエスティンルスツリゾート」
「ウエスティンルスツリゾート」は、2015年にウエスティンにリブランドしてオープンしたホテルで、元々は1993年から営業する「ルスツタワーホテル」でした。
2019年の「ワールドスキーアワード」で、「日本ベスト・スキー・ホテル部門」の最優秀賞に、3年連続でダブル受賞した、スキーイン・スキーアウトリゾートです。
北海道のスキーリゾートとしてはニセコの方が知名度があり、実際にパークハイアット・リッツカールトン・Wホテル・ヒルトンなど世界のトップブランドのホテルが次から次へとオープン(またはオープン予定)ですが、ルスツリゾートも外国人観光客から人気のあるリゾートでした。
インバウンド需要に乗って伸びたホテルですが、今年に関しては外国人観光客が見込めないので「でした」という言い方しかできないのが残念ですが。
バブル期に誕生したホテルが経営危機に陥っているところにインバウンドが発生して息を吹き返した例の一つです。
外国人観光客が戻ってきて1日も早く活気を取り戻して欲しいところです。
私が滞在したのは2018年11月、スキーシーズンの始まる直前でしたので料金もリーズナブルでこの後説明する客室もメゾネット構造のゆとりのある構造で、レストランやラウンジも充実の最高の環境でした。
とはいえ新千歳空港からも札幌市内からも90分くらいかかるアクセスには難のある場所です。
この時は翌日にライブ、翌々日にサッカーを観に札幌へ行く予定でしたので、レンタカーを用意しました。
この辺にこだわるので出費が大きくなるのが私の欠点ですが、この時は「フィアット500」をレンタルしました。
普通の人より間違いなく車に乗る機会が多いので、いずれ車のレビューなども書きたいと思いますが、この「フィアット500」はセミオートマに若干の難があります。
ですが、札幌から郊外に向かう空いている田舎道は快適に走ってくれたので、「きっとイタリアではこういう田舎道を走る設定で作ったんだな」と思ったのが感想です。
「ウエスティンルスツリゾート」エントランス〜フロントの様子
エントランスは1階で、チェックインも1階のフロントで行います。
1階が吹き抜け構造になっており、エントランスから開放感を感じる構造です。
プラチナ会員以上のエリート特典は、
- 16:00までのレイトチェックアウト
- ウェルカムアメニティ(1000ポイント)
- 朝食無料と「ロビーラウンジ」をラウンジ代わりに使用可能
となります。後で説明しますが、リブランドしたホテルゆえにラウンジはありませんが、ラウンジの代替施設があり、朝食のレストランも充実しているので問題ありません。
なおアップグレードについては、部屋のパターンが一つでベッドルームが2人用〜5人用まで変化するだけです。
とはいえ全室メゾネット構造ですので、都会のホテルとは比べ物にならない広さです。
「ウエスティンルスツリゾート」の客室の様子は?
客室は、先ほど説明したようにメゾネット構造で、リビングとベッドルームが別フロアになった広々とした構造で、自分の家のような感覚でくつろげます。
全室76㎡以上と全室がスイートルームのようなホテルです。
ベッドはウエスティン共通のヘブンリーベッドで、寝心地は抜群です。
ミニキッチンがあり、バスルームも広いですが、大浴場があるのであまり利用する機会はないかもしれません。
ラウンジやレストランは?
ウエスティンにリブランドしたホテルなのもありラウンジはありませんが、オールデイダイニング「アトリウム」横のロビーラウンジの一角がプラチナ会員以上専用のエリアとしてラウンジ代わりの役割を果たしています。
営業時間が10:00〜22:00で、17:00〜19:00がカクテルタイムとしてアルコールの提供がある時間帯になりますが、全時間帯ラウンジ用のメニューからフードを注文できます。
ウェスティンルスツリゾートの1階は、天井がガラス張りの吹き抜けになっていて自然光がよく入ってくるので、開放感のある雰囲気になっています。
レストランは今紹介したオールデイダイニング「アトリウム」、「ロビーラウンジ」の他に日本料理・鉄板焼の「風花」もあります。
朝食はオールデイダイニング「アトリウム」でブッフェで提供されます。
この時はさすがに無料の朝食とラウンジだけで済ますのはカッコ悪いと思い、ランチをホテルで食べてから札幌市内に向けて出かけました。
地元が北海道だと気づかないところですが、北海道産の肉や野菜を使った料理はレベルが高いです。
北海道と言えばスープカレーです
この時は翌日はPerfumeのライブ、翌々日は札幌ドームでサッカーを観に毎日札幌まで出ていましたので、ホテルの飲食施設はあまり利用していませんが、札幌のスープカレー屋には行きました。
この前の記事では「イエロー」を紹介しましたが、この時は「スープカレー心」に行きました。
今やラーメン、ジンギスカンと並び、札幌のグルメカルチャーとして人気を博すスープカレーの先駆者的存在のお店です。
札幌以外にも下北沢や西新宿、さいたま新都心、ヨドバシakibaなど東京周辺にも支店があります。
洋食のフォン・ド・ボーの技法を用いて鶏ガラ、豚骨、牛骨と玉ねぎ、ブーケガルニ等の8種類の香味野菜、14種類の食材をじっくり10時間以上煮込んだ熟成されたカレールーに北海道産のジャガイモ、北海道産の「ななつぼし」と地元食材をフルに活用したカレーは絶品です。
まぁ目的はこのサインを拝みに来ることでしたが。。。ライブの後に車で直行したので混む前に入れたことを覚えています。
住所:北海道札幌市北区北15条西4丁目2 シティハイムN15棟
「ウェスティンルスツリゾート」のその他の設備は?
オールシーズンリゾートをうたっているホテルらしく、アクティビティが充実しています。
冬はスキー、夏はゴルフにテニス、アウトドアが充実しており、敷地内にも温泉や遊園地など1泊では遊び尽くせないほど充実しています。
冬のルスツ
札幌市内からも、新千歳空港からもクルマで約90分。ホスピタリティ抜群のリゾートで、ダイナミックに気持ちよく、本格的なウィンタースポーツを楽しむことができます。
ウエストMt.、イーストMt.、そしてMt.イゾラと、リゾート内に3つものピークを要している大型のスキー場で、それぞれの山が個性的な地形を備えていることで、遊びのバリエーションも広がります。
ゴルフ場も全部で4つ、72ホールあります。
ウエスティンルスツ何も温泉や外資系ホテルらしいフィットネスが完備されています。
「ウエスティンルスツリゾート」へのアクセス
住所:北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
新千歳空港からルスツリゾート宿泊者専用の有料バスがあります(通年)。
また札幌駅からもルスツリゾート行きのバスと洞爺湖温泉行きのバス(途中でルスツに停まります)があります。
いずれも120分くらいの所要時間です。
自家用車・レンタカーだと新千歳空港からも札幌市内からも90分くらいです。最寄りに高速道路の出入り口がないので、一般道でのアクセスになります。
札幌からですと山を越えて行くことになりますので、冬場は本州からの観光客がレンタカーで行くのは雪道に慣れていないと危ないかもしれませんが。
「ウエスティンルスツリゾート」の総合評価
スキーシーズンは繁忙期になるのでそれなりに高額のホテルになりますが、サマーシーズンは比較的空いていて、価格もリーズナブルです。
今年はスキーシーズンにオーストラリアや中国などから長期滞在の外国人観光客が見込めないので、コロナ前の外国人観光客が多い時よりも気楽に泊まれます。
元々は別ブランドのホテルでしたが、全室寝室と居間が分かれたメゾネット構造で、都会のホテルとは違ったゆとりのあるホテルです。
ウエスティンにリブランドしたことによりラウンジに相当するサービスもありますし、一体がスキー場やゴルフ場、数多くのアクティビティを備えた総合リゾートですので、1泊ではもったいない、できることなら数日滞在したいリゾートです。
今であれば「Go to トラベル」を生かして更にお得な価格で泊まれますので、リーズナブルな価格でリゾートを味わってみてはいかがでしょうか?
ウエスティンルスツに数日滞在した上で、先日も紹介した「フェアフィールドバイマリオット札幌」にも滞在すれば札幌市内の観光も同時にできて、ホテルの宿泊数も加算できますのでおすすめです。
なお今年度はサマーシーズンが11/2の宿泊で一旦クローズし、12/4からウインターシーズンとして再オープンします(11月クローズして12月から再開は毎年恒例。
具体的な「Go to travel」の詳細については以前書いた記事をご参照ください。
【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?
10/1から東京発着も対象となる「Go to travelキャンペーン」について説明してみたいと思います。現在は35%割引になるだけですが、10/1以降は「地域共通クーポン」という行き先となった都道府県の隣の県まで使えるクーポンがもらえて実質半額で旅行ができるようになります。非常にお得なのでぜひ活用してみましょう。
またマリオットなどホテルの公式サイトで予約を入れた場合には、「STAYNAVI」で登録しないと「GO To トラベル」の適用を受けられませんので、登録の仕方を掲載した記事も参照してください。
【Go to トラベルを生かす】STAYNAVIの使い方
「Go to トラベル」を有効に生かすために「STAYNAVI」の使い方について紹介します。旅行代理店(オンライン含む)を通さずホテルの公式サイトから予約を入れた宿泊は「STAYNAVI」に登録しないとGoToの対象にならないので、手続きをする必要があります。スマホでもPCでも簡単にできますのでやり方を紹介します。
そして私のブログで「Go to Travel」と結びつけて「ワーケーション」を行うと格安で宿泊できるという話についてはこちらの記事をご参照ください。
「GO to Travelキャンペーン」を利用して都心でワーケーション?
10/1から東京発着も「Go to Travelキャンペーン」の対象になることで、活用方法が広がることになりますが、これと「リモートワーク」や「ワーケーション」を結びつけることで格安の料金でワーケーションを体験することができます。リゾート地へ行くのもいいですが都心のホテルから始めてみるという方法も紹介します。
人気記事電気自動車専門のカーシェア・サブスク・EV販売店立ち上げのためのクラウドファンディングを始めます!