「セントレジスホテル大阪」宿泊記(複数回宿泊)

旅行

こんばんは、@kojisaitojpです。「Go to travelキャンペーン」を取り上げたこともあり、過去に宿泊したホテルの紹介をした方が良いかと思いましたので、少しずつですが公開します。

ただしまだ海外旅行に行けるタイミングではないので国内のホテルに限定します。

昨日は大阪マリオット都ホテルという、現在の私が定宿としているホテルをご紹介しましたが、本日はマリオットとSPG(スターウッド)が合併するまで定宿としていたセントレジスホテル大阪について紹介します。

セントレジスニューヨーク

セントレジスブランドのホテルはニューヨークが最も有名ですが(上の写真)、近年はアジアにも活発に進出しており、バンコク、バリ島、モルディブ、シンガポール、クアラルンプールなど大都市とリゾートに数多くオープンしています。

私も大阪以外ですとシンガポールのセントレジスには泊まったことがあります。セントレジスホテル大阪は2010年のオープンで、まだアジアに「セントレジス」というブランドが認知される前に上陸したアジアの中では老舗に入るホテルです。

バトラー(執事)のサービスを宿泊客全員が利用できるのが特徴で、日本では一般的では無いですが荷ほどきや靴磨き、航空券の手配などを24時間態勢で対応してくれます。

世界のトップブランドの一つに入る一流ホテルですが、もちろん「Go to Travelキャンペーン」の対象にはなりますので、格安で泊まるチャンスです。

なお「Go to Travelキャンペーン」については以前詳しく説明した記事があるのでご参照ください。
【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?

御堂筋に2010年にオープンした「セントレジスホテル大阪」

セントレジスホテル大阪
大阪の「本町」という、心斎橋や難波からは少し離れた問屋街に2010年にオープンしたセントレジスホテル大阪ですが、当時は日本での知名度がなかったのもあり「1泊したら次回無料宿泊」とか「部屋の冷蔵庫・ミニバー使い放題」など、今では考えられないような破格のサービスをしていたことがあります。

部屋の冷蔵庫・ミニバーが無料で、お代わりも自由というサービスは、ラウンジのないホテルゆえのプラチナ会員向けのサービスだったのですが、空気を読めない客が冷蔵庫のシャンパンを何十本も注文したりなどの困った宿泊客がいて、すぐに消滅したのは私も覚えています。

現在は「バトラーサービス」の一環としてチェックイン時と翌日の合計2回コーヒー・紅茶の無料サービスをルームサービスからお願いすることができますし、マリオットボンヴォイプラチナ会員以上のステータスがあれば、冷蔵庫・ミニバーは合計3000円分まで無料で使えます。

スターウッドとの合併により日本国内に数多く存在するマリオットの中で「セントレジス」というブランドは大阪が日本唯一です。

マリオットグループの中でもトップクラスに位置する「ラグジュアリーホテル」ですから、アジア圏の富裕層を中心としたインバウンド需要で常ににぎわっていました。

先に結論を出してしまうと、「セントレジス」というブランドにふさわしい高級感が体験できるオススメのホテルです。

「セントレジスホテル大阪」のフロントの様子

セントレジスホテル大阪
1階のエレベーターは12階のフロント階までしか行きませんので、12階で客室へのエレベーターに乗り換える必要があります。

セントレジスホテル大阪

チェックインのデスクが少ないので、チェックインが混み合う時間は以前だと待たされることが多かったのですが、近年は直接部屋に案内してのチェックインが可能になっています。

(部屋でのチェックインは人によってあり・なしがあるようですが基準は不明確)

先日の大阪マリオット都ホテルの360室と比較してもそもそも160室と宿泊人数自体が少ないので、チェックインやチェックアウトの時間帯に集中してしまうのは仕方ないところではありますが。

セントレジスホテル大阪
セントレジスホテル大阪

フロントからは12階でありながら日本庭園があり、夜はライトアップされたり、夏はビアガーデンのようになったりと来る時期・時間帯によって変化が楽しめます。

セントレジスホテル大阪の部屋の様子は?

セントレジスホテル大阪

さて部屋の方は、
セントレジスホテル大阪

プラチナ会員以上の部屋のアップグレードは、規約上はスイートルームも含まれるようですが、過去10数回の宿泊で1回もありません。

基本的には「グランドデラックス」か「スカイライングランドデラックス」になります。

部屋の構造は同じで、バスルームがビューバスになるかならないかの違いです。

客室が13階〜27階ですので、大阪マリオット都ホテルのような高層階ではありませんが、周囲に高い建物がないので大阪を一望できます。

セントレジスホテル大阪

一流ホテルですので、洗い場と浴槽は当然別、写っていませんが洗面台も2台ありゆとりがあります。

セントレジスホテル大阪

また先ほども触れたミニバーはこのような感じです。シャンパンもモエドシャンドン位のものが置いてありますし、ネスプレッソのマシーンもあります。

エリート会員特典は?(プラチナ会員以上)

セントレジス大阪のバー
なお、マリオットボンヴォイプラチナ会員としては、

  • 部屋のアップグレード(デラックスかデラックススカイヴューへ)
  • レストラン『ラベデュータ』での朝食
  • 1000ポイントかショウグン・マリー(オリジナルカクテル)の選択
  • ミニバー1泊3000円分利用
  • 最大16時までのレイトチェックアウト
  • 客室内電話の市内通話無料

がついています。ラウンジは設けないブランドですのでありませんが、代わりが冷蔵庫・ミニバー3000円分が無料になります。コロナ前からこのシステムですが、先日私が宿泊したウエスティンホテル仙台でも、エグゼクティヴラウンジが閉鎖されており、代わりが冷蔵庫・ミニバーが無料でした。

また朝食もラウンジがないので、12階のレストラン「ラ・ベデュータ」で無料で食べられます。

「ショウグンマリー」というのは世界のセントレジスホテルそれぞれのオリジナルカクテルで、ベースはブラッディマリーになります。

写真にあるように「日本」「大阪」という特色を出すために、バーに飾られている絵は大阪城をイメージしたものになっています。

ここで「ショウグンマリー」という日本風にアレンジしたブラッディマリーを楽しめるという、世界のセントレジスそれぞれの個性が発揮される場面です。

ラウンジにこだわりがなければかなり充実の内容かと思います。

「セントレジスホテル大阪」のレストランは?

ルドール(セントレジス大阪)
レストランはフロントのある12階にイタリア料理「ラ・ベデュータ」と鉄板焼の「和城」、1階にフレンチビストロ「ル・ドール」があります。

フレンチビストロ「ル・ドール」は現在は1階がフレンチビストロ、2階がワインバーに分かれています。

私はディナーとしては1階の「ル・ドール」しか利用したことはありませんので、ル・ドールの写真を掲載しておきます。

ルドール(セントレジス大阪)

ルドール(セントレジス大阪)

ルドール(セントレジス大阪)

ビストロ(フランスではカジュアルな居酒屋を指す)と名乗っているだけのことはあり、一流ホテルでありながらディナーは5800円〜8800円と比較的リーズナブルです。

「Go to Travel」を利用して宿泊した場合は、「地域共通クーポン」を使うのもありかもしれません。

朝食は?

ラ・ベデュータ(セントレジス大阪)
朝食は12階のレストラン「ラ・ベデュータ」で提供されます。以前は和定食かブッフェの選択でしたが、現在はコロナウイルス感染防止対策として和朝食膳と、ワゴンサービスのコールドミールとオーダー制のホットミールのアメリカンの選択となっているようです。

ラ・ベデュータ(セントレジス大阪)

なお、ブッフェ時代もメインの卵料理とコーヒー・紅茶はテーブルでオーダーでした。これはエッグベネディクトを注文した数年前の朝食です。
ラ・ベデュータ(セントレジス大阪)

仕事など早めにチェックアウトする必要がある時だと、早く食べて出なくてはいけないのが残念に感じられる位ハイレベルな朝食です。

「セントレジスホテル大阪」」へのアクセス

住所:大阪府大阪市中央区本町3丁目6-12

地下鉄御堂筋線「本町駅」下車7番出口から直結です。
空港からですと伊丹空港の場合は梅田までバスで御堂筋線、関西空港の場合はなんばまでバスまたは南海電車で来て御堂筋線で本町駅まで来れます。
タクシーや車の場合は一方通行が複雑で、御堂筋から車寄せに直接入れないので気をつけましょう。

「セントレジスホテル大阪」」の総合評価

セントレジスホテル大阪
私の場合は近年はセントレジスホテル大阪から大阪マリオット都ホテルに乗り換えたのでしばらく宿泊してませんが、誰にでも自信を持ってオススメできる一流ホテルであることは間違いありません。

あえて欠点を言わせていただくとバトラーなどのスタッフの当たり外れが激しいところでしょうか。訓練されてない新人のようなスタッフがついた場合には、こちらからあれこれ要求しないと引き出せないことも多いです。

また一人一人のお客様を大事にするという姿勢は大事ですが、私が向かいのコンビニに行こうと一階に降りた時まで「タクシーご利用ですか?」とこっちが無視してもついてくるような接客は「親身な接客」ではなく「ウザい接客」です。

高級ホテルに時々見られることですが、「お客様から言われる前に行動する」を過剰に意識しすぎると、頓珍漢な提案を宿泊客にすることになって、宿泊客に息苦しさを感じさせてしまいます。

とはいえハード面では間違いなく一流ホテルですので、今後コロナウイルスの感染拡大が収まって、インバウンドの外国人観光客が戻ってくると再び富裕層でにぎわうホテルに復活することは間違い無いです。

ですので、「Go to Travelキャンペーン」で格安で泊まれる間に体験してみることをオススメします。


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