「パークハイアットドバイ」宿泊記【一件だけ海外挟みます】

旅行

こんにちは、@kojisaitojpです。先週取り上げた東京マリオットホテルですが、相変わらず悲惨なことになっているようです。

ちなみに私も先週の滞在が未加算でした。基本的に日本のマリオット系は翌日にはほぼ確実に滞在履歴がつくので、2日後には「あぁ忘れられたな」とわかるのでさっさと電話した方がいいです。オペレーターはマニュアル棒読みなので1週間待ってからとか言いますが、無視でいいです。

しかし10年プラチナ会員をやっていて、今ほど雑に扱われるのは過去に経験がありません。

それもあって頭に来ているのでマリオット系の紹介をお休みしている次第です。

今日は今回だけ海外のホテルを取り上げます。まだ海外旅行が気軽にできる時期ではないのですが、グランドハイアット東京やパークハイアット東京の話をしていたら、私が世界で最も好きなホテルについて書きたくなったので、今日だけ海外の話を解禁です。

本日紹介するのは「パークハイアットドバイ」です。

パークハイアットドバイ

以前は毎年ドバイに行っていた時期が5〜6年ほど続いたのですが、その中でもここが最強というホテルがパークハイアットドバイです。

「パークハイアット」という単語だけで「高い」というイメージを持ってしまいますが、実はドバイは夏行くと(大体6月〜9月)とても安いです。他のエリアでは考えられないような安い宿泊代で一流ホテルに泊まれます。

理由は簡単で、夏のドバイは気温が50℃くらい行きます…。ですので観光であれこれ動き回るより、ホテルでのんびり過ごすスタイル限定になりますが、ドバイの一流ホテルで夏休みという過ごし方は案外オススメでした。

「ドバイクリークゴルフ&ヨットプラブ」にある「パークハイアットドバイ」

パークハイアットドバイ
「パークハイアットドバイ」は、ドバイ国際空港からすぐ近くの、ドバイクリークという運河沿いにあります。

「ドバイクリークゴルフ&ヨットプラブ」の敷地内にパークハイアットドバイがあることからも、ゴージャスなイメージのドバイのホテルに思えるかもしれません。

しかしそんなドバイの一般的なイメージとは全く違う、広大な敷地に低層階の建物が広がり、ホテル内の至る所が緑に囲まれた、南国のリゾートのようなホテルです。

客室数も225室と「パークハイアット東京」と同じ水準の規模で、客室数が少ない分きめ細かなサービスを実現しているのが「パークハイアット」ブランドの特徴です。

東京以外も私が過去に宿泊した上海、ソウル、パリヴァンドームとどのホテルもあえて小規模にした、気配りのきいたホテルである点が特徴です。

ドバイというと「資金はあるので設備は豪華、でも人的サービスは3流」と経済発展に人間が追いついていないことがよく言われますが、このパークハイアットドバイは別です。

パークハイアットドバイ

例えば廊下の絨毯などは常に端が整理されていますが掃除をしていることをほとんど見かけません。しかしよく見ていると人が通過していない時(ほぼ5分毎)にブラシで整えています。

海外のホテルだと「私は絨毯整えています」と大げさに自己主張してチップをもらおうというスタッフも多いですが、ここではそういう人材は全くいません。

サービスの質の高さを感じられる部分の一つかと思います。

「パークハイアットドバイ」エントランス〜フロントの様子

パークハイアットドバイ
ホテルのエントランスも非常にシンプルで、ドバイの高級ホテルに対して持たれる一般的なイメージとは無縁です。

なおスイートを予約していた場合はBMW7シリーズでここまで送迎してもらえます。

パークハイアットドバイ

ギリシャ辺りにある地中海リゾートを思わせるような白の外壁、アラビアらしい青いドームが印象的で、ホテル内に入ると、ドバイの喧騒とは全くの別世界の落ち着いた雰囲気のホテル内は、白を基調とした造りです。

パークハイアットドバイ

4階建ての低層の建物ですが、横長の構造ですので、館内はとても広いです。

ホテルの中央部にロビーラウンジがあり、左右に客室棟が広がっています。

「ワールドオブハイアット」の会員特典については、私が今会員なわけではないので省略します。

「パークハイアットドバイ」の客室の様子は?

パークハイアットドバイ
客室自体も以前と比べて大きく変化しているわけではないので紹介します。客室は以前数回泊まった「パークエグゼクティブスイート」になります。

ゴージャスさを売りにするイメージが強いドバイのホテルにおいて、部屋に入った瞬間から家に帰ったきたかのような落ち着きのある上質な空間が待っています。

エントランス、リビング、クローゼット、バスルーム、ベッドルームで構成されていますが、間延びさせない構成がパークハイアットらしいです。

パークハイアットドバイ

当時は「ワーケーション」という言葉はありませんでしたが、仕事をするもよし、大きなソファでくつろぐも良しの使いやすい空間です。

パークハイアットドバイ
パークハイアットドバイ

ベランダのテラスでのんびり考え事をするも良し、室内に置かれたネスプレッソやフルーツを片手に仕事をするも良しの充実の環境です。

パークハイアットドバイ
パークハイアットドバイ

またバスルームも当然のようにシャワーブースとバスタブが分かれており、バスソルトやアロマキャンドルも完備、何時間も入浴していたくなります。

パークハイアットドバイ
パークハイアットドバイ

あえてゴージャスな仕様にはせず、シンプルな中にも高級感を感じさせる世界中のパークハイアットに共通する特徴がドバイでも体現されています。

「パークハイアットドバイ」のレストランは?

パークハイアットドバイ
レストランもホテルの規模の割に充実しているのもパークハイアット東京の特徴です。

  • Cafe Arabesque(アラブ料理・ブッフェ)
  • The Thai Kitchen(タイ料理)
  • Traiteur(フランス料理)
  • The Terrace(シーフード)
  • The Lounge(バーラウンジ・喫茶店)

通常宿泊した場合であれば「Cafe Arabesque」の朝食は誰でも利用するかと思います。

パークハイアットドバイ
パークハイアットドバイ

コロナ禍の現在ブッフェかどうかは確認できませんが、朝食からメニューが非常に多彩な構成です。

ランチ〜ディナーはアラブ料理のブッフェになります。

また「The Thai Kitchen」もおすすめで、数年前にデザートで注文したマンゴーと甘く炊いた餅米の組み合わせが絶品で今でも印象に残っています。

パークハイアットドバイ

海外でもタイ料理を提供するお店はどこの国でも多いですが、味は微妙なお店が多い中で、「The Thai Kitchen」の料理はハズレがありません。

パークハイアットドバイ

またラウンジがないのがパークハイアットですのでロビーラウンジの「The Lounge」もちょっとコーヒーを飲みながら一休みするのに最適の環境です。

パークハイアットドバイ
パークハイアットドバイ

レストランのバリエーションが多彩で、店舗も複数あるゆえ、ホテル内で1日を過ごしても飽きることなく過ごせます。

当時「ワーケーション」という言葉はありませんでしたが、客室やロビーラウンジでパソコンを開いて「ワーケーション」をするのにも適しています。

屋外のプールは夏場だとお湯のように熱くなってしまい(外が50℃なので当然です)、泳げない時期もありますが、プールサイドで落ち着いてくつろげます。

「パークハイアットドバイ」へのアクセス

住所:PO BOX 2822 DUBAI UNITED ARAB EMIRATES
ドバイ国際空港からタクシーで10分くらいです。「ドバイメトロ」の「ディラシティセンター」からも歩けない距離ではありませんが、このホテルは入口を入ってからかなり歩きますし、基本的に車で移動するのがドバイですので、車も歩行者がいることを想定しないでぶっ飛ばしてきますので危険です。

ガソリン代が1リットル30円くらいの国ですので、タクシー代は日本と比べると激安ですので心配はいりません。

ちなみにスイートルームに宿泊の場合は空港まで迎えに来てくれます。

「パークハイアットドバイ」の総合評価

パークハイアットドバイ
「パークハイアット」ブランドの特徴で、客室は少なめ、少数の宿泊客が快適に過ごすことに特化してホテルですが、ゴルフ場やヨットハーバーもある広大な敷地で、中にいるだけでもリゾート気分を味わえる最高のホテルです。

ドバイというとブルジュハリファのような超高層ビルやパームジュメイラのような人工島のゴージャスなホテルで、贅沢三昧というイメージが先行しますが、パークハイアットのように落ち着いた雰囲気でくつろげるホテルもあります。

「施設一流・スタッフ三流」と揶揄されることの多いドバイでは非常に珍しい質の高いサービスも提供される、自信を持ってオススメできるホテルです。

何度も泊まっていますが、このホテルに関してはマナーの悪い中国人観光客も見かけず、宿泊客の質も高いです。

日本でも東京オリンピックが1年延期されていて本当に開催されるか分からなくなっていますが、ドバイでも同様に2020年予定だったドバイ万博が2021年に延期されています。

もし開催されて、私が再びドバイを訪れることがあれば、久々にぜひ泊まりたいホテルの一つです。

宿泊費に関しては正直高いですが、冒頭にも述べたように夏場はかなりリーズナブルな価格で泊まれます。

最後は余談ですが…

パークハイアットドバイ
しかし今回久々にドバイの話をするにあたって、ツイッターやGoogleでドバイの情報を検索していましたが、ツイッターではうさん臭いアカウントだらけでちょっと呆れました。

数日前のツイートで「これからドバイ行ってきます。ビジネスクラスでシャンパン飲み放題」のようなセレブぶりをアピールするようなアカウントがいくつも出てきました。

笑えるのはどのアカウントも同じ画像を使っている点です。ご興味があれば検索していただければいくらでも同じようなアカウントを発見できます。

プロフィールの紹介欄を見てもみんな金太郎飴のように「不労所得で月収100万」だとか「ネットビジネスで人生満喫」のような、いかに働かないで稼いでいるかアピールと「稼ぐ秘密が知りたければDMしてね」的なアピールをしています。

こういうのを見ると「(笑)」としかコメントがありませんが。おそらく情報商材か何かの教材で「Twitterでセレブアピールしながら集客しろ」とか書かれているんでしょうね。

こういう連中と同類だと思われたくないのもあり、画像は自分のカメラに入っているもののみを使って記事を書きました。ですので画質が悪い画像もいくつかありますが、そういう事情ですので他から画像を探す気にはなれませんでした。

ドバイに10回以上行っている私としてはドバイのイメージ悪くしないでくれよと思ってしまいます。

というわけでドバイの話は一旦終わりです。また海外旅行について語れるような世の中になってきたら語ります。ドバイだけでも他にもリッツカールトンやブルジュハリファ内のアルマーニホテルとか、パームジュメイラのアトランティスホテルなど有名なホテルには一通り泊まっていますので、語ることは無限にあります。

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