マリオットボンヴォイのキャンペーンで今年もプラチナ維持?【ハイアットに対抗?】
こんばんは、@kojisaitojpです。ここのところ電気自動車と再生可能エネルギーの話題が中心でしたが、たまにはホテルのことも書きます。
以前と比べるとすっかり意欲が冷めてしまったマリオットですが、衝撃のキャンペーンを打ってきました。
日本在住だと遠い話に聞こえますが、今回のキャンペーンは世界的に見て、プラチナ・チタン会員をより増やす結果になりそうです…
お得旅行のジレンマとして人が増えれば、その先には改悪が待ってます
特にマリオットは米国の意向が優先される傾向にあるので、日本の感覚とは乖離する可能性あり…
— Halohalo@GoToトラベル🇯🇵 (@halohalo_travel) January 12, 2021
「緊急事態宣言中なのに」と言われるかもしれませんが、最近ではようやく「飲食店でも一人で黙々と食べて帰るだけなら問題ない」ということも広く知られるようになってきました。
今日のテーマに合わせると「適切な過ごし方をすれば別にホテル修行しても問題ない」と言っても良いかもしれません。
まぁ正直「GoTo」実施中はどこのホテルも混んでいて、これまでプラチナ会員を10年以上続けた中で最も雑に扱われることが多かったのもありマリオットにはかなり不満を持っていましたが、もう2年ほど頑張ればライフタイムプラチナ(要は終身エリート会員)になれるのもあり、もう少し我慢してみようかなというのが今の気持ちです。
そんな感じで例年よりモチベーションが低いですが、昨年以上のキャンペーンをマリオットが打ってきたので紹介します。
目次
「ダブルポイント&ダブルステイ」と「宿泊クレジットプレゼント」の内容
さて衝撃のキャンペーンの内容を説明します。
まず前提として「現在のステータスの半分の宿泊実績がプレゼント」というのがエリート会員全員にあります。
つまり、
- シルバー会員→5泊
- ゴールド会員→13泊
- プラチナ会員→25泊
- チタン会員→38泊
- アンバサダー会員→50泊
「マリオットボンヴォイ」では正式には「エリートナイトクレジット」と言いますが、要は現在のステータスに応じて規定の宿泊数を「既に泊まったもの」としてプレゼントされるということです。
私の場合は「プラチナ会員」ですので25泊プレゼントされた状態で今年のホテル修行がスタートします(プレゼントは2月の予定)。
今年はまだゼロ泊ですので、あと25泊宿泊すれば来年以降もプラチナ会員でいられます。
新型コロナウイルスの感染拡大によって昨年2020年は例外的に「全員資格据え置き」という措置が取られたのに比べると「今年は宿泊が必要になるのか」となりますが、ここに「ダブルポイント」と「ダブルエリートナイトクレジット」のキャンペーンが加わります。
キャンペーンの詳細ですが、
- 期間は2/16〜4/27
- 期間中に2泊以上の滞在で、2倍のポイントと2倍の宿泊実績を獲得
- 1泊は有償の必要があり、全泊ポイントや特典の宿泊は対象外
とてもシンプルです。「2泊以上の滞在をするとポイントと宿泊を2倍にしてあげる」とこれだけです。
つまり2泊した場合は宿泊実績に4泊、3泊した場合には6泊、4泊した場合には8泊、今年の宿泊実績に加算されるということです。
プラチナ会員資格が「年間50泊」で、先ほど25泊既にもらっていますから、仮にこの期間内に13泊すれば26泊したことになり、合計51泊で資格達成です。
実質1/4にハードルが下がったことになります。
現在の資格が2022年2月まで有効ですが、これが2023年2月まで有効になります。
現在プラチナ会員である人(私も含む)にとっては、2月16日〜4月27日の間に13泊すれば資格維持です。
最初のエリート資格である「シルバー会員」が通常期は年間10泊で達成ですので、実質シルバー会員くらいの宿泊数でプラチナ会員を維持できます。
昨年同様に2021年も新型コロナウイルスの感染は勢いが止まらず、「変異種」の出現により、イギリスなどでは再度のロックダウンが行われており、日本国内でも感染者が日に日に拡大し再度「緊急事態宣言」が出されるなど、去年と同じような状況になっていることからの措置であると思われます。
エリート会員を増やしすぎ?
まぁ今回のように「宿泊数が例年の半分でエリート会員資格維持」というのはマリオットに限ったことではなく、ヒルトンもそうですし、先日取り上げたハイアットも同じようにやっています。
マリオットボンヴォイからワールドオブハイアットに乗り換えるのもあり?【新しい生活様式?】
現在ハイアットのがエリート会員到達のために必要な宿泊数を下げたり、1泊の宿泊を2泊にカウントするなどのキャンペーンをやっています。ステータスマッチ を受け付けないのがハイアットの特徴でしたが、今回はエリート会員を取得するためのハードルが下がるチャンスです。マリオットボンヴォイからの移籍もオススメですので比較してみます。
新型コロナウイルスの感染が収まらない今の状況では何とかして会員をキープするために世界のホテルチェーンが必死に対応策を考えているのはわかりますし、間違いではないでしょう。
しかしマリオットの場合「プラチナチャレンジ」と「ステータスマッチ」というこれまで会員ではなかった人をいきなりプラチナ会員に認定してしまう「裏技」がありますので、結果として他のホテルチェーンよりエリート会員が増えてしまうという問題がおきます。
まぁさすがに緊急事態宣言が出ている今の状況では「プラチナチャレンジ」や「ステータスマッチ」は停止しているようですが。
昨年の「GoTo」の時期にいくつかのホテルに泊まりましたが、正直もう二度と泊まりたくないなと思ったホテルが複数ありました。
コロナを口実(?)にして(要はコロナが全然関係ないようなサービスでも)エリート会員へのサービスをカットするホテル、実は広い部屋に空室があるのに私には「満室」と嘘をついて狭い部屋に押し込もうとしたホテル、「プラチナ会員が多すぎてサービスできない」とはっきり断言したホテルなど「こりゃコロナとか関係なしに客に嫌われるな」というホテルがいくつもありました。
コロナウイルスの影響で宿泊者が減少しているのはどこのホテルも共通でしょうが、こういう非常時や「GoTo」のような特殊な状況下で常連客をつかむ努力をしないようなホテルは淘汰されることでしょう。
「GoTo停止」で混まない今の方がホテル修行しやすい
「緊急事態宣言が出てるのにホテルに泊まるとは何事か?」と怒る方もいるのでしょうが、私の場合ホテル修行は大抵一人、多くても2人まででそれ以上の集団になることは100%ありません。
基本的に部屋かラウンジにいる時間も長く、飲食施設でべちゃくちゃ喋って人に害を与えるようなことは全くないので「それでも何かご不満ですか?」というのが正直な感想です。
隔離上等で行く時が来るかな https://t.co/H8nhx7AoKC
— saito koji@次の海外旅行はいつ? (@kojisaitojp) January 4, 2021
ロックダウンが再開してしまったので、ヨーロッパに今すぐ行くのは難しいですが「ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブ」の資格維持のためにも、今年のどこかのタイミングで海外に行くことにはなりそうです。
「ブリティッシュエアウェイズ」の会員なのでヨーロッパと行っても「イギリスとどこか他の国」というパターンになりそうです。
電気自動車積極推進派としてはヨーロッパでも電気自動車化の最先進国である「ノルウェー」に行きたいところですが、EUに加盟していないノルウェーは現在も国民以外には実質国境が閉まっています。
エリート会員に冷たい日本のホテルと違い、海外のホテルであればエリート会員として然るべき待遇を実感できますので、そのように「隔離上等」で海外へ行く日までには一個上の「チタン会員」を取得したいところです。
私の場合はプラチナ会員として既に25泊もらった状態で2021年がスタートですので、一個上の「チタン会員」を目指すのであれば75泊なのであと50泊必要。
仮に2/16〜4/27の期間内に25泊すれば50泊になるので、めでたく「チタン会員」に昇格します。
正直難しくないです(笑)。
今年はプラチナ維持よりもチタン昇格を狙うべきだな、というか狙っていかないと去年以上にエリート会員であることのメリットを感じることができない可能性が高いので、半強制的に狙うことになりそうです。
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