SEOがオワコンって誰が決めた?【インフルエンサーの勘違い】
こんばんは、@kojisaitojpです。昨日インフルエンサーがいかにインチキ臭いか語ったら、語り切れない位ネタが出てきたので今日も語ります。
批判でも何でもなく心配なんですが
ブログSEO対策には、
「最低限XXXとXXXに気をつければいい!」みたいなこと探してる人多くないすか?
成功するためには、必要な全てをやる
目的を無視してXXXをやる!って…
これ原理主義っていう思想に近い
企業さえ死ぬ気で取り組むSEOを、
舐めないこと— おかぽん | 1ヶ月15万円ブロガー (@okaponseo) August 23, 2020
「最低限〜だけやればいいものを教えてくれ」と言ってしまう人は、勉強する気のない受験生で数え切れない位見てきたので、見慣れた光景ですが、受験の世界でもまず成功しません。
当たり前のことですが、難関大学に受かる生徒は勉強嫌いの生徒が言う最低限の何倍も勉強します。最低限しか勉強しない生徒は難関大学に受かるような生徒に一生追いつけません。
seo対策で最低限と言われるとおそらく「キーワード選定」を挙げるブロガーが多いかと思いますが、これだけで検索上位に出てくるようになるなら誰も苦労しないと思いませんか。
あるいは最近だとインフルエンサーがよく言う「これからはSNSで集客」とか。インフルエンサーのように何万人のフォロワーがいれば、snsで拡散できるからSEOなんて不要、「良い記事を書けば自然に評価される」などと言えますが、フォロワーが100人200人の素人ブロガーが真似しても無理な話です。
今日はそんなブロガーなら誰もが気にする「seo」について語ってみます。
インフルエンサーの胡散臭さに気付くのも、昨日説明したメディアリテラシーです。
詐欺師のようなインフルエンサーに振り回されないように気をつけましょう。
目次
seo対策が本当にオワコンなのか
「最近は検索エンジンの精度も飛躍的に上がり、自演リンクはもう役に立たない。これからはユーザーファーストの高品質なコンテンツを作ることが最優先」
「seo対策 不要」なんてキーワードで検索すると、このような感じの牧歌的、ノー天気なことを言っているサイトがたくさん出てきます。
このような煽りを真に受けて、SEO対策を一切しないでただひたすら記事を書き続けるようなサイトは、ブログであろうとアフィリエイトであろうと稼げるようにならないというのは私の経験からも断言できます。
そもそも「質の良い記事」「質の悪い記事」の判定は誰がするのでしょうか。読者ですよね。その読者の目に触れるためには検索エンジンで上位に表示されることは必須です。
だって自分の記事を誰かに見てもらわない限りは評価のされようがありませんので。
snsで拡散ということが可能なのは何万人というフォロワーを持っているインフルエンサーだけです。何万人のフォロワーを持っているという自分が世の中では特権的地位にいることをすっかり忘れて、「seo対策はオワコン、これからはsnsマーケティング」などと言われてもフォロワーが全然いない一般人には不可能な話です。
まぁ彼らのテキトーなアドバイスの影響で稼げなくて撤退するブログがたくさん出てくると「ほら、だからブログはオワコンって言ったでしょ」的にドヤ顔でYoutubeに現れる光景が目に浮かぶので腹立たしいですが、ほとんど彼らの自作自演で作り出されたものです。
youtubeなどで「ブログはオワコン。まだブログで消耗してるの」などと煽られると、初心者ブロガーは「そうか、やっぱりブログはオワコンなのか」と疑うことなく納得して撤収するというマッチポンプ。
かくして「ブログはオワコン」のように見える状況がインフルエンサーの手によって作り出されるわけです。
競合する参入者が撤退してくれれば、昔からブログをやっていて強いドメインパワーを持つインフルエンサー達のブログは上位表示されたままで安泰ですよね。かくして彼らの収益も守られるという非常にセコい構図です。
まぁこのような煽りに引っかかってしまい「ブログはオワコンと発言している人がそもそもどういう立場の人で何を狙って発言しているのか」という想像がつかない、前回の記事でいう「メディアリテラシー」のない人はそもそもオワコンという気もしますが。
私はひねくれ者なので彼らにオワコンオワコンと言われれば言われるほど「じゃあやってやる」と燃えてくるタイプですが。
実はこのseo対策というのもyoutuberなどにはボロクソに言われてますが、今でも有効です。
seo対策の効果は今でもあります
今でもサイトやブログを運営する上で「被リンク」の効果は絶大です。質の良い被リンクを一本もらうだけでもGoogleの検索順位は大幅に上がります。
私も実は以前からサイドビジネスでサイトを1個運営していますが、大半がGoogleからの検索流入に頼るサイトで、ドメインパワーを上げた源は「SEO対策」です。
ホワイトハットもブラックハットも両方やっています。
収入は最近はコロナの影響で落ちていますが、コロナ前であれば多い月は30万前後は収益が出ていました。もちろんインフルエンサーの方々とは稼ぎがゼロが1個違う弱小サイトですが。
ちなみにインフルエンサーの方々がボログソに叩く「被リンク」、つまりブラックハットseoも現在でもしっかり効果があります。
もちろん以前と比べるとGoogleもしっかり見るようになって来てますので、5-10年前のようなテキトーなSEO対策をやってもすぐに見破られペナルティの対象になる可能性が高いです。
テキトーなseo対策というのは、皆さんも見たことあるかと思いますが、例えばワードサラダというのがあって、
富山県は、古くから日本海側の玄関口で、福岡県のツアー情報という単語としてみると、世界中のダイバーが訪れる聖地でもある。福岡県のツアー情報に関連する解説をすると、周辺海域の水温は、トロッコ電車で、大自然の美しさをたっぷりと楽しむことができる。ツアー情報のままの大自然多く残っており、ウィルヘルム温泉宿のトレッキングなどが人気だ。標高4509メートル、東北・北陸からツアー情報に通ずる要衝の地として、特に観光客の間では、ツアー情報の内陸部には、自然と触れ合う旅、ニューギニア最高峰、常時25度~29度と暖かく、また大陸文化の窓口として栄えてきました
出典 福岡県の温泉宿~口コミ人気の温泉宿
この日本語が読み解ける人はいないと思います。要はキーワードを無理矢理詰め込んだ意味不明の文章を機械で生成して、関連キーワードを持つサイトのリンクを貼る。この文章であればおそらく旅行系のサイトのリンクが貼られたと思います。
昔のGoogleであればこんなサイトからでもリンクを貰えば「このサイトは他のサイトから評価されている」と検索順位アップにつながったのです。
現在はこのような無意味なリンクは評価されず、むしろペナルティの対象になるくらいまでGoogleの人工知能も進化してます。
ですがペナルティを食らわないような「正統なseo対策」をやれればまだまだ対策は有効です。
今のは意味不明な日本語だったので価値がないとみなされるわけですが、これが意味のある、しかも読む価値のある文章だったらどうでしょうか
多少なりとも読む価値のある日本語で書かれたサイトが「こっちのサイトはもっと詳しいですよ」と自分のサイトを紹介してくれてリンクを貼ってくれれば、Googleが評価しないわけにはいきません。
こういうサイトを量産するのが現代でも通用するサテライトサイトなのですが、プロを自称している業者でもこのくらいやっている業者はほとんど見たことがありません。
実は私はこういう意味のあるサテライトサイトを量産して結果を出すことに成功しました。もちろんものすごい大変な作業で、自分の本体サイトの更新もおぼつかなくなる位大変ですが、こういうseo対策であればまだまだ有効です。
まぁインフルエンサーであればすでにブログにも相当なドメインパワーもありますし、SNSからも相当な数を集客できるから、今は何もしなくてもアクセスが集まるのでしょうが。
だからと言ってこれからブログを始める人間に「SEO対策はオワコン」などと勝手なことを言うのは的外れです。
「seoはオワコン」は真っ赤な嘘
最後までお読みいただければお分かりかと思いますが、私はビジネスサイトの運営を副業でやってたり、今挙げたような良質なサテライトサイトの作成にも絡んでいますので、実はseoに関してはその辺の初心者ブロガーよりは知識も経験もあります。このブログに関してはようやく1ヶ月ですが、ビジネスサイトの方は5年ほどやってます。
ですのでseo施策をうたっている会社にもテキトーな会社はたくさんあり、そういう会社にseoを依頼すると先程の「ワードサラダ」のようなサイトにリンクを貼られてペナルティの対象になるというのも実際に見ています。
反対に自演とはいえ、きちんとした日本語で書かれた読む価値が多少はあるサテライトサイトを量産するのは、Googleが唱える「ユーザーフレンドリー」から外れないものと認識しています。
そういうサイトからリンクをもらう自分の本体のサイトは、更に詳しく読者の役に立つ情報を提供しているので、むしろGoogleが評価しない方がおかしいとも言えます。
ですので「seoはオワコン」とかテキトーなことを言っている有名ブロガーやインフルエンサーを見るとイライラしてくるわけです。まぁ彼らのことですから実際の状況を知らないのではなく「初心者を撤退させて自分の立場を維持するためにわざとデタラメを言っている」んだろうなと予想してますが。
起業とは直接関係がないので、この手の話をブログではしないつもりでしたが、語り出すと止まらないくらい情報はありますので、今後もseoについては時折触れていこうかと思います。
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