「東京マリオットホテル」宿泊記【Go toで混みすぎ?】
こんばんは、@kojisaitojpです。「Go to Travelキャンペーン」ですが、予想通りと言えば予想通りですが、なかなか悲惨なことになっているようです。
東京マリオット
チェックインに60人強の行列、待合室に20人強。おそるべしgo to pic.twitter.com/K6jErKKEI5— Akkikun (@Akkikun3) October 10, 2020
そもそもエリート会員用の優先レーンはどこへ行ったのでしょうか? そもそも設けてないのか、ステータスマッチやプラチナチャレンジなどで獲得した「なんちゃってプラチナ」が増殖しすぎて優先的に対応する気をなくしたのでしょうか?
私が宿泊したのはこの翌日ですから、ここまで恐ろしいことにはなってませんでしたが、チェックインする時点では「部屋の清掃が終わっておらず3時間待ち」と言われて唖然としましたが。
これで先日紹介した「もっと東京」キャンペーンも始まると一体どうなってしまうのか考えるとちょっと恐ろしいところです。
まぁ、ホテル側もホテル側で私が「それは勘弁してくれ」と怒ると慌てて部屋を用意してきたりするので、正直何を考えているのかわからないところもありますが。
主張しない客は冷遇して、文句言う客を優先するような対応をするなら先が思いやられるところですが。
というわけで本日取り上げるホテルは「東京マリオットホテル」です。
都内のホテルですとコスト面重視の時は「モクシー東京錦糸町」、少し良い部屋に泊まりたい時は一歩東京を出て「シェラトングランデ東京ベイ」を使うことが多かった(散々批判した「シェラトン都ホテル東京」も含めておきます)ので、実は初宿泊となります。
先に結論を言ってしまうと、「Go toのおかげでタイミングの悪い時に泊まってしまったのが残念だが、部屋やレストランはマリオットのクオリティで妥当」という感じです。
目次
御殿山ガーデンシティ内にある「東京マリオットホテル」
「東京マリオットホテル」は1990年7月、品川の御殿山ガーデン(現・御殿山トラストシティ)内に「ホテルラフォーレ東京」として開業し、2013年12月3日、マリオット・インターナショナルと提携してリノベーションし、「東京マリオットホテル」として開業したホテルです。
「ラフォーレ」をマリオットに改装したホテルとしては先日紹介した「軽井沢マリオットホテル」や「山中湖マリオットホテル」「伊豆マリオットホテル」「琵琶湖マリオットホテル」「南紀白浜マリオットホテル」と複数あります。
マリオットにリニューアル後の2017年に「エグゼクティブラウンジ」はここでは「コンシェルジュラウンジ」という名前で、他のマリオット系列のホテルと比較してもドリンク・フード共に充実しています(詳細は後で説明しますが、現在は利用時間に制限が設けられています)。
価格はマリオット系列の中で標準的で、この数年でここよりグレードの高いホテルが複数オープン(「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」や「メズム東京」・「東京エディション虎ノ門」など)したのもあり、比較的リーズナブルな価格になっています。
まぁだからこそ「Go to トラベル」目当ての宿泊客が殺到しているのかもしれませんが。。。
「東京マリオットホテル」フロント〜「クラブラウンジ」の様子
東京マリオットホテルでは1階にフロントがあり、エグゼクティブフロア宿泊者やプラチナ以上のエリート会員は26階の「エグゼクティブラウンジ」でのチェックイン・チェックアウトも通常は可能ですが、現在は1階でのチェックイン・チェックアウトのみになっています。
この辺りが先ほどのような行列になっている原因かもしれません。
このようにラウンジだけでは宿泊客を収容し切れないからか、1階フロント横にもラウンジ代わりとなるスペースが設けられています。
マリオットボンヴォイプラチナ会員以上に与えられる特典としては、
- 部屋のアップグレード(エグゼクティブフロアへ)
- 1000ポイントのボーナス又はウェルカムギフト
- エグゼクティブラウンジの利用
がついています。ラウンジについては、
- 朝食サービス:7:00〜10:00(現在は中断中)
- ティータイム:10:00〜17:30と19:30〜23:00(現在は22:00まで)
- カクテルアワー:17:30〜19:30
現在は朝食は「ラウンジ&ダイニングG」でブッフェで提供されています。
過去に紹介したホテルの中だと「ウエスティンホテル仙台」に近いスタイルで、ブッフェ台に行く際にマスクと手袋着用を求められます。
私は正直このスタイふのブッフェであればわざわざブッフェにする必要ないのにと思いますが。余計なストレスになるだけです。
まぁ、マスクに関してとやかく言うとホリエモンのようになってしまいますのでこの程度にしておきますが。
さてエグゼクティブラウンジですが、26階という高層階なのもあり、都内の夜景が一望できます。
ただ現在のように宿泊客が殺到している状況だと本来広いはずのラウンジが窮屈に(特にカクテルタイムは)感じるかもしれません。
とはいえホテル公認で「オールデイスナック」とコーヒー・紅茶に関しては部屋に持って行けますので、自分の部屋に持って行った方が落ち着くかもしれません。
なおカクテルタイムの食べ物はこのようにワンプレートで提供されます。お代わりもできるようですが、興味がないので確認していません。
アップグレードについては、「エグゼクティブフロア」以上にアップグレードされますが、部屋は「デラックスルーム」になる場合が多いようです。
「東京マリオットホテル」の客室の様子は?
プラチナ会員以上のアップグレードで割り当てられることの多い「デラックスキング」と「デラックスツイン」は、仕事用のデスクとソファが分かれている構造でゆとりを感じる空間です。
「ラフォーレ」ブランドとして1990年から営業している以上少々古くなっている部分もありますが、リニューアルされた客室で高級感があります。
最近の高級ホテルではほぼ必須になりつつあるネスプレッソも用意されています。
ただバスルームに関しては「デラックス」の客室の場合はユニットバスなのがちょっと不満です。洗面台とトイレも含めて広大なスペースを用意しているのに、シャワーブースが独立していないのはちょっと残念な点です。
タイミングが良ければアップグレードの対象になる「プレミア」タイプの部屋になるとシャワーブースが別になるようですが。
アメニティは「マリオット」ブランド共通のタイのブランド「Thann」のものが用意されています。
私の自宅でも最近はThannのボディソープ・シャンプー・コンディショナーを自分で購入して使うようになりました。
部屋自体はバスルーム以外は特に不満もなく滞在できる「マリオット」の名にふさわしいレベルだと思います。
「東京マリオットホテル」のレストランは?
以前宿泊した「軽井沢マリオットホテル」と同様に「ラウンジ&ダイニングG」のみとなります。ラフォーレからマリオットに変更になったホテル共通のパターンです。
朝食については先ほど触れましたので、「アフタヌーンティ」について触れます。
写真は数年前に行った「アナスィ」とコラボした際のアフタヌーンティですが、現在は「キャラメルアフタヌーンティ」が開催されています。
東京マリオットホテルの「キャラメルアフタヌーンティ」の利用料金や営業時間等
営業期間 | 2020年9月1日(火)~11月30日(月) |
営業時間 | 10:30~/13:00~/15:30~/※ハイティー18:00~ |
料金(税・サービス料別) | 1名様 ¥4500 ※ハイティーは1名様¥6000(グラスシャンパン付) |
新型コロナウイルス対策 | 1.アルコール消毒液の設置 ・ロビーやレストラン、化粧室等に消毒液を設置しております。 2.定期消毒の強化 ドアノブ、扉、エレベーター内のボタン、化粧室の扉、レストランの椅子、テーブル等のアルコール 消毒を適宜実施いたしております。 客室のドアノブ、スイッチなどお客様の触れる機会の多い箇所並びにリモコン、ドライヤー等の備 品のアルコール消毒を行っております。 3.ソーシャルディスタンス レストラン、バーの椅子の配置を改め、席と席の間隔を広げ、安心してご利用いただけるように いたしております。 エレベーターご利用時に人数制限をさせていただきます。 チェックイン、チェックアウト時、フロントに立ち寄らずご出発いただける仕組みなど、可能な限り の非対面・非接触の推進を行っております。 館内の混雑を避けるため、一部入り口を閉鎖しております。 4.接客時のマスク着用 お客様の健康と安全ならびに公衆衛生を考慮し、スタッフはマスク(一部スタッフはフェイスシー ルド)及び衛生手袋を着用いたしております。 5.定期的な換気 パブリックスペース、レストランは定期的な換気を行っております。 6.お料理の提供方法変更 ・ブッフェスタイルでの料理提供は休止いたしております。また、料理は大皿にまとめずお客様おひとりずつにご提供いたします。 7.フィジカルディスタンスを考慮し、レストランや宴会場の配席をゆとりあるレイアウトにしています。 8.フロントカウンター等に飛沫飛散防止のため透明な間仕切りを設置しております。 |
夜の時間は人気のアフタヌーンティーに乾杯用シャンパンが付いた、夜のハイティーとしてオトナっぽいハイティーを楽しめます。
なお、以前「ハロウィン」に関連してブッフェやアフタヌーンティを取り上げた記事がありますので、ご覧ください。
→【2020年最新版】東京のオススメ!ハロウィンブッフェ・アフタヌーンティ5選
「東京マリオットホテル」へのアクセス
住所:東京都品川区北品川4-7-36
新幹線・JR各線・京急線・品川駅(高輪口)より無料送迎バス約5分または徒歩10分
JR山手線・東京急行電鉄線・都営浅草線五反田駅より徒歩20分
となりますが、品川駅からホテルへはずっと登りなので、無料送迎バスやタクシーを使う方が無難かと思います。
「東京マリオットホテル」の総合評価
ホテル自体は「ラフォーレ」からリブランドしたホテル共通の若干の古さを感じるところはあるものの、客室やエグゼクティブラウンジは近年改装されて他のマリオット系に引けを取らない水準にパワーアップしています。
また1階の「ラウンジ&ダイニングG」はエントランスを入ったところにあり、天井が高く開放感のある空間なのが特徴です。
コスト面で考えても品川という立地の割には高くないですし、曜日などを考えて上手く活用すればお得感のあるホテルです。
人気記事電気自動車専門のカーシェア・サブスク・EV販売店立ち上げのためのクラウドファンディングを始めます!