「大阪マリオット都ホテル」宿泊記(2020年2月)
こんにちは、@kojisaitojpです。過去に宿泊したホテルの紹介をした方が良いかと思いましたので、少しずつですが公開します。
昨日の記事で「Go to travel」を取り上げて「高級ホテルに安く泊まれるチャンス」と言ったので、実際に私が泊まったことのある高級ホテルを紹介していきます。
ただしまだ海外旅行に行けるタイミングではないので国内のホテルに限定します。
私の場合SPG(スターウッドプリファードゲスト)時代からずっとプラチナ会員で、マリオットのプラチナ会員も継続していますので(宿泊数が少ないのでまだライフタイムプラチナにはなれず)、どうしてもマリオット系のホテルの滞在記が中心となります。
とはいえホテル名で検索するとよく見かけるようなSPGアメックスのアフィリエイトなんぞやる気はありませんが。どんなホテルか知りたくて検索してもSPGアメックスの勧誘を見かけると、何となく嫌悪感を感じてページを閉じてしまうもので。
国内では大阪、海外だと韓国が最も行く回数の多いエリアなのですが、まだ海外の話をする時期ではないのと、「Go to Travelキャンペーン」を生かして国内旅行に行く人が多い時期かと思いますので、日本各地のホテルの滞在記を追加していきます。
目次
あべのハルカスにある「大阪マリオット都ホテル」
さて本日紹介する「大阪マリオット都ホテル」ですが、2014年にあべのハルカスが誕生した時にオープンしたホテルで、
当初はマリオットとスターウッドは別の会社だったので利用することはありませんでした。
2016年以前は大阪ではセントレジスホテル大阪に主に宿泊していましたので、後日セントレジスについての記事も書きます。
2016年に両者が合併してからは、両者を比較してこちらの方に居心地の良さを感じたので、以降は大阪では常にこのホテルです。
ゴールデンウイーク辺りから、6月の途中くらいまでコロナにより休業だったようですが、現在は普通に営業しています。
最後に泊まったのが2月上旬、Perfumeのドームツアーで京セラドーム大阪へ行った時ですが、日本ではまだコロナウイルスの感染には無警戒だった時期です。
通常であれば大阪マリオット都ホテルは「日本人泊まってるの?」と思うくらい外国人の多いホテルだったのですが、2月頭の時点で既に中国人を中心とした外国人はほぼいなくなっており、閑散としていたのを思い出します。
マリオットグループの中でお「ラグジュアリーホテル」の位置づけのホテルですが、先に結論を出してしまうと、マリオットにふさわしい高級感に満ちあふれたオススメのホテルです。
宿泊代は当然高いですが、「Go to Travelキャンペーン」の今なら少し贅沢をしたな位の気分で泊まるチャンスです。
フロント〜クラブラウンジの様子
ホテルはあべのハルカスと同時の2014年にオープンし、ホテル運営は、名前の通り近鉄グループの「都ホテル」がやっています。
まずホテルの入口に入ると1階には何もなくフロントのある19階直通のエレベーターに乗ります。あべのハルカスへ行く観光客とは別のエレベーターですので待つことも少ないです。
19階につくと天井が高く、高級感のあるバーラウンジとカフェがあり、フロントは一番奥になります。
クラブフロアやスイートルームを予約した宿泊客とマリオットボンヴォイプラチナ会員以上はクラブラウンジでのチェックインも可能です。
ラウンジを利用できるホテルでいつも感じることですが、そのままラウンジに行こうとすると止められて、一旦チェックインのためにフロントへ行ってから「ラウンジでチェックインできますが、いかがですか?」と言われてからラウンジに移動してチェックインとなるパターンが多いです。
いつもこの二度手間は何とかならないものかと思わされるホテルが多いです。
さて、19階からラウンジのある38階に移動しますが、クラブラウンジもフロント階同様に天井が高い、開放感のある空間なのが特徴です。
38階という高層階でありながら、庭園もあり、落ち着いてくつろげるラウンジです。
ラウンジの利用については、
- 6:30~7:00 コンチネンタルブレックファスト
- 7:00~10:30 アメリカンブッフェ
- 10:30~14:30 ティータイム(コーヒー・紅茶・小菓子などご用意)
- 14:30~17:00 アフタヌーンティー(ケーキ、小菓子などご用意)
- 17:30~19:30 カクテルタイム
- 19:30~21:30 バータイム
- 21:30~23:30 ティータイム(コーヒー、紅茶などご用意)
と幅広い時間帯にサービスしているのが特徴なのですが、現在はコロナの営業により「12:00〜20:00(朝食は19階のレストランで提供)」と短縮営業になっている点が残念ではあります。
またアフタヌーンティの時間帯は混み合うことが予想される土日祝は予約制になるとのアナウンスもホテル側から出ています。
実は私は2018年9月に大阪に台風が直撃し、電車・飛行機が全部止まった日にも大阪マリオット都ホテルに滞在していましたが、あの時はこのラウンジのおかげで退屈せず1日ホテルにこもることができたのを思い出します。
高層階は台風の風でかなり揺れると言われていましたが、ほどんど気にならないレベルだったので、しっかり作られた建物であることもその時に感じました。
なお、マリオットボンヴォイプラチナ会員としては、
- 部屋のアップグレード(今回はスーペリア→クラブデラックスへ)
- クラブラウンジの利用
- 1000ポイントのボーナス
- パインあめ(ウェルカムギフト?)
がついています。また全ての宿泊者に「あべのハルカス展望台」の入場券もついていますので、ついでにあべのハルカスの頂上にも行けます。
最上階は吹き抜けになったおり、地上300メートルの空気を味わうことができます。
まぁ私も最初の頃は喜んで行きましたが、途中からは飽きてしまったので行ってませんが。
客室の様子は?
マリオットボンヴォイのプラチナ会員以上は基本的には「クラブデラックスルーム」にアップグレードされるようです。たまに運が良いと角部屋の「クラブコーナールーム」に案内されることもあります。
さて部屋ですが、この時は55階の部屋(高層階希望で出しておくと55階に当たる確率が高い)ですので絶景です。
狭い部屋でも40㎡位はあるので一人で利用するには十分の広さです。
仕事用のデスクとくつろぐ用のソファが完備されている部屋はオンとオフの切り替えもしやすいですし、腰痛持ちの私がソファでパソコンを開いて仕事をすると腰を痛めるので助かります。
バスルームも現代のデザインですので、洗い場つきの広いバスルームです。
バスルームと部屋はブラインドで仕切ってプライバシー重視でも良いですし、一人であれば開けたままにしておけば開放感が増してくつろげます。
アメニティは「マリオット」と名のつくホテルでは共通の、タイの自然派スキンケアブランドTHANN。
自然素材を使ったアメニティのため、人気のあるブランドです。
私もマリオットに泊まったことがきっかけで自宅のバスアメニティもTHANNにしています。
レストランは?
レストランについてはフロント階の19階に喫茶店の「LoungePlus」、バーの「BarPlus」と「ライブキッチンCooka」があります。また最上階の57階にレストラン「ZK」があります。
フロント前にある「LoungePlus」はサンドウィッチやデザート、アフタヌーンティなど軽食も充実していますので、私も度々利用しますが、レストランは食い倒れの街大阪ですので、基本的に外で済ませるので利用したことはありません。
現在であれば朝食がクラブラウンジではなく、「ライブキッチンCooka」で提供されていますので、レストランを利用するチャンスかもしれません。
なお現在はコロナの影響により中止されていますが、ルームサービスもかなり充実しており、「カレーとナン」を注文したら本場インドに近い本格派のカレーとナンが出てきて驚きました。
「大阪マリオット都ホテル」へのアクセス
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
JR天王寺駅・地下鉄御堂筋線天王寺駅・近鉄大阪阿部野橋駅のどの駅からも直結で、雨でも濡れずに着けます。
伊丹空港・関西空港からリムジンバスで来た場合には、ホテルのあるあべのハルカスとは大きな道路を挟んで反対側に着きますので5分ほど歩きます。
「大阪マリオット都ホテル」の総合評価
ホテル自体が新しいので、天井も高くて、眺めも絶景、ゆったりとくつろげるバスルームやクラブラウンジとハード面で文句を言うところは全くありません。
あえて難点を言えば「1階→19階」に移動するのと「19階→客室階」に移動するのにエレベーターの乗り換えが必要な点と、宿泊客のみならずスタッフも外国人率が非常に高いので、当たりが悪いとコミュニケーションが取りにくい時があるというくらいでしょうか。
ちなみにファンであればみんな気付いていることなのですが、Perfumeのライブはなぜか大阪での開催回数が非常に多い傾向があります(反対に東京は少ない)。またセレッソ大阪、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸など関西圏のJリーグのチームも多いのでアウェイ観戦に訪れることも多いと、私には不思議な縁があるのが大阪です。
2月2日のライブに行った際には、既に外国人観光客は少なくなっていましたが、次に大阪に行く機会がいつになるのかわからなくなるとは思ってませんでした。
今後コロナウイルスの感染拡大が収まって、インバウンドの外国人観光客が戻ってくるとまたホテルが活気を取り戻すとは思いますが、現在の「Go to travelキャンペーン」を活用すれば案外リーズナブルに一流ホテルを楽しめますので、このキャンペーンの間に行ってみることをオススメします。
「ピンチをチャンスに変える」などと言われることも多いですが、せっかく高級ホテルに安く泊まるチャンスなのですから有効活用してみてはいかがでしょうか?
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