モクシーパリ・バスティーユ宿泊記【コスパ最強】

旅行

こんばんは、@kojisaitojpです。隔離期間中にコツコツと記事を書いていましたが、実は全部書き終わる前にもう次へ向けて動いています。

これは羽田空港のJALのダイヤモンドプレミアラウンジですが、カタール航空とブリティッシュエアウェイズでヨーロッパへ行ってきたおかげでBAエグゼクティブクラスのゴールド会員(ワンワールドエメラルド扱い)に昇格し、入室資格を得ました。

BAのゴールド会員

以前であれば国内線のファーストクラスに乗った時しか入れないラウンジにいつでも入れるようになったということです。

当初の計画では2020年初頭に達成予定だったので、計画より約2年遅れですけど(笑)。

まぁライブで行った大阪や神戸のホテルについては後日記事にします。その前にヨーロッパを終わらせないといけません。。。

というわけで今日は先日取り上げた「La Maison Champs-Élysées」に続いてパリで宿泊した「Moxy Paris Bastille」について紹介します。

コスパ最強のマリオットブランド「モクシー」はパリでも健在

モクシーパリバスティーユの外観
「モクシー」ブランドについては過去にも取り上げたことがありますが、マリオットブランドの中では異質なホテルで、

節約志向の旅行者向けブティックホテルというコンセプトの下、スタイリッシュなデザインとリーズナブルな価格で利用できるサービスを組み合わせた革新的なブランドとして、テクノロジー志向の客室、活気あふれるロビースペース、現代風でいて温かなおもてなしが揃い、心のこもった、快適でエネルギッシュなホテルライフをご提供いたします。
(マリオットインターナショナル・プレスリリースより)

主なターゲットが「ミレニアム世代」とあるように若者向け、低予算で利用できるスタイリッシュなホテルというコンセプトです。

日本だとホテルは年齢が上の層、ビジネスホテルならおじさん、シティホテルなら高齢者の好みに合わせるホテルばかりですが(もちろん私はそういうテイストのホテルが嫌いです)、マリオットは全年齢層をカバーすべく若年層向けのカジュアルなホテルもあります。

これまで私が取り上げた中だと「モクシー」と「アロフト」がそれに該当します。

過去に宿泊した「モクシー東京錦糸町」と「アロフト銀座」については過去に書いた記事をご参照ください。

去年「Go to」なるものをやってた時期に書いた記事ですので賞味期限切れの記述もありますが、無視していただければと思います。

まぁ私のブログで想定してる読者層は「アパホテル」や「東横イン」に泊まるような層ではないので今後もこういうホテルをガンガン取り上げていきます(笑)。

本日の「モクシー・パリバスティーユ」もその名の通りバスティーユ広場から近いエリアにあり、パリ市内でも若者が集まる活気のあるエリアです。

私が行った時はオミクロン株が出てくる直前でしたので、通常営業な雰囲気でにぎわっています。

あえて違いを挙げると中国人観光客がいないことくらいでしょうか。錦糸町のモクシーに2019年以前に宿泊した際もそうでしたが、モクシーのようなマリオットの格安ブランドのホテルは中国人観光客の団体でごった返していました。

モクシーパリバスティーユのバーカウンター

チェックインがフロント兼バーカウンターでという点も錦糸町と共通です。

プラチナ会員以上のエリート特典については、

  • 16:00までのレイトチェックアウト
  • ウェルカムアメニティ(500ポイントか10ドルの飲食クレジット)
  • ※飲食クレジットは朝食にも振り替え可能

とこれまで紹介した「Design Hotels」と違ってマリオットの特典がフルに受けられます。カジュアルなホテルなのもありラウンジはありませんが。

モクシーパリバスティーユのバーカウンター

ただアップグレードに関しては部屋のパターンが複数あるモクシーだとあり、全部屋共通のパターンのホテルだとなしとホテルによって違います。

日本国内を見ても例えばモクシー錦糸町はなし、モクシー大阪本町はありと違います。モクシーパリバスティーユはツインとキングの違いしかないようでアップグレードはなしです。

モクシーパリバスティーユのラウンジ

特徴としては一階のスペースが日本のモクシーよりも広大で、それだけ規模の大きいホテルだということですが、中国人観光客のいない状況だとのんびりくつろげる状態でした。

モクシーパリバスティーユのラウンジ

「Moxy ParisBastille」の客室はどんな感じ?

モクシーパリバスティーユの客室
部屋に関してはこのホテルに広さやゴージャスさを求めることが筋違いです。

モクシーパリバスティーユのベッド

あくまでも荷物が置けて快適に寝れれば良いという割り切りが必要なのは錦糸町のモクシーと同じです。

モクシーパリバスティーユのコンセント

とはいえ押さえるべきポイントはしっかり押さえていて、例えば他のホテルではまだ少ない「USB」をさせる部分がコンセント以外にもあります。

日本国内だと忘れてしまいますが海外のホテルだとコンセントの形状が違うので変換プラグが必要になります。

私も当然持ってはいるのですが一個しかないのでパソコン、iPhone、iPadを同時に充電することができません。

ですがUSBを差し込めるのであれば同時に充電することも可能で、外国人観光客には非常にありがたいです。

モクシーパリバスティーユのテーブル
モクシーパリバスティーユの荷物置き

限られた面積をフル活用するために作業ができるテーブルや荷物の収納スペースは折り畳み式になっており、部屋の広さを求める人・作業がしたい人それぞれの要求に応えることができる仕様です。

モクシーパリバスティーユのシャワー

日本だと文句を言われてしまう点ですが、ヨーロッパだとシャワーだけという部屋は高級ホテルでも普通ですので特に問題はなく過ごせる環境だと思います。

モクシーパリバスティーユのテレビ

テレビはインターネット接続も可能で、このようにYouTubeのアカウントにログインすれば自分の見たいものを海外でも大画面で楽しめます。

モクシーパリバスティーユの椅子

椅子なのかオブジェなのかわからないドラム缶が置いてあるのはモクシーらしい洒落を感じるところでした(笑)。

「モクシー・パリバスティーユ」の朝食はどんな感じ?

モクシーパリバスティーユの朝食

朝食はフロント横のバースペースで7:00-10:00、ブッフェ形式で提供されます。

モクシーパリバスティーユのレストラン

これまでの私のヨーロッパを移動した記事を見ていただければお分かりでしょうが、ヨーロッパのホテルでは高級ホテルでも朝食はシンプルなところが多いので、特に問題のない水準かと思います。

とはいえここはパリですので、気が向けばパリのカフェで朝食というのもありかと思います。

パリのドゥマゴ

私が大好きなパリの有名カフェ「ドゥマゴ」でも朝は7:00-「petit déjeuner(プチ・デジュネ)」が提供されています。

「Moxy ParisBastille」のすぐ近くにある「Bataclan」に思い出が

新しいバタクラン
今回「モクシー・パリバスティーユ」に宿泊した目的はコスパだけではありませんでした。

「バタクラン」というライブハウスがホテルから徒歩10分くらい、電動キックボードなら5分足らずで行けるところにあります。

実はこの場所、8年前にPerfumeがライブをした思い入れのある場所なのです。

当然私も遠征していたわけで、これが当時の写真です。

2013年のバタクラン

ヨーロッパのPerfumeファンが集まっているイベントをやっているのも偶然見つけた(しかも場所が「SushiBar」というのがフランス人らしい)りもしました。

ですがこの「バタクラン」、写真を見てもお分かりのように同じ「バタクラン」ではありません。

私がライブで行ったのが2013年ですが、2015年にパリ同時多発テロの標的となった場所で、現在のバタクランはその後に建て直されたものです。

グランカフェバタクランの外観

そんな経緯もあってあの場所をもう一度見たいと思って行ったので、ライブハウス併設のカフェで夕食をとりました。

グランカフェバタクランの夕食

テキトーに注文した魚料理が偶然にも付け合わせに米が使われていて、フレンチというよりはアフリカの料理(フランスはアフリカに多くの植民地があった関係でアフリカ料理の店も多い)でこれが意外と日本人の舌に合うもので驚きました。

「モクシー・パリバスティーユ」の評価とアクセス方法

モクシーパリバスティーユのエントランス

コロナ禍でも海外旅行を続ける旅行系のYouTuberなどを見ていてもこの「モクシー・パリバスティーユ」を取り上げている人は何人か見かけましたが、その最大の理由は何と言っても「コスパ」だと思います。

私が宿泊した日も120ユーロ(ただし朝食込み)、安い日だと100ユーロを切る日もあるホテルでこの位綺麗で治安も悪くないホテルをパリで探すのはなかなか難しいのが現実です。

旅行系YouTuberを見ていても節約志向の方はパリ市内を避けてパリ郊外や空港周辺のホテルに泊まる人もいるようですが、パリ郊外は非常に治安が悪い(パリは都心から外側へ行くほど治安が悪化します)ので私のようにパリをよく知ってる人間ならいざ知らず、初心者にはオススメできません。

そういう意味ではパリの中心部でありながら宿泊費の安い「モクシー・パリバスティーユ」はコスパの良いホテルとしてオススメできます。

マリオットブランドで最安の「モクシー」ブランドを有効活用できる街の一つがパリかと思います。

ただしコスパの良いホテルほど集客に苦しんでいるのは日本もフランスも同じのようです。

東京の錦糸町も同じようなテイストでコロナ前は中国人観光客でにぎわっていましたが、今や閑古鳥。その状況はパリでも、その前に泊まった「モクシーフランクフルトエアポート」でも似たような感じでしたが。

それでもパリには主にヨーロッパ圏からと思われる観光客は戻ってきているようで少しはコロナから立ち直りつつあるなと思って帰国しましたが、帰国した途端オミクロン株発生ですからどうなることやらという印象です。

最後に「モクシー・パリバスティーユ」へのアクセスも紹介します。

住所:34/36 Rue St Sabin, 75011 Paris,France

地下鉄は8号線「Chemin Vert」駅からだと徒歩1-2分、5号線「Richard Lenoir」からだと5分くらいです。

若者で活気のあるバスティーユやピカソ美術館などのあるマレ地区へも徒歩10分くらいの好アクセスです。

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