モクシーフランクフルトエアポート滞在記【錦糸町と同じマリオット系】
おはようございます、@kojisaitojpです。昨日の記事に書いたように「ロンドンシティ空港からフランクフルト空港に降りたわけですが、ドイツ1日目はこのホテルを選びました。
錦糸町のモクシーと全く同じ匂い、ほぼ同じ内装(笑) pic.twitter.com/7To8xWrnho
— saito koji@ヨーロッパから帰国 (@kojisaitojp) November 17, 2021
「モクシーフランクフルトエアポート」です。私のブログで何度も取り上げたことがある「モクシー東京錦糸町」と同じマリオット系の「Moxy」ブランドです。
日本だと錦糸町以外にも大阪に「モクシー大阪本町」と「モクシー大阪新梅田」があります(私はまだ宿泊したことがないです)。
「モクシー錦糸町」については以前書いた記事があるのでこちらをご参照ください。
「モクシー東京錦糸町」宿泊記【Go toを使ってワーケーション?】
マリオットの新ブランドとして2017年にオープンした「モクシー東京錦糸町」の紹介です。必要最低限の設備ではありますが、決して安っぽさを感じない、ニューヨークのアパートをイメージして作られた内装はオシャレで必見です。「go to」を活用して「ワーケーション」や「リモートワーク」の拠点として利用するにも適した空間です。
「モクシー東京錦糸町」宿泊記2【コロナ後の変化は?】
「モクシー東京錦糸町」の紹介です。コロナ後に再度行ってきたので、以前との変更点なども含めて紹介したいと思います。マリオット系の最も格安ブランドで、部屋はシャワーのみ・冷蔵庫なしなどの欠点はありますが、価格がリーズナブルな上に、バーカウンターやフリースペースが充実しており、スタッフもフレンドリーで居心地の良いホテルです。
カジュアルな雰囲気の居心地の良いホテル、しかもコスパが良いのでオススメだというのが日本での私の評価ですがドイツではどうでしょうか?
今日は「モクシーフランクフルトエアポート」について紹介します。
目次
ヨーロッパでも勢力拡大中のマリオットブランド「Moxy」
「モクシー」と名のホテルはフランクフルトに4箇所あります。本日紹介する「フランクフルトエアポート」の他に同じ空港周辺に「フランクフルトエアポート・ケルスターバッハ」、フランクフルトの市街地にも「イースト」と「シティセンター」とあります。
日本でも大阪の本町と梅田にも誕生しているように、世界の都市を見ていると複数出店するパターンが多いようです。
ホテルの基本的なコンセプトを公式から引用すると、
節約志向の旅行者向けブティックホテルというコンセプトの下、スタイリッシュなデザインとリーズナブルな価格で利用できるサービスを組み合わせた革新的なブランドとして、テクノロジー志向の客室、活気あふれるロビースペース、現代風でいて温かなおもてなしが揃い、心のこもった、快適でエネルギッシュなホテルライフをご提供いたします。
(マリオットインターナショナル・プレスリリースより)
主なターゲットが「ミレニアム世代」とあるように若者向け、低予算で利用できるスタイリッシュなホテルというコンセプトです。
「モクシー」ブランドのホテルにはフロントデスクなどはなく、スタッフもスーツなどのフォーマルな格好ではなく、Tシャツやパーカーといったカジュアルな服装で接客します。
バーカウンターと兼用のフロントでチェックインの手続きをするシステムも錦糸町と同じです。
コミュニケーションの場としてふさわしいデザインのモクシーのリビングルームにはテーブルサッカーやボードゲームを用意しており、遊び心満載です。
とはいえ現在世界の航空便が新型コロナウイルスの影響により減便されている状況なのもあり、このような空港周辺のホテルは最も打撃を受けており閑散としていました。
主な用途が「トランジット」になる空港のホテル、しかもマリオットブランドの中で最も低コストのホテルは外国人観光客(特に中国人)がいないと商売にかなり苦戦しているのは錦糸町のモクシーと同じ状況です。
コワーキングスペースのような空間もあり、リモートワークやワーケーションにも十分対応できます。
箱自体はかなり大きいホテルなので、コロナ前であれば中国人などの外国人観光客でごった返していて、ロビーには宿泊客のキャリーバッグが大量に積んであったのかなと思ってしまいます。
「モクシーフランクフルトエアポート」のプラチナ特典は?
マリオットボンヴォイプラチナ会員としては、
- 部屋のアップグレードやラウンジはなし
- 500ポイントのボーナスか飲食クレジット10ドル
- ウェルカムドリンク(人数分)
がついています。マリオット系列では最もリーズナブルなホテルですので、ラウンジはありません。
モクシーの場合基本的に部屋のサイズが同じ(ツインかダブルかだけの違い)ですのでアップグレードもありません。
また朝食も付いていないので、プラチナ会員以上の特典にある飲食クレジット(10ドル位)を用いるか、有料になります。
と並べるとプラチナ会員以上のメリットが少ないホテルではありますが、16時までのレイトチェックアウトなどは使えますので、夕方まで部屋やコワーキングスペースで仕事することも可能です。
などとあれがないこれがないと言ってると「何でそんなホテル紹介するんだ?」となりますが、同じ都市にあるマリオット系のホテルの中では常に最安値のコストが最大の魅力です。
「モクシーフランクフルトエアポート」の客室の様子は?
さて客室ですが、大雑把に特徴を挙げておくと、
- 基本的にベッドとパソコンなどが置けるデスクのみ
- シャワールームのみ
- 冷蔵庫がない
コスト重視・シンプルさが売りのホテルですので設備は必要最低限です。100ユーロ前後でこのくらい綺麗な部屋に泊まれるだけでもありがたいのが最近のヨーロッパの物価です。
外国人観光客としてありがたかったのはコンセントの横に「USB」の差し込み口がいくつもあった点です。ヨーロッパの電源プラグに接続するためのアダプターは当然持参して旅行に行きますが、一個しかありませんので私の場合はパソコンを充電したら終わりです。
他のiPhoneやiPad、予備のアンドロイドスマホをUSBで充電できるのは非常にありがたく感じました。
この辺りの機能性も錦糸町同様にしっかりしています。
バスルームも必要最低限のシャワーブースのみです。というかヨーロッパのホテルだと1泊何百ユーロもするような高級ホテルでもシャワーのみのホテルが案外普通です。
モクシーはそもそも存在しませんし、高級ホテルでもあらかじめ「バスタブ付き」とリクエストしておかないとバスタブ付きの部屋にはなかなかアサインしてもらえません。
また部屋に冷蔵庫がないのも「モクシー」ブランドの特徴です。
ですがホテルの目の前にスーパーが22時まで営業してますし、ホテルの向かいにイタリアンのレストランがあるので食事の心配も無用です。
冷静に考えると全客室に冷蔵庫があると、それだけでも相当な電気代がかかります。ここを節約することで宿泊費を安く抑えるというモクシーのこだわりを感じる部分です。
使ってないので撮影してませんが、世界ブランドのホテルらしく24時間利用可能のフィットネスルームやコインランドリー、アイロンルームなどが用意されていて、短期のみならず、長期滞在にも対応できる設備が整っています。
「モクシーフランクフルトエアポート」のレストランは?
レストランはフロント(バーカウンター)の奥に24時間営業のデリがあります。先ほど冷蔵庫がないと言いましたが、ドリンクだけならフロント横で調達できます。
ちなみにホテル隣のスーパーでは日本のカップラーメンも売ってましたのでお湯をもらってここで食べるという選択肢もありです。
私は海外に行って日本食は食べないのでチーズとクラッカー・ワインをスーパーで買ってきて軽く済ませましたが。
朝食もこのスペースで取ることになります。7:00-10:00にブッフェ形式で提供されています。
イギリスやこの後移動するフランスではなかった「ブッフェ台では手袋とマスクを着用すること」がドイツではルールになってました。
前日夜に到着した時にはホテル内で宿泊者と思しき人をほとんど見かけなかったのですが、朝食時はそれなりにテーブルが埋まっていたのでホッとしました。
リーズナブルな宿泊代でそこそこの満足を与えてくれるモクシーブランドは非常に使い勝手が良いのでコロナが収まるまで存続して欲しいと思います。
「モクシーフランクフルトエアポート」へのアクセス
住所:Amelia-Mary-Earhart-Straße 5, 60549 Frankfurt am Main, Germany
フランクフルト空港からタクシーで5分くらいです。
フランクフルトへの到着が遅かったり、翌日の出発が早い場合に使う空港近辺のホテルとしては最適です。同じマリオットだとフランクフルト空港内にもシェラトンとマリオットがありますが、こちらの方がコスパが良いです。
「Moxy Frankfurtairport」の総合評価
ホテル自体がまだオープンしたばかりで新しく、部屋も無駄なスペースを省いたシンプルかつ機能的な空間で、快適に過ごせます。
錦糸町のモクシーにも「コスパの良いホテル」という評価をしましたが、コスパの良さはドイツに来ても健在です。
朝食以外の飲食が充実してるとは言い難いですが、隣にスーパーやイタリアンレストランがありますので、スーパーでヨーロッパの食材を買ってきて安く済ませるのもありだと思います。
先ほど紹介しましたが、ドイツでカップヌードルという選択肢もありです(笑)。
高級ホテルにあるようなゴージャスさはありませんが、その分日本のホテルにはないカジュアルさが魅力です。
格安のホテルの割には部屋の面積もありますし、フロント横にはバーカウンターやプレイルーム、コワーキングスペースもある居心地の良さが魅力です。
すぐに海外というのは難しいかもしれませんが現在日本国内にも東京が錦糸町、大阪は本町と新梅田、京都は二条城の近くにオープンしています。
モクシーのポップでカジュアルな雰囲気が好きであれば一度宿泊してみることをお勧めします。
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