「軽井沢マリオットホテル」滞在記(2020年4月)
こんばんは、@kojisaitojpです。ホテルに宿泊した記事が案外アクセス数が伸びているのもあり、続けて紹介してみます。
先日の記事で「Go to travel」を取り上げて「高級ホテルに安く泊まれるチャンス」と言ったので、実際に私が泊まったことのある高級ホテルを紹介しています。
本日ご紹介するホテルは「軽井沢マリオットホテル」です。マリオット系列は「Go to Travel」に対応していますし、新幹線と宿泊付きのプランを旅行会社などで申し込めば交通費も割引の対象になるので、通常の時期より格安で出かけることができます。
またマリオット系かと思われるかもしれませんが、私の場合SPG(スターウッドプリファードゲスト)時代からずっとプラチナ会員で、マリオットのプラチナ会員も継続していますので(宿泊数が少ないのでまだライフタイムプラチナにはなれず)、どうしてもマリオット系のホテルの滞在記が中心となります。
繰り返しですがよくある旅行ブログのように、SPGアメックスのアフィリエイトなんぞやる気はありません。
あくまでもそのホテルがどんなホテルか知りたくて検索した時に役に立つ記事を書くのが目的ですので、SPGアメックスの勧誘なんぞウザいので一切やるつもりはありません。
「Go to Travelキャンペーン」を生かして国内旅行に行く人が多い時期ですので、本日は「軽井沢マリオットホテル」について紹介します。
目次
コロナ禍で滞在してみた「軽井沢マリオットホテル」
さて本日紹介する「軽井沢マリオットホテル」に私が宿泊したのは2020年4月です。この時期にはすでに県外ナンバーにいたずらがされるなど「自粛警察」がウヨウヨ現れ出した時期だったのですが、宿泊代も格安になっていたので行ってみました。
軽井沢ですと私の場合は昔から車で行くこと(その昔仕事で毎週来ていました)から人との接触も最低限になること、元々滞在したホテルの中にいることが中心であまり外出しないことから、遠出しても文句を言われる筋合いはないと判断して行ってきました。
日本を代表する避暑地である軽井沢も、この時期にはほとんど観光客が来ない状態で、お店がクローズしてたり、営業しててもほとんど客がいないゴーストタウンと化してました。
実際に私が滞在した少し後には「軽井沢マリオットホテル」も休業になってしまったので、間一髪滞在できたという感じでした。
なおアクセスは北陸新幹線の軽井沢駅から送迎バスが出ているものの、最寄りのコンビニまででさえ1キロ位ありますので車で行かれることをオススメします。
ホテル自体は元々「ラフォーレ」という名前で法人会員制リゾートとして「森トラスト」が運営していたホテルが、2016年にマリオットと提携してリニューアルしてオープンしました。
同じようにラフォーレブランドからマリオットにリニューアルしたホテルは、東京(品川)、修禅寺、琵琶湖、山中湖、南紀白浜、新大阪とあります。滞在したことのあるホテルは今後こちらでも紹介していきます。
元からマリオットではなかったのでグループの中では特殊な位置づけのホテルですが、先に結論を出してしまうと2017年に「ノースウイング」という部屋に温泉つき(後述)の新館がオープンしたのもあり、のんびりと軽井沢に滞在するのにオススメのホテルです。
宿泊代は高いですが、「Go to Travelキャンペーン」の今なら少し贅沢をした位の気分で泊まるチャンスです。
「軽井沢マリオットホテル」のフロント〜ラウンジの様子
本館(メインウイング)と新館(ノースウイング)、ペットと一緒に泊まれるコテージに分かれています。本館はラフォーレ時代からあるものですので外観は少し古い感じがしますが、中はマリオット仕様にリニューアルされています。
メインウイングの方にフロント、レストランの「Grill&Dinnig G」、フィットネス、大浴場(温泉)とそろっていますが、4月に私が訪れた際はメインウイングの客室は閉鎖され、温泉もコロナウイルス感染防止対策の観点から閉まっていました。
ですのでフロントでチェックインするとそのままノースウイングの部屋に案内されました。
ラウンジの利用については、1階のレストラン「Grill&Dinnig G」に専用の区画が設けられ、
- 12:00~17:00 コーヒー・紅茶・ソフトドリンクの提供
- 17:00~21:00 アルコール・スナック・フルーツの提供
と幅広い時間帯にサービスしているのが特徴なのですが、現在はコロナの営業により「12:00〜20:00(朝食は19階のレストランで提供)」と短縮営業になっている点が残念ではあります。
17:00〜のアルコールが提供される時間帯は、以下のようなおつまみセットが提供されています。
当時は個人ブログを開設する気がなかったのもあり、ラウンジ全体を写した写真は撮っていませんでした。ブログをやる前とやった後では出かけた際の意識が違うことがバレてしまいます。。。
またマリオットボンヴォイのプラチナ会員としては、
- 部屋のアップグレード(今回は温泉付きのプレミアムルーム(ノースウイング)へ)
- ラウンジの利用(12:00〜21:00)
- 1000ポイントのボーナス
- 朝食無料(「Grill&Dinnig G」にて)
がついています。また他のマリオット系列のホテル同様にレイトチェックアウトは16:00まで可能です。
標高が高く避暑地として有名な軽井沢ですから、10月になるともう肌寒くなっているかもしれませんが、
「軽井沢マリオットホテル」の客室(ノースウイング)の様子は?
マリオットボンヴォイのプラチナ会員以上は基本的に新館である「ノースウイング」にアップグレードされるようです。1階が当たれば「庭付き露天風呂」、2階が当たれば「ビューバス」になります。
今回は1階の庭付き露天風呂の部屋が当たりました。
部屋ですが、入ってすぐのところにベッドが2台あり、奥がリビングスペースとなっていますが、和風のスペースです。
畳ではありませんが(メインウイングには和室もあります)、外国人観光客を意識したマリオットっぽい作りです。
なお、椅子があるので正座が苦手な人でも問題ありません。
部屋の面積も40㎡以上はあるので2人で利用するには十分の広さです。
仕事用のデスクこそありませんが、先ほどのラウンジへ移動すれば仕事もできます。
バスルームは、温泉(露天風呂)になっています。
軽井沢は東京などと比較すると気温が低いので、油断すると風邪を引きますので気をつけましょう。
私が行った4月もそうでしたが、肌寒い中で暖かい露天風呂にのんびりつかるのはとても気持ちが良いです。夜であれば星を眺めることもできます。
アメニティは「マリオット」と名のつくホテルでは共通の、タイの自然派スキンケアブランドTHANN。
自然素材を使ったアメニティのため、人気のあるブランドです。この前紹介した「大阪マリオット都ホテル」と同じです。
「軽井沢マリオットホテル」のレストランは?
レストランについてはメインウイング1階に「Grill&Dinning G」のみがあり、朝食もディナーもこちらになります。
(ちなみに朝食は通常であればブッフェですが、現在はコロナウイルス感染防止対策のためセットメニューでの提供になります)
品川にある「東京マリオットホテル」などもレストランは「Grill&Dinning G」ですので、ラフォーレ倶楽部からマリオットにリブランドしたホテルは共通の名前のようです。
さてディナーですが、信州野菜をはじめ旬の食材をふんだんに取り入れた、季節感味わえるコースが6800円から用意されています。
メイン料理は蓼科高原ローストポークや赤城山麓牛ストリップロインなど5種類から選べるのが特徴です。
私が宿泊した際には「信州福味銘柄鶏もも肉」をチョイスしました。
通常であればメイン以外はブッフェになるそうですが、4月当時も現在もセットメニューでの提供となります。
軽井沢は様々なジャンルの有名レストランもお店を構えていますので、外食するのも悪くないですが、外食の場合は車だとお酒も飲みにくいですし、せっかく露天風呂も用意されているホテルですので、夜はホテル内でのんびりくつろげるホテルのディナーもオススメです。
ランチは「万平ホテル」のフレンチトーストで
とはいえせっかく軽井沢まで来たので外出しないのも…と思い翌日はかの有名な「万平ホテル」まで行ってきました。
万平ホテルは明治27年創業、現在の建物も昭和11年建築のクラシックなホテルで、欧米風建築のクラシカルな重厚さを漂わせる、軽井沢の文化と、歴史の深さを感じさせるホテルです。
ホテル内のクラシカルな調度品・置物・暖炉などの一つ一つに眼を向け鑑賞するだけでも楽しめます。
今回の目的は「フレンチトースト」。
その昔ジョンレノン一家が毎年夏に滞在していたことで有名な万平ホテルですが、このカフェもジョンレノンが愛したアップルパイやジョンレノン直伝のロイヤルミルクティーなどが有名です。
フレンチトーストも、昭和初期から提供されていたとされる伝統のフレンチトーストで、前日から卵と牛乳の液に漬けておき、フライパンで焼いたあとオーブンで焼くので表面はカリッと、中はしっとりとした絶品です。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢925
「軽井沢マリオットホテル」へのアクセス
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉4339
車の場合は上信越道「碓冰軽井沢インター」から20分(約20分)
電車の場合は北陸新幹線「軽井沢駅」から無料送迎バス(15分)
しなの鉄道「中軽井沢駅」からタクシーで5分
公共交通機関でのアクセスも無料送迎バスがあるので可能ではありますが、軽井沢の中を移動することを考えると車でのアクセスの方が便利です。
「軽井沢マリオットホテル」の総合評価
ノースウイングの方は建物自体が新しい上に、各部屋に温泉(1階だと庭つき露天風呂、2階以上だとビューバス)もついており、ハード面は非常に充実しています。
「ワーケーション」などというリゾート地やホテルで仕事をすることが推奨されるアフターコロナの世界で、仕事をしながら長期滞在という使い方もできるホテルかと思います。
今後コロナウイルスの感染拡大が収まって、インバウンドの外国人観光客が戻ってくるとまたホテルが活気を取り戻すとは思いますが、現在の「Go to travelキャンペーン」を活用すれば案外リーズナブルに一流ホテルを楽しめますので、このキャンペーンの間に行ってみることをオススメします。
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