【修行僧も使える?】「Go to travelキャンペーン」の上手な活用法とは?

旅行

こんばんは、@kojisaitojpです。ちょっと前だと旅行ネタを出しても誰も興味を持たない、それどころか叩かれる状態でしたが、「Go to Travelキャンペーン」が始まってからは国内旅行についてはようやく活発になってきたようです。

東京都は除外だったのでこちらでも話題にすることは控えていましたが、10/1からはようやく東京発着も対象になるので取り上げてみたいと思います。

上手に活用できればかなり割安で旅行ができるキャンペーンですので、旅行好きの方もそうでない方も試してみる価値があります。

「Go to Travelキャンペーン」の概要

Gototravelのイメージ
まず簡単に概要を説明しますと、

  • 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援
  • 給付額の内7割は旅行代金の割引に、3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与
  • 一人一泊あたり2万円が給付上限。日帰り旅行については1万円が上限
  • 連泊や利用回数の制限はなし
  • ※地域共通クーポンは2020年10月1日以降出発から対象

「半額」というイメージが先行していますが、現在(9/24)だと旅行代金の35%引きのみです。10/1以降、地域共通クーポンが15%相当出るようになり、合計で実質半額になります。

例えば私が旅行した例で説明しても、先週滞在したウエスティンホテル仙台の場合も10月以降であれば、

    宿泊代が27588円でしたので「27588×0.65=17932円」がホテルに払う代金。

    「27588×0.15=4138円」が地域限定クーポン(四捨五入なので4000円)になります。

    地域共通クーポンはチェックアウトした日までに宮城県と隣接する山形県、福島県、岩手県で使う必要があります。

    クーポン代まで引くと1泊27000円くらいのホテルに実質14000円くらいで泊まれることになります。

お得と言わず何と言えば良いのかという感じの大盤振る舞いです。

ウエスティン仙台

ウエスティン仙台

1泊の上限が20000円ですので単純計算で1泊40000円のホテルまではほぼ半額で泊まることができます。

これが「Go to Travelキャンペーン」の間に何回利用しても制限なく適用されるのですから、旅行に行かないだけ損ということもできます。

申し込みが旅行代理店かホテルのオフィシャルサイトなどを通じてという条件付きになりますが、以下のような有名旅行代理店は当然対象になっています。


ホテル修行・飛行機修行をする「修行僧」も使える?

Gototravelのイメージ
私もそうですが「修行僧」と呼ばれる航空会社やホテルチェーンの上級会員を維持するために旅行が必要な人も一定数いるかと思います。

飛行機のマイルやホテルの宿泊数が翌年以降のステータス維持のためには不可欠なのですが、旅行会社のパックツアーだと飛行機のマイルもホテル滞在数も加算されないという場合は多いです。

しかしJALの場合だとJALダイナミックパッケージとJALイージーホテル、ANAの場合だとANAトラベラーズを利用すれば飛行機のマイルをステータスに加算することができます。

ただしホテルは(私が会員のマリオットの場合は)宿泊数カウントの対象外となってしまうので(プラチナ会員としての待遇は受けれるけど宿泊数加算はなし)、更に策を講じる必要があります。

旅行パックで宿泊は1泊だけにしておいて、残りの宿泊を自分が会員のホテルチェーン(マリオット、ハイアット、ヒルトンなど)で宿泊するようにすればパックツアー分のみならず、別途ホテルに泊まった分も「GO to」の対象になります。

意外と知られていないことですが、例えば3泊4日のパックツアーにしたとしても、パックツアーの宿泊は1泊だけにしておいて、残りは自分の好きなホテルに予約を入れるという裏技を駆使すればマイルもホテルの宿泊数もステータス維持のためにカウントさせることができます。

まぁ私の場合は飛行機の方はJALではなくブリティッシュエアウェイズなので、「そこまでして貯めなくていいや」という姿勢です。ですので飛行機は100%自己負担で、ホテル代だけ「Go to Travel」を適用させようかと思いますが。

あるいは自分の車で行く都内や神奈川、仙台などのホテルの場合は交通費は最初から対象になりませんので、ホテル代だけの割引になります。

とはいえ「旅行会社」「パックツアー」のイメージが先行してしまった「Go to」ですが実はホテルのオフィシャルサイトで予約を入れる私のような人間(いわゆるホテル修行をする人間)も「Go to」の恩恵を受けることができることは知っておいて損はありません。

「東京都内」→「東京都内」でラグジュアリーなホテルへ(裏技?)

メズム東京
実は旅行といっても遠出する必要すらありません。

裏技のような使い方かもしれませんが「東京都内」に住んでいる人が「東京都内のホテル」に泊まることも「Go to」の対象になります。

「Go to Travel」と書いてますが、別に仕事で出かける場合や実家に帰省するような場合でも対象になります。

例えば都内でトップクラスの高級ホテルのリッツカールトンとメズム東京(2020年オープン)を引用しましたが、この宿泊代金から35%引いた価格がホテルで支払う金額です。そして宿泊代金の15%が地域限定クーポンで返ってきますので東京都か隣接する埼玉県・千葉県・神奈川県で使えます。

試しに私がプラチナ会員を10年続けているマリオットのオフィシャルサイトを見てみると、
都内のホテル検索

    メズム東京の場合ですとこの日の宿泊代金が51233円ですので、
    51233×0.65=33301円がホテルで払う宿泊代金ですが
    51233×0.15=7684円が地域限定クーポンで支給

    となりますが、補助金の「上限が1泊20000円」ですので「宿泊費から14000円引き=37233円」支払って残り6000円をクーポンとして受け取ることになります。

ですので高級ホテルに行く場合はホテル代が40000円を超えると厳密には50%以下になります。

とはいえ1泊50000円のホテルが実質30000円で使えると思えばかなりお得です。

ただしクーポン券は宿泊した翌日(要はチェックアウトした日)に使わないと無効になってしまいますので、チェックアウト後に忘れずに使うようにしましょう。

一番簡単に消費するのは、宿泊した高級ホテルのランチやアフタヌーンティなどに使うことかもしれませんが。

財源が枯渇する前に楽しんだ者が勝ち

リゾート地で仕事するイメージ
実際このキャンペーンは「財源が上限に達するまで誰でも何回でも利用可能」ですので、「やった者勝ち」のような側面があります。「コロナがぁ〜」と過剰に心配することよりもとりあえず行動してみることが大切です。

感染が気になる気持ちはわかりますが、ハイリスクな場所さえ避ければ大きな問題は起きない可能性が高いです。

私も先日2泊3日で札幌、1泊2日で仙台に行ってきましたが、いわゆる「三密」な空間には一回も遭遇していないと思います。

具体的には人ごみさえ避ければ、感染はかなり高い確率で抑えることができます。むしろ「コロナだから」と旅行を控えるよりも、日々の満員電車の方がハイリスクだと言えるかもしれません。

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