公務員が一番安定するって本当なの?【脱社畜・脱固定給】

会社に縛られない人生 起業

こんばんは、@kojisaitojpです。公務員という世界は私には最も縁のない世界ですが、どうしても世の中的には私のような個人事業主よりも公務員の方が「安定」していると社会的に評価される傾向があります。

個人的には「公務員(笑)」なのですが、今日は公務員について真面目に語ってみたいと思います。

「公務員=安定」ってのは根拠のない神話?

「安定した仕事を見つけなさい」
「安定した会社に就職できれば一生が安泰」
「クビになることがない公務員が一番安定する」

私も子供の頃から自分の親などから耳にタコができるくらい言われてきたフレーズです。
まぁ、結局フリーランス→個人事業主という全く別の世界を歩むことになるわけですが、そもそも「安定」って何を根拠に言うのでしょうか?

「安定した職業=公務員」というのが一般的なイメージですが、本当に安定しているのでしょうか?

まずは「公務員=安定」というイメージからは最も遠い領域にいるであろう人物の中から、最も有名な方のツイートを引用してみます。

「自分は行動しないのにやたらと人にダメ出しだけはする人」を先日の記事では「貧乏マインド」として相手にすべきではないと言いましたが、イケハヤさんの言うような「世の中甘くないおっさん」も同類です。

何か自分で起業でも副業でも新しいことをやろうとするたびに、一定の年齢以上の層に必ず言われます。
「どうせ失敗するから止めろ」
「自分で起業してうまく行くほど世の中甘くない」

バブルのイメージ

ちなみに「世の中甘くない」でGoogleに検索をかけると、サジェストキーワードとして「世の中甘くない ウザい」「世の中甘くない 嘘」というのが先頭に出てきます。

確かに、正直ウザいです。

私は「氷河期世代」なので、彼らがいうような「会社に定年まで所属することが良い人生」だと思わせてもらえる機会は一切ありませんでした。

むしろ氷河期世代の人間から見ると、「都合の良い時だけ搾取して、利用価値が無くなったらポイ捨て」するというのが会社に対するイメージです。

バブルを体験したことが忘れられない、50代以上の世代の言うことは基本的に無視すべきです。

今日はこの「公務員=安定」というイメージをぶっ壊してみます。

公務員だと「人材としての価値」が上がらない?

公務員のイメージ画像

    世の中的には「公務員=安定」ですが、アフターコロナの世界では国家や地方自治体の財政が大幅に悪化することが目に見えていますので「公務員は多数がリストラされ、リストラ後にスキルが残っていないので、人生の難易度が上がりまくる」と思っています。

    公務員の方がいたら申し訳ありません。しかし、こういったことはかなりの確率で起こり得る未来だと思うので書かせてもらいます。

この「公務員」という単語を「東証一部上場企業」などと置き換えてもほとんど結果は一緒かと思います。

実際にアフターコロナの時代に訪れるのは企業の倒産、国家の財政破綻までは行かなくても国家財政の悪化による公務員のリストラだと私は思っています。

東日本大震災における原発事故の際の東京電力などを見ての通り「この会社に入れば一生安泰」と思われていたような会社がいとも簡単に崩壊するというのは、我々日本人はコロナ以前から体験しています。

また公務員や東証一部上場企業の正社員という地位に甘んじていると、「人材としての価値が上がらない」というのが最大のデメリットです。

試しに転職エージェントなどに相談してみると、このことがわかります。自分の同年代よりも、自分の年収が確実に低くなるという事実に愕然とするはずです。

    冷静に考えてみたらわかりますが、公務員10年の男性と、ベンチャーで10年ほど死ぬ気で働いた男性なら、大半の経営者が選ぶのは、後者です。

    ただし公務員の場合は例外があり、「人脈」という武器はあります。

    公務員として上のポジションに行き、様々な業界や政治家などの「お偉いさん」と繋がっている状態なら、その人脈が価値になります。

    しかし大半の公務員はこういう特権的なポジションには到達できないと思います。

となると公務員なら日本という国家、東証一部上場企業の正社員なら会社が存続している限りは守ってもらえますが、破綻すれば捨てられます。

その時に自分という人材に売り物となる「価値」がなければ再就職もできません。

「安定」より「ギャンブル」がいい?

予備校講師のイメージ
私が予備校講師を始めた時にも周りからは散々言われました。「何で教員免許取って学校の先生やらないの?」と。

「面白そう」と思えなかったんですよね、学校という枠の中に吸収された自分をイメージした時に。

きっと堅苦しい組織に拘束されて、自分がやりたいような授業すらできないのではと思ってしまいました。
(実際に学校の先生で面白い授業、生徒を惹き付ける授業をする先生に出会ったことがありません)

「安定」より「ギャンブル」する人生を選んだわけですが、

まぁ働いていた予備校が潰れたり、生徒数の減少により給料の高い自分はリストラされてしまったわけですが、全く後悔はしてません。

「じゃあ他のことやってみようかな」と思っただけです。

それで起業家や投資家に会ってみたり、起業セミナーなどを回ってみたわけですが、正直「この人は面白い」という人物に結構会えます。学校の教師には一人もいなかったのに。

あ、起業セミナーやそこで勧誘される情報商材はとても胡散臭いものばかりでしたので、またの機会に述べたいと思います。

残念ながら寒い投資家もいます

寒い投資家のイメージ
私が現在起業準備中(いずれ詳細はこのブログで公開します)の中古車輸出ビジネスを起業するためにエンジェル投資家から資金調達をしようと声をかけてみた際にも残念ながら「貧乏マインド」な投資家が何人もいました。

「中古車?そんなもの儲からないからダメダメ」
「車業界の経験もないのに無理無理」

先日の記事で言ったような「貧乏マインド」の投資家も実は案外います。そもそもこちらのビジネスプランも聞かないで「無理無理」と決めつける時点で人としてダメですよね?

そりゃ国内で未経験の人間が中古車屋を開業するというのは無謀でしょう。人口の減少する日本、若者の車離れ・シェアリングエコノミー(カーシェアなど)の発達により、徐々に市場のパイが小さくなっている日本で中古車ビジネスをやるというのは失敗する確率が非常に高いことくらいは私だってわかります。

だからこそ人口が増え続けているアジアやアフリカの発展途上国などの海外に輸出しようというのがビジネスプランなのですが、そもそもそこまできちんと話を聞いてくれる投資家すら少数派でした。

「人の話をきちんと聞けない」という時点で終わってますよね?

私も実際に投資家に会う前は「社会的に成功している経営者ならマトモな人に違いない」と思っていましたが、残念ながらその辺の人と同レベルの「貧乏マインド」の人もいます。

「投資家」「起業家」と言っても案外この程度の人も多いです。

だから「自分には能力もスキルもないから起業なんてできない」と思う必要はあリません。

だったら行動するのみ

起業して発展するイメージ
世の中のレベルがそれほど高くないのなら行動あるのみです。

「自分は何のスキルもないから、完璧に準備してから起業する」的な言い訳は、前回の記事で指摘しましたが、典型的な失敗パターンです。

とりあえず行動してみるだけです。

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